174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】
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[やがてパンはレストランに運ばれて、お絵かき大会が始まる。
チョコペンで個性豊かなネコチャンが出来上がっていくのを、じっと見つめていた。
ちなみにこの作業は工藤もやったことがある、数少ない特技だ。
規定量ぴったりで顔を描くのが得意だった、だがあまりにも判で押したように同じ顔に仕立てるので、面白みに欠けるネコチャンズだと不気味がれらることもあった。
しばらくは和気あいあいとお絵かき教室をしていたが、やがて沈鬱な空気になる。
黒崎先輩が、工藤には無い魔法を使って、松本先輩の心を言い当てた。
いつからか、朝霞さんや武藤先輩も集まっていただろうか。もしかしたら夢から弾かれた生者たちは、幾重にも夢の境界にはまりこんで、姿が見えないかもしれなかった。
工藤はじっと松本先輩を見つめていた。]
……………………。
[何も言わずに、ただ真っ黒な目で見つめ続けていた。]*
ああ、そうだな…、あの二人はどっちも世話が焼けるからな。
[別に二人の間にオレが常にいる必要はないって思ってはいたけど、それとは関係なく、やっぱりどっちも放ってはおけなくて後を追った。]*
【現実・工藤さんからの返信】
うーん、ちょっと把握するのに時間かかる…かな。
[脛がいたいですね、多分、脛と文末のですねを掛けているのは分かる。
一瞬理解が追いつかなかったけど、多分そういうことだ。
でも“松本先輩が親父ギャグのことを歳取ったおっさんはな何でも口に出してしまうらしい、それがオモロでもオモロでなくても”の一文がよく分からない。
親父ギャグは歳を取ったおじさんの言うことで、ギャグの内容が面白くなくても口に出してしまうと、そういうことだろうか?]
それ、トラくんが歳取ったおじさんってことにならないかな…大丈夫?
[トラくんが親父ギャグを教えて、それに豆知識を加えた形なのは何となく想像がつけど、文面的に別の意味に捉えられてしまって仕方がなかった。二人がやり取りするのは微笑ましいけど。]
[少し前。まつもっちゃんとくっきーの「待ってる」に残る二人からはほぼ返答はなく。
もう還れないかもしれない二人の胸中は生きている身にはきっと測りきれないほどに深いところにあるのだと思う。
爆発したくっきーの言葉は、残していく側としてはよくわかるものなのだけれど、やはり先輩や徹っちんからは反応はなくて。
代わりに反応したまつもっちゃんの希望を察したらしい「死ぬ気でしょう」って話にまつもっちゃんは曖昧に返して。
徹っちんが何も反応しないことからそれを少なくとも容認しているのだろうなと思った。
まつもっちゃんの「死にたい」が「いきたい」に変わったことは多分大きな意味がある気がして、そこに当てはまる漢字が例え悲しいものでも、何も言うことはできない。
徹っちんがそれで良いというなら尚更、
と考えてたら場がバラバラになってきたので、どうしたもんかな…と思っていたらじゅじゅの必死な声がして、くっきーを探すという徹っちんに気付きを追った次第だ。
じゅじゅの様子になんだかあの時みたいだなと思う。
だから心配している彼女がついてくることは何も悪いことだとは思わない。]*
[話しかける津崎さんはあのときみたいだなって思った。
あの優しい声、差し伸べられる手。
きっと何かを諦めている、あの手。
あのとき、あのとき私が、後を追いかけられていれば、何度目かも分からない今更な後悔が胸の中を蹂躙する。
その手をはっきりと掴んで、ずっと側に居てほしいと、我儘を言いたくなってしまうのだ。]
[多分、松本さんに会えなくなるとかの問題は、あまり気にかけてないんだろうと思う。
だってもし、死んでしまっていても、松本さんは津崎さんを追いかけていく。
生きているなら、また会える。
それだけのことだから。
上へと昇っていく二人を追いかけて、私も歩く。
私はマブダチではないけれど、やっぱり追いかける。
ともすれば、これは津崎さんが親しい人間にかける、今際の言葉。
私が横合いから奪っていいものではないのかもしれないけれど。
それでも後を付いていく。付いていきたかったから。]
| 一緒にいてくれるなら、最後まで見てるよ。 どうせ、どこに逃げたって、天使はやってくるんだから。 [ 頭に乗せられる手と言葉は、 >>225 まるで「お前も死ねばいいのに」とでも 言われているようにも感じて。 その顔を見上げながら軽く睨みつけて] ……俺は、生きてたら頑張る。 [ それだけ言うと、また顔を逸らす。 心に浮かんだ感情が怒りなのか悲しみなのか それは義哉自身にも分からないが。 どちらにせよ、こちらが死にたがっていては 松本を説得するも何もないということだけは分かるから、 もし生きているのなら、 自分の人生に向き合おうとは決めた]* (231) 2022/09/13(Tue) 22:15:40 |
[上に向かう二人の後を歩いて。
二人きりになった時の徹っちんとくっきーの直近の会話は確か徹っちんが暴れてくっきーが止めた時の言い争いみたいな感じだったから、普通に話せる時間がとれたようでよかったと心底思う。
二人が仲良くしたいってことは知ってるけど、お互いの思い込みとか言葉足らずですれ違うことが多いみたいだし。
だから二人が穏やかに話せることは嬉しいのに。
徹っちんは後悔ないようにしてんのかなって思うと、これが最期の会話だと思ってるんじゃないかって思うとどうしても、胸の奥が苦しくなった。]
[恐ろしい焦燥感が身を焦がし、私はやはり津崎さんに生きていてほしいと願う。
私はもう、綺麗で純粋な願いも言葉も要らない。
津崎さんに生きていてほしい、幸せになってほしい。
そのための犠牲は厭わない。
自分が傷つけたのに、他者の犠牲は厭わないなんて最低なことを望んでいるとは思う。
でも私は願う。
小泉さんに許されなくてもいい。
津崎さんに生きていてほしい。]
[津崎さんが好きだと思ってくれていた私より、多分幾分か穢れた考えだと思う。
狡くて、弱くて、逃げ腰だった私の唯一の美点だったかもしれない、人を犠牲にすることを厭う心。
それはもう、私が自ら投げ棄てたものだから。
生きていてほしい、何度だって願う、生きてほしい。]
…徹っちんは大事な友達に時間を割くことを厭わないから、その遠慮はしなくて良いんだがな。
[どうにもくっきーはその辺り自分に向けられる感情への自覚が下手だとオレは思う。
怖がりだから仕方ないというのはわかっているけど。]
歌…
[やはり彼は、歌うのが好きなのだ。
好きというより、人生そのものを表しているのかもしれなかった。
歌は彼にとって、感情の代弁者であり、共に育ってきた理解者なのかもしれないと思った。
彼の歌う歌は、残念ながら数回しか聞いたことがないけれど、どれも雄弁に彼の心を語っているように思えたから。]
トラくん、ここに居ていい?
[居るつもりだったが聞いてしまった、津崎さんは友達への歌をこれから歌う。
その間に何者も入ってほしくないのではと思った。]
勿論良いと思うぞ。
きっと徹っちんは気にしないし。
[マブダチのための歌だとしても、届く先はいくつあっても良いと思う。歌は徹っちんが生きてるって証だと思うから。]
[話を聞けばやっぱり歌は彼の代弁者か理解者のようで。
歌を通して表現するのだ、自分の素直な気持ちを。
嘘偽りのない本心を。
言葉に出来ない複雑な想いまで。]
──病院・病室に朝霞さんが来た──
[工藤の怪我はせいぜい痣ぐらいで、それも事故由来ではなく事故前にコケたあれだ。
LINEでは病室を訪れるという連絡は事前に来ていたから、行違うことはなく。
ちなみに完全に後出しだが、工藤も目覚めてから朝霞さんの病室を訪れていただろう、おそらく朝霞さんは寝ている頃だっただろうし、親戚だか従業員だかに阻まれて病室には入れなかった。
入り口で『朝霞さんには夢の中で記憶の混濁が見られました。頭の精密検査を受けることをお勧めします』とウダウダ主張していたら追い返された、頭の検査は工藤がやられた。
話を戻そう。]
はい。まずはお怪我、大丈夫です。
[それから工藤はじっと朝霞さんの目を見つめ、黙って彼女の話を聞いていた。
体の向きを、朝霞さんが話しやすいように変えることも無く。
穏やかな眼差しで話を促すことも無く。
ただ、観察しているようにしか見えない瞳を、絵の中の女と同じ顔で向け続けた。]
…………………。
[人が死ぬということ。それに涙を流せないこと。
いくら痛みが胸を突き刺そうとも、それが表面を揺らすことは無く。顔の下には膜があって、感情が表面化するのを阻んでいるかのよう。
朝霞さんとも、きっと共感はできないのだろう。
けれど、微動だにしない表情の、その下の心を慮る魔法を、彼女は持っている。]
私の人生に、朝霞さんは付き合いたいと思っている。
[工藤は繰り返した。そしてもう一度言った。「私の人生に、朝霞さんは付き合いたいと思っている。」
それは工藤にとって、全く理解ができない時にする癖のようなものだった。]
私は絵の女ではありません。
彼女のような言動を期待されてもできませんが、そのことを分かっていますか。
[工藤は朝霞さんの目を見つめたまま確認した。
入れ替わっていた間も、意識はあった。
自分よりも絵の方が優れているとは、最早思わない。彼女には彼女の、自分には自分の魔法があると知った。そして自分の魔法を使って生きていくと決めた。
しかしコミュニケーション能力に関しては、間違いなく絵の中の女の方が上だった。朝霞さんの相談に乗るなど、工藤には決してできなかったこと。
朝霞さんが寄り添うのに適しているのは、不器用な自分ではなく、絵の中の彼女ではないかと疑問に思った。]*
━とても、とても長い夢からの目覚め━
夢を見ていた
“カムパネルラ”達の織り成す…とてもとても長い、夢を見ていた
[目を開ければそこは、見慣れない部屋。
そして、枕元に目線を移せば…やはり見慣れない一輪挿しの“リンドウ”の花。]
“悲しむあなたを愛する” “正義”…か。
なにが“愛”だ。なにが“正義”だ。
あたしは、なにもできなかった。
音楽の話、好きなものの話、美術館の話…話題なんて何でもいいよ。
ただ、みんなともっと話したかった。
“終わる日まで 寄り添うように 君を憶えていたい”と。
一人ひとりの声や表情、姿なんかを焼き付けようとしたのだろうけれど。
あたしがそれをするには、何もかもが足りなすぎた。
…つか、返事してないよ…!
“いきな”という、たった3文字に込められた“2つの意味”を餞に、松本センパイは送り出してくれたのに。
生還に向けてしっかり歩いて“行きな”と。
辿り着くであろう現世でしっかり“生きな”と。
…人にそんなこと言っておいて、松本センパイだけ還らないとか、ナシですからね?
[今更言葉にしたところで、夢の中の世界には届くわけなどなくて。独り言で終わった。]*
──夢・レストラン組のぞき見──
生きてたら頑張る。
[工藤は繰り返した。
生きる気力が無いと言っていたのに、生きていたら頑張ると言う。
くるくると一瞬のうちに変わる人の意見は、工藤には全く理解できない。
結局何が嘘で何が本音なのか。
解説してくれる人が必要だった。]*
勿論、分かっています。
絵の中の工藤さんは、私が手に掛けて、今は私の心の中にいる。
私の思い出の中にしか生きていない。
でもあなたは、今、生きている。
現実で、私の手の届く場所で。
絵の中の工藤さんは絵の中の工藤さんで、今目の前にいる工藤さんは現実の工藤さん。
それは絶対に覆らない事実だし、彼女の代わりをあなたに務めてほしいだなんて思わない。
[いなくなった人の代わりなんて、誰にも務まらない。
それは向ける好意が人によって全然異なる自分にとっては当たり前のことだ。
それが分かっていながら、突き放してしまった人のことは胸を締め付けるが、今は目の前の工藤さんと向き合わねばならない。]
私はこの現実で、あなたと現実を分かち合うつもりでいる。
それが出来なくとも、試みることはできる。
それは言動に期待するとかではなくて、ただあなたの人生に私が付き合っていきたいから。
……、
[怒ると思うの時点で察してはいた前提だから、オレは怒らないし、今は悲しいと思わずにおく。
仮定の話。
もし死んだらパソコンのHD壊してくれって友達に頼んどくみたいなもの…、とは違うってわかってるけどな。]
オリジナルの曲のこと、気になってはいたんだ。
[生きた証として残せるものがあるなら、それはずっとオレが欲していたもので。
だから、本当に、もし、仮に、
………徹っちんがいなくなるなら、
オレはそれを、残したいと思うよ。]*
[エロ画像の一言に思いっきりがっくりしてしまったが、紡ぎ出される言葉はどれも真摯で、本当に大切なものなんだと分かったから。
私はマブダチではない、そしてこれはマブダチにしか頼めないこと。
分かっている。
それでも、隣にトラくんがいて、黒崎さんに頼み事をする場にそぐわないながらも居れたこと、マブダチではないけれど、相応しくないけれど、彼の生きた軌跡を託そうとする場に立ち会えたことは嬉しかった。]
動画投稿…してたんだね。
[初めて知ったことだった。歌は彼の人生。
その歌が残るなら、聞きたいと思う。
未編集の動画、マブダチにしか頼めない、彼の人生そのものの軌跡。
何となく、何となく、どうしてほしいのか、分かる気がした。
だって彼は、死にたがりではないから。]
ああ、徹っちんの動画についてはオレも最近、というか還る前に知ったが。
…今度本人に聞いてみると良いぞ、多分教えてくれるから。
[もし聞く機会がなかったらオレが教える、とは今は言わないでおく。]
…嫌がられるかもしれないけど、聞いてみるよ。
私、津崎さんのこと、今凄く知りたいから。
| [ 別に頑張ったところで何も変わらなくてもいい。 ただ、頑張らなければ残る後悔が大きいというのは 今まで頑張ったことのない身でも何となく分かるから。 離れていく手には、 >>241 最後になるかもしれないのだから、 笑顔でお別れしたかったなとは思ったけれど] ……悪い。 [ そう言って、顔を上げる。 瞼を閉じるその様に、どこか苦し気なものを感じて >>247] 椅子に座るのが辛いなら、ソファに移動するか? [ と尋ねてみたが、彼は声を出せるのかどうか]* (253) 2022/09/13(Tue) 23:19:17 |
生きて還った後ならきっと大丈夫だよ。
……、徹っちんは、ちゃんと自分のこと知ってほしい、わかってほしい奴なんだと思うし。
[津崎さんの側に、黒崎さんが居てくれて、本当に良かった。
黒崎さんだけじゃない、トラくんも、松本さんも。
彼の側に居てくれる人は沢山いる。
こうして、強めに叩いて元気を出させようとしていると、少し安心する。
この先、どうなるか、分からないけど。
私は拳を強く、血が出るほどに握りしめた。
この痛み、この辛さ、この苦しみ、全部天使に伝わればいい。]
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