98 【身内】狂花監獄BarreNwort【R18G】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
≪遊戯の間ともにあるあなたへ≫
≪御機嫌よう。今宵の宴は我々の逢瀬を雲間より盗み見る輩がおります故、このような文字でのご挨拶をお許しください≫
≪最も、あなたが見せつける方がお好みならば…わたくしも月下の元、躍り出ましょうか≫
「
ア オ ー ン …
」
狼の鳴き真似。
「覗き見されてもいいようにまずコードネームを決めませんか」
誤爆したときに仲間が漏れない対策でもある。
「じゃあファントムで」
いやバレそうだな……
「やっぱトムで」
「
ア オ ー ン …
」
まねっこ。
「では、オリオンと」
「……そちらは?」
最初に発言した者を見る。
「ならばセファーと」
端的に名乗る。
「トム、オリオン。セファーは凶狼だ。よろしく頼む」
「なお私は皇狼である。すごく馴染む……どうしたものか……自分でうっとりしすぎて大声で叫びたい……」
やめたら?狼。
「自分で自分を抱きしめて構わないか?」
トラヴィスはそっと……自らを抱いた。
やや前傾に、目を瞑って暫し沈黙する……。皇狼……あまりにも……馴染みすぎる……私のための役職ではないだろうか?決闘者もかなり私であったが……
「……ふ……」
御満悦。
「オリオンの役職はこれでわかりましたね」
つまりそういう事です。
「問いかけに意味はありますか?
自身で満足できるのならば、それに越した事はないでしょう」
「とても似合っている。ある種予想通りでもある」
やっぱ褒めた。抱きしめられるのは嫌だと思うから。
あと正直決闘者も似合う。すごい。
「敬語は付けたり付けなかったりする。各位留意されたし。お叱りは裏でどうぞ」
ぶっちゃけフェイクしたいけど崩す塩梅に悩んでいる。
「はい」
I am Tom.
「初日はテラだったな。特に今の我々が語るべきことはないか」
襲撃方法の好みは、犯罪者共の好みが優先される……とトラヴィスは考えている。罪人の残酷性を罪人が引き受けるのが、『正しい』在り方だと考えているからだ。必要が無ければ、ヒトである自分が境を踏み越える理由などない。
……。
……ないはずだ。
「我々以外に此方の会話を聞ける方もいると記憶しています。
オリオンはこの口調で会話しましょう」
You are Tom.
「はい。初めはテラ様です。その後は我々に一任されています」
「……ご希望がある方は?」
Yes, you are Tom.
「初日はテラで間違いない。
今日のセファーはオリオンやトムがやりたくないならやる」
セファーは襲撃方法をその都度変えていくつもりでいるし、殺害したい相手ができた場合は積極的に進言していくつもりでいる。ここにいる時点で誰もが"化け物"になり得る力を持っているのだから。
今は"人"だったとしてもいつまでそういられるのやら。
「今、セファーがトムやオリオンに話したいことは特にないが、交流と洒落込みたいのならば応える気概はある」
| >>0:275 ルヴァ 「暇が好きじゃねーンだよ、あと枷外れて嬉しくなってた。 メサがどうかはわかんねーけど、アイツの枷ちょっと触らせてもらったけどクソ重いどころじゃなかった」 スペースエレファントであった。 なんてそんなこと言ってたらボールがちゃんとバットに当たってた。 「おー。イケんじゃん」 奇跡的とか気付かないタイプ。前にちゃんと飛んだじゃん。 (6) 2021/10/01(Fri) 22:28:08 |
/*襲撃ロールは狼、被襲撃者ともにやりたい場合のみなのでテラは「襲撃情報」をGMに提出するだけでも大丈夫だと思います。
セファーは以降も襲撃ロール対応可かつ歓迎なので被襲撃者に希望があるなら行きますね。得意分野はエロなので暴力得意な方がいたら仲介するかもです。
/*腹上死したいなら襲撃して差し上げましょうか!?普通にセックスしろと言われればまあそう。
「トムの希望は特に無し。態々手を染めてやる必要性は感じないが、貴様らが簡単に済ませるつもりだと言うならば、この私こそが古来よりの手技にて罪人に相応しい苦痛を与えてやるさ。それが仕事。あわいの番人の為すべきこと」
カチカチ、と歯を鳴らされる捻じれた手のひら大の金具は、拷問の類に詳しければ相応の用い方がある道具だと知れるだろう。
「私はその手の手法に詳しいのでね」
/*やだエッチ!偉い人に告げ口してやるわ!いや私が看守だったわ
/* なるほど。オリオンは手拍子をしていればよいでしょうか?
「オリオンからも特には。本日はよろしくお願いします、セファー様。
……オリオンはそういった器具に詳しくありませんが、随分なものをお持ちなのですね、トム様」
「……これが何か【知っている】ならば。その前提など飾りにもならんよ。私のこの指が扱う様子を美しいと述べたと言うのならば、肯定はするがね」
僅かに嫌悪感を滲ませ、それはやがて彼の自己愛の仮面に隠された。嫌悪がどこに向かっていたのかは、受け取り手の見るように在るだろう。
/*なるほどって何がなるほどなんですかオリオン様!?
「セファーが行くとしたら簡単に済ませることになる。だからトムがそれを望まないのであればトムが行くといい。
……セファーはそれを何に使うか知らない。二人の反応を見るに悍ましいものなのだろう程度だ」
この狼にはあまり残虐さが見受けられないので、そういったものに対する知識は少ないのだろうと伺えるかもしれない。
| >>10 ルヴァ 「このボールもさァ、拾いに行くとかなくて、ただ連続で打たせてくれたりしたら暇な時間少なくて済みそ」 それは打ちっぱなしのバッティングセンターという。 あなたが何を思っているかは察しはしないが、あなたにはどうもこの男は暇の潰し方が下手なのでは?極端なのでは?とくらいは伝わるかもしれない。 「あ、もーいいン?せっかくいけたンに」 あなたの心情は察せない。 (11) 2021/10/01(Fri) 23:41:25 |
「……」
深く、息を、吐き尽くす。
「……わかった。私が行う。道化た態度をとる余裕も無い程に、な」
手加減は、【されるべきではない】。ならば、自分がやるべきなのだと、器具を強く握った。
全く。どちらが悪なのかわからない。その通りだ。
「所持している者を見たことがあります。
その者が後に何をしたかも存じております。
故に、どのような用途に用いられるかわかります。
ですが、オリオンは使用した事も使用している光景を見た事もないのです」
故に、この場に立つ事を希望したのかもしれない。
「トム様が行うのですね。承知致しました。
……それを操る指先の美しさを拝見するために、オリオンは同行してもよろしいでしょうか」
「今後の役に立つものであれば、セファーも同行を希望する。
不要であるのなら概要を聞きたい。
それすらも不要というのなら……セファーは何も聞かずにいよう」
| >>15 ルヴァ 「俺が独り占めすンのはダメじゃん?メサ一人しかいねーし」 割とまともなことを言っているように聞こえるが、人をピッチングマシーン扱いしてる時点で駄目です。 「…………、あ!お前もしかして楽しんでねーな!?」 気付いた!やっとだ! 犠牲者がバットブンブンカランカランしてるし、無理に勧めたりはしないが。 あと多分犠牲者呼ばわりされても気にはしなかったが。 あーちゃんつまんなそう、は純粋に分からなかったのでそそくさとベンチに向かう姿を見た。じーーーーっ。 見ているだけなので害はない。安心されたし。 (17) 2021/10/02(Sat) 0:34:37 |
| ナフは、 牛乳drink飲みながら現場で野球観戦中。 (a7) 2021/10/02(Sat) 0:54:58 |
| 「さっきルヴァのために蘇生要請はしといたし、もしデッドボールでデッドしても大丈夫」
大丈夫ではないんだなぁ。
「がんばれェ」
牛乳啜りながら、ミズガネを応援。 (23) 2021/10/02(Sat) 1:04:11 |
| >>27 ルヴァ 「折角こンなに人がいるなら、俺は人と遊ぶ方がいいわ」 あれだけ言ったくせにピッチングマシーン申請は拒否した。なんてやつだ。 「脳筋て初めて言われた。バカは慣れてッけど」 どこかあっけらかんと。どこ吹く風、あんまり気にもしていない。どこかぼーっとしてたっぽい昨日一昨日に比べて、なんか元気だなーくらいには思ってる。 「べッつに……あ、隠されちまッた。俺ァ、そーいうの詳しくねーからわかんねーけどさァ」 隠されれば、今度は視線はあなたに向くだけ。 そして、スッと人差し指を、隠されて尚ピンコロ鳴って存在感示しているあーちゃんの方へさして。 「それ、つまんなそうとか、元気ねーとか、あんの?」 (28) 2021/10/02(Sat) 2:00:16 |
| >>29 ルヴァ 「ある。……や、ピッチングマシーンに高性能AI入ってたら分からんけど」 あなたと話している間はあなたの方を向きがち。あなたの方を向いていないときは、そっちに意識を向けがち。 一言話しては、バッティングを見、あなたに向き直る。繰り返し。 「……あ、それ自分はインテリですッつってる?したらァ、俺から見たらお前はモヤシ」 そういう部分は気付くのだ。トゲやらマウントやら、そういうものは向けられ慣れているので。 かといって言葉に悪意が籠るではなく、会話の一環として返した。 そして、質問への答えが返ってくる間。 今度は目を離しすらしなかった。じ、と柘榴色の目が睨みつけてくるあなたの目を見返して。 「ふゥん」 そっぽを向かれたので、声に集中した。だから聞き取れはしたが、理解には時間を要し。とりあえず出たのは気のない返事。 「元気になりゃいーね」 これも気がなく聞こえるかも知れないが、決して適当な投げやりな言葉ではない。嘘も特には、ない。 (30) 2021/10/02(Sat) 4:49:14 |
| >>31 ルヴァ 「あー……?」 AIの話になると途端に興味を持ったあなたに、少しだけ目を瞬かせた。AIのデザインに興味を持ったこともない、そういう分野に詳しいわけでもない男だ。電脳犯罪者のくせに。 「……多分なァ、ここにノコノコAI入りを持ち込んだらよ、シュージンのオモチャ」 多分動物たちより弄り回されるだろう、言葉が通じて命がない分。意思があり気概を加えれば懲罰があったとしても。 「平和主義ィ……?勝利ィ……?悪ィ、お前と俺とで多分認識すげー違う、平和主義ならこんなとこいねーし勝ってたらこんなとこいねーしつかお前多分俺よりシュージン先輩じゃね?なァ?インテリモヤシセンパイ?」 煽ってるわけではない。素。 返ってきたボールをキャッチして投げ返しているだけ。球場の端っこで勝手に言葉のキャッチボールしてます。 「…………平均て、そんな感じなン?」 これも煽りではない。ただ純粋に疑問。あなたの時代がとか国がとかではなく、そもそも平均自体を知らないような言葉だ。 「……お前、機械とかが好き?」 さっきのAIの話といい、そのアンドロイド人形といい。 なんとなくふわっと繋がったような繋がっていないような認識を、確認するように声に出した。 (32) 2021/10/02(Sat) 6:00:38 |
| >>32/* 気概→危害の誤字をしていたわ。脳内で修正しておいてちょうだい…… (33) 2021/10/02(Sat) 6:10:54 |
「……」
罪人に『それ』を見せる影響についてを暫し考えた。
しかし、……変わりはしない、だろう。見たことがあるのなら。この無礼講の場では、調べることもできるのだから……
「むしろ。見て、自分の苦しみを待たせるのも、一興」
頷いた。
「死体を前にした私独りの舞台であるが、観客が居ないというのも世界の損失だ。良かろう。席に着くことを、許す」
「月光のように遍くトム様の厚意に感謝致します」
恭しく頭を垂れる。
「オリオンはしかと拝見させていただきます」
「観劇の許可をお与えくださる慈悲深さに感謝を。
トムが行い、オリオンも行くのであれば、サファーも当然席につく」
今回この狼が手を下さないとしても今後もそうであるとは限らないため。この監獄に長く滞在するのであればいつかまた巡り回ってくることもあるだろうと思っているから、そのいつかに備えようという心積もり。
/*自分のコードネームで誤字する人間がいるらしいですわ。セファーですわ。
| >>34 ルヴァ 「そうだけどォ、俺が手にかけたン、ヒトだけだからなァ。あ、でも暴動の時AIもぶっ壊しちまッたか……。多分似てはねーよ、お前のしたこと分かんねーけど。 あッやっぱダメじゃんダメそな顔してるわ」 何かしでかしそうな気配満々の顔を見て確信。冗談なのも分かったので、遠慮なくダメそう判定。 「あー、達成値。達成値の話なら分かった。お前はやり切ったンだなァ。でも勝利はしてねェ、と。 ……デッケェ罪ッてェ、国家内乱罪とかいうヤツ?俺の騒乱罪のもーちょいヤベェヤツよな」 被せてきた、という発言で、恐らく本人はそのつもりはないのだろうと推測した。シラを切っているというよりは。 そして、嫉妬云々はともかく、自分よりヤベェ罪であるから先輩なのだなという納得はした。 「ふゥん。フツーはこれくらいなんだな。俺ができることはフツー生身じゃできねーくらいの知識はあったんだが」 素直に学習した。ちょい下、の発言も引っくるめて、普通大体これくらいを学んだ。やったね。 「愛なァ、なァるほど。……あ?なんだよ引っ込められッと気になる」 ずい、と寄っていった。罪を知らないことでなんでもないと引っ込められる言葉があるのなら、罪ごと知りたい。 教えろ、と言わんばかりに、止めなければずいずいと超至近距離まで近付いていく。 (47) 2021/10/02(Sat) 14:02:50 |
| >>35 ミズガネ 「スポーツの際の事故や怪我は珍しいモンじゃねーッて」 そういう次元の話じゃない。多分。 「あ、残念。おつかれェ」 スパーンと通り過ぎていく球を見た。尚、お疲れ様の概念はちゃんとある。 (48) 2021/10/02(Sat) 14:26:00 |
| 再びマウンドからピッチャーが降りたあたりで、その場に居続ける必要もなさそうに思った。 球場を出て、ロビーへ、の途中でもう一つのバトルルームをちらっと覗き。
既になんらか戦闘を終わらせたらしい二人と、看護に回るチャンドラの姿を見る。特に声をかけることもなく、ただじっと見ている。だけ。 (52) 2021/10/02(Sat) 14:52:56 |
| >>54 アマノ 手を振られたことに対して、瞬きを数回。の後、軽やかに小走りで室内、あなたたちの近くへ寄ってきた。 「なンかしてたンかなッてェ、見てた。俺もなンかしてェ」 血の匂いにスンスン鼻を動かして。 隣の球場で遊んだ帰りのようには見えぬくらい、元気いっぱいだ。 (55) 2021/10/02(Sat) 15:25:05 |
| >>58 アマノ 「いーな、血の匂いする」 普段から囚人にも、隙あらば看守にだってちょっかいをかけていく男だ。それはあなたも身をもって知っているはず。血の匂いに惹かれている様子もきっと不思議では無いだろう。 「行きたいとこォ………、そン中なら、草原。裸足で走れるよーな、草が生い茂るとこ」 >>60 ダビー 視線に気付く。視線には敏感だ、それがぼんやりだとしても。そして、無礼講前にしたようにじーっと上から下までを眺め見るのだ。 具体的には、治療されていくあなたの怪我の程度や具合を見ているような。 (61) 2021/10/02(Sat) 15:57:26 |
| >>65 ダビー わからない。目に見えてその部位に対する刺激を辛そうにしている、などがなければ気付くことはない。だから、ほぼ外傷なくアマノと渡り合った、という認識が出来た。 「俺もアンタとやりたい」 問われれば要件はすっぱりと。 あなたが感じたものは、ほとんど間違いなく的中している。 (66) 2021/10/02(Sat) 16:19:22 |
| 風景が草原に変わる。吹き抜ける風すら感じるほど、……いや本当にそよ風程度は吹き抜けているのかもしれない。 それがどの程度現実に近いのかを知らない男にとっては、これが現実で間違いない。 みっともないからと名前も覚えていないとある看守に履かされていた申し訳程度の靴を、踵を踏むようにして脱ぎ捨てた。 ギャラリーが増えようが、この男は気にしない。 >>71 ダビー あなたを、頭から爪先までもう一度眺めて。 たたた、と軽やかに肉薄した。避けなければ、超至近距離まで顔を寄せて。 「アンタの足に、力入るようになったら、始める」 周囲には聞こえづらいくらいの声量で告げた。 (81) 2021/10/02(Sat) 18:57:01 |
| 「あ、ひとつでも鏡残ってたらちょっと避けといて」
これは慈悲なき言葉。 実際草原に鏡あったらおかしいと思うのだ。 (85) 2021/10/02(Sat) 19:07:47 |
| 「俺ァ、ファントム・オブ・ジ・オペラを気取る必要ねーからなァ。どっかの役者サマみてェに」 撤去されゆく鏡を確認して、うん、と頷く。満足げ。 >>95 ダビー 無表情から読み取れるものは、この男には何もない。柘榴色の双眸がじーっと見つめ、鳴らされる足を見、また顔に戻る。 「わーッた」 それ以上は聞かぬ。いいと言うならいいのだろう。 下がるのを見て一応距離をとった。軽やかに、未だ無防備のまま背中を晒しながら。 「ン?なに?いーよ何しても。何されても」 くるりと向き直りながら答えた。 男は武器の一つも申請することなく、ただ両手両足を動かしてみている。 (104) 2021/10/02(Sat) 21:28:10 |
「見えてる奴あいつじゃなかろうな」
緊張してきたな……
観客席の方向がわからない舞台、めっちゃやりにくいとは思っているんだけど……
「私、名乗りもなしにファントムとか呼ばれるほど地顔は醜くないしメンタルが陰キャ童貞野郎のつもりないんだけど……声が天使なのかな……」
照れるな……流石に天使は照れる……
トラヴィスは自らの頬を押さえて呟いた。照れてなさそう……
| ナフは、その場でいくらか跳ね飛んでいる。準備運動。 (a17) 2021/10/02(Sat) 21:42:10 |
「オリオンも思いました」
思いました。
「……ですが、美醜や内側はともかく立ち振る舞いが挙げられた人物のように例えられるのもまた事実なのだと思います。
ひとまず様子を見てみましょう。
天使かどうかはわかりませんが、トム様の声はよく聞こえて良いとオリオンは思います」
「正直な話。
セファーもぶっちゃけ一瞬そう思った
」
ぶっちゃけちゃった。めずらしいね。
「(声が天使かどうかも含めて)なんとも言えないが、オリオンの言う通り様子を見てもいい。その上で気になるようなら指示を求めてもいいとセファーは思う」
「……仮面一つで辿り着くモチーフの一つといえばそうなんだけどもね……」
私仮面めっちゃ持ってるし……聞かなくても辿り着けると言えばまあわりとそうではあるんだけども……とか呟いている。
「偽名変えようかな……エリックとかに……」
よけいバレると思うし、変えると複雑になりそうなので今のままで行きます。
| >>108 ダビー 始めよう、と聞こえた。常に話している人から目を離さないような男ではあるが、このときこの瞬間から、より一層あなたの全身へ意識を向け始めた。 銃を取る様、取った瞬間にこちらへ向けても銃口がしっかりと足を向いているのは流石といえよう。 狙いをずらすように左右、ジグザグを描くように駆けてあなたに接近する。銃弾の形までは見えることはないが、明確に『避けているだろうな』と思える動きだろう。 あなたへ届くまで3mほどの距離で、男の体勢はガクンと落ちるように下方へ。左手を草の生い茂る地面へつき、四つ足の獣が迫るように全身のバネを使ってあなたの足元へ入り込もうと。 もしそれが叶うのなら、次の行動はそこから右手をあなたの顎に向けて、跳ね飛ぶように立ち上がることだ。 (110) 2021/10/02(Sat) 22:46:29 |
| ナフは、ヴィオラの調は意識の遥か彼方、ずっと遠く。聞こえているのか、いないのか。 (a22) 2021/10/03(Sun) 1:03:51 |
「我々がこうしてのんびりと拷問器具説明会をしている間にも、どこかで何かが起きている……というのは面白いものだね」
拷問器具説明会を行っている。
実践はもうすぐ、脱走犯の肉体をもって行われる。
説明、実践、解説。
この順序は非常に効率の良い学びをもたらすのだ。
教師としても優雅に。トラヴィスはどちらかといえば完璧主義に同意をするタイプだ。即興曲の織りなす美しさを知るものとして、完璧主義そのものになることはできないが。
「質問や、使ってみたいものの希望はあるかい?なに、流石にこれで貴様らの罪を加算したりはしない。役割に忠実であることは変わりがないのだからね」
「セファーは拷問器具の多くを知らない。
が、拷問と言うくらいだからすぐに楽にさせる手法はないのだろうことは分かる」
この狼もあえてどちらかを選ぶのであれば完璧主義を掲げる側の人間だ。だからこそこうして学びの場に訪れ、トムに師事しようという心積もりらしい。
「トム、質問がある。セファーのような拷問初心者でも行いやすい拷問には何がある? 最終的に殺害に至らしめるのならばやはり出血を伴うものがいいのか?」
「いい質問だ。血液は……直に死を思わせるという点で効果は高い。だが、それ故に『終わり』への時間を目で確認できるという点が問題となる。当然、拷問は、長く終わらないものである方が絶望的だね?出血を伴うならば、出血していることだけを見せ、その量を見せないのが望ましい」
机に並べたのは、先に説明した視界を妨げるための器具たちだ。
「故に、血を流す場合は共にこれらを使う。飴も鞭も、無限だと錯覚させてこそだ。そういった点さえ抑えておけば、コルク抜き一つでヒトは簡単に屈服し得るものだよ」
道具の質や種類ではなく、実行する過程に拷問の肝があるのだと語る男は、それを嫌悪するでも好むでもなく淡々と説明を続けた。
「セファーのような背景があるのなら理解は容易かろう。時計の一つですら、情報を奪われることは苦痛だろう?」
| >>124 ダビー 低い位置からではあなたの動きは見辛い。 アッパーカットを放ってガードした腕に触れて、漸くガードされたことを知る。 ガラスの割れる音。近くを通っていく風切り音。それらを聞いても、柘榴色はずーっとあなたを見ている。 「あーーーッ、は、ァ、!」 咆哮のような笑い声ひとつ。 手応えは軽い。男は速さも動体視力も跳躍力もあるが、純粋なパワーはさほどではない。だから、掠った程度じゃ腕が少しジンと痛みで痺れるくらいだろう。 後退する速度はどうだ。今この手が当たった距離ならまだ間に合うだろうか。 アッパーの着地から地を踏みしめるまで一拍、その次の瞬間には、左足を軸にした回し蹴りがあなたの胴を狙う。 鋭い蹴りだ。ただ、隙は大きい。胴は止まっているし、軸足は一本しかない。 (125) 2021/10/03(Sun) 3:54:39 |
| >>127 ダビー 何を言われたのか、分からなかった。 あなたの行動はちゃんと視界に入れている。燃えるような柘榴色が常にあなたを追っている。 けれど、自分の脳内に想定としてないものは、ない。 思い至りもしない。 例えば、その特殊な能力のことだとか。 自分の足とあなたの胴の間。肉と骨の感触とはまた違う、ぱきりと砕ける想定外のなにか。 それがなんなのかは、それが割れてぶちまけられた中身の匂いで瞬時に判断した。 だが、それだけだ。 [▽] (128) 2021/10/03(Sun) 5:08:26 |
| >>127 ダビー 血の杭が飛び出す瞬間、熱よりも何よりもまずそれを『見た』。その向く先を見て、どれを避けられるかを考える。 大事なのは致命傷を受けないことだ。ならば守る先は大きな部分。 あなたの胴を蹴り抜いた足を胴に引き戻し、身体を丸めるようにして腹と胸を、そのまま腕2本で頭を守る。その代わり、杭は腕を貫くものも足を抉るものもあっただろう。 すぐにそれが消えるのなら、傷口は塞いだままにはならない。ぼたた、と片足立ちの身体から血が滴り落ちた。 「………ッ、は、ァ゛ーーー……」 痛みに呻く声、に。 熱と歓喜が籠る。 軸ではない方、曲げた方の足を思い切り、正面のあなたの腹のど真ん中にブチ当てようと伸ばす。 分かるだろうか、この足の細い血管の切れる音が。増える出血量が。濃くなる血の匂いが。 痛みは感じている。それを度外視しているだけで。 これ以降動けなくなるかもなどとも今は全く考えていないだけで。 相手を倒したい? 否、男はそんなことは考えていない。 (129) 2021/10/03(Sun) 5:19:43 |
| >>130 ダビー 身体がなんだというのだ? 命がなんだというのだ? 狭い箱庭に閉じ込められて碌に動けもしない日々を思えば、そんなものは投げ捨てたって構わない。 何よりも退屈が嫌で、何よりも身体を動かすことが好きで。 それをずーっと封じ込められていたから、ここに来たのだ。 「あ゛ーー、すッげェイイ、」 足が腹にめり込む感覚。嘔吐くあなたの声に紛れ込ませるように吐いた言葉。 そんなことをしているから、足はそのまま抱え込まれる。それだけでも、ぼろぼろになったそれは激しく燃えるような痛みを訴える。 何も平然としているわけではない。その度に息は詰まり、変な汗は額に滲み出している。 それを、悦が全て塗り潰しているだけで。 振り払うだけの余力はなく、鈍器と化した銃は的確に、男の右膝を打ち砕いただろう。 「ッが、ァ、……ッあぁ、!」 罪人は、獣は、悪は、……悪魔は。 まだ動ける。引き絞るような絶叫を上げても。 なりふり構わず、あなたの肩に手を伸ばし、叶えば掴み、頭を振りかぶる。 頭突きなんていう、野蛮で芸のない方法であなたを更に追い詰めようとする。 (131) 2021/10/03(Sun) 6:16:55 |
| >>133 ダビー 細めたあなたの翠に映るのは、きっと、眉を寄せ額に脂汗を掻きながらも、なんとも生き生きと楽しげに笑う男だっただろう。 頭突き、というものは。こちらだって無傷とはいかないもので。 ぐわん、と頭が揺れて、一瞬視界が明滅した。 いつもならそんなことはないのにな、と頭の片隅が告げ、血が足りないのだとどこかで自分の声が答える。 そんな、一瞬の夢のようなものを見るくらい。 血の匂いが増した。それがどっちのものかももう分からない。 素足を踏まれる鋭く質の違う痛みに咄嗟に身を引きかけ、更にすり潰されるような痛みを感じた。 左足は踏まれ、右足は砕けている。両腕はまだ数回くらいは使い物になりそうだが、それを使うには胸ぐらのこの手を離させなければ。 ーーー嗚呼。 何が来ても避けられないな。 「……あッは、」 それでも出たのは笑い声。それも、何処か満足げな、穏やかで小さな。 直後、血の針で穿たれることになるだろう。 もはや防ぐことも逃げることも出来ず、あなたの思いのまま。片手で足りる数のそれを、一つも残さずその身で受けるはずだ。 (134) 2021/10/03(Sun) 7:22:24 |
| >>136 ダビー もう、腹を蹴られても悲鳴すら出ない。 口から空気の塊が押し出されて、声にもならない音が微かに鳴った。 落ちるように倒れ、ごろりと転がる。 呼吸をしようとするたびに、ひゅ、と音がした。 あなたがこれを見て何を思うかは分からない。 分からないが、柘榴色は相も変わらずあなたを見上げ。しかしその焦点はほぼ合っていない。 にも関わらず、銃口を向けられたのには反応してそちらを向き、ゆるりと口の端を緩めて、目を細め。 「撃っていーよ」 トドメでも甚振るでも。欲しがる。 最後の一滴まで、あなたの今が欲しい。 (137) 2021/10/03(Sun) 7:51:27 |
| >>138 ダビー あなたがこちらを見ていないことはわかった。視線には敏感なのだ。 最期にやっと見えたのは、『真っ直ぐに迫り来る』赤色だった。 視界の一つが潰える。 もう一つも直ぐに途切れる。 世界が真っ暗になった、と認識する前に既に意識はなかった。 頭蓋の中に紅の花を抱いて、そよ風で揺れる草原の中。 悪魔が一体、死んでいる。 満足そうに笑いながら、死んでいる。 (139) 2021/10/03(Sun) 8:28:01 |
《ご丁寧な挨拶をどうもありがとうございます》
《私めは囚人という卑しい身、看守様にかけるに相応しい美しい言葉を知らぬことをお許しください》
《もし許されるなら、我々の関係は隠しておきたく思います。あなたのお気に入りの囚人や他の看守様に知られれば、きっと妬まれてしまいますから》
トムの説明を聞き漏らさぬよう黙していた狼は並べた器具のひとつひとつを眺めて数度頷く。この狼は拷問というものを道具によって区分けされた大まかな枠組みでしか捉えられていなかったのだ、故にトムの語る言葉は新たな視点をもたらしていることだろう。
「セファーはその問いに同意する。なるほど、拷問というものは、」
それ以上を紡ぐことはなく、
感傷を抱く暇もないので、
表情は変わらない。
ただ若干、己の今後が拷問と縁遠いものであることを願う気持ちは膨らんだが。
「……トムが先程持っていたあの器具は?」
興味深そうに。
時折、想像したのかそっと眉を潜めて。
ひとつひとつの説明と質疑応答を静かに聞いていた。
視界を奪われるという事がどういうものなのか、オリオンはよく知っている。
「ふむ。これは逆に、目を瞑らせないための器具だよ。直接痛めつけるものではない…………だが、そう、目を瞑ることは、拒絶することは、全てを見ないことは、救いの一つだからね」
その器具を持ち上げて、歯をかちかちと鳴らす。
「瞼をこじ開ける。統制された恐怖がある。ある種、最も残酷な道具さ。これを用いて、目の前に針を置くだけでいい。……とはいえ、情報を奪うことに比べて、上手く与えることは難しいものだ」
過ぎれば、先程までの『奪ったもの』の意味も失くす。
飢餓にまつわる拷問に近い。
苦しむ程度に与える。
それが上手く出来るかどうかは、……トラヴィスにも断言はできないものだ。
「これを用いるものは、上級者。あるいは無謀な中級者かな。どちらにせよ、その他の手技も相当のもの……まあ、私はそれなりに長けているけれど…… オリオンは知っている様子だったが、どちらかといえば忘れたほうがいい類のものだ。拷問を受けるとき、『これ』があるという知識は無用な恐怖を生む」
だから、
見せたのだ。
| ナフは、動かない。機械が蘇生の為運んでいくまで。 何をされても動かない。文句も、当然言わない。 (a35) 2021/10/03(Sun) 16:18:21 |
「……ああ、」
知らなかった頃にはもう戻れない。無知こそが恐ろしいという意識をずっと持っていたはずなのに、それが情け容赦なく覆されてしまったように錯覚する。
拷問と言う技術に覚えがある人間から聞かされるそれらの言葉がこの狼に染み込み、気付くことがなかった、あるいは過去に忘れ去られたはずの恐怖が、知識を得たことで蘇ったように思った。
「トムは……本当に、場を支配するのに長けている。舞台を掌握できる人なのだとセファーは思うし、……その技術も知識も、セファーには扱いきれぬものだと思う」
訥々と語る狼は首を左右に振った。いくら頭を振ってももう
無用な恐怖
からは逃れられないというのに。
「オリオンは。オリオンは質問や、やりたいことはないのか」
| (a39) 2021/10/03(Sun) 19:26:25 |
| (a40) 2021/10/03(Sun) 19:27:16 |
| (a41) 2021/10/03(Sun) 19:27:32 |
「…っ、ふふ」
「OK、君の存在は隠していこう。けれどそこまでいってしまうと僕はもうバレてそうだ。楽にはなしちゃおうかな♡」
バレたことを特に気にするでもなく。楽し気に笑って。
「さて、それじゃあ。君を雲間に隠すために。ここでだけの呼び名でも考えようか?」
| ナフは、治療が終わるや否や治療室から飛び出した。元気。 (a42) 2021/10/03(Sun) 19:49:08 |
クソ眠い!
私が堕ちた時のため、君たちにこれを託す!
本当にすまない!
起きていたい!でも眠い
「……」
「トム様は、お優しいのですね」
無知は罪だと誰かに言われた。
けれどどうでしょう。知っているからこそ感じる恐怖もあるではありませんか。
「いいえ。トム様にご教授頂きましたから、これらの使い方は理解できました。
後はトム様が
実践
する所をしかと、見せていただきます」
【星層遺跡荒 テラ 襲撃状況】
■死因
当初失血によるショック死と見られていた。
詳しい調査の結果、精神錯乱による心臓麻痺と判明。
■詳しい状況
当囚人は脱走直後であることを加味し、顔まで覆う拘束衣を着用させていたが、襲撃時にはその全てが脱着、金属製拘束具を用いて全身を固定されていた。開眼具及び遮眼革によって視界が外部的に操作されている点、全身の穿孔痕からみて、当囚人が精神錯乱を起こしたのは襲撃者の意図によるものであると予想される。
■凶器
コルク抜き
※直接的な死因ではないが、現場に残された血濡れのコルク抜きが全身の穿孔痕の原因であることは明らかであるため、ここに記すものとする。
/*とっとこハム太狼なのだ。狼窓に貼るのなら我が匿名メモに投げるのだ!我等に任せて無理せず寝るのだ鼠狼クン!
寝てくれ。
寝よう。おやすみなさい。
/*
セファーがやろう。任された。
/* 凄惨な状況はPCなら慣れていてもPLが苦手ってこともあるからね。こんなかんじで表現させてもらったよ。明日以降、君たちがどのような手段をとるかは任せるけれど、今日のところはこんな風に。
実際、報告書の内容よりはえげつないかんじに仕上がってるとは思うけど。
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