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人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋

 
  
  
亡き人を慕ふ心にまかせても
    影見ぬ三つの瀬にや惑はむ



[ 殴られたようにぐわん、と頭の中で音が鳴り、
  思わず目を固く瞑り、弄んでいた乳嘴を離します。 ]


    
  
利さん。
  三途の川を渡る時は美鶴を背負って
  渡らねばなりませんねぇ。


    
なに、造作も無いことよ
  



   …斯様に文明が進んだ今でさえ、
   遥か昔からの言い伝えが残っておるのですねぇ…


[ 頬を、身体をも染めた彼女を見下ろしそう呟きます。
  水揚げ専門と専ら噂の呉服屋の爺の顔を
  引き合いに出して、さぞや重うて重うて
  三途の川で沈んでしまうであろうよ、
  そう言うて笑い合うたのはさて、
  いつのことだったでしょうか。 ]
(-39) 2020/08/14(Fri) 19:54:23

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ 彼女に抱えられていた頭で、触れられた髪が
  いつまでも擽ったいような甘さで纏わり付きます。

  実の母から、亡き夫をその身に重ねられ
  育てられたと言う彼女の言葉にはかける言葉も無く
  ただただ目を伏せて、そっと短い髪を撫でたでしょう。

  女子としての喜びも幸せも、常人のようには
  得られてこなかったのならば、尚更…
  
   
せめて今は、と。


  大層豊かな双丘を揉みしだいては
  先端を舌と歯で愛でて。
  細かに震える身体を感じれば
  己の指先でつぅと触れ、
  溢れ出す吐息混じりの嬌声を聞けば
  その口を己の唇で塞いでは喰み。

  咎められ無いのを良いことに、
  舌をぬるりとその口腔に割り入れては
  綺麗に整った歯列をなぞり、上顎の裏側を掠めて
  彼女の舌を絡め取っては吸うて。

  立ち昇る女な香にくらりとしながら
  離れられずにいますと、彼女の下半身から
  ことりと小さな硬い音が聞こえて動きを止めます。
  目をやれば、先端だけが彼女の陰裂を蝕んでいた
  張子が抜け落ちておりました。 ]
(-40) 2020/08/14(Fri) 19:58:20

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋



[ す、と身体を起こしその張子を手に取り、
  ふいと脇に寄せておきました。
  そのまま、顔をまた彼女の火照る身体に近づけ、
  臍のあたりに口付けます。
  そこからじゅ、と音を立てながら下の方へ
  舌を伝わせれば、むせ返るような濃い女の香に
  目が眩み
   
 ]


    
……っ…んっ……!……



[ 突然己の足の間、中心のものに彼女の手が
  触れたのが分かり思わず声を上げてしまいました。
  信じられぬ思いで顔を上げ見れば、
  その手の持ち主はまた更に顔を真っ赤に染めながら
  恐る恐るといった様子で屹立を擦って居るのです。 ]


    ……っは……ぁぁ………


[ …嗚呼。
  亡くした筈のものに、熱く滾る血液がどくんどくんと
  脈打って、雷に撃たれたような刺激で
  ぐぐと立ち上がるのが分かります。 ]
(-41) 2020/08/14(Fri) 20:01:20

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


   ……最後、まで…


[ 問うてくれる言葉を反芻して、
  またぐらりと目眩が致しました。 ]


    ……其方は、良いのか。
    この世のものですらない、
のような幽霊が、
    初めての、相手だ、と…


[ 眉根を寄せて吐き出す言葉は掠れ、
  懸命に震えを堪えては紡ぎます。

  答えなど、今更わかりきっているのでしょうが
  それでも問わずには居れずに。 ]


    …我が名は、宮野、利光。
    名乗りもせず、狼藉を働いたな。


[ 困ったように小さく笑って。 ]
(-42) 2020/08/14(Fri) 20:03:31

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


    …ちあき。
    もしも、其方がいつか。
    三途の川で渡れずに居るのを見かけたなら、
    俺がしかと背負って渡ってやろう。


[ その時は、俺も、川を渡って、
  あちらに行けるのだろうか。
  二人ならまだ背負えるだろう、など思えば
  何やら鼻の奥がつうんとするような気が致しました。

  彼女はどのような顔をしていたのでしょうか。
  拒む様子が見えたなら手を止め、
  そうでないなら両の手で彼女の白い腿に触れて開き、
  顔を埋めます。

  じゅると音を立てながら陰核をそっと吸い、
  ぐにぐにと弄んで。
  張子が抜け落ちた秘裂にも舌を這わせれば
  ぬるりとその温かい襞の中にも舌を
  忍ばせたりしたことでしょう。 ]*
(-43) 2020/08/14(Fri) 20:05:58

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   中国の、言い伝えですよね。
   貞淑でなければ生涯連れ添った夫に
   彼岸で共になれない。
   妻に操を立てなければ
   彼岸で背負いきれない女人の相手を。

   ……本当に、そうならば。
   望まぬ相手に奪われた娘は、可哀想ですね。
 
 
[事件を多く知っている。
 人間の汚い部分もたくさん見ているし
 そうしなければ生活できなかった事案すらある。
 だからそんな言い伝え、信じてはいない。
 信じてはいないけれど、
 処女が重いとはそういう事も含めてだろう。

 責任が重い。そして、なにより。
 二十代も半ばを超えた処女の自分は
 より重く思われて仕方がないのだと。
 ほんの少し、目蓋を伏せた。
 けれど、それも睦言のほんの少しの合間。

 頭を撫でてくれる手が心地良くて。
 優しく深く交わる口付けに心が震えて。
 特に上顎を舌先が掠めたときには
 ぞくぞくと、ただの口付けであるはずなのに
 頭も指先も痺れるような甘さを感じて。]
 
(-45) 2020/08/14(Fri) 21:05:09

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   はっ、……ン、ふ……ん、アッ…。
 
 
[ひく、と白い喉が反ってしまう。
 彼の指に従って自在に変えられてしまう胸の形。
 けれどそこに触れてくれるだけで嬉しくて
 胸が一杯になる心地がする。
 それでも、彼が臍へと唇を寄せれば
 そんなところまで、と、身をよじると共に
 ぐうと下腹を凹ませていた。

 そして手に感じた、熱。]
 
(-46) 2020/08/14(Fri) 21:05:35

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   ……女として見てくれる、貴方が良い。
   泣きながら一人で過去を断ち切ろうとした
   私の涙を拭って受け止めてくれた、貴方が。

   ……宮野、利光、さん。
 
 
[問われる言葉に返す言葉は、
 きっと彼の想像した答えに遠くない。
 彼を呼び止める前から心は決まっていた。
 日常に戻る前に、枷を断ち切ってしまうことを。
 けれどそこに居たから声をかけた。
 涙を拭ってくれたから甘えてしまった。
 触れて、口付けて、私の形を取り戻してくれたから。

 ……最後まで、と望んでしまった。
 一人で張子を突き入れるより、
 貴方の形を得られるならと。けど。

 困ったような笑顔には此方は諦めたように笑った。
 熱を持っていても、迷惑だろう。
 無理を言って申し訳なかった。
 そう、手を引こうとしたのに、だ。]
 
(-47) 2020/08/14(Fri) 21:05:59

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   ………え?
 
 
[三途の川。その話を改めて耳にして
 それは、そういう事なのだろうかと目を瞠る。
 彼が生前、女の経験がないようには思えない、
 そんな触れ方をしていたから
 寧ろ、背負うのは自分だけではないのではないか、とか
 そんなのは申し訳ない、とか。
 つい後ろ向きな気持ちが頭をもたげてしまう。
 けれど、それでもだ。

 驚いて瞠った目から、ほろり、と
 滴がこぼれ落ちていく。
 そしてそっとその涙を拭いながら。]
 
(-48) 2020/08/14(Fri) 21:06:21

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   有難う御座います、利光さん。
   …もし一人で迷う事があるならば、その時は。
 
 
[結局、私はその後も何度も迷い続ける。
 この旅館に三度も足を運んでいるのがその証拠。
 この後何人と肌を重ねることになるのか。
 いまは、それは知らないことだけれど。

 彼の負担にならないのならば願おうと思う。
 母を抱いた、ふしだらで男になりきれぬ女だ。
 女だからこそ、女でありたくて。

 彼に抱かれたいと、笑みを浮かべて哀願する。
 ……男にも女にもなりきれぬままでは嫌だと。
   きちんと、女の形にしてほしいと。]
 
(-49) 2020/08/14(Fri) 21:07:07

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   え、……きゃうっ!?
   んあっ、や、そんなところまで….あっ、アアっ!!!
 
 
[脚の合間に顔を埋められ、
 既に潤っていたそこに濡れた舌先が触れて
 驚きの声を上げてしまう。
 花芯を弄ばれれば敏感なそこのこと、
 背を弓形に反らして敷布を握りしめ皺を刻んでしまう。
 まだ薄皮に守られていたそこは直ぐにふっくらと熟れて
 グニグニと弄ばれればたまらず膝頭を寄せて
 太腿で彼のことを挟み込んでしまっただろう。
 ぬる、と。舌先がひだの奥へと入り込む感覚に
 白い首筋をそらして、ふる、と。
 そんな場所まで自分が舐められている事が
 どうにも背徳的で、申し訳なくて。]
 
(-50) 2020/08/14(Fri) 21:07:38

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   は、ぁ、………んんんんっ!!!
 
 
[暴力的とも思える快楽の前に屈して。
 彼の髪を乱してしまうように両手を頭に添える。
 けれど指先に力も入らず、ただただ喘いでは
 物欲しげにひくひくと花弁を震わせてしまっていた。

 とろり、とろり、溢れてくる愛蜜。
 普段なら感じない場所に感じる吐息、熱、そして。]
 
 
   利、光、さ………あああっ!!
 
 
[いやいや、と。涙をほろほろこぼしながら
 駄々を捏ねるように首を左右に振ったのは
 今はこのまま果てたくなかったから。
 女の形にして欲しかったから。
 けれど、意図伝わらずそのまま続けられたなら
 一度気をやり甘く高い声を響かせてしまうだろう。
 もし止めてくれたなら、荒く呼吸をしながらも
 彼の熱をせがんで、また手を伸ばし
 その熱を育てるために撫でさするはず。]*
 
(-51) 2020/08/14(Fri) 21:08:06

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ 此処に存在する耳が己の名を呼ぶ声を
  確かに拾います。
  貴方が良い、と言うてくれる言葉も共に聞けば、
  何故だか無性に込み上げてくる熱いものを
  堪えるのに大層難儀しました。

  背負うて良いのかと問えばこぼれ落ちそうな程
  その目を見開いて、彼女の眼からは透明な滴が
  ほろりと流れました。
  やはり恐ろしいのか、とちらりと過ぎりましたが
  反して、女の形にして欲しい、
  そう笑みを浮かべて懇願する彼女を見れば
  己がかける言葉はひとつしかありませんでした。 ]


    …あいわかった。
    もう、問わぬ。
    止めよと言うても止まらぬかも知れぬぞ。

    背負うて良いのだな。
    あぁ、ならばそれ以上目方は増やさんで
    居てくれると有り難い。


[ そうにやりと微笑って、秘所への悪戯を
  続けることに致しました。 ]
(-66) 2020/08/15(Sat) 0:47:48

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ 上等な布団の豪華な部屋に到底似つかわしくない
  はしたない水音を立てながら溢れ出る甘露を啜ります。
  膣を舌でぐぐと押し広げつつ、
  時折陰核を舌先でつついて、
  またじゅうと吸い上げていれば響く
  彼女の嬌声が心地良く。

  彼女の腿が己の頭を挟み込めばふと笑って
  その腿にまた手をやり少し力を込めて
  再びぐいと開かせてしまいましょう。

  愛撫を続けていれば溢れ出す透明な蜜に
  ついつい夢中になってしまいます。
  己の頭に添えられた彼女の手には力がこもり、
  ざんばらになったままの髪をさらに乱してゆく
  様子には此方の息も荒くなり。

  ふと、いやいやと首を振りながら涙を流す
  彼女に目をやって、あぁ達しそうなのだと
  気づけば少し悩みながらも動きを止めました。

  初めての女子にあまりに強い刺激は
  辛いのやも知れぬと思うたからです。 ]
(-69) 2020/08/15(Sat) 0:50:54

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ すると彼女は荒い呼吸で胸を上下させながら、
  己の屹立に手を伸ばし触れました。

  先程から、もう既に痛い程に張り詰めた茎は、
  撫でられれば鈴口から透明の涎を
  垂らしてしまう位に熱く滾り。 ]


    ……ぅ…グッ………っあ……はぁ……


[ 情け無くも噛み締めた唇から
  容易く声が漏れてしまいます。
  さすがにこのまま果ててしまうなどすれば
  切腹ものの恥ですから、ぐっと身体を
  引いてしまいました。

  照れ隠しになりますがその手を屹立から剥がすように
  握っては、己の汁で濡れた彼女の指を一本ずつ
  咥えて舐め上げました。

 
  そうして今度は秘裂に指を少しずつ
  沈めていくことにしたのです。
  張子を咥えていた入り口はさほどではないにしても
  絡みつく肉の感触はやはり狭くて
  きついものですからついつい眉間に皺が
  寄りました。 ]
(-70) 2020/08/15(Sat) 0:55:45

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ 彼女の表情を伺い見ては、痛みがあるようなら
  進行を止めましょう。
  そうでもないようならまた進めて、
  時折中を広げるように指をぐにと動かして、
  ゆっくりと割り拓いていきます。

  挿入する指は、一本から二本へ。
  逃げられぬよう腰をぐっと抑えながら
  狭い膣内を押し広げる指は慎重に、
  そして多少強引に中を探っていくのです。

  痛みの訴えはあるのだろうかとふと思えば
  眉根が寄ります。
  幽霊とて男ですから、苦痛に泣きが入ったとて、
  今更止められはしないのですけれども。

  身体中のあちこちにに口付けを散らしながら
  もし痛みだけではない反応が見られたりしたのならば
  にやりと口角を上げて、そこばかりを執拗に刺激して
  反応を楽しんだりしたかも知れませぬ。 ]**
(-71) 2020/08/15(Sat) 0:58:10

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   っは、はあっ、は……ん、くっ……。
 
 
[いやいや、と私が頭を振ったから。
 止めてくれて分、達する直前で終わった私は
 燻る熱に呼吸を乱し、胸郭を大きく上下させながら
 呼吸と喉を整えようと唾を飲み込んだ。
 けれど、そうしながら手を伸ばした先。
 彼の熱を育てるのを手伝おうとしたものの
 呻いて、体を引いたように思えて。
 いけない事をしてしまったかと強張った指先を
 舐めて、咥えられて。
 今度はひくりと、そのこそばゆさに指先が震えた。]
 
 
   い、嫌じゃ……なかった……?
 
 
[時折、こうして言葉が崩れてしまうのは
 一枚一枚、花弁が伸びやかに開いていく様のように
 丁寧に丁寧に触れられているからだろう。
 私自身の凍り付いた劣等感を緩やかに溶かし
 なんでもない素直な私にしてくれるから。
 
 男も女も関係なく。
 ただ一人の"ちあき"にしてくれる気がしたから。]
 
(-79) 2020/08/15(Sat) 10:27:47

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   あゥ……ッ!
 
 
[花弁の奥にある蜜口。
 ぬるぬると熱く潤んではいるものの、
 むりに開かれた奥側はまだ硬く強く縮んだまま。
 先に女性の喜びを知っても、其処は矢張り未通の地。
 処女地を指で押されれば侵入を阻むようにきゅんと窄まり
 つぷ……、と浅く、指が入ってくる感覚に。]
 
 
   ん、く………ッ。
 
 
[耐え切れないほどの痛みじゃなかった。
 けれど、求めているのに恐怖を感じる矛盾に
 痛みを訴えてしまいそうになる。
 その癖進行を止められれば、やめないで、と
 彼に懇願して続けて貰うのだから矢張り矛盾だ。

 彼の指は自分の指より
 節くれていて決して細くはない。
 指の関節部分で濡れた入り口を擦られれば
 その違和感すら溶けて消える。
 
 溶けて消えてしまうほど、満たされて。]
 
(-80) 2020/08/15(Sat) 10:28:15

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   あンッ、ふぅう……ッ!
 
  
[もう20代の半ばを越えようとしていながら
 未だ未踏の地を抱える身。
 彼の指を受け入れ吸い付く媚肉は
 辿々しいながらも蠢いて彼を離さない。
 体の内側、肉壁の腹側をこりゅ、と
 彼の指の関節が優しく抉ると声が漏れた。
 身体中に寄せられる柔い唇が、
 まるで愛してもらえているのだと夢を見させる。

 いや、今こうしていることの
 何処からが現実で、どこからか夢なのか。]
 
(-81) 2020/08/15(Sat) 10:28:38

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   ひ………っ、ん、はぁぁぁ……っ!
 
 
[唇が、普段は隠れた耳元に触れた時。
 耳朶を食まれながら指が埋められた時。
 思わず顔を背けるようにしながら、もっとと強請るように
 彼の指先にちゅくりと媚肉が吸い付いた。
 彼がそれに気づいて何度も同じことを繰り返すなら
 私は身悶えるしかなく、甘く甘く甘く鳴いて。]
 
 
   ひ、ぁ、……ん、んんんん!
 
 
[ぽろ、とまた涙をこぼしながら
 びくびくっ、と一際大きく、下腹を波打たせると同時
 躰の中にえも言われぬ痺れが走り抜けた。
 がくん、がくん、と。
 彼に触れられていることも忘れて、
 一度、二度、腰を突き上げてしまう。
 トロトロと女の部分から透明な蜜を漏らしながら
 ひく、とまた喉を震わせた。]
 
(-82) 2020/08/15(Sat) 10:29:06

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   利光、さ、……あ、ァ、……っ、
 
 
[縋りたい。しがみ付きたい。
 抱きしめてもらいたい。
 そんな欲求を言葉にできないまま
 震える指先を彼に伸ばした。
 幽体のはずの彼にしがみつけたのか。
 それを許してもらえたのか。
 涙をはらはら、こぼしながら
 私はいま確かに、あなたを求めてた。]**
 
(-83) 2020/08/15(Sat) 10:29:31

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋

   
    嫌であるはずがない…
    ちあきに触れられて達しそうだったのだ。
    女にしてやると偉そうなことを誓っておいて、
    役目も果たさずに先に果てたりしたなら
    恥が過ぎて腹を切らねばならぬ。


[ わざと戯けた調子で目玉をくるりと回し
  そう言いました。
  彼女が表情を緩めてくれたのなら
  此方もくつくつと笑って。

  大きな痛みの訴えはないように思いましたが、
  時折その表情が何かを乞うように動くのを
  目にすればやはり気遣って指の動きを止めました。

  しかし止めれば止めたで、やめないで、と
  懇願する様には思わずふわり笑みが溢れ、
  会うたばかりの此の健気で強く美しい女子に
  やはり疑いようのない愛しさを憶えてしまうのです。]
(-157) 2020/08/16(Sun) 11:44:02

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ 髪に隠れた耳に唇を這わせながら
  襞に指を沿わせていた時、
  背けるようにした顔とは裏腹に、
  その熱い媚肉が噛み付くように
  己の指を締め付けました。 ]


    此処が、好いのか…?


[ 同じ所を繰り返し弄って反応を確かめて。
  甘く鳴く声は己の身体をも溶かしてしまうよう。 ]


    ちあき…
    好いのなら、そう言うて教えてくれ。


[ わざと吐息混じりの声で耳元に囁けば
  意地悪く聞こえたでしょうか。

  彼女は応えてくれたでしょうか、
  どちらにしてもその姿は己をどんどんと滾らせて、
  休むことなく攻め続けますと、
  びくり、とその身体が大きく震え、
  涙がまた伝うのが見えました。 ]
(-158) 2020/08/16(Sun) 11:45:53

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


[ 一度、二度と腰が打ちつけられるよう
  彼女が跳ねれば肉壺から溢れた透明な愛蜜が
  どろりと卑猥に纏わり付きます。
  そっと指を抜いてみればてらてらと艶かしく
  濡れて居て、それをわざと見せつけるように
  してからぱくりと咥えてしまいました。


  此方にその指先が伸ばされます。
  小刻みに震えるそれをもう躊躇う事なく絡め取り、
  己の身体に触れられるよう導きました。

  此処まで目合っていて尚、一体彼女には
  己がどのように見えているのか、
  生身の人間のようにしかと縋ることが出来るのか、
  今ひとつはっきりとはわからぬままでしたが、
  それでもその身体の温もりを密に触れて
  感じたいと願ってそのまま力を込めて
  抱き寄せたのです。

  呼ばれる名前がじんじんと響きます。
  額から顎を伝い滴る汗が彼女の身体にぽたりと落ち、
  自らの身体を起こして、少し躊躇いましたが
  すぐに無造作に着物を脱ぎ捨てました。
  刀傷が見えるでしょうか、
  恐ろしがられないと良いのですが。 ]
(-159) 2020/08/16(Sun) 11:47:56

【秘】 宮野忠左衛門利光 → 空閑 千秋


    ちあき。
    …挿れても良いか…?


[ 無粋であるかもしれませんがそう尋ねて、
  はたと気付きます。

  まさか子を成すことなどありはしないでしょうが、
  このままで良いのか。
  
  茎袋というものを生前に聞いたことはありましたが、
  実際に被せたことはないのです。
  困ったように眉尻を下げて、尋ねてみるでしょうか。

  そのままで良いと言うてくれるのなら
  また身体を重ねて、痛い程に張り詰めた男根を
  彼女の秘裂へあてがいましょう。
  そういえば下生えは触れていましたか、
  あまりに夢中で気にも止めませんでしたが。

  子が出来ぬようにして欲しいと望まれれば、
  見様見真似でなんとか現代の茎袋を
  被せてみるでしょう。
  滑稽な様子に耐えきれず笑いなど起これば
  拗ねたように唇を尖らせて、
  初めてなのだから仕方がないだろう、などと
  言うては此方も耐えきれず、
  吹き出したりしたかも知れません。 ]*
(-161) 2020/08/16(Sun) 11:50:00

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
[自分が触れたのが嫌だったのではないと知ったなら
 不安が少し溶けて笑みが溢れる。
 頬を緩めて、口角がほんのりと上がった。
 けれどそんなやりとりも、
 ふれあいの合間の束の間のこと。
 深く深く触られていけばそんな余裕はなくなっていく。
 甘く啼いて、体を震わせ、
 身体の奥底から蕩かせられてしまうから。]
 
 
   き、聞かないで、ください……ひ、ァッ、
   はず、はずか、し………ンンっ!
 
 
[意地悪な問いかけに、私は素直に答えることが出来ない。
 何故だろう、よければ良いと答えれば良いはずなのに
 それを直接伝えることが恥ずかしくて。
 伝えきれないまま身体を震わせていた。
 大きな震えの後もひく、ひく、と余韻が止まらなくて
 そうしている間に引き抜かれてしまった指に
 寂しげに花弁が震えながらまた蜜を溢す。
 はあ、と大きく息をつきながら彼を見たら。]
 
(-164) 2020/08/16(Sun) 12:32:35

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   あ、なっ………!?
   そんなの、やだ……、いじ、わる、、、
 
 
[見せつけるように自分から溢れた蜜を舐められて
 目を瞠った後にじわりと涙が滲んでしまう。
 自分も経験があるそんなこと。
 それは逆の立場でだったけれども。
 嗚呼こんなに恥ずかしいことだったのだと。
 けれども、きゅうと締め付けられるような気持ちは
 恥ずかしいからか、それともそこまでしてくれるからか
 その時の私には判別しかねて。

 それよりも、そんな風に意地悪く感じても。
 来て欲しい、と願ってしまった。
 そんな事よりわたしのすぐそばに来て。

 …あなたの唯一ではないんだとは思っても。]
 
 
[彼の体に触れられることに安堵していた。
 少しひんやりはしているけれど
 それでも確かにそこに居る。
 ……と、伸ばした指先を絡めるだけではなく
 力を込めて抱き寄せられたから
 わたしの胸はどきりと大きく跳ねて。]
 
(-165) 2020/08/16(Sun) 12:33:06

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   ……利光さん……。
 
 
[このまま黄泉路に連れて行ってはくれないか。
 そんな願いが頭をよぎって、唇を開きかけて。
 けれどそれを呑み込んだかわりに
 強く強く彼の背中に回した腕でしがみ付く。
 彼と私の温度が混じって
 けれど私の温度は下がるどころか上がるばかり。
 着物を脱いで見えた裸身にまた心の臓が跳ねて、
 
 
 見えた刀傷には目を瞠ったけれど
 そっと指先で触れて、唇を寄せることを
 許してはくれただろうか。
 怖くなんかはない。
 ……ただ、同じ時を生きていないことが
 寂しくなっただけ。]
 
(-166) 2020/08/16(Sun) 12:33:36

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   ……ここまで来て挿れてくださらなかったら
   私、女として生きられなくなるほど
   自信が無くなってしまいます。
 
 
[聞かなくて良いのに。
 そうやって聞いてくれる優しさに少し笑んで。
 もし何か言いたげでもそうでなくても
 私はぎゅうと彼にしがみついていた。]
 
(-167) 2020/08/16(Sun) 12:34:03

【秘】 空閑 千秋 → 宮野忠左衛門利光

 
   もし。
   ……もし、貴方と子が成せたなら。
   それはとても素晴らしいですから。
 
 
[きっとそんな事はないと思う。
 でも、もしそんなことが叶ったなら
 それはとても運命的ではなかろうか。

 霊魂の貴方と、生きている私と。
 私を三途の川で背負ってくれる貴方と。
 二人の子を授かれるなら。
 
 母の二の轍を踏むつもりは毛頭ない。
 ただ、出来るなら貴方と、貴方とのつながりを、]
 
 
   だから、……私の中に、注いでください。
   貴方が良いの、利光さん……。
 
 
[その願いがそのまま届いたのか。
 それとも、届かなかったのか。
 けれど、彼の熱が自分へとあてがわれて
 私の中に挿入ってきたなら。
 貴方にしがみ付きながらわたしは喜びを噛み締める。
 女にされる喜びを。
 愛しい、と思える喜びを。]*
 
(-168) 2020/08/16(Sun) 12:35:01