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シェルタンは、下ろしてもらったあと、みんなの探索についていって、そつなく働くだろう。 (c16) 2021/10/06(Wed) 0:16:10 |
【墓】 介護用 シェルタン初めて人間に引き合わされた時、“ああ、彼は満たされていないんだな”と強く認識した。それは哀れみや蔑みを伴ったものではなかった。ただ、認識した。理解をした。不平等は人間にも与えられている。 身体や精神が欠けている人間の世話をすることが自らに与えられた使命で、能力だった。だから、人間を見ていればだんだんわかってくる。どこが欠けているのか。彼らが何を求めているのか。 不思議なことに、五体が満足であってもどこかが欠けた人間は多かった。それはそうだろう、だからこそグレイが八つ当たりや憂さ晴らしの対象として必要になる。 介護用には不思議だった。そんなことをしても一時凌ぎにもならないのに。彼らは自分のどこが欠けているのかを認識できていないのだ。どうすれば満たされるのかを知らないのだ。 あとはそれなりに簡単だった。少なくとも自分にとっては。 欠けた器が溢れないように、注ぎすぎて壊れない程度に、さりとて乾ききってしまわないように、満たしてやればいいだけのこと。 頑なな人間でも、心の柔らかい所がどこかわかれば、いくらでも満たしてやれた。柔らかい所を曝け出させる方法も、だんだんと掴んでいった。 だから、そう。それだけ続けていれば、 (+17) 2021/10/06(Wed) 20:00:33 |
【墓】 介護用 シェルタン夕食の席で、シェルタンは瞬きをした。はて、今自分は何を思い起こしていただろう? そもそも探索の後、どうやって帰ってきたのだったか。 「……メモリの整理でもされたのかな」 メンテナンスの影響が出ているのかもしれない。周りの様子を見たところ、自分の人格などに大きな変更が出ているとは思わないから、ひとまず問題はないとしておこう。 (+18) 2021/10/06(Wed) 20:00:43 |
シェルタンは、「オニオンリングだ、かわいいね」と喜んだ。 (c24) 2021/10/06(Wed) 20:27:56 |
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