転校生 矢川 誠壱は、メモを貼った。 (a35) 2020/06/15(Mon) 0:39:21 |
【独】 転校生 矢川 誠壱/* 前村終わったと同時に1日の仕事メニュー減らされるってなんなん(:3っ)∋ いやいいんだけど まあいいんだけどさ (-103) 2020/06/15(Mon) 10:02:57 |
【人】 転校生 矢川 誠壱 ──教室── [ エレアコベースを勧めてくれたのは 父だった。エレキはどうしたって、 バンドで弾くことの方が多い。 家でアンプを繋いで音を鳴らす というわけにもいかない。 小さな音でひとり、演奏するのは やはり少し寂しいものがあった。 そんなときだ。父が、持って帰ってきたのは。 一台の黒いケースを渡された。 はじめはギターを渡されたのかと思った。 だが、弦の本数は見慣れたそれで。 うれしかった。 なつかしいな、とケースを開きながら思う。 そっと撫でてから、取り出したそれを 雨宮くんに見せれば、小さく聞き返される。>>128 こくり、頷いてから説明をした。] …あんまり、見ないよな。 バンドのメンバーにもそう言われてさ 前に持ってきてたんだ。よかった。 [ 助かったという彼には「俺も」と 返しておいたから、きっとその WよかったWの意味も悟ってくれただろう。] (161) 2020/06/15(Mon) 14:46:14 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ 気を悪くなどしない。 己も父に渡されるまでは その存在すら知らなかったのだ。 近くにある椅子をもってきて、座る。 詰襟は邪魔だったから背もたれに掛けた。 チューニングをしようとペグを緩め、 4弦を親指ではじく。低めのEが響いた。 弦が鳴る、きゅる、という音が好きだ。 最後のGを合わせていれば、 ふと、隣の彼が口を開いたから、 自然と緩んでいた口元を引き締めて そっと目線をそちらへ向けた。 左手がうまく動かないという彼の それにそっと視線をうつして。 柔く微笑みかける。] わかった、大丈夫。 和音掴むくらいは平気? なら、コード押さえてほしい。 [ そう言って、一度ベースを持ち上げて、 かるく足をひらく。] (163) 2020/06/15(Mon) 14:46:43 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ さて、何を弾くか。そう構えたとき。 彼の口からジャズ、と飛び出したから、 ああ、なら…スタンダードなのを、と おもって行動に移すよりもはやく。 音が響く。柔らかく、奏でられるのは、 本来ならばベースが弾くはずのライン。 …知ってる曲だから、いいけど。 ぱちり、ぱちりと目を瞬かせてから、 かるく息を吐いて、彼の方を見つつ。 なぞるラインを後ろからカノンのように ついて奏でてみる。 困ったように笑って。 じゃあ、もうここからは ピアノにまかせるべきでしょ、と 低音に移行すれば上手くタイミングは はまっただろうか。 きらきらとやはり降り注ぐような音。 ピアノの高音のきらめきで締め括られた その曲が終われば、ふう、と息を吐いた。] (164) 2020/06/15(Mon) 14:47:04 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ だが、彼が休むこともなく続けたのは ポォーンと響いたEの音。そして 不思議な感覚のする音の階段を続ければ、 Intuitionをなぞっているのか、 すでに次の曲に移ったようだった。] ( せっかちなんだか ゆったりなんだか ) [ だが、選ぶ曲のセンスがいい。 しっとりと歌うように、跳ねるように。 まるで月に向かって舞っている兎のようだ。 彼の、ピアノは。 ただ、原曲の歌詞は、違う。] (165) 2020/06/15(Mon) 14:47:28 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ そう歌っている。 なら、ベースはその歌を口ずさみ、 舞うW誰かWを見守る大樹のように、 静かに、ずっしりと、優しく奏でよう。 そうして、曲を最後まで弾ききれば、 まばらな拍手を受けるだろうか。 ぺこりと頭を下げて、ちら、と 雨宮くんの方を見て。 目を細め、ふ、と笑った。] (168) 2020/06/15(Mon) 14:48:13 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ そうして続けてこんどはこちらから。 奏でるのは、そうだな、兎…うん、 Gからはじまるメロディラインを ワンフレーズ、ひいて、其方を見る。 彼が続きのフレーズを弾いてくれるなら、 それに重ねるようにまたベースを弾こう。 これは不思議な物語の始まりの曲。 兎を追いかけて奇妙な世界に迷い込んだ ひとりの女の子のお話。 きっと、知っている人も多いはずだ。 ああ、ワクワクする。 やはり人と奏でる音楽は楽しい。 思わず、口元がまた緩んだから、 ゆらり体を揺らしてリズムをとって。 流れるような三拍子に身を委ねた。]* (169) 2020/06/15(Mon) 14:48:47 |
転校生 矢川 誠壱は、メモを貼った。 (a46) 2020/06/15(Mon) 15:12:23 |
【独】 転校生 矢川 誠壱/* もしかしてRP初めての人とかいるのかしら… 〆記号(*)は、基本自分の発言が終わった最後につけるものだと思っているの…「ここまでで自分の発言はおわり!みんな気にせず落としてね!」っていう気遣いだとおもってて、逆にそれがないと、ロルにロルを挟んでしまうサンドイッチが起きるの… そうすると読みにくくなってしまうの… そんなかんじ…だと私は思っている… (-122) 2020/06/15(Mon) 15:16:24 |
【人】 転校生 矢川 誠壱 ──3-A── [ 特別、この曲が好きなわけではない。 選んだのだって、スタンダードで おそらくここにくる生徒たちが皆 知っているであろう曲であること、 それから、兎みたいに、跳ねる、 きらきらしたピアノの音に この曲が浮かんだから、それだけ。 鍵盤を叩く音がする。 ピアノは打楽器だと、誰かが言ってた。 それは確かで。リズムを刻みながら、 鳴らされるその音が、心地いい。 ゆったりとしたテンポで始まった曲は 次第にその波がはやくなっていく。 ほら、また跳ねる。 きらきら、する。 それを掬い上げるのが、捕まえるのが、 それからもっと高く上げて、上げて、 いっしょに跳ねるのが、楽しい。 メインテーマに戻って来れば、 そのまま連続して同じGで始まる 別の曲へと変えてみよう。 メドレーのようにつながったそれは、 願いを込めて、星に祈った、とある 木の人形のお話。] (201) 2020/06/15(Mon) 22:26:07 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ 曲を切り替えたことに彼が気付くなら またメインをピアノにうつして。 それをワンフレーズ弾いてから、今度は いつか、王子様が迎えにきてくれる、と 夢見る美しい少女のお話。 これもGからはじまるから繋げるのは そう難しくない。 急にはじめたお返しだといわんばかりに、 連続して曲を変えては見たけれど、 投げたそれらに、すべて的確な答えが 返ってくるのだから楽しくないわけがない。 きっと、彼はすごくいい演奏者だ。 左手はうまく動かないのかもしれないが、 間違いなく、いまも、演奏者で。 ああ、永遠に続けばいいのにとすら、思う。 こんなたのしい時間は、まだ終わりたくない。] (202) 2020/06/15(Mon) 22:26:32 |
【人】 転校生 矢川 誠壱[ まだ、もっと、 ───だけど。 ポォーン───…と響いた音。 最後の一音が、教室の床から壁を伝い、 そのまま天井から抜けて行った。 外は、騒がしいはずなのに。 やけに、静かに感じた。] (204) 2020/06/15(Mon) 22:27:26 |
【人】 転校生 矢川 誠壱平気そうで安心したよ [ と委員長に続けてから、 おしぼりをこちらも受け取って礼を。 いつもとは全く雰囲気の違う彼女は、 とてもかわいらしかった。 「似合うね、服。」と褒めてみたら、 その表情は綻んだ。まさか目の前の彼が 取り繕うためにタバコ、なんて 口にしたとは思っていなかったから。] こちらこそ、ありがとう。 [ そういって、微笑みかける。 他にもっと口に出すべき言葉が ある気がするけれど、うまく見つからず、 一瞬開きかけた唇を結んで、 視線を左右に振った。] (207) 2020/06/15(Mon) 22:28:50 |
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