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![]() | 【人】 浅見 律にこりともせず返す。 別にこの時は、あなたを信用したわけじゃない。 そのつもりだったけど。 思いのほか、あなたの言葉が嬉しかったのだ、と。 気づくことになるのは、少し先の話。* (35) 2022/12/09(Fri) 13:07:39 |
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![]() | 【人】 浅見 律馴染めと言われたところで馴染む術もないし 先生にひいきされてると悪目立ちして いじめられるくらいなら、今のままでよかった。 どうせこの世界には 無価値な存在の居場所なんてないから。 (36) 2022/12/09(Fri) 13:08:39 |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修 居場所なんてなくて当たり前。 そんな私に居場所を与えた人がいたのなら。 私はその人の元を離れられなくなる。 逃げられなくなってしまう。 どんな形であれ、居場所があるって事実は 私に少しの安らぎをくれるから。 (-11) 2022/12/09(Fri) 13:09:39 |
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![]() | 【人】 浅見 律分からないわけじゃない、見当はつく。 でも、言われるまで自分から動かないのは 許可なく何かをすることは 私の家では許されないことだから。 ソファーに腰掛けるあなたを目で追いかけて。 本題を聞けば、ようやく私は自ら動く。* (38) 2022/12/09(Fri) 13:10:16 |
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![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修言われるままに、膝の上へ横向きに座った。 初めての時よりもずっと手馴れたように。 何も言わずに、ぎゅう、とあなたに抱きついて ほんの少しの間、冷え切った心を温めようとした後。 (-13) 2022/12/09(Fri) 13:11:31 |
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![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律賢い、本当に賢い。 大人の狡猾さも汚さも知っているような それでいて隷属することに対する抵抗も失い 与えられる仮初の安息の中に快楽を見い出す。 膝の上で俺に抱きついてくる姿は 本当に哀れで、可愛らしいものだった。 (-18) 2022/12/09(Fri) 16:33:56 |
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![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律浅見のお言葉に甘えた俺は 浅見の首に手を回すとその顔を胸板に埋めさせる。 本当にして欲しい相手は、 俺じゃなくて両親かもしれないのに。 くすぐるように耳を指先で撫でると そのまま華奢な身体を伝って 太ももに手を這わせていく。 最初こそ壊れ物のガラスみたいに 大事に大事に触れていたのに、 今はもうペットを可愛がるのと同じく手つきだ。 だが浅見は犬や猫とは違う。 言葉も交わせば感情も豊かで。 なによりその心が欲した言葉が そのまま首輪になることもあるかもしれない。 (-21) 2022/12/09(Fri) 16:36:39 |
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![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律ここはお前の居場所だと 遠回しにその意を孕んだ言葉を 首輪のように浅見に差し出して。 制服の中に手を忍ばせると、 そのまま膨らみを揉みほぐす。 布越しじゃ我慢できずに こうしてすぐ直に触ろうとするのは もう互いに慣れ切ったと俺が思っていたからだ。 (-23) 2022/12/09(Fri) 16:39:24 |
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![]() | 【秘】 入江 修 → 浅見 律しばらく浅見の胸のふくらみをいじめながら 俺はいたって平凡な褒め言葉を投げつける。 安っぽいだろうか。 この関係なら仕方ねぇだろうよ。 「最初こそ全然だったのに 今はこんな色っぽくなっちまって。」 浅見の耳を甘噛みしながら 執拗に虐めていた膨らみから手を離して 今度はその手を下の方へと伸ばしていく。 俺もだんだんその気になってきたせいで 身体が熱を持つのも早くなっていた。* (-25) 2022/12/09(Fri) 16:42:07 |
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![]() | 【人】 浅見 律 でも余計なことをこの人は言わない。 その確信を私に持たせてしまったからこそ。 この家庭環境を変える気などない、と 私は直感で悟ってしまったから。 だからこそ、私はあなたに話してしまったし…… (51) 2022/12/09(Fri) 19:04:14 |
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![]() | 【人】 浅見 律勘だけでここまで明け透けな質問なんてしない。 私がそのシンプルな答えに納得するはずもなく。 咎めるような視線が言葉よりはっきりと それを物語っていたと思う。 「……そう、ですね。 仲の良し悪しって、 関係を構築した後の話ですし。」 つまり、構築すらされていない、と。 そこまで言えばあなたは納得したのか。 タバコを吸おうとしてたことへは 何も言わない。 というか言えない。 (52) 2022/12/09(Fri) 19:05:27 |
![]() | 【人】 浅見 律特に視線を合わせることもなく、 おもむろに語られる話を聞いていた。 あなたが私の断片的な話で どこまで察したのか知らないけれど 少なくとも、私を気にかける理由なのだ、と その程度は理解できた。* (53) 2022/12/09(Fri) 19:06:19 |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修 (-30) 2022/12/09(Fri) 19:07:01 |
![]() | 【秘】 浅見 律 → 入江 修「気が向いたら。」 そんな答えを返して。 あなたに背を向けて、俯くと 小さく言葉を零してから、その時は立ち去った。 (-31) 2022/12/09(Fri) 19:07:26 |
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