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【秘】 かれがれ ユメカワ → 陽葉 シロマ通知音。個人宛に届いたメッセージを見て、 やっぱり怪異にもそういう繋がりはあるんだな、だとか思った後。 『ここの校歌とか』 ものすごく適当なチョイスのようだけど、理由はちゃんとある。 人とは元来『よくわからないもの』を恐れるものだから。 皆にとって聴き馴染みのあるものよりは、 よく知らないメロディの方が不気味に感じそうだ、と思って。 『それか、きらきら星』 これは半分くらい単なるリクエスト。 怪奇現象としては少し可愛らしすぎるかもしれないね。 とはいえ変奏によっては敢えて不協和音を交えたり、 静かに進行していく節もある曲だから。 少し調子っぱずれに演奏してやれば、 ある程度はきっと、それらしい雰囲気も出るだろう。 そんなごく軽い提案ふたつ。どちらを選ぶかはお任せしよう。 (-57) 2022/07/05(Tue) 22:38:12 |
シロマは、周囲をきょろきょろ。猫ちゃんを見つけられなかった (a63) 2022/07/05(Tue) 22:39:54 |
【秘】 憂愁 ライカ → 陽葉 シロマなどと君に言える訳もなく──無言で文字を打つ。 『しろませんぱい』 『ぼくむしだめ』 情けないLINEだ。 (-61) 2022/07/05(Tue) 23:00:33 |
【秘】 陽葉 シロマ → 憂愁 ライカ『え?』 数秒の間。 『ごめんね、知らなかった』 『そういえば、都会から越して来たんだものね』 都会っ子は皆虫が苦手だと思っている田舎育ちだ。 (-63) 2022/07/06(Wed) 1:52:50 |
【秘】 憂愁 ライカ → 陽葉 シロマ『いや都会関係あるのか分かんねーですケド 確かにこっちだと少数派かも 虫ダメな奴』 なんて呑気なメッセージを送り合って、 そういえば、と。君に聞きたい事を思い出し文字を打ち込む。 ……… …… ─── せんぱい お金困ってるんですか?▼ 「……今聞く事じゃないよな」 ─── せんぱ▼ 文字を消す。消す。 画面の向こう。かぶりを振って、また違う文章を打つ。 『そっち楽しそーですね 後で会ったら話きかせてくださいね』 (-64) 2022/07/06(Wed) 2:08:16 |
【秘】 陽葉 シロマ → かれがれ ユメカワでは校歌にしようか、と考えていた折。 『きらきら星?』 知らない曲名だった。 それもその筈、彼女が生きた戦時中の教科書と言えば軍国主義と愛国心を育てる為の書物であり。 一度入ってきた外語と文化を一掃した時代であった。 故に白間の知っている曲は、殆どが童謡だ。 『もしかしたら曲名を知らないだけで、聞いたことはあるかもしれないけど』 現代では義務教育で習い、テレビや街中で聞こえることもある当たり前の旋律を少女は知らなかった。 『多分、あの子も知らないかも。 とりあえず校歌を弾いてもらうことにするよ』 ▽ (-65) 2022/07/06(Wed) 2:14:52 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 陽葉 シロマ『わかった』 きらきら星変奏曲。 現代に於いては、様々なアレンジを加えられ、多様な歌詞で。 そこら中に、何処にだって溢れている、ありふれた曲。 それが今、ふと挙げられる事になったのは。 いつか駅で聴いたものが脳裏を過ったのだろうかな。 『一緒に聴こう』 『校歌も、あとで聴きに行こうかな』 ピアノは弾けないし、フレーズだってうろ覚えだけれど。 自分のスマホは、どうしてだかここにあって、使えている。 だからきっと、自分の代わりに聴かせてくれるはずだ。 優しくかわいらしくて、何故だかさみしくもあって。 どこか童心の時間に似合わしいと感じるような、そんな曲を。 羊飼いの話す、内緒話の詩から生まれた旋律を。 (-69) 2022/07/06(Wed) 7:19:44 |
【秘】 陽葉 シロマ → 憂愁 ライカ消された文字は『始めから無かった事』になって。 少女に与えられたのは、僅かな間。 その間に貴方が数バイト分の言葉を飲み込んだことなんて、ちっとも知らずに。 『防空壕なんて、今じゃ中々見られないんだろう? きっと珍しい映像が撮れるよ』 『楽しみにしててくれ』 身近なものについて語る文脈を返した。 (-72) 2022/07/06(Wed) 9:59:18 |
【秘】 陽葉 シロマ → かれがれ ユメカワ『いいよ。 でも人に聴かれるなんて久々だから、きっと緊張してしまうな』 片田舎の廃校の校歌など、インターネット上には無いだろう。 だからこちらは自分で歌うしかない。 そもそもあまりインターネットが得意ではない……というのもある。 見様見真似にも限界があった。 『そうそう。 音楽室の子とか、理科室の子とか、色々いるけど』 思い出した様に付け加えていく。 『人を拐える程、意識のはっきりした子達じゃないから安心してね』 生徒としては足りないが、怪奇現象としては事足りる。 “彼ら”は、そんな存在のようだ。 (-73) 2022/07/06(Wed) 11:47:15 |
【秘】 憂愁 ライカ → 陽葉 シロマ『楽しみにしてまーす』 『動画で撮るんでしたっけ 猫とか犬とか居たら映してくださいね』 そんな当たり障りのないメッセージを送って、 ライカはスマホを仕舞った。 君に届かなかった文章は、 当たり前のように、無かったことになった。 (-74) 2022/07/06(Wed) 12:50:13 |
【秘】 かれがれ ユメカワ → 陽葉 シロマ『流石に緊張する?』 『だとしたらラッキーかも』 冗談ぽくは言うけれど、そう思っているのも本当だ。 想い出の──有り得ざる、擦り替えられた記憶の中のあなたは。 きっと、緊張なんて噯にも出さない人だっただろうから。 閑話休題、その後に付け加えられた事柄を見て、 『ああ、よかった』 『誰か取られたらどうしようって少しだけ心配してたんだ』 返す言葉は、今度はまったくこれっぽっちも冗談じゃない。 誰一人欠ける事無く共に居たい。そんな我儘にとって、 誰かが知らぬ間に、与り知らない所へ。 魅入られ引き込まれてしまう事は少々気掛かりだったから。 とはいえ目的意識を持って引き込む事はないというだけで、 事故は起こり得るのだろうけど、それは仕方ない事だろう。 『ありがとう。ちょっと心配事が減った』 『じゃあ、また後で』 (-76) 2022/07/06(Wed) 13:45:35 |
【秘】 陽葉 シロマ → かれがれ ユメカワ『ラッキーかはわからないよ?』 『もしかしたら私がとびきりの音痴かもしれないし』 しかし歌うことをすんなり約束した程度には、自信があるのだろう。 生前の少女は、義務教育以上の教養を得る機会に恵まれていた。 『またね。 先生の初仕事、頑張らなきゃ』 そうして、数分かけて。 やっと猫のスタンプが送信された。 (-78) 2022/07/06(Wed) 14:56:54 |
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