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人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

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視点:


【赤】 木原 敦久

── 桔梗の間 ──



  んなことないと思うけどな


[お世辞で言ったつもりはないけど>>*0
続く言葉には、否定せず>>-52
困ったように眉尻が下がる]
(*4) 2020/08/17(Mon) 22:04:42

【赤】 木原 敦久


  おいこら
  まだギックリ腰になるほどトシじゃないぞ


[こつんと彼女の額を小突き。>>*1
いつもの調子に戻ろうとした、ところで]


  ……ああ、そっか
  ちあきちゃんには一度見られてるんだよな


[記憶の底に沈んだ駅での会話を手繰り寄せ
ふ、と小さく自重すれば
ようやく頭を撫でる手の意味を知る]
(*5) 2020/08/17(Mon) 22:06:15

【赤】 木原 敦久



  ──前にあんたと会った日


[ぽつり、ぽつりと]


  家に帰りたくなかったんだよな
  だから、どこでもいいから行きたかった


[だから彼女をダシにして、わざと電車を見送った。
他にも残業だといって、遅く帰ったことも数え切れず。

避けるような行動は、
擦れ違いの溝を深めるだけだって気づいていても。
話し合おうとすれば決まって口喧嘩になる日々に
辟易しすぎて]
(*6) 2020/08/17(Mon) 22:06:29

【赤】 木原 敦久

[左手を持ち上げれば、もう大分薄くなった跡]


  あの頃はちょうど、離婚する数週間前くらいだったかな

  あんたと話してから何度か思い直して
  なんとかしようとしてみたけどさ
  結局どうにもなんなくて
  嫁さんは愛想尽かして出てっちゃって、おしまい

  まあ、確かに色々あったな


[愛してた、けど。
出てってくれた時は、どこかホッとしていた。
そんな薄情な男、こんな風に労われる資格も
ないんだろうけど。
少しだけ彼女の掌へ頭をすり寄せた*]
(*7) 2020/08/17(Mon) 22:06:36

【赤】 木原 敦久

[頭を抱かれ、目を丸くして>>*9
はぁ、と撫でる手に観念するよう目を閉じた。
やわらかい感触に顔を埋め
乾き始めた汗でひんやりとした肌に額を押し当てれば
とくとくと伝わってくる鼓動が心地いい]


  ……ふふ
  ちあきちゃんはいつも逆のこと言うね
  よくお前にはプライドないのかとか
  甘え上手めとかなら言われるけど?

  でも……大切な人ほど言えなくなるのは
  あたってるかもな
  大事にしたいと思うほど、全然上手くいかないし


[傷つけたくない>>*10
でもこうして誰かと一緒に居たくもあって。
だからこの旅館はちょうどよかった。

明確な次のない、一晩限りの関係。
しんどくなくて楽しくて、ちょっとだけさみしい
それくらいが自分には、ちょうどいい]
(*16) 2020/08/18(Tue) 0:51:33

【赤】 木原 敦久

[彼女の胸で甘やかしてもらい。
されるばっかってのは好きじゃなかったけど、
割といいもんだな、なんて思い直しながら。

ゆっくりと、顔を上げた]


  ありがとな
  このまま居たら眠っちゃいそうだから
  そろそろ行くわ

  ああ、お礼にいつかちあきちゃんが
  しんどくなった時には俺の胸貸してやるよ
  やわらかくはないけどなー


[軽口を叩きながら布団から起き上がり浴衣を整え。
まだ横たわる彼女の傍らに膝をついたなら]
(*17) 2020/08/18(Tue) 0:51:40

【赤】 木原 敦久

[にっこりと笑って]


  ───よいしょ、と


[膝裏と背中に腕をいれて、持ち上げる。
どうだ、と抱え上げた彼女を見上げ得意気に笑えば
危なげない足取りで内風呂の方へ足を進めようか]


  ……あんた思ってたより重いな


[真っ正直な感想を口にしてしまう辺り、また減点だろう**
(*18) 2020/08/18(Tue) 0:52:05

【赤】 木原 敦久

── 桔梗の間 ──



  こえーなー……
  でもまあ、なんかあったら頼りにするよ
  あんたなら信用できそうだし?


[くつくつ笑いながら名刺を懐にしまい。>>*20
抱え上げた彼女の物言いたげな圧力には>>*21
素知らぬ顔を]


  あっおいこら
  そこシャツじゃ隠れないだろ
  帰ったらまたすぐ仕事だってのに


[見えるとこへわざとつけた痕は
セクハラにならないのかよ裁判官さん。
まあ訴える気は微塵もないし、隠すと逆につつかれるから
ついてしまったもんは堂々と見せるつもりだけど。
今は誤解されると厄介な相手も、いないわけだし]
(*22) 2020/08/18(Tue) 22:30:52

【赤】 木原 敦久



  結構いい性格してるじゃん


[楽しげに笑いながら
こちらも彼女の耳裏へ、華を咲かせた。
気の置けない戦友に対する、証のように**]
(*23) 2020/08/18(Tue) 22:31:01

【人】 木原 敦久

── 朝・ロビー ──



  ……っくしょい!


[鼻を啜りながら、ロビーのソファで
眠気覚ましに買った缶コーヒーを傾ける。
身に纏っているのは浴衣ではなく、ジャケットとスラックス。
そして傍らには荷物と、あとはチェックアウトするのみ。

くしゃみの原因は十中八九、
明け方中庭でうとうとしてたせいだろう。
椿の間に戻って内風呂で温まったけど遅かったらしい。

それでもまだ少し寝足りなさはあるけど
帰りの電車で睡眠をとるつもりだから、問題ない]
(108) 2020/08/19(Wed) 1:15:28

【人】 木原 敦久

[さて『美雲居』の彼女が
ロビーを訪れるのはいつだろう。
チェックアウトの時か、それより前か。
どちらにせよその姿を見つけたなら]


  おはよう
  そこの黒髪ロングのお姉さん
  昨日俺が渡したやつ、まだ持ってる?


[昨日のように呼び止め、問いかけようか。
まだ持ってるようなら]
(109) 2020/08/19(Wed) 1:16:33

【人】 木原 敦久


  ──それを使う気ないなら、
  今ここで破り捨てて
  あんたのその手で

  それ言うために待ってた


[彼女の詳しい事情は、何ひとつ知らない。

ただ知っているのは、
”名前”を教えなかったことと>>2:*233
あの時の彼女の顔と曖昧な反応と>>2:-143
部屋を出ていく直前の問いかけだけ>>2:191
(110) 2020/08/19(Wed) 1:18:28

【人】 木原 敦久

[一夜明けた今、いらないお節介をしたと思う。
負けず嫌いで、計算高くて、食えない女
そんな彼女は活き活きとして見えたから。

籠の中から自ら出る気概があるなら
多少危ない橋でも手を貸したくなった。
活き活きと生きる彼女が見たいと思った。

だけど、彼女自身にその気がないのなら]


  投げ出すことを諦めてるあんたに
  それは必要ないものだ
  違うか?


[静かに見据えて、答えを待った*]
(111) 2020/08/19(Wed) 1:22:18

【人】 木原 敦久

[差し出された紙を、すぐには受け取らず>>133


  返すのも破り捨てるのも、同じだろ
  ならあんたの手で破りなって言ってんの
  今 ここで


[これから先行こうとする道が何であれ
選択肢がある以上、彼女自身の手で選んだものなのだと
嫌でも自覚させるように。

それがどんなに酷なことだとしても]


  少なくとも
  あんたが”選んだ”って事実と覚悟が
  この先あんたをもっといい女にするはずだ


[それでも返すってことなら、しかたない。
せめて彼女の目の前でバッサリ破り捨てるつもりで
紙へ左手を伸ばし]
(136) 2020/08/19(Wed) 18:43:47

【人】 木原 敦久

[指先が、スカッと空を切った]


  ぁあ゙?


[どういうつもりだ。
怪訝な顔で彼女を見れば、合った目の奥。
再び灯った光に目をみはる]
(137) 2020/08/19(Wed) 18:44:06

【人】 木原 敦久



  ──……ふ
  そうこなくっちゃ


[堪えきれず頬が緩み
こちらもつられて、くしゃりと笑えば>>135

伸ばした掌で、ぽん、と軽く頭をなでた。
褒めて励ますように]
(138) 2020/08/19(Wed) 18:52:00

【人】 木原 敦久


  別に、返すも返さないも
  あんたに渡した時点で、あんたのもんだしな

  でもくれるんならもらっとく


[紙の代わりに受け取ったビニール袋。
ゴソリと音を立てた中身を覗けば]


  ……ってこれ8個も入ってるじゃん
  一人で食べるには多すぎ


[職場に持ってくには少なすぎる。
目敏い人が見ればわかる痕を首や耳につけてる時点で
あまり余計な詮索はされたくないし。
一人で食べるか誰か呼ぶか、なんてぼやきながら]
(139) 2020/08/19(Wed) 18:52:27

【人】 木原 敦久



  ──で、
  結局名前は教えてくんないの?


[にっこりと笑って、もう一度訊いてみようか*]
(140) 2020/08/19(Wed) 18:52:34

【人】 木原 敦久

[頭を撫でた慈しむ掌。>>157
それは恋とは違うものの、確かにひとつの愛情があって。
黙って受け取ってくれたことを、密かに心の中で感謝する]


  簡単に言うなよなー
  三十代の脂肪燃焼の悪さ舐めんなよ


[からから笑う額を軽く小突き>>158
もう一度尋ねたその答えは
少しの間を置いたあと>>159
(165) 2020/08/19(Wed) 22:30:43

【人】 木原 敦久



  ほんと、食えない女


[最初と変わらない感想を。>>159
能面みたいな張りついた微笑ではなく
くるくると表情を変える彼女を見れただけで
自分にとっては十分おつりがくるというもの]


  こちらこそ、楽しかったよ
  ありがとな


[踵を返す彼女の後に続くように
自分もソファに置いたままだった荷物を取り上げ
チェックアウトしよう。

手続きを済ませて入口を出れば、
いい天気の中、タクシーに乗り込む着物姿が遠目に見えた]
(166) 2020/08/19(Wed) 22:31:21

【人】 木原 敦久

[足を止めて眺めて、ふと]


  ……かぐや姫みてぇだな


[生憎夜ではないけれど
お供のうさぎを残して、美しい雲居に隠れるように。
去っていく彼女の姿を眩しげに目を細めて見送った。

奇しくもその連想ゲームの答えのような>>-364
一通のメールが届くのはもう少しあとの話**]
(167) 2020/08/19(Wed) 22:31:29