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人狼物語 三日月国


37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】

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【人】 成瀬 瑛


[ ……その後は、
  特に行きたい場所も思いつかなかったから。

  ロビー付近のソファにぽふと腰掛けて、
  何もしない時間を堪能する。
  
  すごい、これふかふか!!埋まりそう!!
  助けて!!!! ]**
     
(86) 2020/07/29(Wed) 17:40:21

【人】 成瀬 瑛


[ ソファの弾力と格闘していたあたしは
  頭上から降ってきた声に、>>98
  柔らかさに白黒させていた瞳を、ぱちと瞬かせた。 ]


  あれ、…… 羽凪くん?
  おはよ。


[ 埋もれながら、ひらひらと振った手で
  挨拶を返す。

  昨夜、ドレスアップした格好を披露した分、
  気の抜けた姿を見られるのは少し恥ずかしい、けど。
  …… こっちの方が見られているし、今更かな。 ]
   
(102) 2020/07/29(Wed) 20:14:24

【人】 成瀬 瑛



  うん、帰るよ。
  ホテルで随分散財したしね。

  帰って仕事しないと、
  美味しいご飯どころか
  ご飯自体食べられなくなっちゃうよ。


[ 隠す理由もないから、問いには素直に頷いて。>>99
  『またね』が社交辞令で終わらなかったこと。
  もう一度会えて、確かに嬉しいなと思ったけど。

  曖昧にするなってことかもしれない。
  そう、思って───。 ]

(103) 2020/07/29(Wed) 20:15:15

【人】 成瀬 瑛



  さよなら、羽凪くん。


[ 今度はきちんと、別れの挨拶を。 ]**
 
(104) 2020/07/29(Wed) 20:15:35

【人】 成瀬 瑛



  ── 回想 ──



[ 梅雨の終わり、夏の気配がすぐ側まで来てた頃。

  外を歩けば、ふわりと前髪が舞う。
  あたしが一年前に得た、自由の証。

  だから当時のあたしは、風の悪戯さえ心地良くて。
  それが熱を孕んだものでも、お構いなく。
  無理して外回りをした結果、熱中症一歩手前。
  役に立たないと、受付業務を回された。 ]


  いらっしゃいませ。


[ 人の気配に顔を上げる。>>106
  空調の効いた事務室で、体温を調節しながら
  お客さんを迎え入れて。

  それが一年前の“悪いお兄さん”だと気づけば
  きっとあたしは、慌てて財布を取りに走る。 ]*
   
(131) 2020/07/29(Wed) 22:15:08

【人】 成瀬 瑛



  羽凪くん、取り立て屋さん向いてるよ。


[ いつかの本業顔負けの、壁ドンならぬ扉ドンは
  まだ記憶に新しい。
  気まずげに視線を彷徨わせながら。
  踏み倒すのは失敗したらしいと知る。 ]


  花火大会……?


[ 指先を追って、ポスターを視界に入れて。
  その存在を初めて認識する。
  花火大会なんて、早朝から場所を取る為に
  ブルーシートの上でごろんと寝転がるもの。 ]
  
(142) 2020/07/29(Wed) 22:45:20

【人】 成瀬 瑛


[ 事務所に戻れば雑務は山ほどあるけれど。 
  あたししかできない急ぎの仕事、なんてものは
  どこにも存在しない。

  あたしは仕事をしないと生きていけないけど
  社会はあたしがいなくても問題なく回っていく。 ]


  …… 明日、


[ 返事を促されて、言葉を詰まらせた後。
  羽凪くんの盛大な顰め面に向き直り。
  飲み込んだ唾で喉を湿らせて、
  ゆっくりと口を開いた。 ]
 
(145) 2020/07/29(Wed) 22:45:53

【人】 成瀬 瑛



  河川敷で、待っているね。


[ ロビーとか、待ち合わせに適した場所は
  いくらでもあるのに。
  提示したのは、敢えて人混みの多い、
  合流どころかはぐれることを心配しなければいけない所。

  羽凪くんはスマホを持っていないんだから。
  会えない可能性の方が、きっと高い。

  そうなれば、そこでお別れで。
  あたし達は日常という世界に帰る。 ]
    
(146) 2020/07/29(Wed) 22:46:07

【人】 成瀬 瑛



  それじゃ、羽凪くん ───、


[ ソファに沈んだまま、小さく手を振る。
  またねも、さよならも選べないで

  それがわかるのは、明日になってから。
  そう、自分自身に言い訳する。 ]**
  
(147) 2020/07/29(Wed) 22:46:16

【人】 成瀬 瑛



  えぇ……頂きます。


[ 勝手知ったる他人の事務所。>>141
  彼の名刺のおかげでここに辿り着いたのだから
  所長と知り合い同士なんだろうというのは
  想像はできたけど。

  冷蔵庫に向かう背を
  信じられないような視線で見つめつつ
  麦茶はちゃっかり要求する。 ]


  なんとか、生きてるよ。
  お兄さんのおかげ。


[ 日々目まぐるしくて、慌ただしくて。
  やらなきゃいけないことだらけ。
  それでもあの窮屈な家にいた頃に比べれば、
  あたしは自由で幸せだ。

  この仕事をするようになって、
  裏の話も、少しだけ耳に入ってくるようになった。
  家出娘の末路なんて、大半がひどい結果。
  今のあたしは、それを知っている。 ]
 
(153) 2020/07/29(Wed) 22:57:48

【人】 成瀬 瑛



  ありがとう。


[ だからと添えた言葉と共に。
  あたしは数枚の紙幣を、
  なんとか相手のポケットに押し込もうと奮闘する。]**
  
(154) 2020/07/29(Wed) 22:58:01
成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a51) 2020/07/29(Wed) 23:01:44

【人】 成瀬 瑛


[ 悪いお兄さんは、本当に悪いお兄さんだった? ]


  ……利子。


[ まだ浅いあたしの人生経験では判断できないで。
  麦茶のコップを傾けると、>>207
  弧を描く口元に、向けられた言葉を反芻する。

  なんにせよ。
  大人の世界は厳しいね。 ]
  
(241) 2020/07/30(Thu) 13:39:07

【人】 成瀬 瑛



  それは、お金で払うものなのかな?


[ ふと気になって、尋ねてみる。

  社会人一年目。ろくな貯金があるはずがなく。
  トイチなんて言葉があるくらいなんだから、
  悪い人界隈の金利なんて、暴利がお約束。
  それを一年分だなんて、考えるだけで恐ろしいけど。

  彼の行動に救われたのは本当だから。
  払わない選択肢はないんだ。

  ただ、あたしが何回かご飯を抜いて
  お金を貯めたところで。
  払えるものなのかって純粋な疑問を。

  色硝子の奥、隠れた双眸に問いかけて。 ]**
  
(242) 2020/07/30(Thu) 13:40:14

【人】 成瀬 瑛



  返さないのは無理だね。
  あたしはお兄さんに救われたって思っているから。


[ 家出が失敗して、連れ戻されても
  そうでなくとも。
  あの日あの場で彼に出会う方法以外では、
  あたしは、おそらく生きていなかった。

  だから笑っていない瞳に映るように>>244
  即座に首を横に振る。 ]
  
(250) 2020/07/30(Thu) 16:51:13

【人】 成瀬 瑛


[ 金を借りたら金を返す。
  では救いの手には?

  …… あたしでは、お兄さんが何に救われたいのか
  そもそもそんな必要があるのかも
  さっぱりわからない。 ]


  あたしが何をしたら、
  お兄さんは助かるのかな?


[ だから単刀直入に尋ねてみる。

  何でも屋。成瀬瑛。
  まだまだ一年にも満たない新人だけど。
  受けた依頼は、誠心誠意、取り組むよ。 ]*
 
(251) 2020/07/30(Thu) 16:51:41

【人】 成瀬 瑛



  …… 前言撤回。
  取り立て屋さん、向いてないよ。


[ 君は、優しすぎるから。>>194
  そんな呟きを落としたのは、ひらひらと揺れる手が
  見えなくなった後。 >>196
  
  臆病な娘一人、放っておいても誰も咎めないのに。 ]
 
(255) 2020/07/30(Thu) 17:02:48

【人】 成瀬 瑛


[ そのまま、ぽよんぽよんとソファで弾んでいたら
  やがて遠目に近付く人影を捉えた。>>201

  その姿がはっきりするにつれ、ずるいなぁって
  あたしは笑う。

  そっちが「先生」で来るのなら。
  あたしだってきちんと「生徒」らしくしたのに。


  部屋着に跳ねた頭じゃ、
  校則違反で減点されちゃうよ。 ]** 
 
(256) 2020/07/30(Thu) 17:03:18

【人】 成瀬 瑛


[ お兄さんの言うことは最もなんだけど。>>257
  余裕のある態度は、
  女性に苦労したことなんてなさそうで。

  こちらは二十歳になっても胸の大きさに悩む娘だ。
  それが未成人の時なら尚更で。 ]


  胸も腰もない小娘だけど
  抱いたところでお兄さんは楽しいの?


[ 純粋に疑問に思って、尋ねてみれば、
  答えはどうだったかな。 ]
  
(266) 2020/07/30(Thu) 18:46:51

【人】 成瀬 瑛


[ いらないものをあげても、それはただの自己満足で。
  恩返しにはならない。

  …… そう考えると確かに、
  何の力も持たないあたしが、
  何でも持ってそうなお兄さんに
  できることなんて思いつかなくて。 ]
 
  
  そうだね。
  “今”のあたしだと、できることってなさそう。


[ そう、素直に認めたら。 ]
  
(267) 2020/07/30(Thu) 18:47:11

【人】 成瀬 瑛



  だから、助けが必要になったら依頼してよ。
  何でも無償で一つ、引き受けるよ。


[ …… 今は無理でも、未来のあたしなら、
  少しは何かの役に立てるかもしれない。

  それに現時点では無敵のお兄さんでも、歳を取ったら
  気弱になる瞬間だって、あるかもしれないでしょう?

  そうしたら弱みにつけ込ませてよ、なんて笑って。
  随分と図々しい、恩返し。 ]**
 
(268) 2020/07/30(Thu) 18:48:10

【人】 成瀬 瑛


[ 言いたいことは、サングラス越しでも大体理解できた。
  だから、追撃は不要だったのに。>>273 ]


  …………


[ まあ、相手は恩人だし、多少はね? ]
 
(280) 2020/07/30(Thu) 20:05:08

【人】 成瀬 瑛



  土下座して頼みたくなる、かぁ。


[ 正直想像つかないなって。
  お兄さんが立ち去った後、空のグラスを片付けながら。 

  だってほら、あたしが体調崩してたことだって
  お見通しなんだから。 ]
 
(281) 2020/07/30(Thu) 20:05:29

【人】 成瀬 瑛


[ しばらく、扉を見つめてたら。
  よし、と小さく気合を入れて。
  両手を引っ張って、伸びをする。 ]


  さて。
  今日もお仕事がんばるかー。


    [ 結局“ナルセ エイ”のままだったのは、
      お兄さんもあたしも、知らないまま。 ]**

(284) 2020/07/30(Thu) 20:09:29
成瀬 瑛は、メモを貼った。
(a96) 2020/07/30(Thu) 23:51:54

【人】 成瀬 瑛

  

  ふっ、問題ない。
  あたしも今来たところさ。


[ 気取った声を出す、ソファに埋もれたままで。
  本当は随分前からロビーにいた気がするけど
  ここでこの台詞は定番だよね?>>381 ]


  うーん。


[ ぴょんっと髪を跳ねさせながら。
  勢いをつけてソファから脱出すると、
  そのまま彼のスマホを覗き込む。>>381
  
  どちらが胸の発育に効くのか……
  師匠に詳しく聞いておけばよかった、なんて。

  彼女は別にラーメンにそんな効能があるなんて
  一言も言っていないんだけど。 ]
 
(402) 2020/07/31(Fri) 10:48:01

【人】 成瀬 瑛



  どっちでもいいんだけど。
  博多って行ったことないから、博多ラーメンで。


[ こだわりがないのはこちらも同様。
  中華だって行ったことはないんだけどね。 ]
       

  ジャンくんはラーメン好き?


[ 歩きながら、尋ねてみる。
  ラーメンっていうのは、あたしのリクエストだから。
 
  もしジャンくんが苦手なら、別のものでもいいよ。
  そんな意を込めて。 ]**
 
(403) 2020/07/31(Fri) 10:48:49

【人】 成瀬 瑛



  三食ラーメンでいいくらいの愛かぁ。


[ なら、ジャンくんも成長するかもね、……大胸筋。
  と、口にしないだけの分別は多分あったよ。 ]


  流石に栄養偏るよ。
  誰かジャンくんの生活習慣を
  見張ってくれる人とかいないの?


[ 笑いながら尋ねてみる。

  ブーメランって自覚はあるけどね。
  あたしの食生活がひどいことは、言ってないから
  バレなきゃ問題ない。 ]
  
(419) 2020/07/31(Fri) 16:58:40

【人】 成瀬 瑛



  ……どんな風に、過ごしてた?
  んー、そうだね。


[ 相槌を打ちながら、どんな答えなら
  この面倒見のいい教師を安心させられるか考える。

  案外何とかなったよって、
  自身の仕事を面白おかしく語ろうか。

  それとも、苦労を重ねたけれど、
  周囲に支えられて何とかやっている、
  そんな人情ストーリーか。

  ……どれも決して嘘ではないんだよ。
  人生っていうのは、色んな面の重なりだから。
  彼が求めている答えかは、別にして。

  勿論その中には、口にしたくないことだってある。 ]
 
 
(420) 2020/07/31(Fri) 17:00:26

【人】 成瀬 瑛



  ねぇ、「先生」。
  あたしはこの数年間。

  一生懸命、生きてたよ。


[ そうしてしばらく考えてから、
  ゆっくりと口を開くと、先生に微笑みかけた。

  嫌なことたくさんだってあった。
  挫けそうなことだってあった。

  けど、あたしは今こうして
  何とか呼吸をしているから。 ]
 
(421) 2020/07/31(Fri) 17:01:04

【人】 成瀬 瑛



  …… 羨ましがってくれてるところ
  申し訳ないけれど。
  別に、珍しいことじゃないよね。
  先生だって、そうでしょう?

  生きるために、頑張って仕事して。
  こうしてあたしみたいな跳ねっ返りの
  心配もしてくれているんだから。


   [ だからあたしは、特別なんかではない。
         って、あたし自身は思うけどね。 ]

 
(422) 2020/07/31(Fri) 17:01:39

【人】 成瀬 瑛

 

  ああ、でも人より少し無茶したのは確かだから。
  今からでも遠慮なく叱ってくれていいんだよ。


[ 時間外労働になっちゃうけどね、と。
  あっけらかんと告げてから。
 
  悪いことした生徒と、
  お説教の後に二人でラーメン屋、なんて。

  何だかそれっぽいシチュエーションだよねと。
  楽しげに先生の瞳を見つめた。 ]**
  
(423) 2020/07/31(Fri) 17:02:29