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【赤】 店員 イウダ[最後の蕎麦湯まで満喫したが、彼女の「別腹」具合はどうだろう。 ここでデザートを頼むも良いけれど] ちょっと行った先にりんご飴の屋台が出てたけど、そっちにするか? 「浴衣デート」っぽいし。 [「してみたかった」と素直に言って来た彼女は本当に可愛かったから、浴衣デートっぽい行動は全制覇したい慾張りだ。*] (*180) 2021/05/22(Sat) 17:36:21 |
【赤】 店員 イウダ[りんごの方は、以前好物だと言っていたのを覚えていた。>>183 いちじくとのバターソテー食べ比べを作ったのを思い出す。] まだ夏祭りには時期が早いけどさ、浴衣でぶらついてると屋台が欲しくなる需要があるからなんだろうな。 [店内も老若男女殆どの客が浴衣姿だ。] ベビーカステラもあったけど、あっちは腹に溜まりそうだしな〜。 [オーダー表を手に取る。 「奢り」「割り勘」で揉めるのが嫌だったので、少なくともこの旅行中は二人で同額を出し合って、そこから払おうと提案した。 頼んだものの値段が違っても、後で面倒な計算をしなくて済むし、個人的に欲しいものだけを個人の財布から払えば良い。] (*188) 2021/05/22(Sat) 19:32:25 |
【赤】 店員 イウダ[支払いを済ませて外に出る。 からころと下駄の音。 軽いキスでは痕もつかないが、浴衣の裾から見える足の甲に、印をつけておきたかった妄想は、今晩実行させて貰おう。>>*181] 最近はりんご飴だけじゃないんだな。 いちごもあるし……俺はこの「ぶどう飴」にしよ。 「紫」が綺麗だし。 [意味深に言う言葉は、勿論店の人には通じない暗号のようなもの。 再び旅行用資金から代金を払って、甘いあまい「紫」にくちづけた。 吸って、舐めて、甘く噛んで飴をはがす。] あっま、 [粒はりんごよりも小さいから食べきれたが、飴が随分甘い。 複雑な顔で笑って、紫亜が食べきるのを待つ。 デザートには少ないかと思ったが、この甘さならこれ以上は食べられないかもしれない。*] (*189) 2021/05/22(Sat) 19:33:05 |
【赤】 店員 イウダあ〜花火大会、な……。 そこは休みが難しいかもしれない…… [二人で行きたいところやりたいことは沢山あれど、イベント日程が「土日」と決まっているものは休みが取りにくい。>>197 その帰りの外食需要が高まるからスタッフの数も必要となるのだ。 お盆休みはあるから、お盆にやっている花火を探して遠出してみるならできるかも?と言って。] ごめんな。 [彼女の楽しみに水を差した罪悪感でしゅんとしながら頭を撫でた。 もし見に行けなければ二人で手持ち花火をしよう。 少しでも彼女が「一緒にできない」ことへの寂しさを感じることがないように。] (*207) 2021/05/22(Sat) 21:18:45 |
【赤】 店員 イウダ[小さくて甘い飴を舐めた後は、折角だからと立ち寄りの温泉に誘った。 男湯と女湯に分かれているから、一緒には入れないけれど、折角温泉に来たのだから、色んなところを楽しみたいと主張して。 その裏にある意図には気づかれていないと思う。 女性の方が長風呂だと思うから、先に出て用意したいものがあった。 とはいえ彼女がのぼせを危惧するなら、用意は明日に回すことにする。*] (*209) 2021/05/22(Sat) 21:19:29 |
【赤】 店員 イウダ[部屋で下着を替えてからはトイレに行っていない。 下着を替えるのは旅館に戻ってからでも良いだろうと思うのは男ゆえの無頓着か。 部屋付きの露天風呂よりも広い温泉は深いところがあって、卯田でも肩までゆっくり浸かることが出来た。 ついゆっくりしそうになって、危ない危ないと後にする。 タオルやドライヤーなどその場で借りられるのがありがたい。 そうして先んじて出た後に向かうのは、途中にすれ違った雑貨屋だ。 個人の財布から出して、包んで貰って。 気に入ってくれるかな、なんて、どきどきしながら待っていた。] (*224) 2021/05/22(Sat) 22:28:12 |
【赤】 店員 イウダ[出て来た彼女は先程よりもメイクが薄い。 それがまたどうにも湯上りの火照った肌と相俟って色気を高めていた。 喉が鳴ったのは無意識で。 駆け寄って寄り添ったのは、他の男を牽制したい独占欲。] なー紫亜。 ちょっとこれ、つけてみてくれる? [包みを渡す。 周年祭の時にもらったネクタイのお礼がまだだったと言えば受け取って貰えるか。 中身は紫の蝶のチャームが揺れるかんざし。 まとめあげた彼女の髪を彩るものが欲しいなと思ったのと。 会社で髪の毛を上げる時にも使えるかと。 (その場合痕をつけるのを我慢しないといけないというのを失念しているあたりが残念な男である。) *] (*225) 2021/05/22(Sat) 22:28:37 |
【赤】 店員 イウダ[辺りは薄暮の頃。 夕食にはまだ時間がある。 抱き締めたい気持ちを抑えながら、手を強く握って歩き出した。 さて他に「浴衣デート」でし足りないことは?*] (*239) 2021/05/22(Sat) 23:28:21 |
【赤】 店員 イウダ――部屋―― [抱き上げて彼女の下駄を脱がせる。 自分の分を蹴り上げたら、扉に当たってかこんと音を立てた。 夕食は19時だ。 何もしないで待っていると長いけれど、何かをしているとあっという間に過ぎそうな。] ……布団、くっつけてあるな。 [綺麗に整えられているそれが乱れたところは、襖で隠してしまえば夕食の配膳時には見えないだろう。 そんなことばかりが頭をよぎる。*] (*253) 2021/05/23(Sun) 0:24:01 |
【赤】 店員 イウダいや? 紫亜だって、くっついてる方が好きだろ? 昨夜は離れてたし。 [自分が手を出さない為に床で寝たから。 けれど彼女が寂しさを感じていた事に気づかない卯田ではない。 鼻緒の痕がついた彼女の足指を撫でる。 ここに痕をつけるのは、自分が最初が良かったのに、なんて。] ――紫亜。 抱きたい。 [駆け引きをする余裕なんてものは温泉街に置いてきた。 直截な言葉と視線で慾を伝えたら、痕をつける予約のように、撫でていた足指の先に爪を立てた。*] (*259) 2021/05/23(Sun) 0:58:54 |