【人】 月島 雅空[夜も更け、電灯が置かれているため完全な闇というわけにはならないがやはり暗く感じるのは住宅街との差というやつだろう。] そういうこと…まぁ、明日でもいいんだけどな。食後の運動がてらな。 [とはいうものの、単純に待ちきれない気持ちがあったというのは察されるかもしれないな。趣味が釣りとかだものな。] ん…やっぱりこの時間だとまだ寒いか。 [湖面を優しく揺らす風も、昼にはちょうどよくかんじたが、夜には寒い。 だが人の明かりが少ない分だけ湖に映える星もよく見える。] にしても月がないってのもなんか不思議だな。いや、二つ…あったか。 [普段意識して夜空を見上げているわけではないが、こうして夜空をよく見える状態だと意識してしまう。直後に二つ。といったのは珠月>>0:377の言葉遊びに乗って、ではある。あるいは何か胸騒ぎがあったのかもしれない。] (12) 2023/03/04(Sat) 23:37:02 |
【人】 月島 雅空[湖の近くまで二人で歩いた後、そのまま湖の端を沿うように歩く] 桟橋とかで二人きりで…なんていうのは恋人だったらあるんかね? [世間話をするように、湖に向かって湖上を散歩するように伸びる桟橋があったのを見ていて、思い付きのようにいう。当人は釣りスポットでもつかえそうだから見てたとかいう実情があったが] なぁ、珠月、そういえばなんだが聞いていいか? 高校になってから、色々と様変わりしたけど、何かあったのか? [様変わりとは髪とかピアスのこと。 思いつめていたようにも見えなかったのと、お互いに忙しくなったことから聞きそびれていたことを散歩がてら聞くのであった*] (13) 2023/03/04(Sat) 23:37:12 |
【雲】 月島 雅空[それからアスルは、巫女は力を使い果たして消えた。と、長老衆へと告げて、そして工場へは前々から言っていたことを実行するために。といって飛行機を借りていった。 ――――そして三か月後。 アスルは現在とある小さな島にいた。別にここで暮らしているとかいうのではなく島から島へと移動中であり、その中継地点に浮いている小島で今日は休んでいたというだけである。 既に野営用のテントが張られ、簡素なスープをつくり乾パンと頂く。野営料理としてはこれに干し肉でもいれれば少し豪勢になるが、今日はいいかと、どこかやる気もなく無精して食べ終えた。] ………新月か [感傷に浸るように、パチパチと火が跳ねる音。自分以外は誰もいない静かな夜で――誰もいない夜を密かに求めていたのだろう。そんな夜のことだった―――] (D14) 2023/03/05(Sun) 2:10:54 |
【雲】 月島 雅空[空から女性が降ってくる、ゆっくりとゆっくりと誰かを待ち望むように淡く光を帯びて―――] いやいやいやいやまてっ! [ちっともよくはない、上から降ってくるのは移動中に落ちたとか。ゆっくり落ちてきたのはそういう力が、あるいは浮遊を宿した装飾品を身に着けているとか説明はつくが] このタイミングでかよっ! [それは新月だから、とかでもなくもっと切実な問題である。 ただただシンプルに、アスルが真っ裸だったのだ] (D15) 2023/03/05(Sun) 2:11:38 |
【雲】 月島 雅空[なお、真っ裸だったのは別段変な意味はない。 お茶でも沸かして飲もうとしていたのだが、その前に水浴びをしていたのだ。水浴びのためにと当然脱いでいたアスル。 結果。振ってきた淡く光る人影は野営用のテントをぐちゃぐちゃに潰して――おかげでよいクッションにはなっただろう――なんかもうわやくちゃになったのだが、多少の怒りをぶつけてもいいだろう。等と思っていたが、着替えのズボンだけ履いてから近づき怒りの一つでもぶつけていいだろう。と思っていたのだが、倒れていた女性の顔を見た瞬間それも忘れた] ・・・・・・・・・ペルラ?・・・・・・ [そんな呟きは彼女の耳を揺らしただろうか。そして] (D16) 2023/03/05(Sun) 2:13:32 |
【雲】 月島 雅空 はぁ・・・目が覚めたか? [焚火の近くに布を敷いて、降ってきた女性が横たえさせていた。その女性が意識を取り戻したのはいつ頃だったか。 はす向かいに位置に座っていた男はそこで声をかけたのである。 ぐちゃぐちゃになったテントは荷物だけ出せるように一部取り払われ、ズボンだけは履いて上半身はローブを体に羽織っており前は開けたままの姿だ。 そんな男の顔は彼女にとってとても見覚えがあり、同時に差異を探せば多かっただろう。 彼女の幼馴染は身だしなみという点でしっかりしているため、目の前にいる彼のように無精ひげを生やしていることはほとんどない。 髪はより乱雑であった、が、そこは水浴びした後に色々あったからであるのだけど、違うのは何より年嵩が増しているように見えただろう。 体格も彼女の幼馴染のように平均的な男性的なものと違い、鋭利に引き絞られたものであった。 呼びかけた低い声も似ているものの、重さ渋みを増して聞こえていただろう―――と、他にもあったとしてもどこまでを認識していたかはわからない] (D17) 2023/03/05(Sun) 2:15:07 |
【雲】 月島 雅空 で、お前さんは何処行きの飛行船に乗ってたんだ? 拾っちまった以上は飛行士の倣いとしてそこまでは無理だったとしても…近くまで運んでやるよ。 [彼女は外界を移動中にやんちゃして落ちたのだろう。そういう風に思っていたアスルは名乗りもせず、やる気もなさそうに聞いたが、珠月にとってはちんぷんかんぷんだっただろう*] (D18) 2023/03/05(Sun) 2:15:53 |
【人】 月島 雅空[自分は湖側を歩きつつ、いつものように隣を歩く珠月を軽く視線だけ向けつつ] そういうスポットとしても利用できるのか。でもなんかあざといな。 [あまりにも明け透けな感想を口にしたり] そうやって男女二人で集まって釣るんだな。って流石にそれはないのはわかるぞ……なんせ時期も場所も違う。 [キスは湖では釣れないし季節も違うのだ。突っ込みは違う方向に向けられた。根本的にそういう知識が不足してるので、突っ込みそのものは理解しつつも、茶化すでもない言葉に頷きつつ、でもまぁ確かに、綺麗な光景で誰の目もなかったら――もう一度ちらりと珠月を見たりする。] (21) 2023/03/05(Sun) 2:28:03 |
【人】 月島 雅空[そのまま続けた質問に不思議そうだったが、見た目のことね。>>15といわれて頷いて] ああ、急だったんで驚いたしな。 [別に髪の色を変えることで今までの自分の脱却だー。とか、アピールしたい。とかいうものではなさそうに思えたのでその時はすんなり受け止めたが、珠月なりの苦労とが重なったからだろう。 確かに愚痴ってたなー。と、宥めたり褒めたり、お菓子を作ったりしていたのもあり覚えている。 真っ黒で伸ばしていたときは人形みたいに可愛いが冷たい印象を与えてやすくもあったのだろう。] まぁ、そこはな。黒髪も綺麗でよかったが、明るい色は珠月の性格とも合っていて似合ってるしな。 [金髪については最初こそ違和感があったが、それも長年との違いでの違和感というだけで今はすんなり受けとめられているのは彼女の言う通り似合ってるからだろう。と同意を返す] (22) 2023/03/05(Sun) 2:28:17 |
【人】 月島 雅空[そしてピアス>>16はというと、まぁ、自分にも思い出があるわけで、今思うと、どころか当時思ってもその理論は無茶苦茶だろう。と主張した。 病院で開けろと勧めもしたが、頑なに拒否し泣きつかれれば弱いのはこちらだ。 今日は待て、調べてからやるから。といってその日の当日は一旦取りやめてやりかたをしっかりと調べてからやったのだが、彫刻刀で野菜を掘るのとは違うのだ。非常に緊張したものだ。その理由とは] そういうことか。 そういえば…それよくつけてるやつだな。綺麗な造りしてる。 [好きなものを身に着けるため。と聞いて肩の力が抜けた。 そのデザインまでは知らないが、そういえばよくつけてるのを今日も身に着けてるとなんとはなしにいう。 ちなみに疎いのはその通りで、気づけたのは自分で開けた場所だったから時折心配もこめて見てしまうという事情なだけであった。そのため細かい差異については理解していないのも珠月の想像通りである。] (23) 2023/03/05(Sun) 2:28:33 |
【人】 月島 雅空 ん?なんだ?誰か落ちたか? [救命のためにと珠月から目を離して身を乗り出して、目を凝らすように湖をみたが、そのままばしゃばしゃと暴れるようなそんな音もないし、そもそも湖も静かで揺れていない。 月明かりが辺りに鱗粉を撒くような幻想的な光景に目を奪われて、目を離していた、身を乗り出したことで珠月の傍からも離れていた。 珠月の声が聞こえて咄嗟に振り返ったときには、何かに攫われるような姿に、ぞくりと嫌な汗が走り] 珠月っっっ! [自分の名前を呼び伸ばした手>>18を触れようと足を踏み出しながら伸ばし――そして目の前で、神隠しにあったかのように消えていった。] (25) 2023/03/05(Sun) 2:29:04 |
【人】 月島 雅空[誰かに攫われたのでもなければ、湖に落ちたとかでもない。 そんなあまりに現実離れした光景に脳が処理できない。ただ伸ばした手が届かなくて震えている。 反対の手でつかんで震えを抑えようとして、先程もらった銀の台座に青い石というデザインのピアスが手の中にあるのに気づく。潰したり壊したりしてはいけない。偶然とはいえ珠月が自分に渡してくれたものだ。 ポケットからハンカチを出して大切にしまったところで、再度響く音>>19がした。 そういえば先程もあったが、だがそれがどう繋がっているのか自分にはわからない。咄嗟に視線を向けた先には] ……は? [音がして、その音の発生源がいる。そこまでは先程までと比べてば普通だ。 普通だったが、目の前にいる人。その格好は今は気にもとめなかった。 だって、凄く似ていてでも違う。衣装がではなく細かい髪の色や瞳。そして醸し出す雰囲気、全くの別人というには違って、珠月が成長したらこうなるんじゃないかな。っていうような雰囲気で―――それも含めて先ほどからの不可解な状況と酷似もしている] (26) 2023/03/05(Sun) 2:29:32 |
【人】 月島 雅空 あんた……いや、貴女は何者だ? [綺麗な礼をする珠月に似た淑女。 敵意や警戒を向けるにはどうもこの姿の人にはしづらい。だから、貴女と言い直して問いかけて、綺麗な礼をして呼びかけた言葉を反芻する。] ……落ち着いてるな。 なぁ…貴女は俺の妹分にすごくそっくりなんだが、何か…関係あるのか? [見た目や不可解なこと、と共通点もあった。そして、そんな登場をしながらも驚くでもなく落ち着いて挨拶もしてきた。 だから問いを向けたが、それは縋るような気持ちもあった*] (27) 2023/03/05(Sun) 2:29:50 |
【雲】 月島 雅空[話しかけたはいいものの、じっと見られていた。 まぁそれはそれでこっちも都合がいい。自分からも見ていても、顔立ちやらがペルラの若い頃に似ている。だが雰囲気はやはり違う] それはどういうことをいってるかわからないが、俺は一人っ子だな。 [急な問いかけにわからないまでも律義に応えながら、何かを納得するまでをしばらくまちつつ、こちらもわからないが、あちらも俺の言いたいことが伝わっていない様子だ] だいたい上等な服を着てるやつってのは飛行船に乗ってるからな。 飛行機乗りはもうちょっと粗末なもの着てるのが多いし、オイルの匂いがするもんだ。 [服をぱっとみたところ、そうだと思ったからだ。といってみたが、どうにも要領を得ないことだけ理解しつつ、ニホンという言葉に首を傾ぐ] (D22) 2023/03/05(Sun) 14:33:11 |
【雲】 月島 雅空 悪いが聞いたことない…さっき運ぶっていったが力になれんかもしれん。 [まいったな。と内心で口にしつつ] 夢の世界かぁ…さぁそんなの…… [と皮肉気に口を開こうとしたが、途中でやめた。どうにも会話が成り立っていないというのもあれば、見た目のこともあって調子が狂う。ため息を一つついて言葉をとめて言い直す。] (D23) 2023/03/05(Sun) 14:33:43 |
【雲】 月島 雅空 現実だって俺は認識してるが、どうにもどういう事情があったのかはよくわからんな。 一つずついってくからよく聞け。 俺は飛行士のアスル・ラーゴ。 今は島から島への移動中に休むために小島に停泊中だ。 乗ってきた飛行機はそいつだ。 んで、野営中にそっちが降ってきた。上から降ってくるなんて飛行機か飛行船かのどっちかにでも乗ってないとおかしいって俺は思ったんだが… ひとまず、ここまでで何かわかることはあるか? [めんどう。というよりはどこかやる気がないのは変わらないものの、その割りに丁寧に一つ一つ言っていく男。 名前を告げることから始まり、現状はどこにいるのかなどの説明。自分が乗っていたトンボ型の飛行機も指し示したり、そして落ちてきた様子を口にしたりとして一連の流れを説明していった後、どうだ?と聞いてみて] 俺はそこそここの辺りを旅してたが、少なくとも近くにニホンって島があるのは聞いたことないんで連れて行けそうにないんだが、なんか特徴とか教えてくれるか? [後は噂とかを手繰ればどうにかなるだろうと。おかしい状況は理解しつつも流石に世界をまたいでやってきたとまでは思っていないアスルは届け先のことを知るために聞くのであった*] (D24) 2023/03/05(Sun) 14:34:48 |
【人】 月島 雅空[それからされた説明は、なんとも現実味のないものであった。 漫画とかアニメや小説などだとありそうなものだが、そういう特殊な環境>>60で育ったらしい。今にしてペルラの姿を見てみれば、深い青の生地に銀色の糸で彩られた衣装は、着物とも違ってどこか神聖でエキゾチックなものであった。 ただ、気になった点があったとしても後でまとめてしたほうがいいだろう。彼女が違う場所からやってきた―――というのを信じる信じないは一旦置いても、本題に対する前情報として受け止める。 そして一番気になること、というのだがそれそのものはペルラ>>61にもわからないということだ。ただなんで攫われたかは別として、、珠月の行き先というのにはわかっているということらしい。それが能力というものであり親切によるものであるとのことだ。] (71) 2023/03/05(Sun) 21:17:10 |
【人】 月島 雅空[そして珠月はペルラが信頼している人の元に送った。とのことだ。 不安は消えないものの、なんら情報がない状態よりはマシだろう] …ちょっと……ちょっとだけ整理するから待ってもらっていいかな? [もちろんそれを信じられれば。という前提が着く話しだ。 謎の事象により珠月は消えてしまった。 そして同じく謎の事象により彼女、ペルラが現れた。 だから共通点はないだろうか?と思った。思った以上の情報量だし、そんな不思議な存在、あるいは力をもっている彼女の言うことを信じる――といっていいのかは懐疑的で楽観的に思える。 でも――じっと自分を見ていて、落ち着いて切々と訴えるように、そしてどこか申し訳なさそうに説明を受けた。 年齢も雰囲気も色々と違うけれども、ただそうやって嘘も虚勢も張らずに愚痴ったり訴えたり甘えたりする。そんな雰囲気だけは珠月と似ているのだ。 少なくともこれを話してるのが珠月だったら、こんな荒唐無稽な話をされても自分は信じただろうと思えてしまうだろう] (72) 2023/03/05(Sun) 21:17:32 |
【人】 月島 雅空[それに現実的な問題もある。 今回の事柄を説明して誰が信じてくれるだろうか。 父と天原母には説明したら信じてくれるとは思う、ただそれは長年の家族としての付き合いという信頼があってのものであり、その二人以外には通用しないものだ。 警察にいったところで、理解を得られる気がしない。よって解決の糸口がそちらにはない。] 質問、いいか? ペルラの世界についてってことじゃないんだが… [口調は違えども、呼ぶ声は、彼女にとってとても馴れ親しんだ声にも聞こえただろうか。そうとは知れずに] 話が真実だとして、ペルラに力があれば珠月…貴女に似た見た目の女の子の名前だな。 その珠月を帰せた。っていってたが、力を回復させれば、こっちに連れ戻すってことは…できそうかな? [彼女が安全を保障していたが帰還についてはわからない。そして現実的な問題としても解決の糸口がないのなら、それを頼れるのだろうか。と聞くのであった*] (73) 2023/03/05(Sun) 21:17:56 |
【雲】 月島 雅空[警戒心も露わのままこちらを伺う女性だが、そこについてどうこう言わない。 無理に信頼を得ようとも思わないが、態度が気に入らないというでもない。そこまでの熱がなかったといえた。] ああ、よく見えてるわけじゃないし専門家でもないからわからんが細かい縫い目に均等に誂えてるように見える…後は、その服からなにをしてるかよくわからないからな。 農夫だったら手足や袖が土に汚れてる。工場で働いているやつはオイルが染みついてる。そういう気配がなかったからな。 [疑問に応えながらも] 喋りやすい喋りかたでいいぞ。 [敬語はいらない。とはいわずに喋りやすいように、と苦笑を浮かべていった] (D30) 2023/03/05(Sun) 22:18:38 |
【雲】 月島 雅空 別に珍しい名前でもなんでもないだろ。 [家名なんていうのも、どこに生まれたか。とか職業からつくようがせいぜいだ。 森の近くで生まれてたらセルバだったり、鍛冶屋ならスミスだっただろう、名前も安直なものである] 飛行機をみて素直に驚く様子をみて微笑みを浮かべつつ、自分の名前に改めて反応するのに内心首を傾ぐ。] ほう…いってみろ。 [信じられないと思うけれど、という言葉に気にせずに言え。と言う。続く言葉を聞きながら、どうにもそれは自分が想像していた飛行船から落ちた訳ありの客人だとかそういうものではないらしい。 それどころか多くの気になる文言が連なる。 湖、神隠し。そして今目の前にいる女性よりも少し年上のそっくりな女性。 心当たりがいくつも重なれば、そしてアスルのところにいって。という言葉を聞けば流石にそれは偶然だと片付けられるものではない] (D31) 2023/03/05(Sun) 22:19:10 |
【雲】 月島 雅空[彼女は……俺のペルラはどこかに囚われてる、あるいは消えた先でこの娘とあって、そしてこちらに誘導したのだろう。 真珠のイヤリングはさっきまでテントの中に置いていたのでそのせいでそこに降ってきたというところか。よいクッションになるところに置いていてよかった。と思いつつ] そいつは……君そっくりな女性がいったアスルなら…ほぼ間違いなく俺だろうな。 [どうやら彼女は消えた後ですら、俺にお願いをするらしい。少しだけ可笑しそうに一瞬だけ柔らかい笑みを浮かべて、すぐに表情が改まる] なぁ、そっちの名前は? [名前を聞く。おい。とかでいいなら名乗らなくていいけどな。などといいつつも] 俺が思うに君は壮大な迷子のようだ。 おそらくそのニホンって場所も相当遠くか、そもそもここには存在しないんだろう。 可能な限り安全に過ごせるようにするが、無条件にってわけじゃない彼女は説明不足だったみたいだ。 [ふっとため息をつく。疲れたというよりは仕方ないか。というように、だってペルラは最初から、飛べ。といって自分を信じて飛んでくれていた。それが当たり前だったから意識もしていなかったんだろう] (D32) 2023/03/05(Sun) 22:19:46 |
【雲】 月島 雅空 それは俺に身を任せられるかどうか。だ。 [じっと神妙に見据える。そこに例えば男女としての何か不埒な様子というのは見えないだろう。] 君がいたところでは知らないがこっちでは島から島への移動というのは安全じゃない。飛行機に乗って行われるものだ。 …そこの飛行機、飛ばすのは俺だが、その俺を信じれなかったら君は乗れないだろう? [その点においてペルラは自分を信じてくれたからペルラにとって安全だっただろうが。この娘についてはなんともいえない] そういう心構えを持ってもらう必要があるぞ。なにせ飛んだ後にじたばたされたら事故るからな。 [あまりにも警戒心を持たれ過ぎたら危ういだろうから、と自分なりにわかりやすく問いを向けて] (D33) 2023/03/05(Sun) 22:20:38 |
【人】 月島 雅空 じゃあ…お願いします。 他人任せになるのは嫌ですが…それしか俺にはないので。 [出来ると思う、どうにかしてみせる。という言葉>>83にほっとして、そしたらもう自分からは頼むだけだ。背中を曲げ頭を深く下げる。 神隠しされた先から珠月を探してくれ。なんていってやってくれる人間はいないだろう。 頼るだけなのは歯痒い気持ちもあるが、自分の気持ちよりも珠月が無事に帰ってくることが一番の望みだ。] この湖が? [特別な場所?といわれたのに首を傾ぐ、自分にとっては特別とは言い難いが] …前から不思議だったのかは知らないけれども…少なくとも今夜からは不思議なのは間違いない。…かな [皮肉気にいいながら、湖か…と今は美しさよりも底知れなさを感じる湖を見つめて] (94) 2023/03/05(Sun) 22:59:20 |
【人】 月島 雅空 あ、そうだった。 [力を使い果たした。といっていた、でも戻ってきてる。というのに安堵>>86も抱いたところで、音が響く。 水が滴るような音。本来なら聞き逃してもいいはずなのに耳に届くそれに警戒するように周りを見渡して、それはペルラが呼び出した力だと認識したのはすぐのこと 光の波紋が何かを作り出そうとするようにまとまろうとして霧散する光景を目を丸くして見つめて] いや、大丈夫。それに信じれた。 ぁーっと…力を見たからじゃなくて…ペルラもいってたけど、珠月と似てるから嘘をついているって見えなかったからってのはあるんだけど… [わざわざ能力を見せてまで自分を信じてもらおうとしてくれたこと>>87に申し訳なさと、ありがたさと。だがそれ以外にも彼女に頼んだ理由としては、似てるから。とそこだけは少し照れくさそうにいって] 今はゆっくり休んでもらうのが一番かな・・・。 [直前まで力を使ったといっていたし、今も表情には隠せない疲労感がにじみ出ているのが見てとれる。] (95) 2023/03/05(Sun) 23:00:12 |
【人】 月島 雅空 とりあえず濡れて身体も冷えるだろうし来てもらっていいかな。 しばらく一緒に暮らすことになるけど、食べ物や寝る場所とかもあるからさ。 [まぁ、来てもらうといっても、自分の後ろにあるコテージのほうなんだけどもね。 そうして休んでもらうためにとコテージへと誘導するが、まずはシャワーかな。ひとまず備え付けの服を一旦着てもらって、それからは…珠月のを借りるか。食事や睡眠はどちらを望むだろうか。コテージについた電灯から始まり文明の機器を教える時間がはじまるのだろう*] (97) 2023/03/05(Sun) 23:00:30 |
【雲】 月島 雅空 ならミツキで。 [おい。というのは名乗らかなかったらの場合で教えてもらえれば違うのだ。 ただ彼女がアスルさんと呼ぶ声は、親しんだ声なのに他人行儀で、ほっとするような居心地の悪いような感覚はある] 受け入れるも何も、そもそもこうして旅の最中に遭難したやつがいたら助けるってのは倣いでもあるからな。嫌がらない限りは近くの島にまでは送るつもりだったぞ。 [その手を跳ねのけるならば別だが、そうでなければ誰かの頼み関係なく近くには送っただろう。ただ全部面倒をみるかというと話は別だが。とまでは言わずに驚いた様子のミツキに苦笑交じりに返す。] (D42) 2023/03/06(Mon) 1:28:00 |
【雲】 月島 雅空 いや、乗っていいっていうか…ああ、そういう感じか。 [困ったようにいいかけた言葉は途中でとめて、少し納得する。自分が壮大な迷子といってみたのは気取ってみたつもりだったが、案外本当にそういうもののようだ。 俺が運転するという言葉には鷹揚に頷いて、それで待つ。 もしも彼女が嫌だというならば――と考えつつも、ミツキがどう判断するか慌てることなく焚火の土台の上にヤカンを置いた。 そうして少し待っている間、ミツキの目が―――ペルラのようにとらえるならば覚悟を持ったようなものへと変わっていくのが見て取れる。] (D43) 2023/03/06(Mon) 1:28:52 |
【雲】 月島 雅空 ほどほどに自信とやる気があるなら十分だ。それに素直なのもいい。 [変に自信満々のやる気満々でも、逆にまったく自信なくて嘆かれても困る。ペルラからのように無償の信頼を得られるほうが稀なのだ。 途中表情がおかしかった気がするが、自分が大丈夫。なんていうのは似合わなかっただろうと自己納得することにして、強気なようでちゃんと礼儀正しい態度をとるミツキを見て頷いて] いきなりやれ。なんていわないしやりかたは教えるから任せておけ。 [実際二人で乗るなら彼女にも協力してもらうときが出てくるだろう。まぁそれは二人乗りだから仕方なしにというのはありつつ、おそらくもっと色々必要なことがあるのだろうなぁ。などと思う。あくまで想像が合っていればだけど、と思たところで次の言葉には、予想外で少しの間固まった。] (D44) 2023/03/06(Mon) 1:29:18 |
【雲】 月島 雅空 …………そんなもんか。 [自分の対応で落ち着けたらしい。自分でも自覚しているが、投げやりな態度であったとは思ってもいる。 だから納得しているとはいわないが、ミツキにとってはそういうものなのか。という風に受け止めて] 礼は、色々上手くいったらな。 [自覚がない事柄なので、まぁ後でな。というようにお礼の言葉は保留するような言葉を口にした。] (D45) 2023/03/06(Mon) 1:29:40 |
【雲】 月島 雅空 ああ、最初はテント潰したことに腹立ったがどうしてそうなったのかわかったから気にするな。怒っていない。 [水浴びしていた時だ。当然ながら裸だった。 そして大切なイヤリングをなくすわけにはいかない。テントにいれていたのだが、それが呼び水となったのだとミツキの話からわかったんだが、なんか思った以上に狼狽しており、首を傾ぐ] いや、こんだけしてりゃ十分だし、いちいち気にするなよ。 [だらしないようで実はしっかりしていたミツキの幼馴染と違って、この辺りだいぶ大雑把なアスルなのであった。 後ろを振り返り頭を抱えるのをみて、これからしばらく大変そうだな。などとは思いつつ、開けていた前を閉じた後に、もういいぞ。と声をかける。] (D46) 2023/03/06(Mon) 1:31:32 |
【雲】 月島 雅空[その後は、気にしていたようなのでミツキも誘ってテントを元に戻す。 一人だと手間な作業だが、真ん中がぐしゃっとなっただけなので紐を引き直して整えるのも二人がかりだとすぐに終わる。 そして荷物からコップをもう一つ取り出した。沸いたお茶――少しだけ懐かしく蜂蜜を少しだけいれたお茶をミツキへと渡してお茶を飲みながら] 眠たいかもしれないが少しだけ話をさせてもらうぞ。 おそらくだが…ミツキは俺たち風にいうと御伽噺の世界の人間とかそういう類のやつだ。 意味わからんかと思うが実際そういうのだと思うぞ。 ミツキは飛行機に自分も乗っていいんだ。っていってただろ?この辺りでの移動は全て飛行機ってのが常識だからな。乗らないならここで暮らす以外の選択肢はないって感じだ。 [どれだけ遠くても恐らくそれだけは常識だろう。と確信をもっていいつつ] 昔色々あったらしくてな。大地で住めなくなって、俺たちは浮遊する島に移り住んで暮らすようになった……って古い本にのってた。 [大雑把ながらその辺りを成り立ちといわれているものを説明する。 それからは浮遊都市で人は暮らしている。地続きで都市と都市は繋がっておらず移動は飛行機でいくもので危険がつきものなのだ。とか。 だからミツキが上から落ちてきたときに飛行船とか飛行機から落ちてきたと思った。等と付け加えたりしつつ、何か質問があればいくつか応えはしただろう。] (D47) 2023/03/06(Mon) 1:32:53 |
【雲】 月島 雅空 それと、当面だが向かう先は決めてある。 不思議な空間で、ミツキに似たそいつに、なんとかする。って言われたんだろ? ……そいつの力が通いやすい場所を知っている。 [安全確保、もあるが、そこに導いてほしい。というのもあったんだろう。とは内心だけで呟きつつ] もしミツキが戻れるとしたら、正直いって今のところそこ以外浮かばないからな。だからそこに向かうがそれでいいな? [そいつ。とペルラの名を頑なに口には出さないまま、方針を伝えた後は、寝るときはテントを使え、俺は外で寝る。というのであった*] (D48) 2023/03/06(Mon) 1:34:33 |
【雲】 月島 雅空[そうして翌朝。 火を起こし―――その仕事をミツキが上手だったのに少し驚きながら、保存食の乾パンとドライフルーツ。それに簡素なスープを食べた。 そしてテントを片付けて荷物を纏めたところで] じゃあ、飛ぶ前に色々教えるからな。 俺はここで操縦する。他の空いてるスペースならどこにいても基本的にはいいが、離陸と着陸のときだけは手摺に捕まるなりしてくれ。安定したら離していい。 最初は怖いかもしれないが慣れれば腰掛けて寛げるぐらいになれるぞ。 ただこの機体は左右に大きく動くときは乗ってる人間も身体を傾ける必要があるからその時だけ協力してもらう。 [ミツキにとっては雅空とバイクを二人乗りしてるときにそういうことを教わったかもしれない。] だから事前に曲がるときは言うから俺の背中にしがみついて身体を傾けるか、黙って抱き寄せられるかになるんでその時だけ協力してくれ。 [それはつまり、緊急時や、ミツキの動きが鈍かったら強制的に抱き寄せる。ということである。年頃の女性がどうだとかもそういった思惑もなく。必要なことだからとあっさりというし、反論も聞かないという態度で説明した後に、荷物はフックをかましサイドに縄で固定する。] (D49) 2023/03/06(Mon) 2:06:46 |
【雲】 月島 雅空 んじゃ、いくぞ。 [ミツキが手摺なりに手を伸ばしたところで頷いて、スイッチを押すと折り畳まれていた翼が側面から現れる。 油圧式のポンプを手作業で何度も引いては押して圧力をかけることで内部では駆動音が響き、翼が動き出したところでエンジンをかけたところで、そろそろ動くぞ。とミツキへと声をかける。 風が肌をうち、髪が後ろに流されるように揺れる。 最初は草原の地面をすれすれで滑空するようにしながら徐々に高度をあげていく] ほら、繋がってないだろ。 [小島の端までいけばそこは絶壁であり、海の変わりに空が広がっている光景がミツキには映るだろう。そうして彼らは空へと飛びあがった。] (D50) 2023/03/06(Mon) 2:07:46 |
【雲】 月島 雅空 もう手を離していいぞ。 [飛行が安定したところで声をかける。 風圧や冷たさを想像していたかもしれないが、思ったよりもそのどちらも穏やかで、ミツキにとっては電車に軽く揺れているぐらいの感覚だっただろうか。それがより異世界だと思えたかもしれない。 実際、そういう空中においての守りがこの飛行機には備わっているのがこの世界の文明だ。と小難しい説明は退けて、ミツキに聞かれたら簡単に応えただろう。] じゃ、このまましばらく飛行して一旦浮遊都市があるからそこに立ち寄る。一人旅分しか物資もなかったし、色々補給しないといけないからな。 目的地はその次の島だ。 [空から見える大地は霧のようなものに覆われており不気味に見えただろう。反面空は清々しい群青色を背景にしており、小さな岩場が浮いていたり、自分たちが止まっていたような小さい島もいくつか見えたかもしれない。そんな光景を楽しんだりしていただろうか。その間は邪魔せずにいつつ、一段落したところで声をかける。] (D51) 2023/03/06(Mon) 2:09:12 |
【雲】 月島 雅空 そういや聞いていいか? 最初あったときに俺をみて、生き別れの兄。とかいってたが、俺にそっくりなやつでもそっちにいるのか? [少し気になっていたことを聞く。いるならばどんなやつ?と聞くのは単に気になったからであり、飛行中の世間話でもあった**] (D52) 2023/03/06(Mon) 2:11:32 |
【人】 月島 雅空 いや…ペルラさんが悪いわけじゃないです。 [私も不思議なものの一つ>>124といわれて、咎めているように聞こえたかもしれない。と謝るように頭を軽く下げて、珠月の話題となると] そりゃーー…長く一緒にいたからね。 似てるよ。ペルラ…さんが珠月の姉だって言われたらあっさり信じそうになるぐらいにね。 [金髪の珠月よりペルラさんのほうが色素が薄いし、紫色の瞳の珠月と違ってペルラさんの瞳は空色のような青だが、それでも顔立ちや声など似ている。 ただ、珠月ほどわからないことだってあるのも短い間に自覚する。それはおそらく自分より年上だからか、そういう差は感じている。だから別人だと認識できるが、それはそれとして心臓によろしくない。] (145) 2023/03/06(Mon) 19:37:12 |
【人】 月島 雅空[その後はというと、確かに異世界から来たというならば色んな常識が違うのは当たり前だ。] えっと、ここに住んでるんじゃなくて旅行先で借りている家というやつかな。 [と、コテージ>>126については応えたり、中のことも説明する。 電気のつけかたから、目立つところでいえばこたつのことであったり、水道であったり] シャワーも説明するから一旦こっちきてもらっていいかな。 [と、脱衣所の説明>>128から、濡れた服は乾かそうといい、変わりの服も用意する。と忙しくすることで、できるだけ透けて見えるその肌を意識しないようにしながら、こっちの栓を引けば水がでて、こっちだと暖かいのがでるから自分の好みに調整して欲しい。 身体を拭うものは、と、フルーツと花の香りが混ざったシャンプーやリンス。ボディーソープのことも教えていった] (146) 2023/03/06(Mon) 19:37:56 |
【人】 月島 雅空[何かあったら呼んで。といっていたので小さな悲鳴や音に関しては、信じて待つことにして、小鍋で温めたホットミルク蜂蜜入りを作っていた雅空] いやいや、本当に異世界から来たんだなって色々こっちも実感したよ。 はい、これ、ホットミルク。 [ワンピース型パジャマにスリッパを身に着けたペルラさんの姿>>128は日常的に見えて違和感を感じないのは、似た人としょっちゅう生活していたせいだろう。 キッチンカウンター前の席に促すようにホットミルクをいれたマグカップを置いて] 清潔にするのが国民性みたいなとこあるからな。そっちにこだわりすぎたせい・・・になるのかな。こういうのは珠月のほうが詳しいんだけど、あまり珍しくはないかな。 [良い香りがするというシャンプーなどについて説明を軽くしつつ] (147) 2023/03/06(Mon) 19:38:20 |
【人】 月島 雅空 そこの階段から上がった先に寝るところがあるから、そこで眠ってくれ。俺からしたら回復してもらいたい。ってのもあるけど疲れてるのが目に見えてわかるからね。 [珠月を助けてもらうため、というのを差し引いても実際疲れていそうだ。] でもその前に…苦手な食べ物とか食べれないものとかあったら教えてくれるかな? 一応料理人を目指してるから食事はしっかり用意できるしな。 [回復していく。についてはどうしたらいいかよくわかっていない雅空は、シャワーを浴びている間に考えて、シンプルに休んで美味しいものを食べる。という思考になったため、食事の好みやそもそも食べてはいけないものなどを聞いた。 他にも珠月が安全な場所にいるというのをいっていたのはどういうところなのかと聞きたくはあったが、それは後日にしよう。ペルラさんはとても眠たそうだったからだ*] (148) 2023/03/06(Mon) 19:38:45 |