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人狼物語 三日月国


202 【ペアRP】踊る星影、夢現【R18/R18G】

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【人】 緑山 美海

>>291
「···そんな大袈裟な」
「ほら、宗太郎が美味しく食べてくれてスモアちゃんが喜んでるよー」

自分の分のスモアを作りながら、適当な返事をする。
上手に出来たら熱々のまま、頂きます。

ふっー。はふはふ、ぱくり。びよーん。

「ふふっ、何か食べてるだけで楽しいかも」
「マシュマロってこんな伸びるんだね、口や手を汚さないように気を付けなきゃな」

サクサクのクラッカーに柔らかなマシュマロがよく合ってる。
女ももくもくと食べ進めいく。

「もう、私はスモア屋さんじゃないよ?」

ひとつ、ふたつ、と作るうちに上達していったようで。
ドライフルーツ入りや、贅沢にマシュマロふたつ乗せ!など。様々なスモアが食べられたみたい。**
(317) 2023/03/03(Fri) 10:00:42

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

うんうん、相槌を返しながら聞いている。

「好きなだけ一緒に居りゃい〜よ。後でお義母さんへの土産!見ていこうぜ。」

何かしら……ご当地酢昆布sweetとか喜ぶかな。甘いほうがいいかしょっぱい方がいいか、食べ物以外がいいかで2人で相談する機会もあるだろう。

「褒めすぎじゃね?いや、嬉しいけどさ?その……
俺が照れちゃう。


本人からしてみれば義理の母に甘えていた覚えしかなく、過大評価では……と少し謙遜した。
日頃甘えさせて貰っている礼としてだったり、暇つぶしがてらに手伝いをしたりする機会もあったような。……それか?

「今度から控えめに褒めてって言っといて?」

自分から言うつもりが無い当たり、内緒の話というのは理解しているらしいが……提案が秘密の話が流出した事を表す証左になってしまうものであることまで気が向いてない。
褒めては欲しいらしい。

「なんかあった時とか、相談したりしたいし」
「近くて広くて静かめな所がいいな〜」

これはまだまだ先の事。いつかくる未来への約束。
(-287) 2023/03/03(Fri) 11:21:20

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「気づいてた?」
日によく当たれる様にとカーテン裏に佇んでいたものだ。

「美海よく見てんね〜」

イケてるだろ〜あれ!と細身の枝に思いを馳せた。
似てると言われると、ちょっと悪い気はしない。赤色の身はかっこいいし……髪を触る手がちょっとだけこそばい。

「俺の髪より美海の髪の方が触り心地いいだろ〜……」

手を伸ばして、触れられたらわしゃっと髪に手が乗ったんだとか。綺麗で指通りのいい、ちょっぴり俺の髪色にも似てる色。

……そろそろ彼奴も花瓶から卒業させないと行けない時期だなと思い出した。貴女に向ける愛はずっと枯れないけど、枝は枯れてしまう。

そりゃもう当然!


その点地植の植物は、滅多なことがない限り咲き続けるから、改めていいなと思った。
一途で変わらぬ愛をかたどったものは、住処が変わっても庭に植わっているんだろう。
(-289) 2023/03/03(Fri) 11:22:41

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「···ふふっ、ありがとう。宗太郎のそういうところ好きだよ」

相槌を聞けば、美海は幸せな笑みを浮かべた。

酢昆布は却下
···それって、自分が食べたいだけじゃないの?」
「···お母さんにたまには怒ってくださいっ、て言っちゃおうかな。どうしよっかな」

此方にも照れが移ってしまったようで、照れ隠しに意地悪なことを口にする。

「お土産はお菓子がいいんじゃないかな、珈琲とか紅茶に合う奴」

でも、きっと土産話が一番喜ぶのだろう。
幸せそうに話す私たちと、それに微笑みながら相槌を打つ母親の姿が想像せずとも思い浮かんだ。
(-310) 2023/03/03(Fri) 15:04:58

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「宗太郎の部屋の掃除をすることもあるし、何か増えてたら気付くよ」

後、貴方は隠しごとが苦手な性格だから顔に出やすいのだ。
枝をこっそり持ち帰ってきた時も、えらくご機嫌でにこにこしていたような記憶がある。記憶違いかもしれないけど。

「······」

頭を撫でようと伸びてきた手に控えめに頭を擦り寄せてみる、もっと撫でて。
少し前までは子供扱いみたいでイヤだったけど、今はちょっとだけ好きかも。

「うん、私は紫陽花の花が一番大好きだからね」

貴方が贈ってくれた特別な花だもの。
家族団欒の象徴になるように、その時は精一杯手入れしなきゃな。
(-312) 2023/03/03(Fri) 15:07:54

【人】 緑山 美海

>>324
「·······欲しいに決まってるじゃん」


意地悪な言い方に少しむっとしたのも一瞬のこと、本音が零れれば嬉しそうにはにかみ。

「何だ、宗太郎も私と一緒じゃん」
「···お揃いのものを眺めると、何か幸せな気持ちになれるんだ」

きっと家にはお揃いのものでいっぱいなのだろう。
キーホルダーハンカチなどの小物類、マグカップなどの食器類、そして左手の薬指を彩る指輪まで。

私の日常は貴方との思い出の品で溢れている。

「お土産いっぱい買って帰ろうね」
「お揃いでも、そうじゃなくても、それを見ながら思い出話をいっぱいしたいからさ」
(349) 2023/03/03(Fri) 15:08:41

【人】 緑山 美海

>>325
隣でスモアを可愛がる
不審者
旦那に、ひんやりとした視線を向ける一幕があったそうだ。
なにやってるんだろ、あのひと······。


「やっぱり出来立てはいいよね」
「それ、美海の作る奴が一番っていつも言ってるじゃん?···他に褒め言葉のレパートリー増やしておいてよね」

意地悪な言い方だけど良い気しかしないもので、次々にスモアのおかわりを作っていったのだろう。
貴方に褒められると『もっと頑張ろう、美味しいものを作ろう』って思えるんだ。
だから···

「いつもいっぱい食べてくれてありがとうね、宗太郎」

軽くお腹が膨れれば昼間の疲れも相まってか、眠気が上がってくる。

「焚き火って暖かくて落ち着く、この薪が燃える匂いも結構好きかも」

ゆらゆらと揺らめく炎を眺めながら、そのうちこくりこくりと船を漕ぎだすのも時間の問題だろう*
(350) 2023/03/03(Fri) 15:11:36

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

ふふんと自慢げに鼻を鳴らした。好きと言われて嬉しいみたい。

酢昆布ぅ……?


自分で自分に疑問を。つい口から出てしまった。食べたい……のか?

「えっ!?駄目!俺怒られるような事まだしてないし!」
必死!手がわたわたと揺れて考え直すようにと伝え試みている。冗談だと薄々わかってても、この手のものにすぐ引っかかってはオーバーに反応する質。

「お菓子かぁ〜……。美海のお母さんもブラック派とか、無糖派だったりする?」
味覚が似通っている様なら、お嫁さんも喜びそうな物を買っていくのもいいかもしれないなぁと。3人でお茶会でもする時のお茶菓子に……という感じだ。

ちゃっかりお茶会の人数の中に自分を入れた。
ほら、土産話をするなら人数が多い方がいいだろうし?
内緒話に入れて欲しいな〜……とか、思ったりもする。
(-324) 2023/03/03(Fri) 17:01:06

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「よく見てんねぇ……」
重ねて呟いた。俺ってそんなにわかりやすいかな?と顔をポリポリかいた。
やっぱり、目的の物を買えた時は嬉しいから。買った瞬間からすぐ顔にも行動にも歩き方にも出てしまうそう。なのでかなり……わかりやすいだろう。

しかし、こんな調子でも自分では隠せていると思っているらしく……
だから、そんな細かい所まで見てくれているんだと思うと嬉しくなって、またそれが顔に出るのだ。
そう、今みたいに。

手に擦り寄られれば、男の顔はさらににこやかに。

「美海の頭って触り心地いいよな〜」

だからいつまでも撫でていられる。嫌がられなければ、髪を手で挟み梳きながら手触りを堪能していたんだとか。
今は子供扱いしているつもりはない。大人でも甘えたい時はあるしな、そんな感じで見ている。
甘えたい時は沢山甘えて欲しい。全部受け止めるし、甘えられるのは嬉しいことだから。

「俺と同じじゃん!」

くすくす笑って、最後に挟んだ髪をこちら側に引き寄せた。
滑らかな髪の束に下唇を触れさせたら、ぱっと離して返却だ。
(-325) 2023/03/03(Fri) 17:02:16

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「なんで自分で驚いてるの?」

「えー、ダメ?···仕方ないな、今回は許してあげよう」

わたわたと揺れた手を眺めて、くすりと笑みを零す。
必死な態度が面白くて、つい揶揄ってしまうんだ。許してね。

「お母さんは珈琲より紅茶派かな、バームクーヘンとか甘いものが好きみたい」
「後で、
”3人分”
買いに行こうね」

今回だけ特別に麻布家の女子会に混ぜてあげよう。···なんてね。
一緒に話したい時は遠慮せずに入ってきていいんだよ。貴方も家族なんだからさ。
(-359) 2023/03/03(Fri) 21:47:01

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「探偵だからね、そういうのはすぐ分かっちゃうの」

そもそも分かりやすいし、一番よく見てるからさ。
旦那さんのことは、お嫁さんである私が気付いてあげたいと思っているんだ。

「宗太郎の頭の方が触り心地いいよ、犬みたいで」

ボリュームがあると言いたいみたい。実際に撫でていると癒されるし、そういうところも動物みたい。

自分より一回り大きな手、優しい手触りを堪能し。
返却された髪を束を眺めれば、くるくると指に巻き付けた。

「······そういうとこ本当にズルい」


顔が真っ赤に見えるのは、焚き火が熱いせい、ということにしてしまおう。
······親愛の印は”ここ”が良いって言ったじゃん、馬鹿。
(-365) 2023/03/03(Fri) 21:57:48

【人】 緑山 美海

>>355
小首を傾げて、手の隙間から覗き返す。

「···怒ってないよ?」
「このくらいで怒らないってば、こういうやり取りもイヤじゃないし」

女の言う『イヤじゃない』は『好き』という意味なので、気にしないで欲しい。
もの言いや態度が素直ではないのだけなのだ。

「ふふっ、確かにそうだった」
「···綺麗な夜景を見るとお仕舞いって気分になっちゃう、今日はお泊まりだったね」

まだ初日。
明日にはバーベキューや特別なお散歩もする予定だし、貴方とお酒を飲むこともやっていない。

「また明日も綺麗な星空が眺められるといいな」
(380) 2023/03/03(Fri) 21:59:53

【人】 緑山 美海

帰りの荷物はきっと半分こ。
『宗太郎とお揃いで嬉しいな』っと笑いかければ、きっと優しくて単純な貴方は持たせてくれる、とお嫁さんは馬鹿なことを考えているみたい。

>>357
「それさっきと一緒じゃん」
「···んー、そうだな。例えば、ね」

自分が言われて嬉しい言葉を思い浮かべ、だいぶ躊躇した後に、口を開く。

「········愛してる、とか、好き、とか」


もごもごと小さな声だったので貴方の耳にちゃんと届いてたかは、わからない。
(381) 2023/03/03(Fri) 22:01:32

【人】 緑山 美海

>>358
「ふふっ、やっぱりありがとう。感謝させてよ、嬉しいんだからさ」
「安心して、宗太郎が太らないように毎日ちゃんと考えてるんで」

いいお嫁さんに感謝してね。
そんなやり取りをしているうちに時間は過ぎていく。

>>359
暖かい空気に静かな場所、落ち着くいつもの珈琲の香り。
眠たくなる条件は充分に揃っていて、瞼が段々と重くなっていった。

声を掛けられれば、「うん」と頷きを返し。

小さな欠伸をすれば、テントの中のベットに戻ろうとするだろう。
甘えてもいいのなら、貴方に運んで貰おうかな。お願いしてもいい?*
(382) 2023/03/03(Fri) 22:02:42

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「だってぇ……」
指をいじっ……とした。なんか口から出ちゃったから……

「駄目!だいたいずっとダメ!」

子供のような否定だ!『今回は……』と聞くとあからさまにほっとした顔をした。

「美海の意地悪〜……」

口をとがらせてぶぅぶぅ言いながらも、こうやって遊ばれるのも好きだから、辞めてくれとは言わないのだ。

また揶揄われた時も、今日のような良い反応を返すんだろう。
また揶揄って遊んでいいよって、俺から言うのはちょっと違うから言わないけど。
美海ならまた俺に構って遊んでくれるよねって心の中で思ってる。
(-376) 2023/03/03(Fri) 23:25:22

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「へー、お茶派かぁ……なんかいい茶葉とかあったら買いたいな。」
「ん!
3人分
な!」

女子会に入るのって、結構勇気要るんだぜ?
……という冗談は置いておいて、親子水入らずってのもあるだろうし、少しは気を使うってこと。

でも心配無用、何か話したい時は「飲み物おかわりどうっすか〜」とか言いながら入りに行っている。
今回は土産話という手土産をもって、最初からお邪魔しちゃいま〜す という事の宣誓みたいだ。
(-378) 2023/03/03(Fri) 23:26:00

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「美海探偵の目は確かって事な!」

一番最初に気づかれるのが貴女で嬉しい。もう見えないしっぽがブンブンと揺れているかもしれない。

「犬かぁ……毛が短いから?」
犬かなぁ……と自分の髪の感じを思い出している。嫌では全くないけれど、単純に疑問だったらしい。
短いけれどそれなりに密度がある。癒されているなら、いつだってこの頭は貸し出せるらしい。美海限定でね。

さっき強請って来た、美海の方がズルいって


ずるいのはお互い様と笑った。ちょっと意味は違うけど、喧嘩両成敗って事。
さっきお預けってされたから、俺お嫁さんの言うことちゃんと聞いたんだ。
良い旦那さんだろ?

「照れないの〜。」
指を近づけて、赤くなった頬をぷにっと小突こうと。こっちまで照れちゃうでしょ?って。

ちなみに。今日はもうお預けの日って言われたから、起きてる時にはやってあげないつもりらしい。根に持ってはないけど、揶揄い返すつもりらしかった。
(-380) 2023/03/03(Fri) 23:26:49

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「美海って、ストレートなのが好みよね〜」
「それだったら、いっつも思ってるから今でも言えんぜ?」

「美海のこと、
大好き、愛してる。
って。」

「……どぉ?今日の料理番サマ。」

料理の感想、これでお気に召したかな。
と、そちらを緩く穏やかな顔で見ている。
(-381) 2023/03/03(Fri) 23:29:20

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「意地悪で結構」

くすくすと楽しそうに笑う、きっとまた揶揄って遊んでしまうのだろう。
色んな表情の貴方が見たいんだ。少し性格の悪い欲張りな女であった。

「茶葉も一緒に買おっか、良いの売ってたらいいな」

帰るまでが旅行、二人で探して寄り道しよう。
帰り道でも楽しい思い出が作れたらいいな。
(-402) 2023/03/04(Sat) 8:39:54

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「うん、犬っぽい、人懐っこいし」

私をみると笑顔で寄ってくるし。
たまに見えないはずの尻尾が振れてる所が見えるもの。

「宗太郎の方がズルい。······照れてない」


ぷにっとした柔らかな頬っぺたは、さらに赤く色付いていく。
······宗太郎のせいだよ。

それは明日は期待していいってことだよね?
良いお嫁さんはお利口に待ってるよ、いっぱいご褒美を頂戴ね。
(-403) 2023/03/04(Sat) 8:41:30

【人】 緑山 美海

>>393
気合い満々の言葉を聞いて。

「ふふっ、その自信って何処からくるの?」
「···でも、そうだね。宗太郎がそういうなら明日も見れる気がする」

晴れ男なのか、たまたまなのか。
貴方とお出かけする時は天気がいい日が多い気がする、きっと日頃の行いがいいのだろう。

「···明日も晴れますように」

夜空の星に向かってお願いを、叶うといいな。
(419) 2023/03/04(Sat) 8:42:01

【人】 緑山 美海

>>395
楽しい時間はあっという間に過ぎて、もう眠る時間。
まだまだ起きていたいけど、明日もあるし、今日はもう寝よう。

「うん」

と、また頷けば。貴方に両腕を伸ばす。
(420) 2023/03/04(Sat) 8:43:25

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「···抱っこして?」


貴方の腕の中に収まれば、落ちないように首に手を回す。
うとうととしながら、貴方にだけ聞こえる声で呟く。

「······あのね、
”愛してるよ、大好き”


眠気で頭が働かずに素直になっているようだった。
いつも思ってるのに、こういう時しか言えなくてごめんね。

ベットに運んで貰っても首に回した手を離さずに。

「····一緒に寝たいな、ダメ?」


そんなお願いを口にした、聞いて貰えたら嬉しいな。**
(-404) 2023/03/04(Sat) 8:45:27

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

「抱っこな、よしよし。ちゃんと掴まってなよ?」

きちんと首に手がかかっている感覚、ゆっくりと歩き始める。
歩き始めて早々、だっただろうか。
「ん?」と腕の中の人の声に耳を傾けた。

「ありがと。俺も大好きだし、愛してる。」
「……美海にそう言って貰うの、俺大好きなの。」

頭を撫でたくなったけど、今は手がふさがっている。着くまで我慢。

その代わり、……頬に口付けた。
本当は唇が良かったなって思った。
でも唇にはしないって、さっき自分の中で決めちゃったし……。

身から出た錆というか、じゃっかんあだになっている気がする気持ちを抱えつつ。
(-417) 2023/03/04(Sat) 11:53:45

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

着いたらゆっくり下ろして寝かせて、さっき出来なかった頭を一撫で。……なかなか離れない腕に疑問を感じたけど、貴女がその理由を教えてくれた。

「甘えん坊だなぁ、いいよ。」
二つ返事で請け負った。

「美海お姫サマのお願いは叶えてあげないとだからな!」

眠気を覚まさないよう、務めて静かに笑いながら。

俺だって、同じ布団で体温を感じながら寝たいから。
一緒のベッドで、今日は寝よっか。
(-418) 2023/03/04(Sat) 11:54:37

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

「うん」


首にきちんと手をかけて、体重を預ける。
身長は同じくらいなのに、筋肉がついて一回りくらい大きい身体はがっしりとした安心感があった。

「宗太郎も?···ふふっ、嬉しい。
”大好き”
だよ」


胸の中にお鼻をすりすりとして甘える。
頬っぺたに口付けされれば、ぷくりとそこだけ不満そうに膨らんだようだ。

『そこじゃないよ』という言葉は口に出さずに、微睡みの中に消えていった。
(-434) 2023/03/04(Sat) 14:46:20

【秘】 緑山 美海 → 緑山 宗太朗

頭を撫でて貰えれば、不機嫌なお餅も萎んでしまい。

「えへへ」


へにゃりなんて笑って、貴方を布団の中に引き摺りこんでしまいましょう。
いつもこのくらい甘えられたらいいのだけれど、中々難しいんだよね。

春先とはいえ、夜はまだ寒い。
美海さん専用の湯たんぽを、ぎゅっと抱きしめて。

「······おやすみなさい」


安心する匂いに包まれながら、瞼を閉じて。
今日もよく眠れそうだ、もう悪夢を見ることもないのだろう。

また明日。*
(-437) 2023/03/04(Sat) 14:49:35

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

"大好き"という言葉が1番"大好き"な男は、心に広がる多幸感と共に、少しの擽ったさを覚えた。

出会った当初より健康的になっただろう身体、それでも男の目からは華奢に見える。
腕首肩に感じられる重みに慈しみを感じ、甘えたり頬を膨らませる貴女を可愛らしく思いながら。

「美海可愛い〜」と口にも出しながら歩けば、すぐに足元は土の地面より歩きやすい場所へ。
(-441) 2023/03/04(Sat) 15:20:44

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

顔を覗き込むように見て、頬のお餅が笑顔とともに萎んだのを確認して、つられて笑顔を見せた頃に。

「おわ。」

布団の中に収納されたんだろう。

引きずり込まれて抱きしめられて、貴女の匂いがより近くになって。
……少しだけ鼓動が大きくなった。

まだ、積極的な貴女を見る機会はそう……数は多くなかったように思う。未だに、新鮮な気持ちがするんだろう。

おやすみ。


緑山美海様専用湯たんぽは高性能で多機能である。
ベッドまで運ぶサービスもあれば、背中をポンポンと一定のリズムで叩く機能もある。
寝付くまでぽんぽんと叩く。腕の中にいるこの人が、よりぐっすりと眠れますようにのおまじない。

……それも、最近はもう要らないかな?と考え始めている。知っている限り、最近は寝起きも良い様子だから、そろそろ卒業の時期なのかなと。
自分は……ちょっとだけ、まだこうしてたい気持ちはあるけれど。
(-442) 2023/03/04(Sat) 15:22:16

【秘】 緑山 宗太朗 → 緑山 美海

明日は何をしようか……。

そう考えると、またワクワクとして眠れなくなりそうだから、目の前の人を見る事にして、寝顔を見て心を穏やかにする。

心穏やかになれば、そのうち眠気もやってくる。
眠気がやってくれば、瞼の重みのままに目を閉じる。

そして聞こえてくるのは、昼間とは打って変わって静かな寝息だ。

背を叩いていた手は添えられているだけの手となった。もう片方も既に、貴女の方へ回されていただろうから、お互いに抱きしめ合って寝ていたんだろう。

この時期に吹く、まだ寒さを纏った風は布団の上を滑るばかりで。
2人の間には入れなかったから 寒風はきっと歯噛みしたに違いない。
(-444) 2023/03/04(Sat) 15:27:54