【置】 経理課 望月 ロビン>>46 雲野 この話自体は連続したものではなく、昼のうちかもしくは朝食が済んだ頃か。 別の部屋からの荷物の移動があるだろう相手を手伝いつつに、軽く声を掛けた時のことだ。 「この境からこっちは僕と牧野瀬クンが使うよ。 ロボ太クンと雲野クンはこっちのスペース。他に気を使ってほしいことがあったら言ってね。 慣れない行事だろうとは思うけど、さておき一日過ごすだけの利便性はお互い確保したいよね。 特段僕も牧野瀬クンも癖のある生活をするわけじゃないだろうけど、 人と過ごすってのは大変だ。なんでも言ってくれていいからね」 たかが一日、されど一日。 ましてや本来自分たちとは所属を異にする立場の人間だ。 なるべくなら不便なく過ごせるように、とアメニティを多めに融通してもらったり。 多少の口利きくらいなら、社長なり施設側なりに頼んでみたりもしたことだろう。 (L0) 2022/09/23(Fri) 20:02:53 公開: 2022/09/23(Fri) 20:00:00 |