20:30:37

人狼物語 三日月国

139 【身内】花咲く日、蜜の香りと踊る【RP村】


【人】 物書き ラサルハグ

>>-8 テレベルム

「……出立だろうか?」

なんとなくそんな様な、急ぐ雰囲気を纏う彼を見かけたから、なんとなく声を掛けた。
先日話をした時に、かの白いふわふわ、恐らく妖精族が完治云々言っていた。幾らも意思の強さを感じるのは、その事情だろうか。
首を傾いで、この場では珍しく自分より上背のある彼を見遣る。

「……そう急ぐ事もあるまいよ。
 リュシー殿が記念に絵を描こうと、提案していた。
 …貴公が筆を寄せてやれば…きっと喜ぶだろう」

杖を持たない手で裾を掴む。

「何、私も祭りが終われば……出立する。
 …馬車を予約しているから…、共に行くか?」

言葉には特に何の含みも無い。
年の頃が近く見えるから、多少気安いだけだ。
(8) 2022/03/29(Tue) 3:23:12