【人】 憐憫聖贖 ナフ>>+94 テンガン 「別にオレ、普通のお喋りもお茶会も好きだよ? 飲み会はノーサンキューだけど。まぁ、こっちの方が 酔える よね。」言いながら、血色の視線は酩酊とは程遠く。金属を複数箇所で操作していく。 前腕に当たった鎖は軽いもの。金属板をへし折る程の勢いは出ないだろう。ただ、受けたならその尾を起点に再びその腕に巻きつこうとする。 「一長一短?虎穴に入らずんば虎子を得ず? まぁ、今更……“もう君を離さないよ”。」 持ち上がる銃口察知すれば、咄嗟に天秤を動かす。 発砲による隙を防御によって逃すか、自身の身体でダメージを受けとめてしまうか。 「ァぐっ……ふふっ!」 それは簡単に傾く。銃口へ向かって距離を詰めれば、散弾は狭い範囲に食い込み風穴を空けるだろう。 腹なら手数を奪われることも無く、 すぐには死なない 。防御に回さなかった鎖でその銃を絡め取り、そのまま君自身のをも拘束しようとする。 ぶち当たる輪もまた大したダメージにはなるまいが、複数箇所への対応は君の判断力を削ぐだろうか。 (195) 2022/02/26(Sat) 16:26:03 |