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人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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後追死:闇谷 暁(絆相手:迷彩 リョウ

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


「…………うん。」

貴方の頭を撫でる。
肩がいくら濡らされようと構うことはない。

「うん、」

あまりに重いものを背負って、
笑顔で隠して、生きてきた。

「うん……」

そんな貴方に、どんな言葉を掛けられるだろう。
ただ相槌を打ち、話を聞いていた。

「……辛いな。」

そうして、貴方の涙が止まるまで
ずっと撫でていた。
涙が収まれば、
また後日落ち着いて話をしようと告げて
貴方が落ち着ける場所まで送り届けるだろう。


そんな前日の、出来事だった。
(-6) osatou 2021/09/20(Mon) 22:02:59

【墓】 1117 闇谷 暁

>>迷彩


「────?」

これは何故名前があったのか分からず
混乱している者。

「うん……うん……?
 ……………………わかった。」

服の裾を摘まれ、先導されるなら
それに着いていくだろう。



カメラを貰って、説明を受けて、
その帰り道、二人で話でもしながら
食堂に戻っていくのだろう。
(+3) osatou 2021/09/20(Mon) 23:02:01

【墓】 1117 闇谷 暁


片手にはカメラ。
それから端末機器。


「…………? ??」


どうしてこうなった。
(+4) osatou 2021/09/20(Mon) 23:09:20

【墓】 1117 闇谷 暁


闇谷は混乱している。

さて、初日に渡された端末───見える映像は増えた訳だが。
一体どんな機能が、と、とんとん押していく。



「……ウォワア!!?」


友人達の過去の映像なんかも出てきたので
咄嗟に放り投げて、拾って、
割れてるか確認して、ちょっと隅っこ欠けたなと思いつつ
閉じて、そのまま仕舞った。
(+5) osatou 2021/09/20(Mon) 23:58:59

【墓】 1117 闇谷 暁


「どどっどっどっ、どっ、
ど……ど……!


そうして言い付けられた自撮り行為。
どうしようかとカメラを抱えたまま
とりあえず厨房の方に入っていって、

柿の葉寿司foodチョコレートケーキsweetを作り始めた。
(+6) osatou 2021/09/21(Tue) 0:06:52
闇谷 暁は、ケーキを半分切り分けて、残りは食堂に置いた。
(c0) osatou 2021/09/21(Tue) 0:18:47

【独】 1117 闇谷 暁


俺は高校生探偵・闇谷暁。

幼馴染で同級生の<<貴戸 高志>>allwhoと遊園地に遊びに行って、
黒ずくめの男の怪しげな取引現場を目撃した。

取引を見るのに夢中になっていた俺は、
背後から近づいてきたもう1人の仲間に気付かなかった。
俺はその男に毒薬を飲まされ、目が覚めたら………


体が縮んでしまっていた。
『闇谷 暁が生きていると奴らにばれたら、
また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ』

<<黒塚 彰人>>allwhoの助言で正体を隠すことにした俺は、
<<遊城 憲義>>allwho に名前を聞かれて、とっさに『ツッキー』と名乗り、
奴らの情報をつかむために、父親が探偵をやっている<<迷彩 リョウ>>allwho の家に転がり込んだ。
(-35) osatou 2021/09/21(Tue) 2:28:32

【独】 1117 闇谷 暁


これは貴戸高志の考察なんだが、

 
>……すぐに忘れるようにする、元に戻れるようにするから……



道筋に沿った歩き方しか許されず
それ以外の変化を悪だとされ、
身分の高さからそれを話す相手も出来ず、
ほとんど不自由な生活を強いられたんだな。

咄嗟にこういう言葉が出るの、
やっぱり「兄の事は忘れなさい」とか言われたんだろうか。
忘れろ、戻れ、元に。……?

強姦未遂の辺り、貴戸自身も高揚している状態の為、
その直後の出来事なんかは記憶に残りやすいだろう。言葉も。

言葉に人生は現れる。
細やかな台詞に今後も注目していきたいです。
(-38) osatou 2021/09/21(Tue) 3:42:48

【独】 1117 闇谷 暁


もちぱい、アレ私が見えると知っての狼藉なの?
許せへんのだが。
許せねえなあ。

やはり高揚感か……

最高だが。
(-39) osatou 2021/09/21(Tue) 3:44:01

【独】 1117 闇谷 暁


辛いな
辛い

考えるほど
読むほどに辛い

彼の人生に、彼を大切に思った人は居たのだろうか。
嫉妬、軽蔑、嫌悪、そんな感情ばかり受けてきたのだろうか。
好意を分からない程に?

彼の鈍さ、
そもそも与えられていない感情は理解のしようもないので
仕方ない事なんだなあ。
事実、敵対や嫌悪は分かってる。辛いな。

貴戸高志という人間、大切にしたい。
(-40) osatou 2021/09/21(Tue) 3:55:36

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

これはカメラを受け取り、食堂へ向かう道中のこと。
相変わらず俯きながら、少年は貴方の隣を歩いていた。

「なー……ツッキー、誰のとこ行くの」

言葉は少ないが、課せられた課題のことを言っていた。
新しいオモチャが欲しい、程度の気持ちで自身に票を入れたが、
今はもう遊ぶ気分ではなくなってしまっている。
(-43) wazakideath 2021/09/21(Tue) 10:44:01

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


貴方と廊下を歩いていく。

課せられた内容もだが、
貴方から語られた話を置いておくことも出来ず、
視線はうろうろと彷徨っていた。


「え?
 誰って何
アッ
えっと
まだ何も考えてないです………



自分で撮影を。
理解はしていたつもりだが、
いざ直面すると思い付かないものだった。

いつもの明るさがない貴方の頭に
ぽんと手を置いて、撫でた。拒絶されればその限りではない。
(-44) osatou 2021/09/21(Tue) 10:59:11

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「ふぅん」

さして興味も無さそうな生返事をする。
頭に手を置かれても抵抗しない。
大人しく撫でられていた。

「どうせだったら、企画にやる気のある奴だよねー……。
 コジコジとか、そのつもりみたいだし」

貴方はこの少年が、貴戸をそう呼んでいることを知っているはずだ。
(-45) wazakideath 2021/09/21(Tue) 11:05:29

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


「…………………。
 ……………………、………………
 ……………、…………………………、………そうか……っ」


あからさまに動揺した。
貴方を撫でる手にも力が入る。グッ。


きっ、
貴戸の所に行くのか……?」
(-46) osatou 2021/09/21(Tue) 11:13:48

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「え?うーん、どうしよっかなあって。
 別に誰でも良……、どしたの」

自身の頭に力が込められたことに気付いたようだ。

「だめ?」

その口調にからかうような素振りは無い。
ただ純粋な疑問を口にしただけだ。
(-47) wazakideath 2021/09/21(Tue) 11:17:24

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


「…………………いや……
 貴戸が良いなら良いんじゃないか、
 俺には関係ない事だしな、
 別にルームメイトなだけだし、全然、
 そこに俺が干渉するのは良くないし………その……、」

早口で語る。
それから、手に一際力を加えた後、



     
「…………ちょっと、……やだ」


小さく、
貴方にギリギリ聞こえるくらいの弱々しい声で呟いた。
(-48) osatou 2021/09/21(Tue) 11:21:25

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「……?」

微かに聞こえた言葉に首を傾げた。
何故自分と貴戸の性行為を嫌がるのだろう。
情緒に疎い少年には、とんと見当が付かなかった。

「なんで?」
「なんで、ヤなの」

真っ直ぐな朽葉色が貴方の見据えた。
(-49) wazakideath 2021/09/21(Tue) 11:26:25

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


「………………、
 ……迷彩……………」

その視線を受けて、貴方を撫でる手が
前後左右にウロウロし始める。
わしわしわしわしと帽子ごと髪を撫で散らかす。




「…………何故だと思う?
 人と言う字はな、人と人が支え合って出来ているんだぞ。
 だからな、つまり、そう言う事だ。」

どうにか話を逸らせないかと
よく分からない事を言い出した。
(-50) osatou 2021/09/21(Tue) 11:31:55

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「意味わかんない」

そんな貴方の努力を一蹴した。
髪がぼさぼさになっても気にしなかった。

「オレ頭悪いから、よくわかんない。
 ……ちゃんと言ってよ」

す、と視線に別の感情が混じる。
彼が常日頃大人へ向ける目と同じ。
不信が混じっていた。
このままはぐらかせば、少年は貴方を“大人”と捉えるだろう。
(-51) wazakideath 2021/09/21(Tue) 11:39:36

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


貴方からの眼差しに
う、と息を呑んで


「…………
 ……………
 ………………」



貴方の両肩に手を置く。

深呼吸。
両目が泳ぐ。
深呼吸。
それでも、貴方を見つめ返す。



「俺が……俺は………、
 きっ、貴戸の事が………
好きだから
、です………」
(-52) osatou 2021/09/21(Tue) 11:45:55

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「……好きだと、誰かとセックスしてほしくないの?」

少年が好いている人間は自身の母親だけだ。
その母親は、少年が物心付いた頃から娼婦として生活していた。
家族愛と恋愛の違いを知らないが故に、さらに疑問を持った。

「オレ、母さんのこと好きだよ。
 でも母さんが誰かとセックスするの、ヤダって思わない」

「ねえ、なんで?」
(-53) wazakideath 2021/09/21(Tue) 11:54:27

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


一瞬びく、と身構えたが
続く言葉に首を振る。
貴方の事を知るたびに、それが悲しいと思ってしまう。

もう一度、深呼吸。

「……迷彩、今のは、俺の言い方が悪かった。
 好きにも……色々あるんだ。
 俺もお前に語れる程、経験は無いんだが……。」

肩に置いた手から力が抜けて
すっと真っ直ぐに貴方を見据えた。


「家族を愛する『好き』と
 恋人を愛する『好き』では
 意味も、感情も変わってくる。
 …………………俺のは、後者、で……
 
自分だけのものにしたいとか……まあそう言う……うん……


 ……なあ、迷彩。
 やっぱり勝負は続けないか。
 勝っても負けても罰ゲームはなし。
 俺はお前のことをもっと知りたいし、
 お前に知って欲しいとも思うよ。」
(-56) osatou 2021/09/21(Tue) 12:14:18

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「……」

「……ふうん。
 じゃ、コジコジはやめる」

やはり、興味の無さそうな生返事。
しかし先ほどよりは、何かを考えたような間があった。
顔色からして、理解はしていないだろう。
ただ、知識は得た。

「勝負……?
 別にもうほしいもの無いし、する意味ないんじゃないの。
 ……まあ、ツッキーがやりたいなら付き合うけど」

貴方との勝負、いや、遊びは楽しかった。
同年代と遊ぶ機会が無かったからこそ、全てが新鮮に映った。
あれが良い時間であることは、知っている。
(-57) wazakideath 2021/09/21(Tue) 12:33:42

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


「………う、
 いや、貴戸が望むなら、俺は……、
 ……俺には止める権利は無いよ。
 聞いてみると良いんじゃないか……?」

好ましくはないが、
別に恋仲でもないのだ。覚悟はある。
駄々を捏ねるような歳でもない。
ただほんのちょっと、ヤなだけ。


「うん、   
遊び

 俺がお前と勝負したいよ。
 迷彩、受けてくれるか?」

自分が貴方を変えられるとは思えない。
けれど、自分が変わることは出来る。

貴方を知りたい、関わっていたい、
願わくば、貴方の人生に彩りを。

そんな思いだけは、確かにあった。
(-58) osatou 2021/09/21(Tue) 12:42:50

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「ん〜?
 絶対コジコジがいいってわけじゃないから、別に」

数刻ぶりに、少年は笑った。

「いいよ。今度は負けないからね」

カメラを入れた鞄を持ち直す。
挑戦的な視線を向ければ、僅かに軽くなった足取りで歩き出す。
少年は与えられたものを全て受け取ってきた。
これは、それの延長線上に過ぎない。

けれど。
拒むよりは、ずっといい。
(-60) wazakideath 2021/09/21(Tue) 12:56:58

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


そっ、
そうか…………。」

それ以上は何も
言葉に出来なかった。
ありがとう、とも、ごめん、とも、違う気がして。


「よし、じゃあ、まあ、
 一先ず、こっちをどうにかするか………。
 拒めるものでも無いしな。」

やっと笑った貴方に、安堵。
それから己のカメラを一瞥。
勝負も大切だが、まずは課題をこなさなければいけない。

貴方によって齎されたペナルティを
特に後悔する様子はない。
そうして揃って、歩き出す。


「月並みの言葉だが、
 頑張ろうな、……リョウ。」
(-61) osatou 2021/09/21(Tue) 13:05:48

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 1117 闇谷 暁

「……?うん、がんばろ」

ようやく呼ばれた名前に目を丸くさせて。
嬉しそうに目を細めた。

貴方の一歩先を進み、気付いたように振り返る。

「つーかさ、どうにかするって……ツッキーはひとつしかなくない?
 コジコジが誰かとヤるの、嫌なんでしょ。
 企画にだいぶ積極的みたいだし、もしかしたら誰かヤる相手探してる最中かもしれないじゃん」

そう言って、貴方達の部屋がある方角を指差した。
(-63) wazakideath 2021/09/21(Tue) 13:51:58

【秘】 1117 闇谷 暁 → 7734 迷彩 リョウ


「……………、」

別に、相手がそれを望んでいるならば
自分の意思で阻害したくはないのだけれど。

正直な話、関係の変化が怖いだけ。


「……言うだけ、なら、
 言ってみる。……ありがとう。」

そう答えて、
最後にまた貴方の頭を撫でて、
貴方と別の方向に進むのだった。
(-65) osatou 2021/09/21(Tue) 14:20:50
闇谷 暁は、自室のドアを、バァン!!!!!!!!!!!!!!!
(c5) osatou 2021/09/21(Tue) 14:21:45

【秘】 1117 闇谷 暁 → 4432 貴戸 高志


「おい!!貴戸は居るか!!!!!!」




ルームメイトがバージョンアップされ、
更に煩くなって帰ってきた。

両手でカメラやケーキを持っているので
足で蹴破ったらしい。

読書をしている貴方の姿を認めれば、
そっと机にそれらを置いた。


「……………今、時間、ありますか……?」
(-66) osatou 2021/09/21(Tue) 14:26:48

【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁

「俺は居るぞ暁!
扉を開けるのと声は静かにしないか!」


(-67) もちぱい 2021/09/21(Tue) 14:48:27