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人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

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鳳 凛神社の娘 小雪

【独】 二年生 鳳 凛

/*
本日も暑いですね。
おはようございます。

初めましての方もお久しぶりの皆さまも一先ず、お疲れさまでした。
同村ありがとうございます。
楓さんと落川先生はお返事もありがとう。確認してます。

>>-9落川先生
こちらこそ、ご迷惑でなければぜひ。


>>-28明菜さん
わぁい!私も嬉しいです。
明菜さんのお店でキュウリが食べたかった人生でした(死んでない)
そんな、中の人の気配を察知されてしまっていたなんて恥ずかしいですわ。(〃ノωノ)キャ
(-60) springkraut 2021/07/27(Tue) 9:05:01

【人】 二年生 鳳 凛

─ 花巻庵の屋台 〜楓と〜─

[声をあげた楓を凛は見る。>>2:285

知っている。
あの時も、楓の祖母は気にすることはないと言ってくれた。
楓の父親も、楓だって、“おれい”を渡しに行ったとき、何もなかったように凛を祖母の元へ案内しようとしてくれていた。
花巻の家で、凛を拒絶していたひとは居なかった。

だから尚更、思ったのだ。

謂れのないことを、受ける必要のない悪意を、
彼らに向けるようなことはしたくない。

幼い凛には何もないから、せめて。]


──ええ、楓さんが…お祖母さんが…

そう思ってくれていること、知っていました。
お祖母さんも、気にすることはないって言ってくれました。

でも私が、嫌だったんです。

私が居ることで、花巻の家のひとが悪く言われてしまう事。
責められてしまう事。
(4) springkraut 2021/07/27(Tue) 11:18:48

【人】 二年生 鳳 凛

[あの人たちが凛を厭う人間の気持ちもわかる。
みすぼらしい身形で、前世が貧乏神などと言っている放置子。
縁起も悪いし、貧乏神云々がなくても、関わりたくない、自分たちの店や家の近くに居て欲しくないと思ってしまうのだろう。
ネットでも、凛のような子を家に近づけない対処法などが纏められていたりする。]


…………フフ、そうですね。
真夜中だったら、みんな寝静まってて大丈夫かもしれませんね。


[楓が付け加える説明に凛は笑う。
きっと本当に、花巻の家のひとはあの頃から変わらず、凛に来て欲しいと思ってくれている。
そのことが楓と話していて、十分すぎる程伝わってきた。]


──、こちらこそ、ありがとう。

…何時でも伺えるように、私も考えてみます。
私も楓ちゃんと一緒にお茶したいですから。


[貧乏神を自称していて有名な凛だけれど、商店街でも花巻庵のように、篠田屋のように、受け入れてくれる人たちもいる。
少しずつでもその輪を広げることが出来たら、あの人たちが持つ悪い印象も変えることが出来るかもしれない。]
(5) springkraut 2021/07/27(Tue) 11:18:51

【人】 二年生 鳳 凛



…──私も、
今日の楓ちゃんみたいに綺麗にしてたら違うのでしょうか。

私は一般的なお洒落の感覚がわからないのですが、それでも、
今日の楓ちゃんは奇麗だと思いました。

その浴衣、とてもお似合いですわ。


[楓が笑うたびに揺れるヘアクリップの小さなリボン。>>1:161
お化粧が施された顔は眼帯をしていても、とても綺麗だと凛は思った。]*
(6) springkraut 2021/07/27(Tue) 11:18:54

【人】 二年生 鳳 凛

── 花巻庵屋台 ──

[近くで落川が店のひとにあれこれ話しかけている傍ら>>2:318、凛はたい焼きに悩んだり楓と話したり。
時間にしてどれくらいだったのか。
凛の体感では本当にあっという間にたい焼きは出来上がった。>>2:239


…わ、このべっこう飴、かわいいですわ。


[たい焼きの紙袋とともに手渡されたべっこう飴に、凛は目を輝かせる。
凛のものは籠、落川のほうを見れば帽子の形をしている。
凛と落川、それぞれをイメージして作ってくれたのだろうか。

落川がお礼にと楓に飴を渡す様子を見て、凛も何かないかと手持ちを探り、財布から四葉のクローバーを取り出した。]


公園で見つけて押し花にしたものですが…
受け取っていただけますか?


[無理をしているわけではなく少しでも、楓の気持ちをにお返しがしたくて、凛はそう申し出た。]
(7) springkraut 2021/07/27(Tue) 13:09:36

【人】 二年生 鳳 凛



ありがとうございました。またね。


[落川から声が掛かれば>>2:319、凛はそう楓に告げる。

花火はまだ始まったばかり。

歓声に賑わう神社の中、座れる場所を探して歩き始めた落川とはぐれないよう、凛はまた、そのシャツの裾に手を伸ばした。]**
(8) springkraut 2021/07/27(Tue) 13:09:40

【人】 二年生 鳳 凛

── 花火の歓声の中を歩きながら ──


[色鮮やかな華が夜空一面に咲いて、自然に沸き上がった声が終わるのを待たずに、今度は巨大な柳のような花火が暗闇に現れる。
一際大きく上がる歓声の中、凛はいう。]


先生がこのシャツを着てきてくれて良かったです。
いい具合ヨレてて、手に馴染みます。

離すのが名残惜しくなるくらい。


[たい焼きの紙袋は左手に抱えるようにして、べっこう飴はオルゴールの包みと共に巾着に入っている。
歩調を合わせて、ゆっくり歩いてくれる落川に微笑む凛は勿論、誉め言葉を言っているつもり。]**
(9) springkraut 2021/07/27(Tue) 14:02:23

【独】 二年生 鳳 凛

/*
>>-70
ありがとうございます。
朱鷺也さんは柊一の友達だから、凛も知っているとは思いながら、お話しすることが出来ませんでした。
廃棄自転車を譲り受けたとか、裏山に打ち捨てられていたものを凛が拾ってきて、直してもらおうとしたとかいう縁故を投げようと思ったのですが、思っただけで終わってしまいました。
(ぷるぷる)

朱鷺也さんと夕鶴さんのお話は思い出からすれ違い、雪解けまでの少女漫画の全部が詰まったような全部セットで、ステキでした。
お二人とも要素を拾うのがとてもお上手で、すごいです。

末永くお幸せに。
(-71) springkraut 2021/07/27(Tue) 14:22:47

【人】 二年生 鳳 凛

── 花火の下で ──



…え?



[不意に零された落川からの指摘は凛の胸を貫いた。>>46
凛自身には、落川と父親を重ねていたつもりはなかったからこそ、波のように全身の血の気が引いていく。
頭が真っ白になって、花火の音も歓声も、何もかもが遠くなっていく感覚だった。

冷静になって考えれば、落川がどのように考えて、そう思うに至ったかは理解出来ることなのに、そのように思われていたという事実が、その事実だけが凛の頭に響いて、思考を奪っていた。]
(59) springkraut 2021/07/28(Wed) 6:17:59

【人】 二年生 鳳 凛



私、は…


[ともすればあるいは、そういうこともあるのだろうか?という戸惑いが凛を詰まらせる。
だが、潜在的に落川に父親を求め、彼の中に父親と共通する何か見ていた可能性を考えると、すぐに心の中に否定が浮かんだ。

落川に父親と重ねられる部分は男性だという一点くらいしか見当たらない。

けれど、凛の応えを待たずに、凛の答えなど関係ないかのように背中越し、落川は言葉を続けた。]
(60) springkraut 2021/07/28(Wed) 6:18:02

【人】 二年生 鳳 凛



学校に、いる間は…



[衝撃を受けたように、凛は反芻する。

先生と生徒、学校にいる間だけ。
卒業したら、今みたいには居られない。
どこか突き放すように告げられた真実は、凛が漸く見つけられたと思った居場所は永遠ではないのだと念を押すかのよう。
まるで、壁を作って拒絶するかのようで。



────私の答えがなんであれ、
言う事が変わらないのなら何故、聞いたのですか?



凛の手から握っていた布がするりと、解けた。]
(61) springkraut 2021/07/28(Wed) 6:18:06

【人】 二年生 鳳 凛


………


[ベンチを見つけた落川は手を離した凛を気にすることなく、そのまま先へと歩いていく。>>48
凛はその場に立ち尽くしたまま、少しずつ滲んでいく背中を見ていた。
まるで身体が地面に縫い付けられたかのように、動かなかった。]



────…っっ


[落川が笑いながら振り返ると同時、凛の瞳に溢れた熱いものが頬を伝い、零れ落ちる。
この距離なら暗闇であれば、気付かれることもなかったであろう凛の顔を、爆音とともに新たに打ち上げられた花火が浮かび上がらせた。]
(62) springkraut 2021/07/28(Wed) 6:18:09

【人】 二年生 鳳 凛



…大丈夫ですよ。
“貧乏神”に好まれる素質は、先生は父の足元にも及びませんから。


[落川は学校の教師として、当たり前のことを言っているだけだというのに。
ついさっきまで、あんなに楽しくて。
今からだって、花火を見ながら一緒にたい焼きを食べて、他愛のない話をして、いつものように楽しく過ごせる筈なのに。


初めて流す涙の理由が、凛には自分でもわからなかった。]**
(63) springkraut 2021/07/28(Wed) 6:18:14

【独】 二年生 鳳 凛

/*
心の底から、延長ありがとうございます!

>>-207落川先生
いえいえ、こちらこそ、お忙しそうなのにエピになってからのまさかのこの反応で申し訳ありません><デモオイシイノデトビツイテシマイマシタ!
どうなっても構いませんので、遠慮なく煮るなり焼くなり進めて下さい。(*_ _)
(-209) springkraut 2021/07/28(Wed) 7:03:58

【独】 二年生 鳳 凛

/*
>>-72朱鷺也さん
譲って頂いた自転車は塗装し直してリメイクしてそう。きっと、定期的に空気入れに行ってます。棒アイスも感謝して頂きます。

>>-84夕鶴さん
感じられてしまいました(〃ノωノ)ハズカシイ(竹村さんもお久しぶりです。
お茶の話というのは
あの、中身実質水の?
それは私もしたかった………

>>-86柊一
タ マ ホーム♪
そんな風に言って頂けて私も嬉しいです。
私も縁故拾ってくれて、色々言ってくれて感無量でした。スキ。
無理やり応援したものも拾てくれてありがとう。
小牧さんとお幸せにね。

>>-179長尾先生(むらたてさま)
私も、楽しかったし、今も楽しんでます。
私は普段SNSは全然利用していないのもあって、参加できる村が少ないから、こういう突発村すごく嬉しいです。
夕鶴さんや明菜さん小牧さんに京平さん、それに柊一と出会うことが出来たのも夕鶴さんが立ててくれた突発村のおかげでしたし。
この村でも、お久しぶりの方含め素敵な人たちと出会うことが出来ました。
(-212) springkraut 2021/07/28(Wed) 8:38:03

【独】 二年生 鳳 凛

/*
制服に合わせた端切れをご用意頂いている…………
小牧さん、ありがとうございます。
触れて頂けるの嬉しいです。
(-213) springkraut 2021/07/28(Wed) 8:41:19

【人】 二年生 鳳 凛

[あの時、夢はないかと聞いた理由。>>57
それは本当にただ、知りたかったから。

“先生”なのに、見るからに怠惰で、それを隠そうともしないで。
でも、本当は面倒見が良くて、慕われている。

何か好きで、何が嫌いなのか。
何か、心の中を占めるものがあるのかどうか。

ただ、先生のことを知りたくて。]
(69) springkraut 2021/07/28(Wed) 14:13:01

【人】 二年生 鳳 凛




『今みたいな生活が長く続けばいい、
ってのが夢かもなー。』>>58



[何か心を占めるものはないのですか?なんて聞きながら。
でも、その向上心のなさは尊敬します、なんて言いながら。

私はきっと笑っていた。

お金持ちとは無縁、足るを知るひと。
でも、そんなことよりも。


今みたいな生活がずっと続けばいいのに。



先生もそう思っているんだって。
嬉しくて。]
(70) springkraut 2021/07/28(Wed) 14:13:05

【人】 二年生 鳳 凛


………私はずっと、“甘え”てたのですね。
先生はただ、“先生”として対応せざるを得なかっただけで


[今日も、楽しいと思っていたのは凛だけなのだ。
いつも美術室から声をかけてくれるのだって。
育てた野菜で作った料理を美味しいと言ってくれたのも。
リメイクした拾い物を使ってくれているのも。
用がなくても来る凛に、何も言わないのも。]


ずっと、私だけが…


[同じように思ってくれていたのじゃなかった。]
(71) springkraut 2021/07/28(Wed) 14:13:11

【人】 二年生 鳳 凛


一緒に居る時間が心地良くて…
勝手に先生もそうだと思って


[“甘え”て、]


良かったです。
“先生”に言われなければ、気付きませんでした。


[流れるものをそのままに笑う凛の頭上。
夜空に咲いた華がパチパチと乾いた音を立てて散っていく。]


“先生”のお立場を知ってしまった以上、
もう“甘え”られませんわ。


[貧乏神のように姿が見えなければ、決めたひとの傍にずっと居られるのに。
凛は人間で、花一高の生徒で、
先生は“先生”だから。]


…今まで、ありがとうございました。


[抱きかかえていた紙袋がクシャリと音を立てる。
凛は落川に頭を下げると、背を向けて歩き出した。]**
(72) springkraut 2021/07/28(Wed) 14:13:14

【独】 二年生 鳳 凛

/*
回想を現軸に繋げつつ、シリアスをしながらもたい焼きだけはしっかり抱えて離さない凛です。
時間的に、出来るだけお話進めたほうがいいかなって書きましたが、改めて読んでみると思い込み激しすぎて震えます(国に帰るしかない
(-217) springkraut 2021/07/28(Wed) 14:34:13

【独】 二年生 鳳 凛

/*
>>-214小牧さん
わぁ!私も小牧さんとご一緒出来て嬉しいです。前世でも大変お世話になりました。

そんなそんな、でも、ありがとうございます。(シアターはもう本当にお相手の方が手練れの方だったのです。
ファンレターなんて恥ずかしい

小牧さんはレスも早いし、フットワークも軽いし、私とは地頭が違うと言いますか天賦の才と言いますか、私のほうがファンです、ハイ(突然の告白

色味を合わせればぱっと見わからないくらいまで制服を進化させられるかもしれませんね。
(-218) springkraut 2021/07/28(Wed) 14:55:30

【独】 二年生 鳳 凛

/*
紅葉さん、お疲れさまでした。
最後まで物語を見せて頂きありがとうございました。
(-220) springkraut 2021/07/28(Wed) 15:29:33

【独】 二年生 鳳 凛

/*
>>>>-244夕鶴さん
凛ちゃん呼びも嬉しい。

書いてもらえるなら是非!
夕鶴さんの文章、大好きですから拝見したいです。
←これだけは伝えなければと回らない頭で必死に出てきたヒト
(-289) springkraut 2021/07/28(Wed) 22:39:06

【独】 二年生 鳳 凛

/*
三日月講座が開催されてる…!
私も入りたいです!

小牧さんが話されてた安価のことも知らなくて、感動してました(これで安価ミスが減らせる…………
かもしれない
(-294) springkraut 2021/07/28(Wed) 22:41:37

【秘】 教師 落川 禅 → 二年生 鳳 凛




  
──少なくとも、同じだと俺は思ってたよ。


 
(-363) SUZU 2021/07/29(Thu) 3:48:04

【人】 二年生 鳳 凛

── 花火の下で ──

[落川が自身のことを“先生”だと強調するたびに>>166、凛の胸に痛みが走る。
その悲しみとなって溢れる感情の源泉は、間違いなく、目の前の人間と、これまでの日々の中で育まれてきたもの。
思い出される暖かい記憶が苦しい理由は、その時間が限りあるものだと、やがて消え行く夢なのだと、他でもない落川自身が言っているからだ。

経験を積んだために生まれる諦念>>165が経験が未熟であるが故ともいえる純粋な希望>>70を闇と光の狭間で呑み込む。]



────…生徒と教師、学校という繋がりがなくなれば、
先生の中で私の存在は消えてしまうのですか?



[いっそ何もかも。
思いの丈を吐き出してしまえたなら。]
(180) springkraut 2021/07/29(Thu) 12:53:18

【人】 二年生 鳳 凛



───もう、会えないのですか?


[生徒でなくなっても、会いたいのだと。

伝えられたら。]
(181) springkraut 2021/07/29(Thu) 12:53:20

【人】 二年生 鳳 凛

[困らせるだけだ、と凛は心に目を伏せる。

当然のように、卒業しても、これまでのような時間を作ることが出来ると凛は思っていた。
生徒でなくなれば、流石に今のように美術室に入り浸ることは出来ないだろうが、それでも。

その気になればいくらでも、どこであっても会える筈。
二人が同じ気持ちであるならば─── ]
(182) springkraut 2021/07/29(Thu) 12:53:22