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人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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【赤】 温和 セナハラ

「……では、…………」

言葉は続かない。
悩んでいた。子供を加担させるべきか否か。
この先、生存者を出していくには、避けられないのだから。

「…………メイジくん、包丁を扱ったことはありますか?
 実は流されてきた猿を数匹見つけたんです。
 ある程度は僕が解体しますから、
 細かく切る作業をお願いしたいんです」

この村で育ったなら知っているはずだ。
……
この近辺の山に、猿はいない。

けれど、もしかしたら。
遠くから流されてくることだって、あるかもしれない。
(*6) wazakideath 2021/06/28(Mon) 17:00:26

【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ

「セナハラさん、料理とかできるの……?まずそ〜」

疑わしい目つきで見つつも、やがて零す様に笑って。

「ふふ、でも食べてみたいかも……絶対、約束だから」

小指を立てて軽く相手に傾ける。

「うん……ちょっと寒いし、欲しい」
(-98) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 18:13:53

【人】 温和 セナハラ

>>42 ロク

貴方とは大して親しいわけでもない。
内容に全く心当たりがなかった。

「……うん?どうされました」

その仕草に、距離を一歩詰める。
二人の背丈はあまり変わらない。苦労せず耳打ちできるだろう。
(44) wazakideath 2021/06/28(Mon) 20:08:38

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「これでも自炊してるんですよ?
 あまり凝った物は作れませんけどね」

よく言われることだ。
男の一人暮らしである為、時々入院食の残りを貰ったりもしているが。

立てられた指を見れば、今までとは違った意味で苦笑した。
こんな状況で約束ができる程、幼くはない。
しかし、その小指に無骨な指が絡まった。

「指切りげんまん、ですね。……久しぶりにしました」
(-103) wazakideath 2021/06/28(Mon) 20:10:16

【秘】 遊惰 ロク → 温和 セナハラ

「水は足りてんのか」

 近くを誰か――例えば、子どもらが――通りがかって、
 不安にでもさせたらコトだ。そう考えての耳打ちだった。

「沸かせば使えるんじゃねェかと思ってさ。
 必要なら捨てずに沸かすが、どうかね」
(-105) 榛 2021/06/28(Mon) 20:17:53

【赤】 温和 セナハラ

悟られなかったことが幸いなのか、災いなのか。
今の男には、理解できなかった。

「山というよりは、密林のような場所で育ちました。
 外地の生まれなんです、僕。
 戦況が悪化して、皆何でも食べてましたから……」

虫から木の根まで、
食べられそうな物は全て喰らった。

それは墓の下まで持っていく筈の秘密で、
二度と侵さないと決めた領域だ。

「鶏とかいれば、絞め方を教えられたんですけどね。
 猿はどうしても、見た目が人間に近いですし」
(*8) wazakideath 2021/06/28(Mon) 20:32:44

【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ

「そうなんだ……男で料理って……
 お嫁さんとか、もらうつもりないの?」

男が家事をするイメージがまるでわかなかったが、生涯独身のつもりならそういうのもあるのかもしれない

「約束破ったら、針千本だからね」

しっかりと小指を絡めて約束をした。

「大人になったらこういうの、あんまりしないの?」
(-109) kotorigasuki 2021/06/28(Mon) 20:44:08

【秘】 温和 セナハラ → 遊惰 ロク

「あー……実を言いますと、はい。足りてません」

そんな様子から、子供に対する配慮を感じ取ったのだろう。
こちらも声を潜めて返した。

「ですが雨漏りで溜まった水は見るからに汚いので、捨ててください。
 ……屋上にある貯水槽の方がまだましな色をしてます」

言外に、事情を理解できるなら、手伝ってほしいと告げた。
(-123) wazakideath 2021/06/29(Tue) 3:38:05

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「今の賃金じゃお嫁さんは難しいでしょうね……。
 いや、自炊は節約のためですよ。
 ちゃんといつかは結婚……いや、うーん…」

世帯を持つ自分が想像できない、というのが正直な感想だった。
貴方の小指から指を離し、何と言ったものかと考える。

「大人になると指切りじゃなくて、判子とか使って形に残すようになるんです。
 大人は子供より、ずっと忘れやすいですから」
(-124) wazakideath 2021/06/29(Tue) 4:00:08

【秘】 遊惰 ロク → 温和 セナハラ

「アー……」

 だろうなァ、とぼやく。
 女の医者の態度から、大人が触れぬ話題から。
 ここは蓄えが少ないのだろうと察せられた。

「もっとマシなのがあンなら捨てた方がいいわな。
 ンで、屋上ねェ……あとで汲みにいくか。

 ガキどもは論外として、あの商人サンには声かけとくか?」
(-131) 榛 2021/06/29(Tue) 11:32:48

【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ

「…………そうだね、セナハラさんはお嫁さん貰わない方がいいかも
 きっと貧乏すぎてお嫁さん逃げちゃうし。可哀想でしょ?」

ふふ、とからかうように笑った。

「大人って大変だね……」

離れた指をじっと見つめて

「卵焼きの判子とか押してあげた方がいい?額とかに」
(-134) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 12:43:05

【人】 温和 セナハラ

>>49 ミロク

「お互いさまですよ、こんなときですから。
 男手は常に足りてませんし、
 部屋に品を持っていった時、何か頼むと思います」

商売人という人種と接したことは少ない。
幼い頃は商いなど成り立たない時勢と場所であったし、本土に来てからは勉強ばかりだった。
しかし、貸し借りの世界であることは聞き及んでいる。

「……あまり無理はなさらないでくださいね」

最後に付け加えれば、各部屋へ運ぶ品を取りに向かう。
(55) wazakideath 2021/06/29(Tue) 13:18:55

【秘】 温和 セナハラ → 遊惰 ロク

「そうですね、丁度良いでしょう。
 後で着替えなんかを持っていくことになってます。
 その時にお声がけしようかと」

貴方が使う部屋にも、同じ流れで届けるつもりだ。

「水を汲み終わって着替えたら、
 交代で湯を沸かしましょうか。調理場でね」
(-135) wazakideath 2021/06/29(Tue) 13:33:31

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

子供に言われては返す言葉もない。

「……大丈夫ですって。
 それにもし僕が忘れても、ニエカワくんが忘れないでしょう?」

約束は一人で守るより、二人で守る方がいい。
何事も誰かと助け合えば乗り越えられる、
と夢を見ているわけでは無いけれど。
せめて貴方の善性は守りたいと思うのだ。
(-140) wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:16:09
温和 セナハラ(匿名)は、メモを貼った。
wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:22:26

【独】 温和 セナハラ

ニエカワよ……お前、恋未練じゃねえだろうな…
(-141) wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:23:24

【独】 温和 セナハラ

PLが恋未練好きそうだからフジノちゃんかと思ってたけど〜
この秘話の流れ、怪しくない?
おれセナハラとアユミさんRPしてさ、子供を計3人泣かせることになりませんか?
(-142) wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:25:45

【赤】 温和 セナハラ

「動物の解体って、大丈夫だと思ってても案外辛くなるんです。
 医学校の実習で人を開く授業があったんですけど、
 必ず何人か吐く人がいます」

嘘ではないが、本音でもない。
どこまで加担させるべきか、未だ悩んでいた。

「だから先ずは、バラバラにした段階から。
 大丈夫であれば、一緒に始めから解体しましょうか」
(*10) wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:43:53

【赤】 温和 セナハラ

「……これはね。
 メイジくんが話したくなかったら、話さなくて良いんですけど」

そんな様子を見つめ、口を開く。
手を汚させるなら、せめて何か報われてほしい。
贖罪にも似た心地だった。

「転んだりぶつけたりすると、怪我をしますよね。
 そういった傷は、肘とか膝といった関節にできます。
 ……言い返せば、」
(*11) wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:44:44

【赤】 温和 セナハラ


「それら以外の場所にある怪我は、大抵意図的なものです」
 
(*12) wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:45:27

【独】 温和 セナハラ

罪な男と女を同時にプレイしてるよ
罪のおかわりしてるよ
(-146) wazakideath 2021/06/29(Tue) 15:46:38

【秘】 遊惰 ロク → 温和 セナハラ

「そンなら、声かけンのはお医者サンにまかせようかねェ。
 来てくれりゃァいいが」

「だなァ。毒見ならまかせな、はらは丈夫だからさ。
 ……と、丈夫なヤツが毒見してもしかたねェかァ?」

 お道化る様に口にしてから、距離を一歩離す。▼
(表へ)
(-156) 榛 2021/06/29(Tue) 18:13:23

【独】 温和 セナハラ

>>*14

お前絶対に父ちゃん殺したろ

 
(-160) wazakideath 2021/06/29(Tue) 18:52:38

【独】 温和 セナハラ

え……イヤ…
絶対殺されに来てるじゃん やめろよやめろ
殺されるのは俺だ
殺されに来たんだぞ俺は
(-161) wazakideath 2021/06/29(Tue) 18:55:54

【独】 温和 セナハラ

ぼっち赤窓は嫌だ!!!!!
(-162) wazakideath 2021/06/29(Tue) 18:57:00

【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ

「忘れないけどさ……
 でも、針千本なのは変わらないんだから、なるべく忘れないでよね」

どこか不服気にしているが、額に判子を押すことはあきらめたようだ。

「そういえば、セナハラさんはトウキョウいったことある?」

俯きがちに話題を変えた。
(-164) kotorigasuki 2021/06/29(Tue) 19:06:56

【赤】 温和 セナハラ

言葉にずっと耳を傾けていた。
荒んだ生活を送る帰還兵は珍しくない。
戦場が人の精神を削り、形を変えてしまうことをこの男は知っている。

「心配してるんですよ、勿論。
 情けないなんて、これっぽっちも思いません」

片膝を着き、貴方を見上げる。
もう父親がこの世にいないような話し方をすることに気付きつつ、口には出さなかった。

「……メイジくんの家は、戦場だったんですね」
(*15) wazakideath 2021/06/29(Tue) 19:26:54

【赤】 温和 セナハラ

「いい子のままじゃ、戦場は生き残れません。
 もし何か悪い事をしたとしても、それは生きる為にした事です」

まるで説得するような抑揚だった。
尤も、それは自分に言い聞かせていたのかもしれない。

「そう思わなければ、きっときみのお父さんのようになってしまう」
(*16) wazakideath 2021/06/29(Tue) 19:27:29

【秘】 温和 セナハラ → 発熱 ニエカワ

「ウエノ辺りなら何度か。
 あまり観光とかはしてないので、詳しくはないですが」

金があればきっと、土産話のひとつやふたつを出せた筈だ。
何故そんなことを、と考えて思い出す。

「ああ、もしかして誰かトウキョウの人がいるんですか?」
(-195) wazakideath 2021/06/30(Wed) 12:12:51

【秘】 発熱 ニエカワ → 温和 セナハラ

「ウエノ……観光じゃないのに何しに行ったの?」

地域は大体わかるものの、そこに何があるかなどはぴんと来なかった。

「ロクとアキラが言ったことあるって。
 アキラはトウキョウで仕事もしてるらしいんだ……
 俺の一個上なだけなのに」

すごいよね……と尊敬と憧れをはらんだ声色で呟く。
自分もいつかトウキョウへいってみたい、そこで働いて自分で稼いだお金で好きなことをしてみたい。
そんな夢が少年にはあった。
病気で外出許可が下りない少年にはかなわない夢だろうが。
(-196) kotorigasuki 2021/06/30(Wed) 12:31:23

【赤】 温和 セナハラ

薄く笑う貴方の頭を撫でようとして、やめた。
そんな資格、自分には微塵も無い。

「……そう思っているなら、大丈夫ですよ。
 では、この事は内密にしますね」

立ち上がると、深く息を吐いた。
覚悟を決めるかのように。

「大まかに解体して来ます。
 用意ができたら呼びに行きますけど、今日使う部屋は決めてますか?」
(*18) wazakideath 2021/06/30(Wed) 12:40:49