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【秘】 宮々 蓮司 → 雨宮 瀬里瀬里の見透かしたような言葉。 蹌踉めいめシーツに腰を下ろし、見上げる視線はまるで挑発の様。 「 ……っ、 いいや、……止まらない。」 唇を重ねながら、瀬里の身体をシーツへと倒した。 左目の眼帯を外し、細めた両の眼で瀬里を強く見つめる。 触れ合いたい。 会えるのは一週間に一度だけ。それも今回は二週間も会えずにいた。 止まれるはずもない、止まる理由もない。 「 お前が欲しくてたまらない。」 直裁に、ただ今の欲望を真っ直ぐにぶつける。* (-11) JohnDoe 2022/05/22(Sun) 21:37:13 |
【秘】 雨宮 瀬里 → 宮々 蓮司「 いいよ。あげるよ 」 重ねられる唇と貴方のまっすぐな気持ちに 私の唇はそんなふうに紡ぐ。 欲しかったら、あげるの。 拒む理由も、気持ちもない。 指を伸ばしてなぞるのは貴方の左の眦 色の違う瞳。天使の羽を有した貴方だけの瞳。 「 私、蓮司の瞳、好きだよ 」 今までにも幾度か伝えたであろうそれを 再認識するたびに、口にする。 貴方のコンプレックスであることも知っている 大丈夫、私は、好きだよ。 (-12) ししゃもん 2022/05/23(Mon) 7:34:04 |
【秘】 雨宮 瀬里 → 宮々 蓮司そのまま腕を首へと伸ばし、 抱え込むように引き寄せたら 貴方との距離がぐっと近くなる 「 蓮司の全部が好き 」 左側の瞳だけじゃない。 私を映してくれる右側の瞳も 愛を紡ぎあたたかなキスをくれる唇も やさしく抱きしめてくれるその腕も 全部、全部、ぜんぶ。 だから私にも全部ちょうだい? ……なんて、顔を傾けて深いキスを強請ったら 口にしなくても、全部、私にくれるかな。 * (-13) ししゃもん 2022/05/23(Mon) 7:34:26 |
【秘】 宮々 蓮司 → 雨宮 瀬里そう、幾度も聞いた言葉。 自分が出来損ないである象徴のこの左目。 お前だけがこの目を好きだと言ってくれる。 愛しい人。 瀬里、俺はお前に救われているんだ。 お前が俺を好きでいてくれること、俺がお前を好きでいること。 まるでそれが俺の存在を肯定してくれる。 ( 俺の全てがお前のものだ。) 重ねる唇に想いを込める。 お前がいない人生はもう考えられない。 もうお前は俺の一部で、欠ければ俺は俺で無くなってしまう。 (-14) JohnDoe 2022/05/23(Mon) 9:21:23 |
【秘】 宮々 蓮司 → 雨宮 瀬里触れ合う舌先。 擦り合わせ、絡め合わせ、強く吸った。 吐息の合間に愛しいその名を呼んで。 再び口付けて深く深くキスを交わしていく。 二人の間に水音が鳴る。 舌が触れ合うたびにちゅくりと、唇を吸い合うたびにちゅうと。 可愛らしい瞳、綺麗なその髪、柔らかな唇。 その全てが好きだ。 愛らしい耳も、細い首筋も、柔らかな頬も。 その全てに唇を触れさせていく。 (-15) JohnDoe 2022/05/23(Mon) 9:21:47 |
【秘】 宮々 蓮司 → 雨宮 瀬里「 もう蕩けてきたな。」 繰り返すリップ音。 自分を見つめる瞳が濡れてとろんとしてくる。 「 ……瀬里…… 」 手を伸ばしてデニムのジッパーを下ろしていく。 我慢なんて出来ないし、するつもりもない。 * (-16) JohnDoe 2022/05/23(Mon) 9:22:09 |