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人狼物語 三日月国


131 蕐の残香、追憶のブーケトス

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【独】 アンネロズ




      
[ 決意ある別れをしてみせるから。>>0:n1 ]
(-13) alice0327 2022/02/20(Sun) 10:55:09

【神】 アンネロズ



[ ざり、と砂を踏みしめる音が微かに耳に届く。
  貴方へと、一歩ずつ近づいて。

         貴方の頬へと、手を伸ばした。

  どうか、届いてほしい。
  そんな強い願いが、天へと届いたのかしら。 ]


  
(G14) alice0327 2022/02/20(Sun) 10:58:56

【神】 アンネロズ



   [ 私の指先は、貴方の頬に届いたのよ。 ]

  
(G15) alice0327 2022/02/20(Sun) 10:59:25

【神】 アンネロズ




   [ 祈りのブーケは確かに受け取ったわ。>>1:2 ]
(G16) alice0327 2022/02/20(Sun) 10:59:46

【神】 アンネロズ



[ 貴方の頬は思ったよりも熱く感じたの。
  それとも、私の指が冷たかったのかしら。

  傷一つない白い指で貴方の頬を撫でて。 ]


   エド、大好きよ。
   今までもこれからも、ずっと。



        [ 想いを指先と声に、のせた。 ]*

  
(G17) alice0327 2022/02/20(Sun) 11:00:19

【神】 イングラハム



   Vずっと。貴方のことだけを考えてたの。V


   それだけで君が此処で味わった虚無の程が
   伝わってくるようだ。>>G7

   聞いていると心臓が痛くなる。
   共感の果てにあるのは、まるで窒息するような
   重く苦しい夢幻。


   それに比べたら、僕の指先の事なんて...。


(G18) 西 2022/02/20(Sun) 21:41:54

【神】 イングラハム



   一つ決意を胸に僕の隣を歩くアンネに>>8
   僕は小さく首を横に振る。>>G9


   僕にとって演奏は、
   大切な人を喜ばせる為のものであり
   僕の心を表現する方法の一つだ。

   当然大切な人を失えば
   まるで半身が溶けて消えてしまったかのように
   僕の心を伝える意味がわからなくなる。



   けど、なんの悪戯なのか
   君はこうして現れてくれたから
   僕の指先は静かに息を吹き返して。


(G19) 西 2022/02/20(Sun) 21:42:29

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「あぁ、もちろん。

      君だけに、聴かせたいんだ。



(-14) 西 2022/02/20(Sun) 21:43:29

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   決意をひとつ胸に、僕は応える。**


(-15) 西 2022/02/20(Sun) 21:43:53

【神】 イングラハム


  ***

   アンネは間違いなくここにいる。
   けれどアンネの痕は残ることはない。
   足音も、何もかも、全て。


   それでも幸せだと言ってくれる君に
   僕は紛れもなく、救われている。

   あと一つ君に聞かなければならないのは
   あの日僕らを引き剥がした病気のこと。

   「ねぇ、アンネ」と君を呼ぶ声は
   ちょうど君の想いが放たれるのと同じ頃で
   僕は口を閉じ、彼女に話を譲ろうとする。

(G20) 西 2022/02/20(Sun) 21:45:10

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   想いの強さは時として人智を超えるという。
   僕はそれを今ちょうど、実感しているところだ。

   僕の目を見つめるアンネの姿は
   太陽よりもずっと眩しく見えて。


      僕の目から、枯れていたはずの涙が、零れた。



(-16) 西 2022/02/20(Sun) 21:46:32

【神】 イングラハム



      「僕も...同じ気持ちだよ。」


(G21) 西 2022/02/20(Sun) 21:47:45

【神】 イングラハム



   零れた涙を拭きもせずに
   僕は頬に触れる君の手に自分の手を重ねて。

   君に触れられる事に気づくと
   冷たくも暖かな君の手を僕の方へと引き寄せる。**


(G22) 西 2022/02/20(Sun) 21:48:50

【神】 アンネロズ


 ***

[ 足音が貴方の分しか聞こえなくても
  痕が残らなくても貴方は確かに私を、
  アンネロズを見ていてくれるから。

  
幸せなのよ、本当に。


  夢幻の中で貴方との思い出を
  何度も思い返し続けた虚無は
  私を壊してしまいそうになったけど
  今この瞬間に、貴方と歩けていることを想えば
  些細なことなのかもしれないって。


  そう思うくらいに。
  
私は貴方に逢いたかった。 ]


 
(G23) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:16:04

【神】 アンネロズ



[ 何か言いかけた貴方に重ねるように
  言葉を紡いで。貴方に譲られるままに話せば
  透明な雫が、貴方の頬を伝っていく。
  
  つられるようにじわり、と涙がにじむ。 ]

  
(G24) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:16:32

【神】 アンネロズ



   ずっと同じ気持ちだったのね。
   こんなにも、想いが通じるのって、嬉しいのね。


  
(G25) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:16:58

【神】 アンネロズ



[ もう、さっきから私、泣いてばかりね。
  出来るだけ笑っていたいから
  笑おう、って思うのに、
  気持ちを言葉にして落ち着こうとするのに
  嬉しさが涙になって溢れていくの。

  重なる掌のあたたかさが
  何処までも優しくて幸せだった。 ]

  
(G26) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:17:54

【神】 アンネロズ



[ 貴方に手を引かれるまま、
  もっと近づいて。ぎゅう、と抱きついた。
  
あぁ、これもずっと叶えたかったの。


  
好きな人に、抱きしめられたかったのよ。

  本当は叶わないはずだったのは分かってる。
  大丈夫、覚悟はしているの。
  それでも、今だけは。貴方を感じていたい。


  暫く、そうしていたかしら。
  少し顔を上げて。
  先ほど貴方が飲み込みかけた言葉の続きを
  教えて欲しい、と言えば、聞けたかしら。
  もし聞けたのなら。 ]

  
(G27) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:18:34

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 心臓に病を患っていて
  本当はいつ死ぬか分からなくて。

  貴方の前では笑っていたけれど
  貴方がいない所では苦しい思いをしてたの、って。
  でも、貴方が会いに来てくれるって思ったら
  頑張れたのよ、って。

  私と貴方を引き裂いた病気について
  簡単に話すことになったはず。 ]


  
(-17) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:19:10

【神】 アンネロズ



   ねぇ、エド。
   少し、屈んでほしいの。


[ そうして、貴方に小さなお願い事をしたの。
  優しい貴方ならきっと叶えてくれるわよね。

  言葉通りに屈んでもらえたなら、
  少し背伸びをして。二人の顔が近づく。 ]

  
(G28) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:19:39

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   
……目、とじて?



[ くすりと笑いながら。
  恥ずかしさを隠すように言って。
 
       貴方が目を閉じても閉じなくても。

              
私は唇を重ねたの。
 
]*


  
(-18) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:20:47

【独】 アンネロズ

/*
抱きしめられたかったのに勝手に抱きついて叶ったって言ってるの大丈夫か?????それは私が次のロルで書くべきことでは????未来予知しないで私;;

って今気づきました……ころして……
(-19) alice0327 2022/02/20(Sun) 23:28:29

【神】 イングラハム



   「そうだね。

    想いを通ずることが叶わない
    苦しみを知っていると、余計に思う。」


(G29) 西 2022/02/21(Mon) 1:58:36

【神】 イングラハム



   あの頃は叶わなかった涙を拭って
   僕はアンネを胸の中へと迎え入れる。>>G7

   夢だっていい。
   願うなら、このまま冷めずに、どうか......


   それから、君が顔を上げれば目が合って
   僕が一番聞きたかったことに、答えてくれる。
   五年越しの答え合わせを理解するのには
   当然少しだけ時間がかかってしまった。

   
(G30) 西 2022/02/21(Mon) 1:59:09

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   本当は僕が知るよりもずっと重い病。

   僕がいるから頑張れたという君の声が
   僕にとっては唯一の救いだった。
   それでも僕はやっぱり自分が許せなくて。

   気づいてあげられなくてごめん。


   そう...伝えようとしたところで、
   君の小さなお願いを僕は聞くことになるのだ。

   
(-20) 西 2022/02/21(Mon) 1:59:49

【神】 イングラハム



   言われた通りに目を閉じると
   柔らかな感触が僕の呼吸を塞いで。

   熱は感じないはずなのに。
   君の口付けは、僕に暖かな心を届けてくれた。

  
(G31) 西 2022/02/21(Mon) 2:00:37

【神】 イングラハム



   願わくばずっとこうしていたい。
   そんな気持ちに心を躍らせて
   目が合えば今度は自分から口付けを重ねる。

   それはまるで僕を赦してくれたみたいで。
   僕の引き裂かれた魂の傷が癒されていくようだ。


   けれど僕は名残惜しさに苛まれながらも
   一度、君から離れることになるだろう。


(G32) 西 2022/02/21(Mon) 2:02:36

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   「............ごめん、一旦、待って。

      これ以上してると、止まらなくなりそうだ。」

(-21) 西 2022/02/21(Mon) 2:03:18

【神】 イングラハム



   そう言うと紅潮する頬を腕で隠すように
   アンネから視線を逸らす。

   そうさ。まだひとつ、予定がある。
   君の前で演奏を披露するという
   五年ぶりの果たしたくて。


(G33) 西 2022/02/21(Mon) 2:04:11

【神】 イングラハム



   「あの日は近くの公民館を借りてたんだ。
    ピアノが置かれたホールを借りて、
    そこで君に演奏を披露する予定だった。」


   恐らく今も、そこには同じ建物があるだろう。
   君に海でなにかしたい事が残っているか聞けば
   それを全て堪能した後に
   僕は彼女の手を引こうとする。

   今度は、しっかりと、離さぬように。


(G34) 西 2022/02/21(Mon) 2:05:09