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【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「どういう人なの?昔の知り合い……恋人とか?」 あなたの浮いた話とかはほとんど聞いたことがないのだけど。 珍しく少し答えてくれたから、もう一歩踏み込んでみる。 「……しなくちゃならない喧嘩ねえ」 「男の世界はやっぱり難しいわ、全然理解できないっ」 言葉そのものよりも、あなたの表情のほうがずっと気になった。 もっとも難しいことが分からないのは今に始まったことじゃあないが。 その目を見て。 無意識に、手を伸ばしていた。 その手も、牢に阻まれてしまうのだけれど。 どこかに行ってしまうんじゃないかと思って。 「私はあの子の姉さんだもの。 解放された時には抱き締めて、頭を思いっきり撫でてあげるんだから!」 「泥棒は私じゃなくって。 ホットドッグ用のパン?はいはい……具材も持っていっていいのよね?」 珈琲ってそんなに簡単なものだったかしら。なんて言いながら、とりあえず指示を覚えるように復唱していく。 聞いていれば、具材はなさそうな口ぶり。何でこんなにパンだけ買いこんでるの…? 後ほど、アジトでサンドパーティーに使われたようだ。有効活用。 (-177) otomizu 2023/09/24(Sun) 16:12:31 |
【秘】 路地の花 フィオレ → corposant ロメオ首に腕を回したまま、うーんと少し考えるような素振り。 普段は注射器やら小さなナイフやらで、懐に入って目立たないように殺すばかりだったから。 それじゃあ、つまらないだろう。 あの子達を殺したことと釣り合わない。 「……拳銃、とか」 「ちゃんと自分の手で殺したって、思いたいから」 基礎の基礎くらいは教わったけれど、結局活かせずにいる拳銃の技術。 どこを狙うべきなのか、そういったところから教わることになるのだろう。 ただでさえ対格差のある相手だから、知識はあって損はないのだ。 「正義とか悪とか、結局」 「その人の中だけの価値観だものね」 押し付けるものでもなし、だからそれを大義名分にしているような人は苦手だ。 自分の為と割り切っている人間の方がよっぽど信頼できる。 自分がそうしたいから、自分がそうありたいから。そういった考え。 「それに、誰にも見えないところで死んでもらっても困るもの」 「ちゃんと死んだことが分からないと、子供たちを安心させてあげられないわ」 「早く、解放されるといいわね」 (-184) otomizu 2023/09/24(Sun) 16:55:16 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 路地の花 フィオレ/* いいですね! そうしましょうか。 さすがに聞きとがめて声をかけたということで。 電話で黒眼鏡さんの名前を出してくれたらより確実にマフィアの烙印を押せるかと思います。 そして了解しました! では顔面への暴力は避ける形で。 こちらは性的な暴力を加えないPCですので、その部分もPL単位では安心して頂いて大丈夫です。 ただ腹とかに暴力をする可能性はあります。ほか確認事項などなければ次のレスから始めて頂ければ! (-185) rik_kr 2023/09/24(Sun) 16:59:38 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「タダの三日月島にきてた観光客さ。 一月もいなかったぜ」 恋人なんてもんじゃない、と手を振って笑う。 「理解できねえほうがいいなあ、これは。 男だってくだらねえ、ばかみてえだと分かってるんだ。 わかっちゃいるが、それでも俺たちゃあ男なのさ」 伸ばされる手が届くことは、物理的にもありはしない。 どうしたんだ、とばかりに、きょとんと見つめ返されるだけ。 ──そうしてみれば牢屋の中のアレッサンドロは、ずっと、随分と。 どこか満足そうで、重たい荷物を下ろしたかのように、軽く透き通るように見えた。 「俺が頭撫でると嫌がるのになあ。 お前なら喜ぶだろ、おもいっきりいけ」 乱暴にやるからである。 「イヤ、あんなボロいガレージ、泥棒だって見向きもしねえよ。大丈夫。 だからお前が歴史上初のドロボーだ」 「いいよ。 あればだけど」 ない。…調味料すらロクになさそうだ。 それでも品目自体をちゃんと記憶しているのは腐っても物流の元締めというところか。 ひととおり伝えれば、「ジャ、よろしく」とばかりに親指をグっとたてた。 (-188) gt 2023/09/24(Sun) 17:08:09 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ夜。三日月島の道路脇。 車を降りた女は、少し離れた場所で電話を始めた。 「もしもし?」 「引っかけた子が、うちのファミリーに手を出したおばかさんだってみたいで」 「うん、そう。話は聞けたから、迎えついでに後始末お願いしてもいい?」 「そんなこと言わないでよ、ちゃんとお礼も用意しとくから……」 身だしなみを整えながら、歩いている。 周りの警戒はしていない。かおる、花のにおい。 「黒眼鏡の命令?」 「それなら大丈夫よ、私から話通しておくわ。あの人私には甘いんだから」 だから、声を大きくはしていないとしても。 内容を隠したりはしていない。 /* 問題ありません、性的な暴力はしない旨も了解いたしました! 改めてよろしくお願いします〜! (-211) otomizu 2023/09/24(Sun) 19:25:37 |
【秘】 corposant ロメオ → 路地の花 フィオレ「拳銃か、いいね。それじゃあそうしよう。 防がれる心配も無いし近接より反撃の可能性も低い。 隙さえつけば相手が銃持ってても抜かせないで済む」 頷いて、いい選択だと。 「OK、使い方は流石に分かるな? ちゃんと狙いを定められるようにしなきゃあなあ……。 後は……いいものが欲しけりゃ手配できる。 ちっとばかしコネがあんだ、サイレンサーだってあるぞ」 万が一仕留めきれずに、なんてもやもやすることは避けたい。 それならば威力のあるものを選んで、 確実さを求めるのもいいだろう。 「そういう事さ。人による」 やりたい事をやるためのカッコつけた理由付けでしかない。 正義だ悪だとのたまう奴は、決まって言い訳がましいのだ。 好きにしたいなら、何も言わずに好きにしたらいい。 「それなら死体はわざと残すか? うっかり人目に付くのは避けたいが、 それは人払いでも頼めば済む話だしな」 「悪党の数だけ眠れない夜の数があるだろうよ。 安心させてやりてえよな〜」 ……自分たちも悪党である事には変わりないが。 (-230) susuya 2023/09/24(Sun) 21:53:35 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「………」 黙ってあなたの言い分を聞いている。 基本的には、従順な可愛い部下であろうとしていたことを知っているだろう。 「……ボスがやめろっていったら、殺すなって、こと?」 「家族同然の子達を守るために動くのが、ファミリーなんじゃないの……」 マフィアとしてのファミリーの掟を、拡大解釈している。 自分のために、都合のいい解釈をしているだけだ。 言う事を聞きたくないわけではない、ただ、今は冷静ではない。 「もしダメだったとしても、他の人に殺してもらえばいいって、そう言うの」 (-262) otomizu 2023/09/25(Mon) 0:13:47 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレ「……そうだなあ」 あなたの言葉を否定することはこの先殆どないのだろう。 そうするのが面倒である、なんて言いはしないが、言っても無駄だとあなたの行動力を信頼してしまっている。 可愛げがありすぎる猪突猛進の俺の部下の子猫ちゃん。 犬なのか猫なのか猪なのかわかったものじゃない。 「ファミリーを守れ、なんて。 アソシエーテに見えるファミリーなんざ人それぞれだしなあ」 ここは文句を言えるが、今だけは流してやる。 ボスは流すかわからん。 「ボスが駄目って言ったから我慢したのに他のやつにとられるのは」 「嫌だよなあ」 これはボスがなんて返すか気になるな。 早く昇進しろというだろうか。 「……若いから俺は心配するし、周りにも言われるんだろう。 アソシエーテの立場は低い。お前は、強いが、立場が弱い」 「フィオレ、あの男と事件のこと聞いてから泣いたか?」 (-275) toumi_ 2023/09/25(Mon) 1:59:17 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレどうしてだったかは今となると分からない。その日、男は夜道を歩いていた。 祭りがあるわけでもなければ、大きなイベントがあるわけでもない。スポーツの試合だってやっていない、ある種狭間の時期。 わざわざ出歩く者は決して多くない。その一人一人に、自然目を配るように歩くのは、職業柄のくせだった。 そして。 通りに差し掛かった男は、くん、と鼻を鳴らす。 ────かおる、花のにおい。 嗅覚の敏感な男は、香る匂いのもとを、正しく振り向くことが出来たんだろう。 女。電話をしている。 仕事の用らしい────ファミリー。妙な単語だ。予感がする。 黒眼鏡。 さて。 男は立ち止まった。 その小さな異変に、貴方が気づくかどうか。もう少し話し続けるのなら、こちらもそれを聞くつもりで。 (-276) rik_kr 2023/09/25(Mon) 2:06:13 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 暗雲の陰に ニーノ「……フレ、ッド」 涙を拭おうと上げた手に、あなたの指が触れる。 触れられる。歪む視界。 抱き締める代わりに、怪我をしてないことを確認して。 ぎゅ、とその左手を握った。高い体温が伝わってくる。あなたには、濡れた手が冷たく感じてしまったかな。 ごめんね。守ってあげられなくて。 気に病ませたくなくて、口には出さなかったけれど。 「……、っ、うん…」 「すぐ、また会えるように……するから、待ってて……」 名残惜しいけど、ずっとここにいればそれこそ捕まってしまうかもしれない。 あなたの手をもう一度握ってから、そっと離して。 笑顔を見せる。見せる、努力をした。 そうしたのなら。後ろ髪を引かれる思いで、この場を後にするのだろう。 またすぐに明るい場所で会える、そう信じて。 (-278) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:15:23 |
【秘】 路地の花 フィオレ → オネエ ヴィットーレ「だから、ここにいる間……お店のイメージ、考えておいてよねっ」 「こんな家具置きたいとか、こういう食器揃えたいとか」 そういう事を考えていれば、何かあったとしても。 希望になる。決して折れることのない支えになると信じている。 「お互い様。私も、ヴィーの友達でほんとに幸せよ」 「あなたがいるから、私は女の子でいられるんだもの」 にこりと微笑んで。 「……もう、行くわね。 そう簡単には、私は捕まってあげないんだから」 ガラス越しに当てた額に、体温を感じたような気すらして。 穏やかに笑って。 あなたの言う通り、まだ収容者の少ない時期に長居をしていれば不審者だと思われてしまいかねない。 名残惜しそうにはしつつも、ガラスからは一歩距離を取って。 「もう少しだけ……待っててね」 (-280) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:29:10 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡擽るような指に、掌に。身を小さく捩って。 甘い声を漏らす。まだまだ、敏感な身体はそれだけで疼いてしまうから。 「……ふふ、うれしい」 同時に、なんとなく照れくさくて。ふにゃりと頬が緩んだ。 竿の部分に浮いた血管をなぞるように指で触れて。 脈打つようなそれに、一層ぞくぞくとした感覚。 漏れる声だけでも、気持ち良くなってくれているのが分かって。 時折上目遣いで表情を見て、目を細めるように笑っている。 「ん……はぁい」 ねだるようにそれが押し当てられて。 ちろりと唇から、赤い舌が覗き見えたかと思うと。 先端から根本までを舐めながら降りて、また昇るようにして。 全部を味わうように、そうしてから。 小さな口で、先端を咥えてみせるのだ。 大きく膨らんでいるそれを全て咥えきるには難しくて、余った部分を手で擦ってやりながら。 吸い上げて、先の特に太い部分に舌を這わせている。 知り尽くしたそこへ。的確に、快楽を与えていく。 (-285) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:44:48 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 黒眼鏡「名前を呼ぶくらいだから、余程の付き合いでもあったのかと思ったけど?」 観光客。本当にそれだけ?そういう視線。 「プライドだとか、意地だとかってやつ?」 「……ねえ」 「アレ、ちゃんと戻ってきてよね。やりたいこと、いっぱいあるんだから」 なんとなく、少しだけ不安になって。 解放されても、傍に居てくれるのだろうと漠然と思っていたものだから。 手が届かないのも相まって。 あなたが未来の話をしないのが、ちょっとだけ不安になったのだ。 それだけの、話。 「お年頃なんでしょ、反抗期ってやつじゃない?」 「そういえば、フレッドから『にいさん、姉さんのこと大好きだよね』って聞いたんだけど。 そうなの?いつもフィオによろしくって言ってるって」 フレッドも嫌がったりするのねえ、なんて。 毎度のごとく抱き締めても受け入れてもらっている姉は、しみじみと思うのだ。 「ほんとかしら。ヴィンテージものって高く売れるらしいわよ?」 ヴィンテージとボロは違う。 「ないじゃないの。パンそのまま食べるつもりだったの!?」 ジャムくらい買っといてよ〜、なんて言いつつも。お願いされれば受け入れるのだろう。 (-286) otomizu 2023/09/25(Mon) 2:59:01 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ女は自由であるように振舞ってはいるものの、ファミリーの足枷になるようなことはしてこなかった。 そのつもりだった。 仕事の報告は欠かさなかったし、少し出も引っかかる場所があれば指示を仰いだ。 分からないところは聞くようにしたし、思ったよりは従順だったように思う。 性に奔放で、立場に関係なく馴れ馴れしく接するところはもしかしたら直すべきだったかもしれないが。 「……当たり前よ」 「取られたくない。あの子達の仇を討ってあげたいの」 一旦は。ボスの指示を待てという命令を聞く姿勢ではあるようだ。 アソシエーテの立場が弱いことだって、重々承知の上だった。 「泣いたわよ、当たり前でしょ?」 「ずっと見ていたのに、私は気付いてあげられなかった。 笑顔で送り出して、引き取られた先での幸せを祈ってたの」 「それが踏みにじられていたと知って、泣かずにいられると思う?」 (-291) otomizu 2023/09/25(Mon) 3:23:09 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ女は少しうわついた様子だった。 事後のような頬の紅潮。そして、電話をしていることによる注意力散漫。 何かを成し遂げた後の、達成感によるものだったのだろうか。 だから、あなたの姿に気が付くことはなかった。 話を、続けている。 ―――嗅覚が敏感であるならば、その花の中に。微かな薬品の匂いに気付けるだろうか。 違法薬物の匂いではないようだった。 「遊ぶにしろ、注意力を身に着けろって言いたいんでしょ? もう耳にタコができるほど聞いたわよ」 「しょうがないじゃない、あの人とするの気持ちよくって―――もう、何よ慌てちゃって。 童貞じゃないんだから」 「とにかく! ノッテ の役に立ったんだから感謝してよね」「じゃあ、お迎え待ってるから―――」 自慢気な声が、横を通り過ぎようとする。 誰かに聞かれているとも知らずに。 (-292) otomizu 2023/09/25(Mon) 3:36:27 |
【秘】 口に金貨を ルチアーノ → 路地の花 フィオレもしかして上司は女という生き物を”そう”見ているかもしれなかった。 「仇をとりたいかあ……」 その感情を分かってやれないのだと、ぼんやりと男はひとりごち。 自分の両親の死でさえも冷めた目で見てしまっていた。 誰かを本気で、それこそ敵討ちをしたいと思うほど大事に好くことが出来るだろうか。 目の前の彼女ですら、自分の身の危険よりも感情と彼らの心を気にしているのだ。 そんな強い気持ちが、本当に存在するのだろうか。 「泣かずになんていられないと思うね。 それならどうして立ち上がれたんだ? 泣き疲れて動けなくなるもんじゃないのか」 「この際怪我だとかは不問にしてやるが。 自分が傷ついてでも敵討ちしたいのはどうしてだ。 自分の力に自信があるからか?」 どうしてそこまでそいつらのことを想えるんだ、と。 貴方を手招いて自分の元へ来るように促した。 「……お前が頑張っても、あの人が死んでも、誰も救われないじゃないか」 (-297) toumi_ 2023/09/25(Mon) 5:14:31 |
【秘】 オネエ ヴィットーレ → 路地の花 フィオレ「ふふ、前よりずっと素敵なお店にしてみせるわ♡」 未来に希望を持って今を耐え忍ぶ。 きっと今の状況で、何より大切な事だった。 貴方がそれをくれたから、ヴィットーレはまだ、折れずに済む。 先の見えない未来に向けて、歩くことが出来る。 「……貴方はいつだって、素敵な女の子よ。 えぇ、またね、キャシー。体には気をつけて。」 あなたに合わせてこちらも距離をとる。 今の己にできるのは、あなたの無事を祈ること、ただそれだけ。 「……待ってるわ。アタシの可愛い家族のこと。」 じゃあね、ゆるりと鎖のついた手を振るのであった。 (-300) arenda 2023/09/25(Mon) 6:27:10 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 口に金貨を ルチアーノ「悲しかったし、苦しかった。だけど。 それ以上に、許せないって思った。ずっと近くで子供たちを見ていたはずなのにどうしてって」 「その気持ちを、肯定してもらったから……っていうのも、大きいんでしょうけど」 「違うわ」 「力がなくても、そうしたいって思うの。 敵討ちと同じくらい、今ここにいる子供たちが同じ目に遭わないようにするために」 力なんてあるわけない。 ファミリーの役に立てるほどの力はないと思っている。 「今まで騙されて死んでいった子たちと、今ここで生きている子たちのためになるわ」 「私だって、それで救われる」 そうでしょ?とでも、言いたげに。 そうであってほしい、と思っているのだ。 (-311) otomizu 2023/09/25(Mon) 9:25:53 |
【人】 路地の花 フィオレ>>+55 テオ 「花にも蔦があるばっかりに、見誤ったわね?」 可憐な花も、絡めとる蔦も、侵さんとする毒も。迂闊にふれれば傷付ける棘も持っている。 そんな花を相手にした時にはもう手遅れだったのかも。 あなたが突き放そうとするたびに、強固になるものだから。 やはり、どうしたってろくでもない。 「危険な花こそ美しく見えるというものね」 食べさしのサンドを揺らしながら。 満足気に笑ってみせている。内容がどうあれ、特別視されるのは嬉しいものなのだ。 枯葉剤をまかれたって枯れてなんかやらないつもりだ。 「逮捕されてるのによくそんなこと言えるわねえ」 「でも、そうね。 テオに捕まえられるのなら、それはそれで」 良いかもしれないわね。なんて。 嫌な気がしないどころか、楽しげに笑ってみせるのだ。 (31) otomizu 2023/09/25(Mon) 9:38:00 |
【秘】 路地の花 フィオレ → Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ/* お疲れ様でございます、熱中症のエビです。 エピローグにて、養育院やスラムの子どもたちを食い物にしていた件で復讐、敵討ちに行かせていただく予定です。 しかし交流の方積み立ての余裕がなかったため、同様の方がいらっしゃればそちらを優先していただければと思います! 当日の混乱を避けるための事前連絡でした。 よろしくお願いします! (-316) otomizu 2023/09/25(Mon) 10:59:11 |
【秘】 幕の中で イレネオ → 路地の花 フィオレ闇色の髪を踊らせながら、貴方はこちらに向かってくる。 女の高さの声は、男には可憐よりも不快さが大きかった。 花のかおりがする。 良い香りではない。 「失礼。」 貴方の歩みを、恐らくは言葉も止めさせたのは、そんな一言。 するりと一歩。大きい歩幅で貴方の前を遮った男の声だった。 男はそれ以外に何も言わない。まだ。 しかし、貴方が僅かでも妙な動きを見せるなら。 これはその前に貴方の腕を掴むだろう。容赦なく、軋む音がするくらいに。 (-320) rik_kr 2023/09/25(Mon) 11:36:21 |
【秘】 Scorri, fiume eterno! ヴィンセンツィオ → 路地の花 フィオレ/※ お疲れ様です。しまむらです。 お声がけありがとうございます。 復讐に関しては問題ありません。 現状いただいてるお話との兼ね合いとして、 お受け頂いた話の中で死ぬことはまだできないこと、 またその後に対等な損傷具合でのタイマンデスマッチの予約があるため怪我の度合いは多少指定させていただくことだけご了承ください。 ナイフで脇腹グサーとかなら問題ないかなと思います。 (-331) redhaguki 2023/09/25(Mon) 12:49:56 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ普段のひょうひょうとした気さくな顔は、アレッサンドロの本性ではない。 けれど、全くの嘘でもない──幾度となく肌を合わせたあなたには、なんとなく分かること。 かつての暴力に依る狂犬のような顔も、 カポとしての機能を詰め込んだ緩い顔も、 どちらも同じ仮面に過ぎない。 きっと彼の本当はその中間ぐらい── ちょっとぶっきらぼうで、けれどだらしがなくて、 触れあった肌の暖かさに気恥ずかしそうに顔を綻ばせる、今みたいな顔。 「………、は、…………、……」 吐息、と脈動。 触れあった皮膚の一枚下、熱と血と音ばかりがその感情を伝えてくる。 なんだって差し出して、なんだって持っていようとはしないアレッサンドロは、 ──人の体温に触れるのが好きだ。 自分では認めることも、言い出すこともないけれど。 先端から先走る透明な体液と唾液が、水音をたてて絡み合う。 口腔の中でさらに膨れ合った──さすがに錯覚だとは思うけれど──男性器が、柔かな粘膜のあちこちを汚してやろうといきり立つ。 あなたの頭にそっと手をあてがいながら、慈しむように撫でるごつごつとした手。 どれもきっと、言葉には出ない男の本音。 「……フィオ、……、出るから」 幾度となく快楽を与えられて。 …ようやく零れ落ちた言葉は、びくびくと脈打つ吐精の前兆と同時。 くしゃりと髪を撫でる指に、ほんの少し力がこもった。 (-342) gt 2023/09/25(Mon) 13:43:42 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ「あら?」 声をかけられて初めて、気付いたような素振り。 また後でね、と通話を切って。 聞かれていた?でも、殺しまでしたことは口にしていないはず。 こんな時間だから、気にかけて声を掛けてくれたのかもしれないし。 けれど、あまり長居をしては車に気付かれてしまうかも。 法執行前であるから、過剰な心配もなく。 普段通りに笑顔を見せる。 「こんばんは、私に何かご用かしら」 何もないようなら、早く立ち去ってしまおうと。 ようやく少しだけ冷めた頭で。周りを見て、不審なものがいないか確認している。 (-345) otomizu 2023/09/25(Mon) 13:52:38 |
【秘】 黒眼鏡 → 路地の花 フィオレ「ちょっと道案内したくらいだよ。 危なっかしい女でね」 口元に──言葉に。苦笑するような色が浮かんだ。まるで昨日のことを話すように、笑みが綻ぶ。 「そんな感じの、だいたい全部だ。 それを無くしたら自分は男じゃない、っていう………そういうものを、俺たちゃあ一本持っている。 そいつを握りしめたままどこまで行けるかが、男の人生だと思っている。俺はね」 「──……やりたいことがあるってな、いいことだ。 お前のソレもいってみいってみ、頑張って叶えてやっから。主にコレでな」 手で金のマークを作る。…下品だ。 男は、未来の話が嫌いだった。自分限定で。 「お年頃っていってもよぉ、もう19だろ? あの時分にゃ俺ぁ警官殴ってたぞ。反抗期にしてももうちょっとだな…」 一緒にしてはいけない。 「……いらん告げ口してからに。 あいつがお前に会いたいんじゃないかと思って、口実作ってやってるだけだよ」 ちょっと恥ずかしそうにしながら、眉を上げて。 「フィアットの方はそこそこ高く売れるかもしれんが、愛好家しか買わねえからなあ…。 捌くの面倒くせえんだよな…」 「いや腹にはたまるだろ? 忙しい時はそれでも別によぉ…」 ……そうして、だらだらと雑談が続く。牢屋の中とは思えないくらいに、気が抜けた様子だ。 (-346) gt 2023/09/25(Mon) 13:54:08 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ殺した、とは聞かなかった。 けれどファミリーという言葉を聞いた。 黒眼鏡の命令とも聞こえた。 あまつさえノッテの役に立ったと宣った。 この女はマフィアだ。 でなければ作りの悪いコメディか。 とはいえ現行犯ではない。 即逮捕といけないところがもどかしく、男の靴はとんとん、と石畳を叩くだろう。 「今。」 「何の話を?」 (-352) rik_kr 2023/09/25(Mon) 14:06:01 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 法の下に イレネオ「やだ、聞こえてたのかしら」 「うるさくてごめんなさいね」 何を探っている? 女は賢くこそなかったが、人の機微に疎い方でもなかった。 「迎えを頼んでたのよ」 「火遊びの相手と喧嘩別れしちゃってね」 警鐘が鳴っている気がする。 表立ってマフィアらしいことはしていない、にしても。 流石にこのままこの場に留まるのがまずいことくらいは、わかる。 一歩、足を後ろに引いた。 (-353) otomizu 2023/09/25(Mon) 14:13:07 |
【秘】 法の下に イレネオ → 路地の花 フィオレ男の瞳は、貴方が通話を切った携帯の液晶に注がれた。 その相手を探ろうとする目の動き。名前から相手を割り出そうとする動き。教師や科学者、或いは貴方に思いを寄せる男たち。もしくは探偵や警察がする機微だった。 「そうか。」 「喧嘩で手が出るのはよくないな。────」 「ついてるぞ。」 頬に伸びる手に、貴方は何か過ぎっただろうか。 全くの的外れの可能性だってある。 人を殺す手段は、何も血が出るものだけとは限らない。 それでも、何か後ろめたいことがあるなら。反応があるはずだ。 男はそう考えて、かまをかけただけ。 (-360) rik_kr 2023/09/25(Mon) 14:32:46 |
【秘】 暗雲の陰に ニーノ → 路地の花 フィオレ熱い指先に触れる雫は冷たくて、胸が痛む心地がした。 頬に流れるそれを拭えない代わりに、忘れないように。 指先が離れる頃にはぎゅうと掌を握り込む。 「……ねえさん」 するから、という言葉が引っかかる。 けれど今この場で深く踏み込むことは難しいし、恐らく危険だ。 無理に浮かべてくれようとした笑みに少しばかり眉を下げながらも。 「…………無理は、しないで」 「おねがい」 言えることといえばそれぐらいしかなくて、それでもそれしかないから形にする。 去って行く後ろ姿を見送った、牢の奥。 今ここにいるのが己で良かったと。 貴方が去ってくれて良かったと。 肌に冷たさを教える涙を裏切ってしまうような安堵を抱く。 この地獄の淵に夜明けはあるのだろうか。 今はまだ、何も分からないけれど。 ……でも、なんとなく気が付いている。 朝が来たとしてきっと、多くが変わるのだろう。 貴方も、自分も。 そうだとしても、ひとつ、ずっと変わらないもの。 心の内に咲き続ける、貴方が植えた愛の花弁を。 確かめ、なぞるように瞼を落とした。 (-385) mspn 2023/09/25(Mon) 16:47:33 |
【秘】 路地の花 フィオレ → 幕の中で イレネオ通話画面に映る名前は、あなたの知るものではない。はずだ。 同じアソシエーテのラウルという青年のもの。 メイドマン・ルチアーノの部下を探っていなければ、聞いたこともない名前だったかもしれない。 「そう、おかしいわね」 「私、喧嘩別れはしたけど。手を出しても出されてもいないわ」 ターゲットは、毒物で死に至らしめた。 だから彼女でもかまをかけられている。と分かった。 同時に、あなたへの警戒を高める。目的のわからない探りほど不気味なものはないからだ。 また一歩、足を下げる。 (-392) otomizu 2023/09/25(Mon) 17:16:10 |
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