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人狼物語 三日月国


254 【R18G】星海のフチラータ【身内】

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視点:


【秘】 バンカー ストレルカ → 機関士 ジャコモ

/*
Ciao!ストレルカです。
承知しました。おそらく護身用ということですんなりと
持ち出せたことでしょう。
護身用でなくとも持ち出せますが。
以上業務連絡でした。ご武運を!
(-362) unforg00 2024/04/04(Thu) 23:44:56

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

頭がくらくらする。圧倒的な情報量。一瞬で書き換えられた常識。ユウィさんが?ノッテの人じゃなくて、アンタは──

眩暈で暗い視界のなか、微かに見える世界は
取り返しのつかない出会いだった。
出会った時から、裏切りが確約されていた出会い。
定められてた運命が今、提示された。それだけの事。

そう、それだけ。

「──」

それだけの事が堪えきれずに貴方に溺れ切ってる男は、
貴方の頬に恍惚と手を添えて、その唇に口づけを落とす。

ああ、よかった。全てを知った自分が、
──その胸に後悔なんて微塵も感じていないことが。何よりも。
幸せだ。


「殺そうとしてくれていたんですね」
「嬉しいな。殺そうとしてくれたことも、
 責任と思う程に、俺を背負ってくれた事も、全部」

熱が消えて冷え切った空気の中、それでも貴方の言葉一つ一つから熱を感じて。それが己の身体を高揚させる。▽
(-364) poru 2024/04/05(Fri) 0:26:22

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「それに俺は裏切られていませんよ」
「俺に与えてくれた、
 その感情の全てに嘘はなかったんでしょう?」

「ファミリーを裏切ったとしても、俺を殺していたとしても、
 ユウィさんは、俺を裏切ってはいませんよ」

「だから俺の言葉も変わらない」

貴方といるといつも世界に向けていた牙が溶けるように穏やかな気持ちになる。俺を人間にしてくれた唯一の人。波のように心がざわめくのは、貴方がいつも心を傾けてくれていたからで。

「言ったじゃないですか。
「俺が"最後にひとつ、選ぶのは、
 他の誰でもない、ユウィさん"だって」▽
(-365) poru 2024/04/05(Fri) 0:26:49

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「"もし彼の望むことがファミリーにとっての不幸であり、
 あなたにとっての幸福であったのなら"と、
 そう、ナルに尋ねられたことがあります」

"私達を忘れないでくださいね"。

そう告げてくれた大切な友人の言葉を思い出す。
もう戻れない。彼の想いに答えられない。それでも、

「その時は言葉は返せなかったけれど」

「アンタがファミリーの不幸を願うとしても、
 やっぱり、どうしようもなく俺の幸福はアンタだよ」

無邪気に心音が高鳴って、笑顔にもかかわらず頬を何かが伝うのは、全ての決意を、覚悟を決めたから。

「護送団で星を発つなら、俺も攫って、連れて行って」

「どこまでも」
「俺も、アンタとそばにいる夢をみていたい」
(-366) poru 2024/04/05(Fri) 0:28:56

【独】 機関士 ジャコモ

う〜!!!(唸り
(-372) poru 2024/04/05(Fri) 1:05:56

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ


決意と覚悟、その証左を見届ける。
信念を押し通して。決定的な選択を示してくれた。

本当に最後まで見誤っていたのかもしれない。
己があの日助けた男はどうしようもないほど愚かで、
けれど強くて、マフィアに似つかわしくない真っすぐな心の。

「──なんて」
「本当は……悪役ぶるつもりだったんだけどさァ」

豪快に笑って。ひりつくような獰猛さを解いて、
理知的な、柔らかい声色に戻っては眼を細めた。

「やめた」
「オレは"逃げる"んだ。ソーレからもノッテからも」

聞き落としはなかった。なかったが、
聞き逃していたことは存在した。
見定める為この男が敢えて言わなかっただけの話だったが。

(-373) backador 2024/04/05(Fri) 1:17:51

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ

「オレは、そのうちノッテにはいられなくなる。
 かといって……ソーレに居場所があるかは怪しくなる。

 作戦の成功失敗はまあなんでもいい。オレ一人なら頭を下げればどうとでも飼ってもらえるだろう、けどオマエを連れていけば、ノッテのモンであったことは付いて回る。

 ロクなことにならないのは、考えなくてもわかるだろ?」

「オレもオレで……敵ファミリーが潜入していたとなれば、
 是が非でも首を取ろうと躍起になられるかもしれないが。

 ただ離反しただけの不届き者であるなら、
 血の掟を交わしていない以上は本気で殺されることはない」

「仲の良い奴らだったらコッソリ会ってくれるかもしれないな」

あなたの涙を前に、優しく声を掛ける。
両手を広げて身を寄せ、拒まれないのなら抱き寄せる。
熱を持った身体で、もう一度温かさをこの場に取り戻したくて。

「有り体に言えば──」
「ただ、駆け落ちしたいんだよ、ジャコモと」

「オレが今望んだのは誰かの不幸じゃねェ。
 二人の幸福だ。それ以外はいらん」

思いついた悪戯を語る様に。
これからの未来を望む男は実に無邪気な顔で。
──あるいは、恋に恋した青年のように純粋だった。▽
(-374) backador 2024/04/05(Fri) 1:19:55

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ

「……オレは太陽の威光を前に、
 ノッテの不幸を願うことはできるよ。
 でも……ノッテに注いだ気持ちは全て本物だった」

それと忠義を切り分けて全てを壊すことはできる。
ただ、切り分けた感情を取り戻して振り返った時。
不手際を責に己の指を差し出せるかと問われれば、それは。

「オレは全部が終わった時、いちど全部を放り捨てる。
 ノッテへの愛着も、ソーレへの忠義も」

「それから欲しい物をできる限り多く持っていく。
 夢はもっと大きく見よう。宙はこんなにも広いんだから」

お返しの如く唇を重ねた。
今度は長く触れ合うだけの、愛情が籠ったもの。

「──じゃあ、もう一度聞かせてくれ」

「俺を選べ」
「俺とどこまでもついてこい」

「……心変わりは、してないよな?」
(-376) backador 2024/04/05(Fri) 1:24:38

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「きっと予想以上にすごく、厳しい戦いになりますよ。
 双方とも、"マフィア"である以上
 見せしめに意地でも追ってくる可能性だってあるし。
 新しい組織を作ろうとするなら、尚更」

そんな事言わずとも想定内だろう。わかっている、わかっているが、貴方に甘えるような文句を告げるのが辞められない。
自分さえいなければ、彼はもっと優美な道を歩けたんじゃないか。ソーレファミリーと言う世界に置いて、皆から慕われ、頼られる、いつの日も自分が見ていた背中を晒して。なのに、

「俺を置いていけば、ユウィさんはソーレに戻れるのに」

「ユウィさんの馬鹿」
「……馬鹿な人」


その言葉一つ一つが、宝石のような輝きを秘めて差し出してくるものだから、もうこんなの、受け取らざるを得ないじゃないか。その言葉どれもが世界で一つだけの何より大切な、宝物。

「……もう、嬉しすぎて何も言えないですよ……」


小さく震える声でそう告げると、笑顔から溢れる涙と共に抱き寄せられた感覚に身を委ねる。相手の生の鼓動が聞こえて、酷く安心する。この音を絶やさないように、その為に自分は生きる。この音の為なら、何を捨ててももう、惜しくはなかった。

「……ほんと、叶わねェや。
 俺には誰かの不幸と引き換えにしか思い浮かばなかったのに、それを蹴っ飛ばして星みたいな答えをくれる」

全く、改めてなんて人を愛してしまったんだろう。わかることは今まで向けた全ての愛がどれも何一つ間違っちゃいなかったと言うこと。語る貴方は、煌めく宙の光のように眩しくて、まるで全てを委ねたくなる……嗚呼、

──これを、恋焦がれる、って言うんだろうなぁ。
(-380) poru 2024/04/05(Fri) 2:54:25

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

 
 
「──はは、」

最後の心変わりについての問いに、思わず笑いが零れてしまう。これだけ愛を囁いたのに、まだ足りないだろうか。
彼を安心させるためには他の感情が必要だろうか。だとしたら、

「はい」
「俺にはユウィさんだけです」
「アンタが望むのなら、何処へでも」

躊躇いなんて、もう溶かして、焦がされて、
愛を伝えきった後に残ったのは、痛いくらいの切なさを孕んだ、最後の感情。

「ユウィさん」

「アンタに、恋していいですか」


赤らんだ顔のまま、幸せそうな笑みを貴方に向ける。
溺れるほどに貴方を愛し、敬い、純粋に盲目に、親に、友に抱くような、全ての愛を内包していると、
そのどれもが本物で、貴方の輝きに引き寄せられるように向けていると、
だからこそ、芽生えた感情も迷う事なく伝えられる。

どうしようもなく自分は、"貴方に恋している"と。
(-381) poru 2024/04/05(Fri) 2:55:34

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

 
「それから、全部が終わったあとというけれど」
「全部が終わる前に、もう、」                 

「何もかも捨てて、               
 二人で逃げちゃいませんか」     

護送団に戻るのなら、ノッテに情報が掌握されるよりも早く、
二人で逃げてしまえば、その時間も稼げるのではないかと、
文字通り、体も何もかも捨てて。
これは、そう。"心中"の提案だ。

(-383) poru 2024/04/05(Fri) 3:23:17

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ

「もとよりロクでなしどもの相手してたんだ!
 マフィアが二つ連なったところで大して変わんねえ」

「出会ってから何を考えるにしても、
 オマエへの不義理だけは働きたくなかったしな」

絢爛華美な肩書きも、悠々自適な暮らしも、こんな仕事に就いてた時点で望むようなものじゃない。

マフィアは誰もが等しく屑の世界だ。ぶつかり合って食い合って求める結果を目指すだけ。
義も愛も同じ天秤に乗せてしまえばいつだって単純な答えが返ってくる。

負い目はいつしか溢れんばかりの欲望に変わっていたのだ。頭が上がらないわけだ。

「そっちこそ。まだ幻滅もしてないなんて。
 最初から馬鹿しかいねェよここには」

抱きしめては目一杯体温と鼓動を伝えた。
生の証で、少し消えたとしても容易く途絶えることはない灯火としていつまでも燃え続ける。
そうしてあなたを絶えず焦し続けるのだろう。▽
(-384) backador 2024/04/05(Fri) 3:41:54

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ


「なんだ」
「まだしてなかったのか」

目を丸くする。ほんのちょっとした本音の外には、
相変わらずの尊大な態度が乗っていて、
容易く奥を覗くことはできないのだが。


「……今更オレの許可が必要かい、アモーレ」

「一緒になろう、ジャコモ。
 誰にも見せられねえ景色を捧げてやる」

力強く応える。どのみちあれが最後で、
もう心変わりを問うことはない。▽
(-385) backador 2024/04/05(Fri) 3:42:58

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ

「オレは一人で迎えの車でも用意するつもりだったが、
 やっぱり支度も二人でやりたいか?」

何も言わなければ一人で自害でもするつもりはあった。
こんな場所に居てはいつ身柄を拘束されるか知れない。

「いいよ」
「出発は早い程いい。
 遠い旅行に出かけるなら尚更そうだ」

朝食は何にしようか。将来の話をするのは縁起が悪いらしいが、
やはりフラグすらも薙ぎ倒してこその旅路だろう。
妨げるものは何一つ目の前に残してやるつもりはない。

「……オマエは随分大胆になっていくな。
 オレの影響か、ハハハ」
(-386) backador 2024/04/05(Fri) 3:46:07

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「幻滅する日、来ないと思いますけどねェ……。
 そんなにまで誠実で義理堅く向かい合ってくれた人だ。
 むしろ真逆の尊敬しか出てこないってもんですよ。

 ……馬鹿しかいないのは、確かにそうか。
 本当、馬鹿野郎共でお似合いですねェ」

「愛は家族や友人にも向けられますけど、
 恋はたった一人のだいすきな人に向けるものでしょう?」

「こう見えて躊躇ってたんですよ、俺、
 "この気持ちを恋と呼んでいいのか"って」

「だって、見返りを求めちゃうでしょう。恋は」


"まだ"と言われれば少し居心地悪そうに目を逸らして座り直した。頬には朱。こんな些細な事に拘る自分が無性に小物だったり、女々しく感じられて、思わずトーンダウン。貴方の瞳の奥を覗き込めなかったのもそれに拍車をかけたりしていた。


「…………」
「……はい。共にあり続けると誓います。
 この恋心と俺の全てを捧げます」

ぶわわ、と、最初は感極まり過ぎて暫し言葉が出なくなって、声に詰まったものだが、ようやく最後に一絞り。誓約の言葉を送った。果てに得た新たな関係を胸にして。▽
(-387) poru 2024/04/05(Fri) 4:45:37

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「あれ、意外ですね……それこそ仲間に悪いとかで、
 てっきり、最後まで残って戦い切るのかと思ってました。
 ……ソーレの人達とそんな仲良くなかったんですか?」

片手を三角にしてわざと小声で話すように尋ねる。
先程知った事実だからはて、どうなのかわからない。

「勿論。置いていかないで。寂しいじゃないですか……
 そもそもユウィさんが疑われてるんだから、俺無事に
 船が辿り着いてもめちゃくちゃ捕まっただろうし……
 そう言う意味で死に逃げした方が良いなって考えてたんで」

ソーレの内通者を疑われても仕方のない位置になっている。
冤罪が冤罪じゃなくなって来ているのには笑えるが、
暫く生きていると迎えの車にも乗り辛い事になりそうだ。

「でもよかった。ユウィさんの事誰かに殺されるくらいなら
 ──いっそ俺がこの手でって、思ってたから。

 ……大胆ですか?そりゃあもう、アンタの影響ですよ。
 或いは恋のお陰かね。盲目って言うからなァ」

「ただ、出発は明日以降にして貰ってもいいですか。
 ……どうしても、今まで話した記憶、失いたくなくて」

そうしてストレルカに頼める人格データのバックアップについて話す。勿論貴方も周知の事実かもしれないが。今すぐの心中だと、これまで貴方と話してきた記憶が消えたままだ。それだけはどうしても耐えられないと告げる。
(-388) poru 2024/04/05(Fri) 4:50:47

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ



「手術の結果でそうなっちゃうかもしれない、じゃないですか。
 何があるかわからない世ですよ?
 なんて、ちょっと不安になりすぎていたのもあります」

「また、なってくれるってジャコモがいうならいいんです」

その時はようやく本当の意味で貴方を信じられることになるでしょう。

「簡単には離れないでくださいよ。
 ……難しいのはわかってますが。
 ちゃんと、何かあったら相談してくださいね!」

それだけですと言えば振り返って、さて、と呟く。
次に会う時は嫌な話をしたくないですねと重ねてあなたに背を向けた。

「私、まだまだあなたのことたくさん知りたいんですから。
 友達は仲良くなってからが、楽しいらしいですよ」
(-396) toumi_ 2024/04/05(Fri) 10:26:47

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

「そりゃあそんなデカいもん抱えてたら、
 不安になる時だってたまにはあるだろ。
 いいぜ、俺に言う分には全然聞いてやるからよ」

「何回だってなれるさ。互いがそれを望むんならな」

「……」

「"簡単には"離れねェよ。
 ……でも、そうだな。それでも離れる時があったら、
 ちゃんと一報くらい入れるようにする」

この時薄っすら、後の自身の選択を理解した気がして、
含みのあるような言い方で言うしかなかった。

「なんだ、俺の事大分好きじゃねぇか。なんてな。
 また楽しい事しようぜ。ダチならさ、色々な」

言って、立ち去る貴方を見送った事だろう。
(-399) poru 2024/04/05(Fri) 11:13:45

【秘】 機関士 ジャコモ → 仕分人 ナル

突然のメッセージ受信の知らせ。
宛先は貴方もよく知る友人の名前。簡潔に書かれたメッセージがそこにあった。

ナルへ。
突然の話だが遠い場所に行くことになった。
暫くの間、お前とも会えなくなると思う。

一つ言いたいのは、
俺はお前と約束した旅行の件は忘れていない。
お前と離れることになるが、安易に決めた決断でもない。
ナルの事を考えないまま決めた訳じゃないことは覚えていてくれ。

いつか落ち着いた頃、また会おう。
その時には手土産の用意も忘れないでいる。

                ジャコモ
(-401) poru 2024/04/05(Fri) 11:15:53

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ

「オマエにはオレ以外いないだろ?」
「こんなデカブツ相手、不敬を承知の上で、
 正面切って見返り持っていこうとするぐらいがいいぜ」

そんな蛮勇を抱ける人間なんか限られているだろうが、
護送の長であるからにはそれぐらいの気概があってもいい。
思って収めなかった時点で一定の大物ではあるとも思っている。

「奴らとの仲はまあまあよかったさ。
 頼まれたら性処理をしてやったぐらいにはな。

 あいつらが順調に事を運べたら……
 この船に居る奴らとやりあうのぐらいはまだ頭に入れてるよ」

余計な一言を足す。やはり嫉妬されたいんではなかろうか。

「殺される相手を選ぶこと自体はそう難しくない。
 オレは終いにゃオマエに殺される覚悟もしてはいたんだが……

 はン、その辺りは好きにしたらいい。
 こうまでなるなら失っても何だって巡り合うとは思ってるが、
 何年先とかになったらちょっと笑えねェ」

「……ストレルカ、か。全く、AIの考えることは分からん。
 オマエがバックアップを取りに行くなら、
 帳尻合わせのために向こうからオレにも話がくるだろうな」
(-433) backador 2024/04/05(Fri) 15:59:25

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

「ユウィさんだって俺以外いないでしょ」
「そう信じられるようになりましたから、不敬でも、
 なんでも、我儘言って困らせちゃおうとだって思ってます」

やはり大物も混じっているかもしれない。

「せ、性処理!?だ、誰としてたんですかそんなの!
 いや!いーやーです!もう俺以外とそう言う事しないで下さい!!やっぱり嫉妬されたいんじゃないですかァ!?」

余計な一言には案の定引っ掛かり、しかも誰としていたかまで聞き出そうとしてくるのだから、これはもう嫉妬で気が気じゃなくなってる状態だ。
貴方に抱き着きながら困り顔のまま全力で首を振って、顔をぐいぐい押し付ける。恐らく本日最も嫌がっている動作だ。
上司連中に云々はまだ耐えれたが、自分が交流のある乗組員相手だとそれはもう我慢ができない。

「うぅ……さっきの事実を知らなかったら、やりあうのだってほんの少しは応援していたのに……俺だってまだユウィさんをようやく抱けたってのにみんなズルい……」

船でやり合うの消極的反対派になってしまった。
架空の想定ソーレ民に対してもう剥き出しの嫉妬を隠しもしない。みっともないと言われようと、己の最愛の人を奪われないように守るのに必死らしい。

「今の俺なら殺れる気がします」

嫉妬ゲージが山盛りだからね。可愛さ余って憎さ百倍。

「きっとくるでしょうね。何だって巡り合うのは同意ですけど、さっきまでに聞いたプロポーズの台詞はやっぱりありのまま持っておきたくって。
 ……この船に乗るまでは、こんな関係に至れるなんて思っても見ませんでしたしね」
(-448) poru 2024/04/05(Fri) 16:40:04

【秘】 ブチ抜く ユウィ → 機関士 ジャコモ

「あははは。じゃあ猶更ソーレにはいられねェな。
 我儘を言われるのは好きだが、出来る限り叶えてやらなきゃ」

誰としていたかを知らせたら様々な方面タダでは済まなさそう。
義体の中に積んだ武装ごと押しやられそうな勢いである。

「何なら夜伽の相手を探してるってことにして、
 別のアソシエーテを抱いちまったし」

さらに油を注ぐ。絶対に楽しんでいる。

「でもオマエがそれだけ想ってくれてるんだったら、
 やっぱりもっと早く持ちかけてもよかったな〜?」

上体が斜め後ろに倒されながら上機嫌に言う。
やっぱり想われるというのは悪くない。通じ合いもしたし。

「……結果論、乗ってもらってよかったよ。
 ジャコモを巻き込まないために口利きすることぐらい、
 オレの立場だったら難しくなかったし。
 でもそれは──責任を負った者としては下の行動だ」

「相手の何かが気に入らなかったらいつでも喧嘩しよう。
 目を逸らしては、この関係には至れなかっただろうから」
(-486) backador 2024/04/05(Fri) 18:14:06

【秘】 仕分人 ナル → 機関士 ジャコモ

「自分の命のことは考えたんでしょうか」
「ファミリーのことは考えなかったんでしょうか」

あなたからの連絡を受けたあと、いくらか手回しがされているかどうかを調べに行く。
一番考えられるのは命を断つことだが、バックアップされていたところで逃走に至るとも限らない。足止めは食らうはずだ。

「結局相談しないじゃないですか」

信用してませんでしたけどね、と嘯いて。
討つ任命が下るようなことをしたら容赦はしないとつぶやいて廊下を歩いた。
(-488) toumi_ 2024/04/05(Fri) 18:28:38

【秘】 機関士 ジャコモ → ブチ抜く ユウィ

貴方の想像も概ね当たっている。積まれた武装ごとぶっとばしてもおかしくない勢いだろう。とは言え、名前が出た相手を闇討ちしたりはしないのでそこまで危険ではないやもしれぬが。

「うぅ……俺が悲しむのわかっててわざと言ってます?誰ですかどうせベルヴァでしょ。ずるい、俺だって抱かれたかったのに。どうして俺じゃ駄目だったんですかぁ……もう俺だって他の男に抱かれてきますよ、そんな酷いことばかり言うとぉ……」

そこまで力を込めずに貴方をぼかぼか叩いている。上司に何てことをと言われようが、先ほど我儘を言われるのが好きだと言っていたし、そもそもわざわざ煽ってきているのも上司の方である。なお相手はどうせベルヴァだろうという謎の推察がされている。

最後のは勿論本気ではないのだが、どうしたら貴方に妬いて貰えるか、恋愛経験も大人のやり取りも経験も大してない男には全然浮かばないゆえの必死の訴えである。

「本当ですよ……ギャンブルの時だってそうでした。
 どうして俺じゃ駄目だったんですか、ですよ。
 俺なんて一番夜伽に都合のいいように使えたでしょうに……」

上機嫌なのが憎たらしい。半目でその調子をずっと見つめていたが、叩くのに飽きたら体重を預けてしな垂れかかった。

「……それはそれで、別の道で縁が交わってたんでしょうけど、……そうですね。
 巻き込んだ上で幸福な結末に持って行ってくれるアンタを見れた。だからこの船に乗れてよかった」

「今早速喧嘩したいんですけど大丈夫ですか?
 アンタが俺を嫉妬させてきまくって酷いって。
 俺ばっかアンタを好きばかりで辛いって」

冗談の声色を作ろうとしてるが、半分本気なのが声からも目からもありありと漏れていた。最後はむくれて貴方の上に乗りながら目を閉じた。
(-495) poru 2024/04/05(Fri) 19:05:21
 


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