…わたしも、カワセさんに逢えて良かったと、思っています…。
まだ、あなたに何もしてあげられていないと思います…何か、わたしにできることがあれば、おっしゃってください…。

はい…見ていますよ…がんばっているお姿…応援しております…。


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遅くなりましたが…今日は【りんごのタルト】を作ってきました…りんごをたっぷりタルト生地に乗せて焼きましたので…良かったらお召し上がりください…。

シラユキサンはカワセサンとカガミサン、どっちに来てほしい〜？

貴女が微笑んでいるだけで十分。
野に咲く花は特別なことをしませんが、その香りや美しさで人を幸せにしますよ。

そして僕の喜びは好きな人が幸せであることですから。
どうか幸せで。

わあ、嬉しいです。タルト大好きなんですよ。
頂きます。

赤い目のグレーテルさん…青い目のグレーテルさんのことを大切に想っていらっしゃいますから…。
がんばっている青い目のグレーテルさん…放ってはおけないですよね…わたしも何かお力になれないかと、思いますので…常に一緒にいるあなたは尚更ではないかと…。


青い目のグレーテルさん…すみません、きちんと説明できていませんでしたね…。
「かえるの王さま」は、呪いをかけられた王子本人がカエルになり、壁に叩きつけられて呪いが解けるので…カエルをむやみに叩きつけても、お兄様の呪いは解けないと思います…。

カイさんがお兄様だったら、あなたの行為で呪いが解けたかもしれませんが…どうやらそうではないみたいですね…。

[傍でごろんと横になっている、お面を被ったあなたを見て、すぐに正座した自分の膝に頭を乗せる。そして、お面に隠れた頭を手のひらで、髪の流れにそって掌を動かした。]

…よしよし、いい子ですね…。

わ、わたし自身、自分の想いが分かっていないのですが…守護霊さんって…凄いのですね…。
…味方と言って頂けて、安心します、ありがとうございます…。

…どちらに来てほしいか…は、特に…希望はないですね…。
カワセさんもカガミさんも、地上でがんばっておられますので…流れに沿って、お二人のどちらかが来るか、他の人がもしかしたら来るのか…わたしにもわかりませんが…。

…カワセさんは、墓下でお会いしたいという気持ちはありますが…地上でがんばっているお姿を、応援しておりますので…。
勿論、カガミさんや他の方々のことも、応援しておりますので…。
誰かに墓下にきてほしいというより、墓下にきた方を受け入れてたい、という気持ちです…。

ジョバンニさんが地上を適当に楽しんでおりまして、安心いたしました…。
りんご、受け取ってくださってありがとうございます…。

ラ神様のお力で適当を楽しんでいる、ジョバンニさんのことは見ておりますよ…。
昨日は手首が切られて大変でしたね…墓下でも地上と同じく大変なことになりました。

…死ぬかも、と死期を察しているジョバンニさん…逆に長く生きてほしいと思ってしまいますね…。

なんてったって守護霊だからな！

そっか〜。やっぱりシラユキサンは優しいし、いい奴だ。
うんうん、それもそうだよな。地上でみんな頑張ってるんだから。誰かが来るのは天命。

誰が来ても歓迎したいよな！
カワセサンがさ、友達(オレとシラユキサン)3人で一緒にご飯食べに行きたいって言ってたんだ〜
その日がくるまで、気長に待とーぜ！

微笑んでいるだけで…では、あなたの前では、笑っていたいと…思いました…。

…幸せでありたいとは思いますし…あなたにも、幸せになってほしいと、思っております…。

ありがとうございます…美味しいかどうか、分かりませんが…。

ええ、地上では皆さん頑張っておりますので…誰に対しても、できれば生きてほしいと思っております…。

まあ…わたしが、お邪魔してもいいのでしょうか…？
許されるのなら、ぜひお食事にご一緒させて頂きたいです…。

…ヨツヤさん、退場は、とても寂しいです…カワセさんはヨツヤさんとご一緒したいお食事会に、わたしも呼んでくださったと思うので…お友達として仲良く３人でわいわいできたら…きっと楽しくて、幸せですよね…。

別れた恋人はこんな風に笑ってくれなくなった。
僕は暫くからっぽでした。
自分は役立たずだ、て思いましたね。

人の関係は簡単に壊れる。

貴女とは、壊れずにいたい…な

役立たずだなんて…そんな風に思うことはありません…。
別れた恋人さんが何を思っていたのか、わたしには分かりませんが…あなたは今、地上の村に影響を与え…わたしにも、言葉を尽くしてくださる…。

相手と自分が…繋がりたいと思えば繋がることができます…。
だから…あなたとわたしが、繋がりたいと思えば…壊れることはありません…。

な……ん……？！

……まぁ、コイツの悲しむ姿は……みたくないな。

ただカエルを投げるだけじゃ、ダメだったのね。
シラユキは謝ることないわ。私の早とちりよ……

カエルがお兄様だったら、良かったの……？
カイはお兄様じゃ……ない……のかな？

ええ。終わったことを考えても仕方ないですからね。
彼女に幸せになってほしい。僕はもう何も出来ないけれど。

地上は…まあ、ノーコメントです。
僕の色にも関わりますからね(あ、大丈夫ですよ)

繋がり…貴女と、繋がりたい。
繋がっていたい。貴女もそう望んでくれるなら、
僕は満たされます。

シラユキさん優しい。


ま、いっか。
カワセサン来たら三人でご飯食べよ！約束！

それともカワセサンの事を考えてるときかな〜？

［その体温と手のひらの心地よさにウトウトしている］

…おいら、いいこ……？へへへ……

［やがてくうくうと寝息を立て始めた。
りんごの香りがするやさしい女の子と夜中^whenに上野動物園でアルマジロトカゲ^animalをもふもふする楽しい夢を見ているようだ］

…赤い目のグレーテルさん、そうですよね…大切な人の悲しむ姿は、見たくありません…。
あなたのまもりたいという…お気持ちを感じます…。

青い目のグレーテルさん…いいえ、わたしももう少しきちんとお話できていたらと思います…。
カイさんがお兄様なのかは…わたしにもわかりません…カイさん自身の、お話をお聞きしたいですね…。

…地上に関しては、あなたの色関係なく、あなたの言葉は地上に響いてると、思っておりますので…。

…わ、わたしも…あなたと…繋がっていたいと…思っております…。

[緊張で肩が震えながらも、あなたの顔をじっと見つめる…無意識に、あなたの袖をそっと握った。]

…何か、私の対応で不快に思われたなら、申し訳ありません…。
ヨツヤさんが退場するのは…わたしは勿論、カワセさんもきっと喜ばれないと思いましたが…。
…３人でお食事会…約束…です…。

…あなたにそう言われて、考えてみましたが…カワセさんのことを考えると…なんだかとても幸福になれました…。

気付かせてくださったヨツヤさん、ありがとうございます…。

…おやすみなさい、クロエさん…。
あなたはいいこ…とってもいいこ…。

[いいこ、を繰り返して幼子の眠気を誘った。]

…もし、妹がわたしにもいたなら…こんな風だったのでしょうか…。

[叶いもしない例えの姉妹に夢を馳せ、目の前の眠ったあなたにそっと眠るのにお面を隣に置き。
いつの間にか軽いブランケットをお腹周りにかけ、膝枕からクッションに差し替え、隣ですやすやと自分も寝息を立てた。]

やっぱりシラユキ、優しいね。
お兄様は大好きだけど、私、シラユキのことも好きよ。

お兄様……お兄様じゃ、ないのかしら……？
一瞬、お兄様に会えたと感じたけれど……

あれ以来、お兄様の気配は薄れたままだわ……

［袖を握られたことに驚いて、瞬き。ゆっくり彼女に向き合う。そして］

…ありがとう。シラユキさん。
ーーシラユキ。

僕が今したいことを言ったら驚くと思うけど。

貴女を抱き締めたい。

［それ以上はこの村で許されることではないから、静かな抱擁を。彼女の意思を確認出来たら両手を広げ包むであろう］

ううん、気にしてないよ〜大丈夫！
約束！楽しみ！

……うふふ、そっかあ。そうなんだあ。
シラユキサン、頑張ってね〜

［目を覚ますと視界が明るい。
　それでも大層良い夢を見たのだろう。
　面が外れていることなど意識にもなく、横で眠るシラユキを見つけた。］

ん〜？シラユキはまだおねむかー？
おはよー。

［まだ少し夢が名残惜しいようでふわふわと笑む。
　すやすやと眠るシラユキをみながら、ふとよく見るにんげんたちのキョウダイとやらが思い浮かんだ。
　もしシラユキがおねえちゃんだったら。
　いっしょに本を読んだり、お買い物に行ったり。たまに髪の毛を編みっこしたりするのもきっとたのしいだろう。

　そんなことを思い楽しい気持ちでクロエは今日という日を始めたのだった。オハッヒャーに続く］