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人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ

 腰に添えた片手で身体を支え、前髪をやわく指ではらい。覗く朽葉色と視線を合わせる。
 仕草だけは慈しむようであるのに、男の瞳にそんなもの、欠片もありはしない。

 浮かぶのは、蔑み、嘲り。
 無関心の裏に隠れた、間違いがちろりと顔を出す。

「お前、報いてやる気がないんだな」

 ふ、と息を漏らし、口の端が自然、持ち上がる。
 はは。乾いた笑声が室内に溶ける。
 事に及んだのちにあるべき甘い空気など、この部屋のどこにもない。霧散するまでもなく、はじめから。

 男の指先が耳元を擽り、頬を掠め、顎をつ、となぞって、

「それなら、今ここで死んでも同じだろうに。
 ――――なあ、そうは思わないか。リョウちゃん?」

 ……細い首へ辿り着く。男は、笑う。きっと、嘲笑っていた。
(-208) 榛 2021/09/22(Wed) 20:28:02

【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ

 

「大好きな人にお願いされたら、それはやる理由になるだろ?」

温度のない声で、随分と楽しげに笑って囁いた。
 
(-209) Vellky 2021/09/22(Wed) 20:39:27

【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ

「……まあ、普通の話ではなかったよ。
 僕はいじめられたかったし、ここに来たかったし…
 …叶えてもらったことは結構あるな」

 あなたに対して、嘘をつく気はあんまりなかったから。


「そこらの理由は、んー、内緒にしたいのだけど。
 とりあえずここに来たかったのは、死にたくないからだったな」

 でも、全部言うにはあんまりにおかしなことなのが分かっているから。


「壮汰くんに守ってもらったことになるねぇ」

 だからで口にした言葉は、自分はそうは思ってなくて。
 でも見方によっては確かな事実で。

 

 

「もう心配することがなくなったから、やっと外にいけるのさ」
 

 

 どういう気持ちで言っているのか、わからなくなってきた。
あなたに対して余裕を持った態度でいようとしてたのに、全然出来なくなっていた。
(-210) Vellky 2021/09/22(Wed) 20:40:09

【独】 7734 迷彩 リョウ

オイどうすんだよ黒塚
(-213) wazakideath 2021/09/22(Wed) 20:45:57

【独】 7734 迷彩 リョウ

おれの表示してる画面だけ
全体的に暗いんですけど
(-214) wazakideath 2021/09/22(Wed) 20:47:01

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+22 闇谷

……少年はおねがい≠フ仕方を知った。
貴方の片脚を膝裏から抱えると、折りたたむように押し付ける。抱き締めるように距離を詰め、やはり先程と同じ場所へ。
辿り着けば柔く耳を喰み、縁を舌先で擽った。

「……怒って、いい」


再び下腹に触れ、性器を通過し、指は後孔へ真っ直ぐに向かう。
潤滑剤で湿るそこに、つぷ、と水音を立てて指先が侵入した。
慣らすような動きには程遠い。

「ゅ、ゆるさ、……ッ、ないで、ね」

肉の壁に締め付けられる度に、指先からじわりと快楽が滲む。
性急な、前戯ですらない行為が続いた。
……このまま少年が挿入すれば、相応の痛みが伴う筈だ。
(+24) wazakideath 2021/09/22(Wed) 21:08:25

【独】 7734 迷彩 リョウ

さて、これから黒塚のレスに取り掛かるんだが
(-218) wazakideath 2021/09/22(Wed) 21:11:33

【独】 7734 迷彩 リョウ

どうする???????????
(-219) wazakideath 2021/09/22(Wed) 21:12:00

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

「──……、ぁ?」

貴方が笑う。喜ばしい筈の笑顔を見た瞬間。
何故だか、ひくりと喉が鳴った。
身を引きかけて、腰に手を回されていることに気付く。
逃げられない。


「アキちゃ、」

少年は悪意に疎い。ずっと愛され、守られて育ったから。
貴方の黒々とした瞳に浮かび上がる、その感情の名前を知らない。

──今、ここで、死んでも、
同じ?


たとえ少年がどれだけ無知だとしても。
この言葉と、首に触れる指先で理解できぬ筈も無かった。
(-223) wazakideath 2021/09/22(Wed) 21:54:44

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

貴方が冗談を言うような人間でないことは、少なくとも理解しているつもりだ。
つもりだった。


「……だ、だったら」

震える声を絞り出す。初めて自分が怯えていることを知った。
いつのまにか冷え切っていた両手を、恐る恐る伸ばす。

嘲笑を漏らす首へ。
愉悦を零す喉仏へ。
(-224) wazakideath 2021/09/22(Wed) 21:56:07

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

 
 
「ッ、その身体、よこせよ……!」

 
(-225) wazakideath 2021/09/22(Wed) 21:56:51

【独】 7734 迷彩 リョウ

これ1日目時空なんですよね
(-226) wazakideath 2021/09/22(Wed) 21:58:36

【独】 7734 迷彩 リョウ

PLは察しついてんだけどPCは察しついてないんよ、
どうするリョウちゃん
(-230) wazakideath 2021/09/22(Wed) 22:41:52

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ

 冷えた両手は、喉元へと簡単に到達することだろう。
 引き換えに、男の指先に少しばかり、力が籠るかもしれないけども。

「へえ、身体が要るのか?
 『同じ』になりたいんじゃなかったか、お前」

 互いに首へ手をかけあって、それでも、なお。薄っすらと笑みを浮かべて語りかける。
 間違いなく、少年を揶揄っている。
 
……この男には、いくつかのどうしようもない悪癖があって。
そのうちのひとつは、加虐癖だったりする。
(-231) 榛 2021/09/22(Wed) 22:48:43

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

「ふぅん、そういう人もいるんだ……?」

少年は理解できないことを、そのままにする癖がある。
だから貴方を『そういう人間』だと受け入れた。

あの人は、僕のことが好きでなかったから


月初めに戸籍上の父親が病死した。


だからといって、無知ではない。
直前に仕入れた情報くらいまだ覚えていられるし、比較くらいならできる。

「……父さんが、死んだから?」

そうして。
答え合わせを求めるように、隣に座る貴方を見た。
(-232) wazakideath 2021/09/22(Wed) 22:53:45

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

力が込められた指先に、どくりと鼓動が脈打つのを感じる。
怖い。
恐ろしい。
けれど、その感情を必死に怒りで覆い隠そうと。

「……、
大人みたいなこと言うんだな

 報いろとか、勝手なこと、い、言って」

ずっと目上にある双眸を睨み付ける。
同年代の筈である貴方が、ずっと歳上に見えた。
ともすれば泣きそうになる自分を、懸命に堪える。
今まで石を投げつけられた痛みが、全て甦るようで。

食べて寝るだけでッ、生きていけるくせに!

 
簡単に、……っ生きていけるくせに!


気付けば、貴方の喉に親指が爪を立てていた。
(-235) wazakideath 2021/09/22(Wed) 23:37:42

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

「ああそうだよ、同じになりてえよ!

 でもなれないから、ッ、
死に方くらい!

 誰かと、同じが、良いんだろうが!!」


願わくば。
その誰か≠ヘ、唯一の味方である母がいい。


ひとしきり叫んだ後、肩で息をする。
空っぽだった。昔から。
この身体は溜まる前に、着替えなければならないから。

一度、目を閉じる。
目蓋の裏の思い出を眺めた後、そっと目を開いた。
(-236) wazakideath 2021/09/22(Wed) 23:39:11

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 8435 黒塚 彰人

 
成長期はまだ終わってない


少年なら、一年で数センチ伸びる年齢だ。

「わかる?意味。
 もし生きるなら、新しい体が必要なんだよ」

この身体は、日々窮屈になっていく。
外見など関係ない。どうせ自分は、元から違うのだから。
(-237) wazakideath 2021/09/22(Wed) 23:40:18

【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ

 そういう人もいるんよ。軽く頷いていた。

「──当たり。えらいねリョウちゃん」

 59%の豆が残ったカップを置いて、あなたの頭を撫でる。わしわし。撫でる時、一々どこか身構えているのに、そろそろ気付くかもしれない。
深い意味はなく、最初の撫で方がずっと変わっていないだけだ。


「あんまり人に言わないでな。言う気なかったのよ、僕。
 でもリョウちゃん、内緒の話してくれたからさ?」

僕もちゃんと内緒にするから──内緒ね?

 撫でていた頭を抱き寄せて、耳元に小さくそう落とした。
(-238) Vellky 2021/09/22(Wed) 23:54:14

【独】 7734 迷彩 リョウ

普川だけが最早今日の癒しなんだけど、
多分この感覚は狂ってる
(-239) wazakideath 2021/09/23(Thu) 0:02:30

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+26 闇谷

頬に手を伸ばされれば、甘えるように涙を擦り付ける。
同じ孔を共に弄り、水音と荒い吐息だけを鼓膜に入れた。
指を引き抜く感覚に気付き、上体を起こす。

自分と同じ、熱を孕む視線を覗き込む。
自分がそうさせた。させてしまった。
知っているくせに!


「……はぁ、」

ズボンと下着を中途半端に下ろし、とっくに勃ち上がっていた性器を露にする。
先日遊び道具にしていた避妊具のことなど、すっかり忘れていた。

濡れそぼった孔に先端を当てがう。
衝動を必死に堪え、震える唇で言葉を作る。

「────、ごめん」


言うが早いか、一気に最奥を穿った。
(+27) wazakideath 2021/09/23(Thu) 0:59:27

【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久

内緒。

どこからどこまでが内緒なのだろう。
……そう考えたものの。
結局、『全部内緒にすればいいや』と思考は停止した。

「──うん、秘密にするね?」

囁かれた言葉に、何も疑わず頷きを返す。
撫で方が少し不自然だな、とか。
思うところはあったけれど、それはたわいもないこと。
重要なのは、互いの秘密を共有したことだ。

そうして和やかな歓談風景は、
少年がココアを飲み干すまで続いただろう。
(-240) wazakideath 2021/09/23(Thu) 1:30:09
迷彩 リョウは、普川と内緒話をした。
(c13) wazakideath 2021/09/23(Thu) 1:30:29

迷彩 リョウは、結局普川が咽せた理由を知らぬまま席を立った。
(c14) wazakideath 2021/09/23(Thu) 1:31:39

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+29 闇谷

奥に辿り着く。
気持ちいい。

腰を引く。
気持ちいい。

また奥を目掛けて、打ち付ける。
気持ちいい。


「は、……ァ、ふ、」

身体ごと壁に押し付けるように、何度も穿つ。
律動の度に涙が溢れ、貴方の腹を汚す。
これまでに教わったことなど、少しも頭になかった。
けれど、腹側の一点に触れれば締め付けが返ってくる。
只それだけの理由で、そこを目掛けて何度も突き上げた。

「……っ!ごめ、んッ、もう、」

駄目だとわかっているのに、我慢が効かない。
貴方の背中に手を回し、きつく抱き寄せる。胸元に額を擦り付け、きつく目を瞑る。
吐精の気配が、背後まで近付いている。
意識の外で鳴った靴音など、気付きもしなかった。
(+30) wazakideath 2021/09/23(Thu) 11:54:13

【独】 7734 迷彩 リョウ

普川のアニキ、邪悪なファムファタールだと思うんだけどまだそれを誰にも言えない
ファムファタールの中でも藤島加奈子タイプっていうか……
渇き。観たことある人なら同意得られる気がするんですけど
(-258) wazakideath 2021/09/23(Thu) 12:21:29

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+31 闇谷

「────ッ!」

一部だけを切り取れば、甘えるような仕草だ。その実、腹の中に欲を放っていた。
ふう、と貴方の胸に息を吹き込んだ。その吐息はまだ熱い。

「ん、……」

吐精したにも関わらず、自身は未だ硬いままだった。
抜かないと。
そんな意思とは裏腹に、腰が揺れた。奥で吐き出した精を擦り込むように。
するとようやく少し収まった気がして、腰を引き始める。
結合部から水音が響く。引き抜こうとする度に、温かい内壁が敏感な箇所を撫でた。

「……、」

あと少しで抜けてしまう。
そう思うと、どうしても消えない寂しさが背中を押した。

「ごめ、……っ!」

霞む視界の中。
──再び、貴方を貫いた。
自身の快楽だけを追い求める、思い遣りなどほんの少しもない、獣のような交わりは終わらない。
(+32) wazakideath 2021/09/23(Thu) 15:57:34

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>+33 闇谷

揺れる視界の中で拒絶を聞いた。
当たり前だ。
彼には想い人がいるのだから。
自分はそれを知っていて、
応援する気持ちさえあるのに。
どうしてこんな、人の気持ちを踏み躙るようなことをしているのだろう?

「……っ、ごめん、ぁ、ごめん、ごめんなさ、」

謝罪を繰り返す間も、責め立てる動きは緩まない。
押し返そうとする腕を掴み、自重で押さえ込む。
どうすれば抵抗する人間を組み敷けるのかは知っていた。かつて、襖の隙間から何度も見たのだから。

「ぅう、ぁ、……ッふ、うぇ……」

顔をぐしゃぐしゃにして、大粒の涙を零して、ひたすらに欲を追い求める。
早く、早く、終わってしまえ。
意図的に抽出を強め、残る熱を焚き付けた。
肉壁が収縮する箇所を、何度だって無遠慮に穿つ。

「…………ッあ!」

全身が大きく脈打った。
自分が再び達したことを、すぐには気付けなかった。
(+34) wazakideath 2021/09/23(Thu) 18:00:41

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ

 喉元、痛みが走って。わずか、じん、と脳が痺れる感覚。

「……強がりが上手だな、リョウ」

 少年の首から不意に外された手。
 するりと肌の上を滑って、左胸にひたりと当てられる。
 ト、トッと指で薄い胸を叩く。脈打つ音と同じ間隔、逸る鼓動を教えてやるように。
 
あるいは、何事かを考え込んでいるときのように。
(-283) 榛 2021/09/23(Thu) 19:29:16

【秘】 8435 黒塚 彰人 → 7734 迷彩 リョウ

 唐突に。ぴたりと指の動きを止める。
 人差し指を浮かせ、感情を隠した口から単調な声を吐く。つまるところ、普段の調子。
 
「お前の欲しいものは分かった。手に入るといいな」

 言って、あっさりと少年の腕を退け、あしらい。床に足を下ろす。
 
彼が抵抗したのならば、ベッドに叩きつけるくらいのことはしたろうか。
のちに引き摺らない程度の、侮りすら窺える力だったろう。

 立ち上がると、ずっと低くにある小さな頭へ手を置いた。これまでのどんな時より、自然なしぐさで。

 それから「風呂に入れよ」と、場違いの言葉と掌を浮かせて出入口へ向かう。かちゃ、きぃ、ばたん。内鍵をまわし、扉を開け、閉めた音。
 纏わせたままの上着だけを残して、男は振り向かなかった。
(-284) 榛 2021/09/23(Thu) 19:32:46

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>29 廊下

「ぁ、……」

脇の下に腕を滑り込まされた瞬間、僅かに肩が跳ねる。
しかし背後から引き剥がされれば、素直に身体を委ねた。
ようやく顔を上げる。
最もいてほしくなかった姿が、目の前にある。

「うああぁ……、ぅぐ、えぇ……」

かけられた上着を手繰り寄せた。膝を抱え、白い生地で目元を覆う。
自分が泣く立場でないことくらいは理解できる。
それでも溢れる涙を隠そうと、歯を食いしばった。
(+35) wazakideath 2021/09/23(Thu) 19:41:17
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(c15) wazakideath 2021/09/23(Thu) 20:36:54

【墓】 7734 迷彩 リョウ

>>31 廊下

名前を呼ばれ頭に手を置かれれば、びくりと体が震えた。
恐る恐る、赤く腫れた目を見せる。
しかし、視線は合う前に下へ戻ってしまう。

「……」

俯きながら、穏やかな音を耳に入れる。
貴方の言葉は、少年には少し難しかった。

「……うん」

だから、咀嚼したのは最後の一言だけ。
叱られるのは怖いけれど、
このまま許されるのはもっともっと恐ろしい。
少年は膝を抱えたまま、貴方が戻って来るまで待ち続けるだろう。
(+37) wazakideath 2021/09/23(Thu) 20:51:59