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人狼物語 三日月国


48 【恋愛RP】映画のおともにポップコーンはいかが?【R18】

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2年 山田 舞が参加しました。

【人】 2年 山田 舞

― 構内の外れ ―

[抜けるような青空の下、真っ赤に色付いた大きな柘榴の実が不釣り合いな程細い枝の先で揺れている。
重そうに頭を垂れるその様に、がんばれ、と呟いて。

ふいに足許に感じるあたたかさに視線を落とせば、どこから迷いこんだのか一匹の三毛猫が蹲っていた。]

  どしたの

[しゃがんでその顔を覗き込む。
猫は、目を細めて口を開けたけれど、漏れた音は鳴き声未満のは掠れた呼吸音だった。
お世辞にもふわふわとは言えない、野良特有の油っぽい毛並みをひとなでして]

  おまえもさびしいの?

[問うてみても、答えはない。
かわりに聴こえるのはごろごろと荒い鼻息だけ。]
(60) 2020/11/08(Sun) 11:23:01

【人】 2年 山田 舞

[毎日楽しい。

勉強もそんなに苦じゃないし、なにより唯一の趣味と言っていい映画鑑賞を、大手を振ってこの学舎でできるというのが嬉しい。

好きなミステリーや恋愛もの、SFものを、同じく映画を好きでいてくれるひとたちとわいわい観られるのがとても楽しい。
みんな明るくて、癖も強かったりするけどいいひとで。
話下手の自分はいつも上手に喋れないけれど。

充実してる、そうおもう、のに。

時折叫び出したくなるほど切なくなるのは。

去りゆく秋の気配のせいか、
近づいてくる冬の足音のせいか。

こんなにもひと恋しいのは、焦る気持ちは]

  …なんなんだろにゃー

[呟いてみても、やはり猫は答えない。*]
(62) 2020/11/08(Sun) 11:33:48
2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a16) 2020/11/08(Sun) 11:50:23

【人】 2年 山田 舞


 !

[意識の外から掛けられた声に、がばりと丸まっていた背を伸ばす。
こちらの突然の挙動に驚かせてしまったか、三毛猫もまたビクリと身体を強張らせるのがわかって、ごめんねびっくりしたねと咄嗟に小さく謝った。

振り返った先には、和花先輩がいた。>>69
跳ね上げた目線の高さをちょっと調整したのは、内緒。

黄色い雛菊が咲くみたいな、あったかい笑顔のこの先輩が、自分は大好きだ。

手に持つ飲み物のペットボトル群が目に入れば>>66気遣いの細やかな先輩のことだ、映研の差し入れだろうことが察せられて。
わたたっと立ち上がって側へ駆け寄った。
持ちます、と手を差し出しながら。]
(81) 2020/11/08(Sun) 12:46:16

【人】 2年 山田 舞




先輩、元気 ないです?


[猫のためにいつもの溌剌とした声じゃなかったのだよな、とかその気遣いを自分のせいで台無しにしたなとか、すぐ己の行動を振り返る癖を発動させながら。

でも、なんとなく、肌で感じるこの空気の違いは
勘違いなのかな、本当に、と。

抱いた疑問を口にする。*]
(82) 2020/11/08(Sun) 12:51:33

【人】 2年 山田 舞

[お手伝い得点には、え、いいんですか、わあい、とぽそぽそ喜びの声をあげて、先輩同様お言葉に甘え琥珀色が美しいレモンティーを希望しておいた。>>86

頭を撫でられる三毛猫は、先程の警戒心はどこへやら、またごろごろと喉をならしながら好き放題にされている。

指摘は、全くの見当違いというわけでもなかったようだ。

先輩が映像翻訳のお仕事を目指しているのは知っていたから、行き詰まってるという言葉に、なるほどと頷き返す>>87

いつもいつも。
笑顔を絶やさない先輩のそれは、優しさであり努力だから。
忌むべき過去の片鱗すら自分は知らないまま。]
(90) 2020/11/08(Sun) 13:26:50

【人】 2年 山田 舞

[他国の言葉が持つ、独特のニュアンスやその裏にある意味合いを、本当の意味で理解するというのは、途方もないことだと思う。ましてそれを、他言語に翻訳するなんて、尚更。

先輩の行き詰まっている状況は、自分の想像をはるか越えているに違いない、そんなことを考えていた矢先のこと。]


  ほぁ !


[質問されることを想定してなくて、間抜けな声を発してしまった。恥ずかしさと、動揺から、マフラーに埋めた顔をさらに深く埋める。
そうして問われた内容のことを何度も何度も頭のなかで繰り返して>>88]
(103) 2020/11/08(Sun) 14:46:43

【人】 2年 山田 舞


  す、すみません… 経験が乏しくて、その
恋愛もの観てるのに あの

[情けなく尻すぼみの回答に、先輩は満足してくれたろうか。
いや、これではあまりにもお粗末だ。]

あっ

[漸く捻り出せたのは、恐らく先輩の求める答えじゃなかったろうけれど]

”生きることを諦めないって約束して”
…ですかね

[某豪華客船のラスト。主人公に向けた言葉は、死を前にした別れの挨拶。先輩の言う別れは死別じゃないだろうけど、素敵だなと思った台詞のひとつだったから。]
(105) 2020/11/08(Sun) 14:57:35

【人】 2年 山田 舞

[しばし先輩と三毛猫とのひとときを楽しんだら、先輩が立ち上がるのを合図に歩き出す。]

 カリブの海賊、まだ観てないです
 楽しみです

[ゆっくりゆっくり歩きながら、必然的に見下ろす形になる先輩のふわふわ揺れる前髪を見ていた。
おすすめは?ときかれたなら、うーん、と考えて]

 『メメント』…ですかね
 賛否あると 思いますけど

[と、答えた。

自分と趣味の違う人間のおすすめを観るというのは、これまたなかなか面白くって。これも映研が好きな理由のひとつだなと思う。

今は誰が、何を流してるのだろう?
そんなことを予想しながら、部室への道を歩いていく。**]
(107) 2020/11/08(Sun) 15:12:06
2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a28) 2020/11/08(Sun) 15:16:32

【人】 2年 山田 舞

― →部室 ―

 こんにちは

[和花先輩の後ろ、小さな背中に隠れるように部室の入り口を潜る。もちろん隠れられるわけない。
すぐに集まってる面々へ、挨拶と差し入れとと、輪に溶け込んでしまえる和花先輩を尊敬の眼差しで見送りつつ。

報酬のレモンティーをぎゅっと握り締め確保したら、こそこそといつも収まる場所へ移動する。

そんな自分の存在にも気付いてくれる先輩方がいるから、やっぱりここは居心地が良くて。
挨拶の声にぺこぺこしながらマフラーに顔を埋めた。]
(182) 2020/11/08(Sun) 21:11:54

【人】 2年 山田 舞

[ふと、視界の端に見慣れないオレンジ色のピラミッドが見えた。それがデコポンでできてるのだと気付く頃には、スクリーンには「目指せ鍵!」と大勢のゲームキャラが一斉に叫んで走るシーンが流れていただろう。]

  (デコポン、いいな)

[どなたの差し入れかな、と。
キョロキョロしてみても当の本人が見つかるわけもなく。

あとで頂いてもいいかな?とチラチラ観ながら静かに映画のクライマックスを見守っていれば。井田先輩からの不意の質問にしゃきりと背を伸ばす。]

   あ、わ えと
   『TENET』が、最近観たものでは面白くて

[和花先輩の、ファンタジーものを観るという言葉に、(同じく)と頷きながら、また、実写化とかアニメも観るんだってことには意外だなぁなんて新たな一面に感動しながら。

そうして先輩の回答が出揃ってから、自分も井田先輩の質問に答えた。>>170]

  だから、同じ監督の『メメント』を
  ぜひ観ていただきたいなぁ なんて その。

[言い終わる頃には亀のように首をマフラーにすぼめて。
話しているひとたちを目で追うだけの作業に戻る。*]
(192) 2020/11/08(Sun) 21:32:36

【人】 2年 山田 舞


   ぁっ 高藤、ちゃん
   こんにちは…!

[真夏のひまわりのようにキラキラした後輩は、嫌味のない可憐な笑顔で今日も挨拶してくれる。

眩しいな、かわいいな。
いつも同じ感想を抱いて。

彼女オススメの『レディプレイヤー1』は勿論履修済みだけど、何度観ても素敵な作品だと思うから、それを推す彼女の感性(おおげさかもしれない)も素敵だなって思ったりしている。**]
(198) 2020/11/08(Sun) 21:40:45

【人】 2年 山田 舞

[これまた不意に許可が下りた。>>199
声の主は先程手を振って挨拶してくれた菊波先輩だった。

先輩の差し入れだったのだろうか。
…いや、自分の知る限り菊波先輩はそんなこと関係なしに勧めてくれるし、なんなら率先して食べているように思う…

何事にも遠慮しがちな自分にとって、こうして背中を押してくれる存在というのはとても有り難く。
そして好ましく感じていた。

こういうふうに、のびのび自分の好きなことを堂々とやれるひとになりたい。
…だらしないのは、ちょっと、気を付けつつ。]

  ありがとうございます
  うれしいです

[お言葉に甘えて手に取ったデコポンは、爽やかに、甘酸っぱく香った。**]
(208) 2020/11/08(Sun) 22:01:16

【人】 2年 山田 舞

[井田先輩が答えてくれる。
やっぱり、先輩はこの作品を知っていた。>>201]

  です です

[コクコクと首がもげる程頷いて。
先輩の、こういうところにいつも感動してしまう。

ただ推理ものだから、とか
Twitterで話題だから、とか
同じ監督だから、とか。
わたしみたいなふんわりした理由でなく
幅広く映画のことを知ってるとことか。
知識も、こぼれ話みたいなのもたくさん知ってて。

それは和花先輩にも、犬鳴先輩にも言えることだけど。

かっこいいな、すごいなって、思うのだ。]
(246) 2020/11/08(Sun) 23:27:13

【人】 2年 山田 舞

[ちなみに自分は、ややこしすぎて何回も見ないとわからないのに、何回も見たくなるような作品がとても好きだったりする。

というか、ジブリとかに良く感じることなのだけど。
その作品を観る年齢で、見えるものもわかることも全然違うって作品が、個人的に名作だと思っているのだ。]

  『フォロウィング』、観てみます

[観たい作品のストックが増えるのは、きっとこの映研のひとたちは共通の感覚なんだと思うのだけど、嬉しくもあり悩ましくもある。
本当に、一日24時間では足りないのだもの。って。

それでもやっぱり嬉しさが勝るから、素直に礼を述べたら。
続く井田先輩の言葉に目をぱちぱちしばたいた。]

  あ ぅ…  くつろいでるんです、よ?

[これでも、と。
少なくとも教室にいるときよりは、遥かに息がしやすいのだから。……とまあ、ずんと先輩の井田先輩がそんなこと知るわけもないのだからしょうがないのだけど。]
(252) 2020/11/08(Sun) 23:39:52

【人】 2年 山田 舞

[二つならんだデコポン>>217を前に、なんだか食べるのがもったいなくなってきてしまう。

このデコポンを差し入れてくださった「誰か>>222」の正体と、高藤ちゃんの立派なタワーとにしばし想いを馳せて。
鮮やかなオレンジ色に、心まで染まる。

いろんなものあるよな、という菊波先輩の言葉には、
ほんとにそうですね、とくふくふ笑った。

やがて白熱するスターウォーズ談義を遠巻きに耳にしながら、(チューバッカ可愛いよね)なんて感想を抱いて。**]
(253) 2020/11/08(Sun) 23:49:02

【人】 2年 山田 舞

[やっぱり、井田先輩も同じ願いを抱いてたみたいで。
ふふ、と分厚いウールの下で笑う。

まして、山登りもする先輩のこと。
時間なんていくらあっても足りないのだろう。
映画しか趣味のない自分ですらそうなのだもの。]

  って え、え ぇぇ…??
  いいんですか、それ

[と、突如許されたソファーの権利に、キョトキョトと井田先輩とソファーを交互に見て。四回生権限、という単語がじわじわくる。>>259

恐らく歴代の先輩方の汗と涙と青春と努力と友情と勝利(?)の滲んだ歴史あるソファー。座りたいか、と問われると、二つ返事にハイ!とは言いづらいけれど。

でも、なんだか。
仲間にいれてもらえた、みたいな、チームの一員に認められた、みたいな感じがして、井田先輩の言葉はすごく嬉しかった。

のに。]
(268) 2020/11/09(Mon) 13:20:41

【人】 2年 山田 舞

[ツキン。]


   (あれ…?)


[また。
胸に走る小さな痛み。
最近よく襲われる、空白感を埋めなきゃと焦る気持ち。

…わかっている。
この面子でいつまでもいられないことくらい。
いくら楽しくても、続きを求めても、映画と同じで終わりがきてしまうことも。]

  (もうすこしだけ)

[もうすこしだけ。
楽しいままでいられたら、いいのに。**]
(270) 2020/11/09(Mon) 13:27:22

【人】 2年 山田 舞

― 字幕か吹替か ―

[映研にくるまで考えたことなかったけど、思い返せば自分は吹替で観ていることが多かった。
家族で観るときなんかは特に、目が疲れるからって父の一声で字幕で観るという選択肢すら与えられなかった。

だからここでみんなの意見が交わされるのを聞きながら、字幕の良さというものを教わった気がして。
もし意見を求められたなら]

  ん… 確かに英語そのものの意味とは違うことあるし
  少ない言葉で端的に、わかりやすく、
  しかもなんかキャッチーに表す字幕ってすごいって
  思うんですけど…

[思いの外字幕で観る派が多い中、ちょっと喋るのに緊張した。]

  日本人が、日本人へ より伝わるように
  感覚として…?落としこめるように…
  実感できるように、かな
  声優さんが演技するのも、面白かったりします、よ

  うまいなあって翻訳、とか、声優さんは
  むこうの人が日本語喋ってるみたいですしね

[言葉を探しつつ喋りきったら、すっかり上がった息をふうっと吐いて、パタパタ熱くなった頬を冷ましたっけ。**]
(318) 2020/11/09(Mon) 18:39:23
2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a47) 2020/11/09(Mon) 18:41:52

【人】 2年 山田 舞



   「いいんじゃない?」>>271


[たぶん、この言葉に救われるのは二回目。
発した本人からしたら、本当に何気ない言葉なのだろうけど。]
(346) 2020/11/09(Mon) 20:33:55

【人】 2年 山田 舞

― 過去 ―

[映画を観ることがこんなに好きになったのはいつだろう。
思えば中学に上がるまでの自分は、どちらかといえば全く観ない人間だった。

理由は単純。

晩ご飯が出来るまで、父が居間で観ていた映画――タイトルすら思い出せないのだけど――で、男性がいきなりペンで眼球を突き刺しえぐり出したシーンが衝撃すぎて、トラウマになってしまったから。

そんな自分に転機が訪れたのは中一の夏。
「ナルニア物語」を観た時だった。

本の方を先に読んでいたから、あの世界観が映像化するとこうなるんだ!みたいな感動が大きくて、とてもわくわくした。
と同時に映画館で観られなかったことを残念に思った。]
(352) 2020/11/09(Mon) 20:45:21

【人】 2年 山田 舞

[だから、というわけでもないけど、それから休みの日は殆ど映画館に行くことが多くなって。TSUTAYAにはほぼ入り浸ってたし、アマプラにもNetflixにもお小遣いを使って加入した。

当時、ここまで引っ込み思案じゃなかったから、同世代の子達がカラオケにいったりプリクラ撮りに行ったりするノリでわたしはよく「映画観に行こ」って誘っていた。
あんなに楽しいものないって思ってたから、当然みんなもそうでしょう?って、今思えば暴論だけど。

だから、居ないものにされた。

あとから聞いた話だと、いつも一緒にいた三人の、リーダー的な女の子が、わたしのいないグループLINEで言い始めたのが始まりらしい。
よくある、話。]

  「映画、映画ってオタクかよ」「キモ」
  「舞うざいくね?」

[無視は中学いっぱい続いて、しっかり今の性格を形成してくれた。
皮肉だけど映画のせいで毎日地獄で、映画のおかげで生きていられた。]
(413) 2020/11/09(Mon) 22:55:54

【人】 2年 山田 舞

[思えばここに入るまで、映画関連で他人との良い思い出がない。

高校に上がってから、初めていいなと思える男の子ができた。
そのひとは、映画館から出てくるわたしを見たらしく、次の日学校で声をかけてきた。]

  「山田、映画好きなの?」
  「俺も好きだからさ、今度の休み行こうよ」

[確か、そんなふうに。
男の子から話し掛けられたこともなかったし、びっくりしたけど、映画を観に行くならって思って。
やっと、観終わった後にあーだこーだって話ができる友達ができるかもって期待して。


けれど結果は、映画なんか観られなかった。
途中で帰ってしまったから。]
(423) 2020/11/09(Mon) 23:08:40

【人】 2年 山田 舞

[結論からいえば彼は映画なんかどうでもよかった。
ただ暗がりで、女の子といちゃつきたかっただけ。


それがひどく、悔しくて、悲しくて。


もうだれかと映画を観るのはやめよう。
そう心に決めた。]
(425) 2020/11/09(Mon) 23:12:18

【人】 2年 山田 舞



   「いいんじゃない?」

[もはや誰の言葉だったか。

大学に入って、映画研究会なるものがあることを知って。
ここなら、いいかな、わたしもいていいかなって思って。

初めて部室に行ったとき、すでにそこでは映画の構成や演出なんかについて議論がなされてて、わ、こんなに詳しくなけりゃここに居ちゃダメなのかもって心が折れそうなわたしにかけてくれた言葉。

そんな難しく考えなくて良いよ。
楽しもうよ。

わたしには、そう聞こえたから。
だから、わたしはこの場所が大好きだし、ここにいるひとたちが大好きなのだ。**]
(427) 2020/11/09(Mon) 23:17:33

【人】 2年 山田 舞

― お開きになる前 ―

[井田先輩の言葉から、芋づる式に甦る記憶にきゅ、と唇を引き結ぶ。すると気配り上手な和花先輩が、励ます様に声を掛けてくれた。>>295
やっぱり先輩たちはみんな優しい。

心配されてしまうほどに顔に出してしまっていたろうか。
そう思うと申し訳なさが勝ってしまう。

ふ、と落ちた陰に顔を上げれば、和花先輩がすぐそばまで来てくれてて。
頭に寄せられた手に、スリ、と自ら寄っていく。

煙草を吸いに行く井田先輩の背を見送ってから、誘われるままに認可済みソファーへ腰を下ろす。思ってたより硬かった。

何を観る?という和花先輩の質問には]

  じゃあ…  カリブの海賊、観たいです

[と、にっこり答えた。]
(436) 2020/11/09(Mon) 23:40:41

【人】 2年 山田 舞

[そうこうしているうちに一人、また一人とひとが減っていく。
みんな今日の予定だったり、明日の準備だったりで忙しいのかな。

中には映画をみるって約束してる?ひとたちもいて]

  (いいなぁ)

[ってこっそり思ったり。
明日の自分の予定を思い出しつつ、エンドロールを眺めていた。
高藤ちゃんの別れ際の言葉から「馬肉」が頭から離れなくもなっていた。]
(439) 2020/11/09(Mon) 23:49:21

【人】 2年 山田 舞

― 高藤ちゃんと小鳥遊先輩と映画感>>329>>349 ―

[分かります、分かります、と熱量をもって肯定してくれる高藤ちゃんに、う、うれしい…!と、共感をもって貰えることがこんなに嬉しいことなのかと、ひとりじーんと感動する。

『アナと雪の女王』の、各国で歌詞を変えたって話も目から鱗だったし、もっかい観たいなってうずうずした。

府堂先輩の…いわゆる当て役というやつだっけ?
それもすごくわかるから、高藤ちゃんと一緒になってコクコク頷いて。

小鳥遊先輩が、自分のおもいっきり感覚でしゃべってしまった内容を、的確に、そしてわかりやすい例をもってまとめてくれたことにも感動した。

そうです、そうです、と興奮冷めやらぬ体で頷けば、そりゃあ先輩もお茶を勧めるというものだ。
喉を通っていく冷たさが最高に気持ちよかったのを覚えている。

ああ、ほんと、楽しいなあ…!**]
(441) 2020/11/10(Tue) 0:17:47

【人】 2年 山田 舞

― 今 ―

[帰ろうかな、という和花先輩と一緒に立ち上がればよかっただろうか。完全に出るタイミングを失ってしまった。
でも部室にくるときも一緒にいさせてもらったし、これ以上べったりじゃ悪いかなとも思ったから、また明日という言葉に小さく手を振って]

  せっ 先輩こそ、気を付けてくださいね!

[ちっちゃくて可愛い先輩はきっと降りかかる危険も多いだろうと。
幸いまだ外も明るいから、大丈夫とは思うのだけど。

忘れかけていた馬肉というワードが、和花先輩が口にすることでまた甦る。>>412馬肉なんて、ジャーキーか馬刺しくらいしか思いつかないデスよ…?

来た時と同じく賑やかに和花先輩が去っていけば、部室は火が消えたように静かなものになるだろう。
よく女性がいると花が、みたいなことを言うけど、確かに先輩たちや高藤ちゃんがいるととっても部室が華やぐなあなんて、思ったりする。]
(444) 2020/11/10(Tue) 0:46:59

【人】 2年 山田 舞

[馬肉のことを考えすぎたからかもしれない。
お腹がくきゅ、と変な音を立てた。
一個はおうちに帰ってから頂こうと、鞄にしまったデコポンに手を付けてしまおうか…と、そんなことを考えていた矢先。

菊波先輩が買い物に行くらしい。>>443

渡りに船とはまさにこのこと―――いやいや違う違う。
欲しいものあるならついでに買ってくるよ的な空気を先輩が醸し出すものだから(錯覚)つい便乗しそうになったけれど、目上の男性を顎で使う(つもりはないのだけど)なんて滅相もない。

だから]

  にっ 荷物もち、いりますか…?

[ソファから勢いよく立ち上がって聞いてみたけど、どうだろう?**]
(445) 2020/11/10(Tue) 0:56:09