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人狼物語 三日月国


148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ

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【人】 ウーヴェ




  ( アイツらは無事に逃げられたか )




[ 息を吸い込んでも空気が抜けて取り込めない。
  時間稼ぎなら十分できたはずだ。
  
  残った動かない体を魔物に持ち上げられる。

  痛さはなかったけれど


  なんだかひどく




                
ーーーー寒かった。
 


(185) 2022/05/21(Sat) 13:00:06

【人】 ウーヴェ







             
最後の口元は笑っていた

           [ そして意識は閉ざされた。 ]
(186) 2022/05/21(Sat) 13:00:18

【人】 ウーヴェ



[ 心臓は動き出した時から
  止まる時を目指している。

  人は生まれた時から死へと向かっている。

  なら、なぜ人は生きるのか。




  『自分の夢を叶える為だと若者は言った』
  『神が決めたからだと仲間は言った』
  『世界の真理を知る為だともう一人の仲間は言った』


 

俺はその答えを出せてない。    

    
答えを知らないふりをした。
   ]**

(187) 2022/05/21(Sat) 13:00:39

【人】 ウーヴェ



  俺もそう思う

  ……伝えるべき人には
  なに一つ伝えられずに終わったからな

  それが正しいと思ってた


[ 言わぬが花。言わぬなら墓場まで>>56>>57
  その花を持っていくつもりであったが
  どうやら俺には墓がないようで。
  亡骸さえも残っているかどうか……。

  墓に持っていくことのできない言葉は
  どこにもっていけばいいのだろうな。


  生前の学びを俺は活かすつもりだ。
  だからマスターにも他の奴らにも
  言いたいことは空気を読まずに
  言葉を出していることもあるな。


  黙するべき場所では沈黙を貫くのも男だけどな。 ]

 
 
(203) 2022/05/21(Sat) 15:58:47

【人】 ウーヴェ




   光? 
はは、まさか


   俺はそんな綺麗な存在じゃねーぞ


 
(204) 2022/05/21(Sat) 15:58:57

【人】 ウーヴェ



   
   照らしていきたいと思っていることは
   間違いじゃない


[ そう、あの時の言葉は俺の本心だ。
  けれど同時にこの時から考えていたこともある。
  それは今日に至るまでその思考は膨らむばかり。 ]


 
(205) 2022/05/21(Sat) 15:59:02

【人】 ウーヴェ



  ─ 『 MiraggiO 』 ─


[ 開店準備としてカイルが掃除用具を準備すれば>>79
  カイルの頭を撫でながら一緒に掃除を手伝い。
 (軽く頭に触れるつもりだが手がすり抜ければ
  「加減が難しいもんだな」なんて軽く笑う。)


  ものは浮くんだろ?>>98 知ってはいるが
  子供が重いものを持とうとするのは見てらんないんだわ。


  ユスターシュとマスターの会話に>>92
  物言わず水を置いたりして。
  どうやら一杯くらいで終わらせる予定らしく>>125
  その水は俺が飲むことになったかもな。 ]

  
 
(206) 2022/05/21(Sat) 15:59:16

【人】 ウーヴェ



[ 床を磨き、机と椅子を整え、
  ピカピカにするのは難しくとも
  丁寧に拭けばほら、見栄えはよくなるだろ?

  夜に向けて料理の下準備も必要だよな。
  海鮮に加えて東洋風の料理もできるとあれば
  俺は手伝いに徹した方がいいかと
  料理長のサポートは万全だ。
  何せ開店を楽しみにしているのだ>>79>>80
  開店したらお客さんとの会話を楽しんでもらいたい。



            煮物も用意しておいていいだろうか
            残れば自分で処理すればよし。だな。
            定番がいいんだろうな。
            肉じゃがとか、か?食材見ながら考えるか。 ]


 
(207) 2022/05/21(Sat) 15:59:19

【人】 ウーヴェ



[ 開店前の高揚する気持ちと同じくらい
  前からの悩みも大きくなる>>205
  段々と気落ちの方が大きくなり
  ひと段落すれば「少し散歩してくる」と
  酒場の外へと出て扉の前でひとつ息を吐く。 ]


 
(208) 2022/05/21(Sat) 16:00:15

【人】 ウーヴェ




   
なあ、マスター




 [ あの日、死んで幽体となって此処に辿り着いて
   マスターに会った日。
   その時と同じ表情で言葉を重ねるように零す。 ]


 
(209) 2022/05/21(Sat) 16:08:07

【人】 ウーヴェ





   
俺は 此処にいていいのか
俺は どこに行ったらいい?



 
 
(210) 2022/05/21(Sat) 16:11:02

【人】 ウーヴェ



 [ 10年前、どこに行けばいいかわからなかった。
   仲間を庇って死んだのに
   未練があるというのか、と。



           
(探せば見つかる理由をわざと隠して)



   そして今になってもまだわからないんだ。
   何処に行けばいいのか。





   でもこれは店の外での独り言。
   外では人に見られることもない。



   『MiraggiO』の看板を眺めながら、   
   少しの間佇んでいた。 ]**
(211) 2022/05/21(Sat) 16:11:15
ウーヴェは、メモを貼った。
(a23) 2022/05/21(Sat) 16:15:21

【人】 ウーヴェ


 ― 回想:母のレシピ ―


   母さんの……遺した
   
うっ………



[ もうこれには耐えられるわけもなく
  目から大量に流れるものを
  堰き止めるものはない。
  まさにカイルの予想通りと
  なってしまった訳であるが……>>154

  これが泣かずにいられるか? 
いや無理だ。
 ]


   これは
心の汗

   男が泣くのは大切な人を亡くした時だ
   でも母親に…父親に……お前まで……

   

[ 止まらなくなった洪水の波は
  まだまだ止まることもなく
  
涙……じゃない
心の汗を流しすぎて
  若干見苦しいものを見せてるかもしれないが。 ]
 
 
(250) 2022/05/21(Sat) 21:00:10

【人】 ウーヴェ



   なあ、坊主は泣いたか?
   悲しい時には泣いていいんだ
   泣きたい時は俺の胸を貸してやるから

   温かくもないし硬いかもしんねぇけど

   一人で泣くより全然良い
   行き場のない感情をぶつけたくなったら
   俺にタックルしてもいいからな

     
[ 今泣いても良いぞ?と腕を広げて見せるが
  いわゆる多感な時期という年なんじゃないかと


  「今なら優しさ3割増だぜ?」


  そんな謳い文句もつけてみるが効果はどうだったか。
  もちろん無理強いするなんてことなしねーから
  来たら精一杯のハグ、来なくても頭を撫で撫でが
  待っているだけさ。 ]


 
(251) 2022/05/21(Sat) 21:00:17

【人】 ウーヴェ


    
   その、母さんのレシピはもう食べたのか?
   父親が作ってくれたりしたか?
  
   自分で作るのもいいけどよ
   大切な人が出来たら作ってもらうといい
   本当はその味を知ってるヤツが作るのが
   一番なんだがな


   自分以外の愛情のこもった料理に
   母親の愛も込められた二つとない料理を
   味わえるんだぜ?
   レシピを遺してくれた母親に感謝だな


[ 言い終えてまたホロリとしてしまったけれど。

  そのレシピを元に生み出されたカイルの料理は>>154
  それこそ家族の味なんだろうなと
  心が温かくなるものだった。
         温かくなりすぎて涙腺も弱まった。 ]


(252) 2022/05/21(Sat) 21:00:26

【人】 ウーヴェ



   料理を教えてほしいとは言ったけどよ
   その母親のレシピはお前だけのもんさ
   大切にしろよ


[ 俺のような者が触れることの許されない
  愛のレシピってやつだな。

  いつかカイルの未練がなくなる前に
  そのレシピを作ってくれる誰かが
  カイルの母とのコラボの料理をして
  カイルが二人の愛に包まれることを思う。 ]

 
 
(253) 2022/05/21(Sat) 21:00:35

【人】 ウーヴェ



   おう、俺も料理を教わるのは
   初めてだわ
   初めまして同士だな


[ なんて笑えば次の言葉には驚いて。 ]


   俺か?
   そうだなァ、レシピを増やす点では
   いいかもしれねぇな

   ついでに美味しくなるにはどうすればいいかも
   考えながらやったらより良い者が出来るかもな

 
(254) 2022/05/21(Sat) 21:00:41

【人】 ウーヴェ



[ 料理の道は奥が深いからな
  ユスターシュの揚げ物もいい味だった>>128
  酒のつまみも作るのが上手だった。 ]


   こっちはワインに合いそうだな
   この味付けはもうちょい薄くすれば……


  
[ ゆっくりと咀嚼しながら頭で味付けを考える。
  極普通の味? いやむしろこれは。 ]



   クセになる良い味だな
   これは好きなヤツ多いんじゃね?


[ 俺に出来ない味だったのもあるし
  何よりしっかりと料理に気持ちが込められている。
  そんなことをこの料理からは読み取れた。 ]
  
 
(255) 2022/05/21(Sat) 21:00:53

【人】 ウーヴェ


  ─ 押し花 ─


   そうか、坊主に喜ばれて
   俺も、この花も嬉しいぜ


[ 照れたように目を逸らす。
  この魔法にそこまで喜ばれたことは
  少なかったから。
  戦闘では三属性の魔法が重宝されがちだ。
  素敵と褒められることもなかったな。
  だからか、こんなにむず痒い気持ちになるのは。


  押し花のカードの額を眺めれば>>157
  その時のことを思い出し、そして
  こんなにも大切にしてくれたこと
  それだけカイルの優しさを感じたのだ。


  掃除の時は埃のないように綺麗にした。
  勿論誰も見ていないと
  周りをキョロキョロと確認し隙をついての犯行だ。
 (目撃者はいないと俺は思っている) ]


 
(256) 2022/05/21(Sat) 21:00:58

【人】 ウーヴェ


─ 冒険譚の話 ─


[ ドラゴンといえば>>158
  その強さから畏怖の対象ではあるが
  気高く強さと兼ね備えるに値する
  賢さもあり、誇り高き生き物だ。

  シードラゴンの話を聞けば
  童心に返ったような、
  それこそカイルと同じように
  楽しそうに反応する。
  海にそこまで精通していないから
  シードラゴンは航路から避けることが多い。
  よって、目撃する機会も少ないのだ。


  ユニコーンか?
  アイツ女好きだったのかよ。
  ってことは俺が女か確認してたってことか?
  まあなんともなかったぜ。


  ペガサスの話もカイルから出れば
  俺もいつか乗って飛んでみたいと思ってたな。
  そんなことを思い出す。
  いつかペガサスに乗れるやつに会えたら
  乗り心地を是非とも機会があれば聞いてみたいものだ。]


 
(257) 2022/05/21(Sat) 21:03:01

【人】 ウーヴェ



[ カイルの話は船旅ならではの話が多く>>160
  今度はこちらが新鮮な顔を向けるだろう。

  楽しかったことには笑顔になり
  大変なことには少し苦い顔をしたり
  なんだかんだ顔で反応してしまう
  (顔芸? そんな特技はないな)


  人魚の海域の神秘的な空間の話は
  想像し難く、行けたらどんなによかったかと
  少しばかり悔しくも思ったな。

  優しさに触れて
  親に愛されて
  もっと幸せに生きるはずだったのにと
  目頭を押さえる羽目になるのだが。 ]


 
(258) 2022/05/21(Sat) 21:03:10

【人】 ウーヴェ



   なあ、流れ星のお願い事ってさ
   三回言うのはみんな知ってるけど

   しっかり自分の所在地も言わないと
   願いが届かないみたいだぜ?
   船旅じゃあ星も届けるの大変だったかもな

   今でも星は見えるだろ?
   星には人もゴーストも関係ないさ

   まだ願い事があるのなら
   今度はしっかり此処の住所も伝えて
   届けてもらおうぜ


[ 果たしてカイルが願い事をしたのかどうか。
  それでも夜空を見ていたら流れ星を
  探すようになったのはカイルに教えるためだろうな。

  俺の望みはないからな
  流れ星を見つけたら
  カイルの願い事が叶いますようにって
  祈ってやろうと思っている。
これは内緒な?
 ]


 
(259) 2022/05/21(Sat) 21:03:16

【人】 ウーヴェ



[ まだまだ話し足りなくなりそうだけれど
  これからも時間はあるんだ、と
  この話の続きはまだあったかもしれないな。 ]**


 
(260) 2022/05/21(Sat) 21:03:20

【人】 ウーヴェ


 ― 回想:胡散臭い魔法使いの男 ―



  (胡散臭い男だな)



[ ユスターシュの噂はギルドでも有名だ。
  性格に難ありな魔法使いの冒険者>>95
  トラブルもあったと風の噂で流れてくる。

  もちろん俺も仲間たちも知っていた。
  勇者に憧れ、強い奴を好む若者は
  有名人も勿論好きであった。

  だからおそらくこの男と邂逅も
  近いうちにあると読んでいた。

  自分なりに調べはついていた。
  人柄、戦闘スタイル、そして目的。
  入れ替わる人の度に俺は危険かどうか
  害はないかと調べることが癖になった。


  事前情報は大事だろ?
  だから聞いた限りのユスターシュのことは
  頭に入れていた、そして出たのが
 
 
”胡散臭い男”
だった。 ]


 
(331) 2022/05/22(Sun) 9:00:41

【人】 ウーヴェ



[ ユスターシュが声を掛けてくる前に
  俺は彼を見つけていた。
  一見優男に見える風貌。
  それでも子綺麗にして自分の魅せ方を知ってる奴だ。

  信用に足る人物かどうか
  それは噂だけを信じるなんてことはしない俺の
  唯一の確認方法であるのは本人を見ることだ。

  そうだな、見た感想としては。
  自分の不利になりそうなことはしないだろうと。
  それでいて自分の信念は曲げない。
  そんなことを見て取れたな。




  (あの髪のかき上げ方なんて自分の顔の良さを 
   自覚してる証拠だ。 
   そんなふとした仕草一つ見逃さず) 


 
(332) 2022/05/22(Sun) 9:00:53

【人】 ウーヴェ



[ 彼が声を掛ければ>>201
  二つ返事で了承するだろうな。
  こちらの決定権は俺にはない。
  アイツの決定に従うまでだ。


  有名人が好きなアイツは
  喜んでユスターシュの隣に並ぶだろう。 ]


   金ならある
   アンタは報酬分の働きをしてくれれば
   それでいい
   よろしくな


[ サポート役の魔法使いは
  トドメを刺したいアイツにとっては
  とても相性が良かっただろうな。
  戦闘を重ねるごとにアイツは
  ユスターシュのことを気に入っていく。


  その横で情報通りではあるけれど
  強さは予想以上だったなと冷静に分析をしていた。

  大体メインはアイツとユスターシュに任せて
  雑魚を蹴散らすのが俺の仕事だったからな。 ]

 
(333) 2022/05/22(Sun) 9:04:31

【人】 ウーヴェ



[ そういや料理や雑用も自身の売り文句にしていたが
  料理も雑用も俺の仕事だった。

  だから手伝いなら歓迎……ではあったけれど
  きっとうざいくらいに構われて
  それどころではなかったかもな。
  賑やかになって俺はアイツが楽しそうなら
  それでいいと思っている。


  もしかしたら時間があれば
  ユスターシュの揚げ物料理も
  この時に見ることがあったかもしれないな。
  ……まあ、俺が食べる前に
  アイツらに取られたかもしれないが。 ]


 
(334) 2022/05/22(Sun) 9:04:57

【人】 ウーヴェ



[ 一緒だったのはその依頼の時だけだったか、
  それともしばらくの間だったか。
  転々としているのなら数回の依頼分だったのかもな。


  毎回のクエスト毎に報酬を出し、
  クエスト報酬も分配性で上乗せだ。 ]


   アンタがお金を稼ぐのは何の為だ?
   冒険者になったその目的は……

   生きるためだけとは思わなかったから

   単なる興味だ
   言いたくなければいい


[ 報酬を渡した時に気になって聞いたことがあった。
  その頃にはユスターシュへの警戒は解いていた。
  だから興味が出た。それだけのこと。
  別に心配になったからとか、
  そんなことは思ってない
  
思ってないからな。

  
年下から心配されるのも複雑だろ?


  その答えを聞く機会はあったかどうか。 ]


 
(335) 2022/05/22(Sun) 9:05:50

【人】 ウーヴェ


   ─ 半年前『 MiraggiO 』 ─


[ 初めて一緒に旅をしてから
  何度か一緒に依頼をこなすこともあったかもな
  無かったとしてもギルドで顔を合わせれば
  挨拶や世間話をする程度にはなった。と思う。

  でもそれは10年前で俺は終わっていた。



  再会は突然ってな>>202
  でも俺はこんな再会は望んでいなかった>>93
  憔悴した彼の姿を俺はただ眺めているだけ。 ]

 
 
(336) 2022/05/22(Sun) 9:27:04

【人】 ウーヴェ




   なあ、アンタ
   
死んでそんな辛そうなのに笑うのか?



 
(337) 2022/05/22(Sun) 9:27:26