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人狼物語 三日月国


48 【恋愛RP】映画のおともにポップコーンはいかが?【R18】

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視点:


【人】 2年 山田 舞

[先輩が笑う。>>184
何もおかしなことは言ってないはずなのに、先輩は時折わたしがしゃべるとこうして笑うことがある。
小馬鹿にするようなものでは決してないから、きっと楽しいって感じてくれてるんだろうなって思ってるのだけど…

兎にも角にも許可をもらえたら、なんとイブもクリスマスも両日いいんだよって伝えられて。
先輩は一人暮らしなのかな、ご家族と過ごしたりしないのかな、と一瞬迷ったのだけれど。
先輩自身がいいんだよっていってくれてるのだから、ここは甘えてしまおう!と決めた。]


イブもクリスマスも
先輩を独り占めできるなんて


[しあわせすぎてどうにかなってしまいそう。

ちなみにわたしの家族には、先輩とお付き合いをすることになった日に先輩のことは報告した。
なんならわたし、このひとと結婚するつもりでいるのとまで伝えた。
父はひっくり返ってたけど、母と姉はがんばれって言ってくれた。

電話の最後はいつも名残惜しさで胸がいっぱいになる。
それでも、明日、また会えることを願って。
先輩が良い夢が見られるよう願って。
お休みなさいと口にした。]
(223) 2020/11/19(Thu) 22:35:47

【人】 2年 山田 舞

[デートの日。
先輩が寄るところがあるというので、手を繋いでついていった。

先輩の手は薄くて色白で、彫刻みたいで綺麗。
意外と体温が高かったのにはびっくりしたかな。
あったかくて、安心する。

何を買うのかな?お洋服かなって無防備についてった先はジュエリーショップで。
先輩アクセサリーとかつけるんだ、お洒落だなあって
どこまでものんきな私です。

そんなわたしだけど、さすがに目の前にペアリングが並べられて
どれがいい?って先輩にも売り場のお姉さんにも見つめられたら、漸く意味を理解して。

え!?え!?と軽くパニックを起こしてしまったけど、
間に合わせたかったという先輩の優しい表情をみたら、もう、きゅうううって心が悲鳴を挙げて、
これはもう是が非にでも素敵なものを選ばねば!と意気込んで挑んだのだった。

二人で選んだシルバーのリングは、お店の照明にキラキラ光って。
自分の左手薬指に先輩がはめてくれるのを夢みたいな気持ちで見つめていた。
先輩の「今日から毎日つけててね」って言葉にはもちろん何度も頷いた。

先輩とお付き合いしていることを、隠す気はなかった。
けれどわたしなんかが彼女でいいのかってずっと自信がなかったのも本当で。
でもこのリングが。
先輩の側にいていいんだって教えてくれている気がするから。
胸を張って傍にいよう。そう心に誓ったのでした。]
(224) 2020/11/19(Thu) 22:37:02

【人】 2年 山田 舞

[ちなみに先輩のぶんのリングはわたしが左手の薬指に嵌めてあげた。
おめでとうございますって売り場のお姉さんの言葉が、
すごく、うれしかった。]**
(225) 2020/11/19(Thu) 22:37:26

【人】 2年 山田 舞

[先輩は!先輩は!
すぐこうやって!
わたしを恥ずかしさと嬉しさでいっぱいにする!!

きゃあきゃあって叫びながら
走り出したいのをぐっとこらえて。

落とされた口付けの上から、
自分の唇を重ねた。

この指輪も、二人でつくる思い出も
あなたのことも。

全部、全部、なにひとつ失わないように。

わたしのなかで刻むカウントは、
あなたとの一日を、一秒を、数えていくの。]
(261) 2020/11/20(Fri) 17:08:01

【人】 2年 山田 舞

[楽しい時間はいつもあっというまで、
まだまだ話したいこともあるし、
先輩に触れていたいのに、
お日様はとうに隠れてしまったし、
スマホの時計はおしまいを告げる。

今日も自宅の前まで送り届けてくれた先輩に
ありがとうございます、とお礼を述べて。

もじもじと、名残惜しさに
先輩の肩口に頭を寄せる。

すり、とおでこを擦り付けたら、
ふわりと先輩のにおいに包まれた。
だからちょっとだけ、ちょっとだけ欲張りになったわたしは]

   
     イブの日、先輩のおうちに
     おとまりしちゃ… だめですか?


[あなたの隣で眠りにつきたいの。
そんな我が儘を、告げた。]* 
(262) 2020/11/20(Fri) 17:16:50
[だから、ある日の部室。
少し恥ずかしそうに、高藤さんに質問する姿があっただろう。]


高藤さん。あのね。

…お化粧の仕方って、どこかで教えてもらえるものなの?


[自分は、彼に恋する"可愛い女の子"でありたかったから。]**

[ある日の部室で、小鳥遊先輩にかけられた声
私は目を瞬いて……
満面の笑みを顔に浮かべた。]


一緒にコスメショップに行きましょう?!



[嬉しそうに笑いかけると。
何時かの映画館からの帰り道のように。
小鳥遊先輩の手を握った。

どんなメイクが似合うかな。
どんなメイクを試してもらおうかな。
ここは絶対プロの腕で可愛くしてもらわなければ!
高藤杏音。バイト代を一緒に使う覚悟はとうに完了しましたよ。
小鳥遊先輩の都合の良い日を聞き出して。
一緒にカウンセリングのあるコスメショップへ出かけよう。
色味が気に入ったら、後でプチプラで揃えても良いんだし。

『デートですね♪』なんて笑いながら。
心の中で、一番最初に可愛い顔を見るのは私だー。と、犬鳴先輩にマウントを取って。
でもどうせ。特別一番可愛い顔は、犬鳴先輩だけの特権なんでしょうけどね。*]

【人】 2年 山田 舞

[少しの間。
部屋はやっぱり、まだ早かったかな。
先輩は見せたくないものとか、お掃除とか、大変なのかな。
―――そこへ入れてもらうには、まだ、足りないのかな。

チクリと胸に痛みが走って、体を離そうと頭をあげれば。
わたしの不安をよそに答えはYesだった。

先輩の葛藤も、驚きも、安堵も知らないのんきなわたしは
よかったぁって喜んで。]

    
     ? はい


[言われるままに目を瞑った。
視界が暗くなるなかで、あ、これは。これはもしや、]


    (キ、キス…だ…!?)


[と。
映画や漫画の知識を総動員して、この状況を判断しようとする。

急にドキドキ、バクバク加速する鼓動がうるさい。
ああそういえば家の前だったお父さん帰ってこないでね!]
(290) 2020/11/20(Fri) 20:26:20

【人】 2年 山田 舞


 
     (…?)


[そんなわたしの期待と焦りは、一向にそれらしきインパクトの来ないことに終息していって。
代わりに首筋を掠める先輩の指に、]


          
ん っ



[感覚の(勝手に)研ぎ澄まされた体が反応してしまう。

目を開けていいよ、と許可をもらえば、視界いっぱいに先輩の顔があって。それだけでまた、落ち着き始めていた鼓動が加速する。

首から下げられた華奢な鎖と、
その先のリングを指先でなぞったら、昂った感情に涙が滲んだ。]
(292) 2020/11/20(Fri) 20:41:57