69 【R18RP】乾いた風の向こうへ
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| >>74ああ、いらっしゃい。 ―ゆっくり見て行ってくれな。 [先日彼といたもう一つ足跡の主ではなかろうかと勝手に推測する。まずはこの国の空気感を持っていることを感じ取って。] >>75御守りねえ… 神様が宿ってるってわけじゃねぇけど、魔除けみたいなのならこの辺りはいいんじゃないか。 [と、銀細工のアクセサリーを見せながら。] あとはそうだな、こういった >>1:124紋様の布をスカーフのように使ってるやつや胸の辺りに仕込んでおくもいるらしい。御守りっつーかまあ身を守るものに近い使い方だな。 [見た目もそれなりに神秘感あんじゃねーの、と小さな声で続ける。]** (82) 2021/04/27(Tue) 14:45:51 |
| >>84おっ、いいねぇ。 一つなら、じゃあどれにするかい? 見た目とか、つけたい箇所とか、フィーリングでいいんだぜ、選んでくれ。 [髪に付けるも、腕に付けるも、首に鎖で飾るも、首に巻くも、指にはめるも、ある。] (85) 2021/04/27(Tue) 19:02:55 |
| >>83記念…? まるでもうこの国を出るみたいな言い草だが― [士官のネタを探してるのではと考えていたので、意外に感じた。お眼鏡に叶わなかったのか、何か目的を達成したのだろうか。それとも今そこにいる連れに関連する理由だろうか。 ゴシップを頭の左から右へと走らせたあと、その詮索を投げ捨てた。] おう、風には強いぜ。 なんたってこの辺は、砂塵が敵だからな。** (86) 2021/04/27(Tue) 19:05:02 |
| >>87そうか…そいつは残念だな。 [口には出さずとも、二言目にはやっぱり国の状況ガー諍いガーが出てきてしまうのはどうしても免れない。小さくうなづいて。] そうさな、良かったらたまにはこんな国があったと思い出してくれよな。 [と言いながら、注文されたものをカウンターに並べていく。サービスとばかりに、スカーフ用の布の横に小さな魔法石をはめたピンを添えた。 ―まあ持ってきな、と気紛れの餞別代り。]** (88) 2021/04/27(Tue) 19:45:01 |
| >>90じゃあ指輪だな。 革ひもが無いなら、おまけしておくぜ。 ―あっても貰っときな。 [布製品の縁取りなどに革は使用しているので、そういったものもある。ちゃんと鞣してあるものだ、丈夫なはずだ。] ―まぁ元気でいろよ。 [ >>92何となく気の利いた言葉を考えてみたが、結局思い浮かばず、どこか間の抜けた言葉を二人に贈った。]** (92) 2021/04/27(Tue) 21:38:16 |
ご苦労様、アーサー。
そう、国外警備の兵だけでなく
王宮の警護兵や元老院直属の兵団にも
話を着けたの。
・ ・
アレの目にもそろそろ留まっちゃうんじゃない?
[そう、
緩く笑って愉しそうにされるだけ。
甘い香りは鼻腔を擽り、低い声は鼓膜を撫でる。
眼には魔性を宿らせ相手を射貫く様に、…
―― すっかりと慣れてしまえば、
単に居心地の好く。]
ええ、あの方も勘が良いでしょうから。
…ですがその時には
・
既に手を打っておりますので。
[御心配なさらずに、と此方もいつもの様に
第■皇子…、…
――『
第二皇子
』に向け微笑んでみせた。]
[ 何故と問うたのもおかしなことかもしれないが、返ってきたのも答えにならない随分甘えたような響きであったので、やっぱり小さく笑いを漏らしてしまった。]
可愛い。
[ 言葉尻も消えないうち、今までにないほどの強さで彼が自分を抱き締めた。いや以前にも一度あった。先が途切れるのを怖れるように、彼が自分を腕の中に囲ったことが。]
海に来れたね。
[ あの日に願った約束が、今こうして叶っている。次の約束はまだ結んでいないが、叶うものだと願うのは、楽天的に過ぎるだろうか。]
君だよ。
[ まるで意外そうに見えて笑うので、ひとの気も知らずに、と口を尖らせた。]
唐突だね。
[ 列車の中であったり、今であったり。もう聴いたりはしないといいながら、同じことを問うているのだと多分彼は気付いていない。それとも、もう好意を尋ねる必要がないからこそ、やっと触れ得る事を問えるのだろうか。
小さく笑って答えなかったのは、多少の意地悪だ。]
[ あの時可愛いなんて言われて驚いたのだった何とも反応し難いのだなと思ってしまって、ヴィが自分の言葉にあまり反応しない理由がわかったような気もする。
そして今も、ダンテに何事もなくてよかったと安堵する様に自分が驚けばヴィは人の気も知らないでと拗ねたような仕草をする。
この薄暗い場所でもかろうじて自分にも見えてよかった。]
そうだよね
[ 自分が彼を心配するのと同じく彼もそうしてくれたんだろう。なぜだか自分ばかりが捧げるような気がしていたが、きっと鏡のようなものだ。
彼が返してくれる色々を自分は気づけずにいることがたくさんある。]
だめ?
[ ヴィの返事は得られないままで、焦れたようにそれだけを返した。彼は笑うままだったろうか。
多分シュンとした犬みたいに一瞬振る舞い、その後は、手を取り目的通りに、食べ物を買いに行く。
彼は僕が好き、僕は君が好き。
ただそれがわかっていれば満たされるような気持ちがするのに、彼に触れたい触れて欲しいと思うのはなぜなんだろう。]
『しかし、錬金術ってのは、恐ろしいな。
無機物から生命を作るのが禁呪、だってのに、
"無機物といえるものを土に変える"のは、
簡単だってンだから、人道も理もクソもねえ
一体何人"運んだ"っけなあ。団長さんよ』
さぁな。
少なくとも昨晩十程増えた気がするが、
良くは覚えてない。
…目の前と足元ばかり見ていて、
星が、見えなかったからものでな。
はて、止める必要がどこに存在する?
見届けさせておくれよ。歯車の軋む様を。
かの王の時と同じように、お前の未来を、
.
[出国間際に買ったスカーフをピンで留め 、食料は魔法の布袋へ。
今は剣の鞘飾りになっている組紐は、いつか別の用途に使われることがあるのだろうか]
おいで、ハールーン。
私の大切な人。
[旅の伴侶に微笑みかける。
彼への想いは形にするのが難しいけれど、この上なく大切な人だということだけはずっと変わらない。これからもきっと。
これから先も、彼は逃れ得ぬ出自のせいで苦しむことがあるのかもしれない。
追手と出遭うことも無いとは言い切れない。
けれど護り抜こう、彼の身の安全と幸せを。新しい生き方を2度くれた人なのだから]**
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