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【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 泣いていた私を いつも慰めてくれた 時には一緒になって 泣いてくれたりもした 互いの部屋を行き来してゲームしたり ちょっとだけ遠くまで探検しに行ったり 楽しい時だって いつも一緒だった 共に過ごした時間が 今の私をつくったんだ そんな風に思える" 幼馴染 "は キミひとり ] (225) 2020/05/29(Fri) 22:32:29 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 中学生にもなって ───── もうすぐ高校生にもなろうとしてるのにね ふたりで泣き出しちゃって まるで子供の頃みたい それを幸せな事だと思うのはダメですか ? ]高校になんか ───── 離ればなれになんか なりたくないよ (227) 2020/05/29(Fri) 22:32:34 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ " think of me " ─────── >>2:-41 想いを乗せたダリアは キミの島でまだ咲き誇っているかな キミに誰か好きな人が出来たら きっと 私達は離れてしまうから 夢で見たJさんとの交換日記 ここが現実なら あれは私の妄想なんだろうけど 本当だったらいいのに ] (228) 2020/05/29(Fri) 22:32:36 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 彼がお見舞いに来た或る日、 交換日記してると告げてみた。反応は >>153>>154 変な声をあげて、思い当たる節も無い様子。 ] あ、ううん ……… 長いことお返事してへんから お相手の人 待ちくたびれてるやろうな、って [ Jさんが彼だった、なんて やっぱりただの妄想か ──── 私は、ため息混じりに 薄く笑う。 ] (229) 2020/05/29(Fri) 22:32:38 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ せめて ──── 誰と交換日記してるかぐらい 気にして欲しいのに 返ってきた言葉は、海へのお誘いで。>>156 それはそれで嬉しいんだけどね ]…… え ? なになに ? [ Jさんと彼を切り離したところだったから " 伝えたいことがある "という彼に >>-132 どうしたの?と不思議そうな顔して、私は見つめる。 同じく視線を合わせてくる彼を見ても >>-133 ちょっと真面目な話かなって感じた程度で。 彼の言葉が>>-134耳に届いたあと──── ] (230) 2020/05/29(Fri) 22:32:41 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音…………… ? …………… ……… あひゃひ !?!? [ 理解できず首を傾げること、数秒 口をポカンと開けること、数秒 その後 ボッと顔が 茹でトマト になった。わたし!?って言いたかったのよ、念の為。 ] (231) 2020/05/29(Fri) 22:32:43 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 私は、思わずガバッと布団を被って顔を隠した。 あれ?この世界も夢の続きだった!? 彼が私のことを好きだなんて! 変な緊張と、ドキドキの鼓動が止まらなくて 被った布団は小刻みに震えていたでしょう。 隠れたまま深呼吸してみたけど効果なし。 ────── でも ] (232) 2020/05/29(Fri) 22:32:57 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 現実であれ、夢の続きであれ 私にだって 伝えたい言葉がある ─────── ゆっくりと呼吸を整え 布団は、その 被ったままで ] (233) 2020/05/29(Fri) 22:33:00 |
【人】 楊 宇静[――ああ、やっぱり。 やっぱり、彼は。] かわいいなぁ [と、思ったまんまの言葉を口にしてしまえば。 視線の合って、少し止まったはずの時間が動き出す。] 嬉しいのにばかなの? 嬉しいのにホムラ見るのはダメなの? ねぇ、ホムラ?どっち? わたしには難しいよ?どっち? (234) 2020/05/29(Fri) 22:54:25 |
【人】 楊 宇静[なんて、茹で上がったようなその顔を見れば、答えなんて丸解りのようなものなのだけれど。 頬杖をついて、笑いながら問い掛ければ、ほんの拙い戯れの範囲であるのは知れるだろうが、さて。] わたしはホムラが 見てて欲しいと言ってくれれば いつだって見てても良いよ それはわたしも嬉しいだからね [谢谢。なんて言われるようなこと、自分では何もしてないと思うのに、それでも穂村が嬉しいと思ったのなら悪くない。と、思う。] (235) 2020/05/29(Fri) 22:54:55 |
【人】 楊 宇静わたしも穂村に谢谢したいよ わたしのしらない世界《ガッコ》を 見せてくれたのだけじゃなくてね 何も知らないわたしといてくれて 何も知らないわたしと話してくれて わたしのこと、可愛いと言ってくれた それってすっごく谢谢じゃない? [挑発するように、赤面を隠そうとする穂村の顔を下から見上げる形。 どこか得意気な表情で聞いてみたが、さて。] (236) 2020/05/29(Fri) 22:55:26 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 青薔薇のドレスが独り歩きをはじめたのは、 どれくらい未来の話だったか。 食事のマナーに、振る舞い方。 話し方は──少々難しかったとは言え、 すこぅし文章は読めるようになっていたかもしれない。 少なくとも文字については、 何処ぞの貴族が教師であった。 ダンスに関してはすっかり抜かれ、 この舞踏会だって本来、予定はなかったのである。] (238) 2020/05/29(Fri) 23:47:11 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 変わらず、まだ ゆめを見ているし、 手を汚さずに首を落とすよな生き方をしていた。 まあるい月夜のゆめでなくて良かったと思う。 ──きっと不機嫌なんかでは済まないから。] (240) 2020/05/29(Fri) 23:48:24 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ──それだから男は、赤薔薇の意匠を身に纏っていた。 振り撒く香りも、薔薇の其れ。 百合をすっかり塗り替えた“リドル”の姿。 馬車はリドルの紋章を背負い、向かっている。] (241) 2020/05/29(Fri) 23:50:33 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 踏み込んだ赤薔薇は、一目小宮内を見廻した後、 何の躊躇いもなくど真ん中を横断した。 探している“色”など、たったひとつ。 黄でも白でもなく、青だ。 ──唯の青じゃあない。 男が唯一を選んだ、奇跡の“ロイヤルブルー”である。] (243) 2020/05/29(Fri) 23:51:36 |
【人】 世界の中心 アーサー[ 物珍しげな若い貴族の視線も、 色付いたおんなの視線もすり抜け、 薔薇色の瞳は何にも興味を示していない。 唯一、気にしたものといえば、 大きなガラス窓の向こうの、薔薇園の彩のみだ。 嗚呼…何故夜に騒ぎ出すのだろう。 全てが黒薔薇に見えるのでは、勿体無いじゃないか。 若い奴らの頭の中は知れない。 もう先代の年を越えた男は、苦く表情を歪めていた。] (244) 2020/05/29(Fri) 23:52:07 |
【人】 世界の中心 アーサー──嗚呼、そんなところにいたのか。 [ 赤薔薇が気が付いたのは、下のヒールのためである。 木の上に揺れる、細い脚。 もう1人の姿は、今のところ気がついていないらしい。] (245) 2020/05/29(Fri) 23:52:50 |
【人】 世界の中心 アーサー[ …気がついていなかったから、 赤薔薇はきっと暴くよに香るし、 人前では見せないような、笑みではないかんばせがある。 ──改めて言ったところで、 意味のわからない一文だ。 全く説明が足りない!] (247) 2020/05/29(Fri) 23:53:59 |
【人】 軍医 ルーク―― 司令室 ――[ ――それから、いくらかあとのこと。 最後の機獣を遂に破壊したとの一報を受け、 司令室は沸き立った。 蛇型が外壁を破壊し中庭に至ったときには、 窓から見える建物の向こうに首を擡げる巨大な影に、 これまでかと悲壮感を漂わせていた兵士たちも、 互いに肩をたたき合いながら、歓声を上げている。 彼らが存分に喜び合うのを暫くの間眺め、 やがて、総司令はゆるりと口を開く。] 諸君、我々の勝利だ。 [ その声に、再び大きな歓声が上がる。 それを片手で制し、部屋に居る者たちを見渡す。] (248) 2020/05/29(Fri) 23:59:27 |
【人】 軍医 ルークさあて、もう一仕事頼むよ。 これから前線の兵士たちが戻って来る。 命令は一つだ、 いま生きている者たちを一人も死なせるな。 念のため、大穴の観測も継続して行い、 破壊した機獣に爆発や再起動の兆候がないかは 念入りに確認するように。 [ 沸き立っていた空気が、その言葉に再び引き締まる。 三々五々に散ってゆく部下たちの後姿を眺めながら、 彼は、机の中から一冊の書類を取り出す。 ぼろぼろの紙束を、指の先でぺらりと捲った。 その場にいた技術班長に、振り返らずに話しかける。] (249) 2020/05/30(Sat) 0:00:12 |
【人】 軍医 ルーク これでようやく 次の段階への“前提条件”が整った、 ――と言っていいかな? これだけの攻撃を行った後だ、 同規模の戦力の投入は暫くは可能性が薄い、 合っているかい? [ 口を開いて勢いよく喋り出すジルベールの表情に、 その予測があっていることを確認し、 紙束に視線を落とす。 (つまり、長話は聞き流した)] (250) 2020/05/30(Sat) 0:00:49 |
【人】 軍医 ルーク 『 我々はこの地下世界を開拓するために作られた。 そして今、彼らは我々を滅ぼそうとしている。 目的は、まあ、想像がつくところだ。 しかし機獣の逐次投入とは随分と効率が悪い。 より効率を求めるなら―― “作った段階で殺す手段を組み込んでおくのが正しい” 実際、そういった計画はあったようだと、 この文書は類推している。 ナノマシン、というのだっけ? 組み込んだ因子に反応するそれを散布すれば、 労せずして彼らは、我々を皆殺しに出来た。 散布自体はあったらしいと、 第二研究所に収容された“訪問者”は語ったそうだ。 けれど、それは効力を発揮しなかった。 地下の住民が設計段階で時限爆弾が組み込まれることは なかった、ということだね。 』 (251) 2020/05/30(Sat) 0:02:37 |
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