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人狼物語 三日月国


94 【身内】青き果実の毒房【R18G】

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【人】 7734 迷彩 リョウ

>>56 カガミン♡

貴方の言葉に相槌を挟みながら、同意を示していく。
問われれば、「よくぞ聞いてくれました」と言わんばかりの笑顔を浮かべた。

「夢を叶える!ま、なんかダメって言われたけどね。
 内容も言っちゃダメってオッサン達がさぁ〜……」

明るかった抑揚は次第に暗く、終いには口を尖らせ不満を露わにする。
ころころと変わる表情は演技というわけでも無いのだろう。
(57) 2021/09/18(Sat) 21:15:19
7734 迷彩 リョウは、メモを貼った。
(a34) 2021/09/18(Sat) 21:24:40

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>59 カガミン!

頑張ってね、と言われれば素直に喜んだ。
大人達は否定するが、やっぱりこれは良い夢に違いない。


「害はね〜、多分無いと思う。……けど、一応聞いとく!
 カガミンの周りにさ、悪い奴っていたりする?」

温厚
に見える
かつ比較的新顔な貴方からは、あまり有益な情報が出るとは思えない。
けれども、万が一ということもある。
友人を悲しませることは、決してしたくないから。
(61) 2021/09/18(Sat) 22:19:29


「おや、既に誰かと身体を?想像よりは穏やかですが、想定よりは多くの睦言が存在していたようだ」

「当方、▓▓もまだ一人。しかも狼と言う役の上のものですから、これでは失望させているでしょうか?」

「ですがもう少々お待ち下さい、観客の皆様方。
仕込みは既に済ませてあります。後は幾つ芽吹いてくれるか、退屈はさせないと思いますよ」

舞台の上で仰々しく誰もいないレンズ越しの先にそう告げて、寛美な一礼を済ませてから、
改めて側に来た新たな役者を見上げて微笑む。

「まるで、産まれたてだった頃の──
▓▓と同じような事を言うのですね、貴方も」

真偽はこの男の目に映る事はない。
貴方の言葉のどれが事実か、今回もわからない。けれど前の去り際と違い、今浮かぶ表情は共感と僅かな『じあい』。

証明のように頬に重ねられた手の上に己の手も重ね、その冷たさを味わい、もっと触れてほしいとばかりに力を込めた。



「それを望むなら、一つ確認と参りましょう」

「変わりたいと願うには、
まず『今の己の在り方』を理解しなければならない」


手を離して、貴方が最後に唇を拭った動作を見て目を細め、唇は弧を描く。

彼の言う事の真偽はわからない。
ただ、▓▓は▓▓である以上、これは問える。
気付いているから。

「例え人を愛せても、
ただしい人間とは言えませんよ」


「何故って?
他人を愛せる当方、▓▓が。
ただしい人間ではないからです」



「ああ、それを問う気持ちはわかりますよ。
私もよく行います。貴方もよくご存知でしょう」




「でも貴方きっと、素質が圧倒的に欠けてます」

「沢山『ただしい』を教えて貰いましたよね?
それをなぞりはしている。でもそれだけ。
『理解』は何一つしていない。出来ていない」

くるり、ターンを描く。
何処か犬の回転のように。後ろ手を組みながら無邪気に笑い、あなたの目の前でまた止まる。

「貴方、」
「仲間ですよ。ただしくない、▓▓達の」

「狭い大人達にとって都合の良い『ただしい人』を望む。
まるで進んで操り人形になりに行くようだ」


「それでもなお貴方は──
ただしい人間を望むのですか?」

「まだ変わりたいと願いますか?」

『その先に得られるものなんて大した物ですらない、こんな歪んだ現実で?
わざわざ糸を付けられたいのかな?──本当に、変な人』



【人】 7734 迷彩 リョウ

>>65 カガミン!!

「じゃ大丈夫!カガミンにはなーんも関係ないことだよ」

言い終えれば、蒸しパンの最後の一切れを口に放った。温くなったジャスミン茶で流し込む。

「そうだ、カガミンって嫌いな食べ物ある?
 オレ料理作ろうと思うんだけど、食べてくれる人がいた方がいいし」

誰かに食べてもらうことが前提らしい。
レンジの使い方もわからない子供が作る料理だ。どう考えても美味しくはないだろう。

しかし、期待を込めた眼差しで
友達
を見つめている……。
(86) 2021/09/19(Sun) 7:00:32
迷彩 リョウは、普川の耳元で囁いた。
(a40) 2021/09/19(Sun) 10:49:54


どこか別の生き物のように、澱みなく動く少年の唇。
流麗に紡がれる言葉を浴び続ける。

素質が欠けている、そう告げられた瞬間。眉間に皺が寄った。
無邪気に笑う彼、向かい合い沈黙する男。
今この瞬間も数多の視線に晒されている。
観察している。値踏みしている。

塀の外、清くただしい人間どもが。




「なりたいよ」


冷たいレンズの前、答えはその一言だけだった。

「ただしくあれば、このくだらない舞台から降りられるんだろう?」

鍵をかけた某所に貴戸と普川がいる映像が流れている……。

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>92

「ジュンちゃんさぁ、料理よくするじゃん。だから知ってると思って」

手元の薄いレシピ本に目を落とす。冷蔵庫の中を見る。

コンドーム見当たらないんだけど
、どこにしまってんの?」

何故か少年は、避妊具を冷蔵庫にしまうものだと学んでしまったらしい。
(117) 2021/09/19(Sun) 20:42:24

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>119


「え〜?ゴム無いとできないんだけど」

レシピ本には
“鍋、フライパンに次いで第3の調理器具として親しまれているコンドーム”
と書かれている。

「じゃあ今から入れとく」

鞄から避妊具を取り出して入れた。これで万全だ。
(120) 2021/09/19(Sun) 21:08:52

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>123 榊

「何にしようかな〜。ジュンちゃん料理上手いし、食レポよろしく!」

冷蔵庫の扉を閉じる。
レシピ本を抱え、意気揚々と駆け出した。
実はひとりで作るわけではないので、準備ができたことを伝えに行ったのだ。
(124) 2021/09/19(Sun) 21:44:37
迷彩 リョウは、闇谷の背中にソッ……と手紙を貼ると、ダッシュで逃げた。
(a51) 2021/09/19(Sun) 21:49:31

迷彩 リョウは、ビデオカメラをセットしてレンズに手を振った。
(a53) 2021/09/19(Sun) 22:33:26

迷彩 リョウは、食堂に向かって叫んだ。「メシできた〜〜!!」
(a55) 2021/09/20(Mon) 0:37:58



 の少し後、普川から軽いキスをした。それから、二人ともシャツだけの格好に。迷彩が机の上に並べたゴムやローションを確認している。遠足の前日の、荷物の確認くらいに和やかな雰囲気だ。

 部屋に一人でいる時に、南波が部屋に訪れた。少しやり取りすれば、すぐに共同スペースから離れた空き部屋に移動する。適当な、ベッドのある部屋だ。

 ベッドに座ってしばらくの間は、腰に抱きついてくる南波の頭を雑に撫でていた。



 背後に回った南波に手錠を掛けられた。驚いている内に目隠しまでされた。めちゃくちゃキレてる。でもすぐに不安と焦燥の色が濃くなっていた。

【人】 7734 迷彩 リョウ

「うわー!なんかでけーケーキある!セレブじゃん!」

大はしゃぎで天辺の方から取った。
ちゃっかりデコレーションが多い部分を確保している。
(131) 2021/09/20(Mon) 10:18:20

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@2 朝倉

「マジで?サンキュ〜!」

砂糖菓子とかチョコプレートとかあると嬉しくなる。子供なので。

「ゆみむーどう、順調〜?」

早速人形に齧り付きつつ、世間話をし始めた。
元々頭が取れてたので、某アニメの3話みたいなビジュアルになっている。
(132) 2021/09/20(Mon) 10:55:50

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@3 朝倉

「オレ痛いのやぁだ!」

ぷい、と拗ねるようにそっぽを向く。
デコレーション部分を崩しつつ、ケーキを頬張った。

「まあでも、ヤってはいるから大丈夫。
 多分、後でオッサン達に怒られたりはしないんじゃね?」
(133) 2021/09/20(Mon) 11:22:02

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@4 朝倉

「え?アキちゃんとなおひー」

何てことのない抑揚で、サラリと返す。
黒塚と普川であるらしい。

「ゆみむーはどうなん?」

その口振りは完全に世間話だった。
少年にとって、性行為は大した話題ではないようだ。
さして憚られるものでもない。
(134) 2021/09/20(Mon) 11:36:55
迷彩 リョウは、闇谷の耳元で嬉しそうに囁いた。
(a57) 2021/09/20(Mon) 12:06:01

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@5 朝倉

よくわからないが、褒められた気がしたので良い気分になった。
ケーキを食べ続けながら、席を立った貴方を呑気に見上げている。

「ゼロちゃんとしたんだ。
 ってかそれ、ゼロちゃん生きてる?」

何故照れるのかわからない、といった面持ちだ。
先ほどの発言から貴方が抱いたと思っているようだ。
(135) 2021/09/20(Mon) 12:24:07

【人】 7734 迷彩 リョウ

>>@6

「その通りなんじゃん」

食事に集中する貴方を見れば、こちらもケーキに視線を戻す。
所々に乗っているミントを避けながら食べ進んでいく。
こうしてウェディングケーキは消費されたのだった……。
(137) 2021/09/20(Mon) 13:40:45

「そうですか」

端的な返答。視線の先。
画面の向こう、何人の『ただしい人』が、自分達の

「才能が無くとも努力を忘れない。
解らなくとも聞いて目指し続ける」

こんな陳腐なパフォーマンスに慰められているのか。

「実にいい。ナイスな判断。
『ただしい』皆さんもきっと喜ばれますね!」

貴方の答えがそれならば。
真偽を問わず、この『小さな世界』ではそう在るのなら。

「では、お手伝いしましょう。
当方、▓▓は『ただしい人』ではありませんが、
それを望む『お人形』の助けとなりましょう」

糸の付け方はご存知ですか、人形さん。
操られるコツは簡単ですよ。どうせ何をしても楽しむ事。




「それこそが、我が使命。
生まれた意味。我が悲願。存在する理由。」


【 ▓▓▓▓ の 庇護者】は、

「貴方を、少しでも幸せにしたいんです。」


例え、レンズの向こうが、目の前の貴方が、
幸せなどという曖昧なオブラートに包んだ
狂言回しと捉えようとも。

【 ▓▓▓▓ の 庇護者】は、ただただ、本気で、
混じり気のない純粋な好意と善意と決意を述べている。

例え、誰にも気付かれなくとも。
それしか知らないのだから。



迷彩 リョウは、とうとう声を出して泣いた。
(a62) 2021/09/20(Mon) 16:05:55


向けられる好意、善意、決意。
全てまとめて一緒くた、他人という箱に投げ込む。
吟味もせず、かといって信ずる心も持たず、
ただただ無関心ばかりを由として。

「『幸せに』、か」
黒塚彰人
            
人でなしの幸福は、そこには無い。
そうと知りながら、幸せを願う少年へと手を伸ばす。
(この姿は、さぞや愚かしく映ることだろう。)

「どう、助けてくれるんだ?」

指を絡める。冷たい金属の感触は、そこにあったろうか。
差し伸べるは、縋るは果たしてどちらだったのか。



「靖史」

少年の耳元、囁くように名を呼んだ。



ここらで一度暗転、コマーシャル。

ただしいクソども 
            
視聴者の皆さん、続きをどうぞ楽しみに。
またのご視聴、どうぞよろしく。


【回想】

女のなく声がする。

あれは何歳のころだっただろうか。まだ中学生にも上がっていない頃だったと思う。
父にも祖父にも「兄と接してはならない」と言い含められていた。
けれど生まれてからずっとまともに言葉を交わしたことのない兄弟で、そんな彼が呼びつけたとあっては興味が湧かない筈がなかった。

離れに向かい、歳の離れた兄のいる部屋へ。
襖を開けた瞬間嗅いだことのないような臭いが鼻を刺し、たまらず外へと顔を向けた。

一糸纏わぬ男と女が絡み合っている。
女はおかしな声でひっきりなしにないていた。獣のようだと思った。
女に覆い被さっていた兄は自分がやって来たことに気付くと、口元を笑みの形に歪めながら手招きしてきた。

足がすくむ。体が動かない。
あの二人は何をしているのだろう?
頭の中でぐるぐると言葉を巡らせているうちに、色々なもので濡れた兄が己の手を掴んで部屋へと引き摺り込んできた。

大きな手が体を這い回る。理解が追いつかない自分の足首を、未知の恐怖が掴んで離さない。
たまらず周りを見る。先程まで獣のようにないていた女が寝そべりながら頬杖をついて心底冷たい目でこちらを見ていた。

声を荒げてはならない。
そう教わってきたこともかなぐり捨てて、必死に叫んだ。

今思えば様々な言いつけを破った日だと思った。
それでも、離れの襖を開けるまで胸が高鳴っていたことは事実だ。

父や祖父の言いつけに従うのではなく、自分の意思で行動したのだから。

【回想】

兄の強姦は未遂に終わった。
屋敷から姿を消した自分を心配して探しにきたハウスキーパーがやって来たからだ。

兄は更に厳重に幽閉されることとなった。
己は殊更厳しく躾けられるようになった。

不出来で恥さらしの兄のこともあり、父と自分は何かあれば親族から言い募られる。揚げ足を取り当主である父を引き摺り下ろし、己の息子を跡継ぎにしたいであろう親族はいつも自分たちを舐めるように注視していた。

貴戸家の、そして会社を継ぐ者として完璧な人間を求められた。
常に堂々と振る舞うこと。人を上手く使うこと。文武両道は勿論のこと人の上に立ち常に導く者であれ。失態は許されない。隙を見せてはならない。
眠る時さえも気が休まらなかった。むしろ、眠る時が一番恐ろしかった。自分の意識の外にある時間。眠りに落ちて制御が出来ない己が何をしでかすか分からない。万が一の可能性さえも生み出してはならないのだ。夜が来るのが怖かった。

【回想】

時が流れて高校生になった。

己は恵まれた家に生まれた。生まれいづる先を自由に選択することなど誰にもできやしない。
それならば、恵まれた環境にいる自分は恵まれない人間の分まで相応の責と矜持を持って生きなければならない。そう結論づけて貴戸家の人間として生き続けた。親族も未だ父や自分を堕とすことに成功していない。

血が紡ぐ完璧な筋書きを辿っていたのに、それが崩れたのはとある夏の日だった。原因は貴戸家最大の汚点とさえも言われた実の兄。

どうやって連れ込んだのか知らないが、昔兄と交わった女が再び離れにやって来ていた。
父も祖父も不在の日を狙っていたのだろう。普段よりも厳かな雰囲気が和らいだ屋敷で過ごしていると、遠くで兄の怒鳴り声が聞こえた。

「何があっても離れに近づいてはならない」。

何よりもきつく言われていたことだった。

それでも、足を運んだのはいったい何故だったのだろう。

昔のような好奇心からだろうか。

それとも。

"俺"が呼吸できない世界に耐えかねて、逃げ出したかったからだろうか。

【回想】

大きな屋敷同様、古い歴史を持つ離れ。
職人の手によって丁寧に作り上げられた調度品。

貴戸家の資産が、人だったものをぶちまけられて価値を汚されている。
清潔ない草の匂いはむせかえるような血の臭いによってかき消されていた。赤色が家紋の入った畳を侵食している。

女の残骸が浮かぶ血の海の中で、兄は呆けたように佇んでいた。

ああ、なんて愚かな兄だろう。
もうこの人は貴戸家にはいられない。
家を追い出されるのならまだ良い。最悪、"不慮の事故で死んでしまうかもしれない"。

冷め切った頭で淡々と未来を予測した。
予測した……その次の瞬間には。

血の海に、足を踏み入れていた。