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人狼物語 三日月国


48 【恋愛RP】映画のおともにポップコーンはいかが?【R18】

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視点:


【人】 2年 山田 舞

―昨夜:部室にて―

[高藤ちゃんへのナレーション>>1:378を共に聞きながら、菊波先輩すごい、そんなお手伝いしてたんだって目をぱちぱちしばたかせた。

面白そう!ってきらきらした横顔でくいつく高藤ちゃん>>1:
382を見ながら、確かに商店街巡りとか楽しそうだなって想像した。

小さい頃は姉につれられて、ふたりで探検したっけ。
モールができたことで、シャッターを下ろす店が増えてた印象だけど、頑張ってるんだなぁって、なんだか胸が熱くなる。

現に先輩の話を聞いていたら、とても魅力的なラインナップで。>>1:386
これは近々行ってみなくてはなりませんね。手伝う哀れな三年生の先輩を冷やかしに行くのも含めて。なんてね。]
(22) 2020/11/13(Fri) 3:17:37
[ホラーやサスペンス、アクションばかりを上映していた自分に誰かが言った。

─── ヒューマンドラマ系のおすすめはないのか?

だから、この作品をお勧めしておいた。


『ショーシャンクの空に』

原題は『The Shawshank Redemption』で直訳すると“ショーシャンクの購い“となる。
原作はスティーブン・キングの『Different Seasons』の春に当たる作品。ちなみに秋は『The body』つまり、スタンドバイミーだ。

なお、主演のティム・ロビンスは映画はトップガンのラストでトム・クルーズの複座に搭乗しているマーリンという役を演じている。]

[─── ここにいる奴はみんな冤罪さ。

妻とその愛人を射殺した罪でショーシャンク刑務所に投獄された主人公アンディ。そこは不正と腐敗の蔓延る地獄の様な場所だった。
アンディは不屈の魂と元銀行員としての経験を生かし、次々とショーシャンクに変革を齎す。
しかし、アンディ自身は所長の従属させられ、不正蓄財に協力させられていた。
あるとき別の刑務所から移ってきた囚人がアンディの冤罪を晴らすための重要な情報を持っていた。]*

 
 正しい生き方とは、正しいこととは。
 中でもブルックスの選択は考えさせられます。
 希望は本当に必要ないのか。


[仲間のブルックスが仮釈放を受けるが、50年という長い時間を塀の中で過ごした彼は外の世界に馴染めず苦悩の日々を送る。
外に出るために刑務所の中で日々を頑張り続けるアンディとは対照的に。
もしも、高藤が一緒に見ていたのなら号泣してしまうシーンだろう。]


 「頑張って死ぬか、頑張って生きるか」

 主人公のアンディは強い人です。
 だけど誰もが彼の様に強くは生きられません。


[そして、アンディの相棒とも言えるレッドもまたブルックスと同じように苦悩することになるが───]*

── ショーシャンクの空に ──

[ある日流れたお勧めの映画は、『ショーシャンクの空に』だった。
以前一度見たことはあるけれど、流れる映画を共に見る。
犬鳴先輩はブルックスのシーンでまたこちらを見ただろうか?
私は胸を抑えてはいたけれど、涙は一粒も零さなかった。
けれど…………。
刑務所にフィガロの結婚が流れて。
皆が空を見上げるシーン。
小さく鼻をすすって、ハンカチを目元に当てる自分の気配が伝わるだろう。

知らない方がいいことだってある。

そう告げるレッドの言葉に、胸が熱くて。
堪え切れず滲んだ涙をそっと拭った。]

[映画を見終わって。犬鳴先輩の話す言葉を聞きながら。
私は先輩の言うことに、少し反論した。]


正しいか、正しくないかは、重要ですか?


[小さく笑って。]


先輩は、私が悲しいから泣くと思ってる?
人が泣く理由は、悲しいからだけじゃ無いですよ。

私が泣くのは。
勇気とか、愛とか、……希望とか。

そうした物に触れた時。
どうしても心が震えてしまうから。

アンディである必要は無い。
他の誰でもある必要は無い。
でも私には……

私には、希望はとても美しい物に見えます。


[そう言って微笑んだ。
『ドラえもんのび太の月面探査記』では、命がけの旅には行けないと告げたスネ夫が、皆の元に向かうシーンでひたすら号泣した話しとか、何時かしたかもしれませんね。**]

[感動とは、感じ動かされると書く。
きっと、彼女にはそれを感じられる豊かな心がある。
希望が美しく感じられるのは、高藤の心が美しいからだろう。]


 いいえ。
 そんなことは思ってません。


[首を振って否定する。
多くの作品を観て、沢山の蘊蓄を得て、それで?
本当に映画を楽しむために必要なことはそんなことではないのだと知らされる。]


 箸が転んでも泣くと思ってました。


[真顔でそう告げた。
彼女が見ているシーンを、自分は見ることができていない。]*

【人】 2年 山田 舞

―昨夜:部室にて―

[高藤ちゃんは明日探索に行くのかな?>>1:390
誰か誘っていくのかしら。
そういえば高藤ちゃんは、恋人はいないのかしら。踏み込んで聞いたことがなかったけれど…

社交的な高藤ちゃんのこと。
お相手はこのサークル内に限らないかもしれない。]

  (モテそうだしなぁ…)

[今の方がいいとか、良い顔してるとかいってもらっても、人間そう簡単には変われない。引っくり返ったってあれほど細やかな気遣いと明るさは真似できない。
そう、自嘲気味にくつりと笑う。


誰かの特別に 、わたしはなれないだろう。
例えどんなに願っても。
それでもいい。映画と、大好きなひとたちがいるなら。
大好きなひとたちが、しあわせなら。
それがいい。]
(78) 2020/11/13(Fri) 19:27:39

【人】 2年 山田 舞

[『Mr.&Mrs.スミス』を鑑賞しながら、夫婦ってなんだろって、多分わたしは宇宙猫のような顔をしていたと思う。
けどたしか、これを切っ掛けに二人は実際に夫婦になったんだよなってことを思い出すと、なんだか変な感じ。とくつくつ笑う。

長く一緒にいると、やっぱりそれだけ情が移ったり、親密度みたいなものが上がってくものなのかしら。

乙女ゲームみたいに、パラメーターが見えたらいいのにって、人付き合いが苦手なわたしよく思ってます。


そうしてお開きの空気になったら、必殺仕事人も真っ青の勢いで、部室を元の状態にしていった。

帰りは高藤ちゃんと菊波先輩と一緒に。
駅までの道中、風はすっかり冷たかったけど、高藤ちゃんとふれてる部分があったかくて。菊波先輩の笑顔が優しくて。
涙がでちゃいそうなほど、幸福な夜だった。]**
(85) 2020/11/13(Fri) 19:37:41

【人】 2年 山田 舞

― 翌朝から昼にかけて ―

[お酒強くないってことを二十歳にして知れてよかったと思います。頭が死ぬほど痛いです。]**
(87) 2020/11/13(Fri) 19:39:51
泣きません!!!



[相変わらずの私は、無駄な足掻きで反論するのだった。**]

── えっちな映画?with女子 ──

[ある日部室に女子が居て。
ピンク映画とか聞こえてきたような?
確かそこには女性陣しか居なくって。
私はひょいって顔を出した。]


あのね。全然えっちくないし、ベッドシーン無いんですけど。
『フル・モンティ』って映画面白いですよ!お勧め。

男性ストリッパーの映画なんですけどね。
工場の労働者が、養育費を稼ぐために、ストリップすることにするんです。
「全部見せます」って売りで、パンツまで脱ぐよって。

コメディで基本笑えるんですけど。
大きさ比べ合ったり悩んだりしてて、男子バッカ!!って笑えますよ。


[ビックリされたかな?
でも本当面白いから、お勧めです。
ピンクでは、無いけどね。*]

── えっちな映画?with女子 ──

ほうほう?

笑えるエッチな映画って言えば、かなり古いけど「超能力学園z」かな。

主人公がテレキネシスを使えるようになります。
パーティ会場でみんなのドレスもタキシードも剥いて全裸パーティ。

正直それ以外の内容覚えてないけど。
アホくさ!っていう気持ちだけかなり強く残ってるよ!

おじいちゃんちにあって、なんだこれはってお腹抱えてたよね。


[おじいちゃんの秘密が解放されました。]*

── えっちな映画?with女子 ──

皆、全裸が好きなんですかね?


[笑いながら素朴な疑問。]


『フル・モンティ』は一応家族愛とか色々あるです。
あります。

でも全裸です。
あはは。


[なんか可笑しくなって笑っちゃった。
確か『ライフイズビューティフル』を見て、顔面がぐちゃぐちゃになった後、同じ監督兼俳優さんの映画を見たんだったようなそんな記憶。*]

── えっちな映画?with女子 ──

  なん……だと!?

[ 杏ちゃんは、
 どこからそんな作品を引っ張ってくるんだ。
 男性の全裸と聞いて、ふと思い出した。]

  『ぐらんぶる』も男性キャストの裸率やばかった

[ 思えば、最近は邦画の方が良く見てるな?
 あと実写化ものが多いな。なんて、過りつつ。
 ぽつりと、真顔で答えていた。
――面白かったよ
*]

─ 初めての映画 ─

 皆さん初めてみた映画って何ですか?


[映画館であるいは家で、テレビで、初めてみた映画は何だろうか。]


 僕はターミネータ2でした。
 とてもわくわくした記憶があります。
 
 
[1を観ていないのに2から見たので前作のつながりは知らなかったけど。それでもとても面白く思えた。T800がかっこよくて、T1000が怖くて、最後がとても切なかった。]*

── えっちな映画?with女子 ──

あっ、ダメ、みんな裸が好きなんて言うから頭の中に葉っぱ隊出てきた…。


[映画じゃなかった。]*

 
  笑えるシーンもあるけど、コメディではなくて、
  『フレンチドレッシング』も、
  ちょっとえろい映画だったかな

  男子高校生と教師と、女子高校生と
  妙な、三角関係で、耽美的な?

[ いじめられっ子の男子高校生が
 自殺をしようとして、教師に止められて、
 悔しくて死ねないだろうって、犯される。

 衝撃すぎたけど。露骨なシーンではなかった。

 教師に復讐するために、女子高生の子と協力して
 教師と3人で共同生活するって、
 不思議で、退廃的で、でも綺麗だった。*]


  葉っぱ一枚あればいい〜

              [ 歌った* ]


葉っぱ♪ 葉っぱ♪


[歌う。*]

やwwめwwてwwww

く、くるし…wwww

ぷあっはっはっは!!!


[笑いの沸点、低いほうです。]*

― ショーシャンクの空 ―

 強いというか、自分で強さを、希望を見出す術をしっていたってのもありそうだなぁ。

[感想を言い合っていて、作品とは少々脱線している気もする二名の話を横に聞きつつぼんやりとした感想。]

 這いつくばってこそ見える光景と仰向けになって見てる光景は違いそうだ。

[相変わらずマイペースであった*]


  あはははッ、 懐かしい、真似して踊った覚えがある
  こんな感じだよね

[ 両腕をあげて、踊った。]


[おもむろにYouTubeで葉っぱ隊の音楽を流し始めた。
映像と共に。*]

 

― 最初の映画?

 最初、なあ。

[うーん。どれになるのかな。]

 たぶんそのまえにもいろいろ観たりはしてるんだろうけど、さ。
 映画ってことを意識してみた最初は、多分『博士の異常な愛情』。
 親が借りてきたやつだけどな。

[いうまでもない、巨匠キューブリックの遺した傑作ブラックコメディ。
イカレた行動をする車いすの博士。一体なんの博士なのかは観てのお楽しみ。

時代背景をもとにしたブラックジョークの数々に、ものをしらない子供のころはげらげら笑い。
多少は知識が付いたころに観直した時は笑いながら唖然とした。ここまでやっていいのかよ。

思えば、あのころから地味でニッチな映画に惹き込まれた気がするな。*]

[お腹を抱えてプルプル震えている。]


やだwww
あの無駄にクオリティ高い感じwww
意外と良いこと言ってる歌詞とかwww

な、なつか、しwwww


[大草原が止まらない。]*

─ 初めての映画 ─

 ぼくらの七日間戦争。

 正直ほとんど覚えていないが一番古い記憶はそれだな。

 抑制された校則や横暴な教師に反抗するために工場に立てこもる。そんな感じだったと思うけどな。

 昔は深く考えずになんとなくで楽しんでいたな。……なんていいたかったが、今考えたら今も深く考えていないな。

[そう思うとその頃から出来上がった楽しむ気持ちが今も続いているってことなんだろうな*]


─初めて見た映画?─


初めて観た映画の記憶は、あかるい荒野を馬とオッサンが土煙を上げて走ってるやつッスね。
でもめっちゃ有りがちなシーンなんで、タイトルも覚えてないし、探せないっスね。
ただ、そういう意味の分からないけどどっかエモい映画ってのが好きなので、原体験にはなってんだなって。

覚えてるタイトルだと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』!ワクワクハラハラするッスよね〜

それと、スゲぇマッチョな人が、腕の中で機械をカチカチ動かしてるヤツ……あれは忘れらんねぇスね。
人造人間だったんかな?

[もしかして『ターミネーター』ってやつ??]

 
  ちょwwww杏ちゃんww
  あかんて、それ、映像見たらwww

[ 大草原である。]

  矢島美容室とかも、思い出してきちゃった

[ そう、妙に良いこと言ってる歌詞だったりすんだよね。*]

  

―えっちな映画―

[そういう色が強めな映画を自ら選んだことなかったし、家族と観るときは気まずさが天元突破しちゃうから避けていたけど。
みんな色んな映画をしってるんだなって今日も今日とて感心する。

特に高藤ちゃんの口から『フルモンティ』という単語がでてきたことにちょっとした衝撃を受けて。
でもからからと笑っている彼女の姿と説明を聞いていたら、裸体がでるからとそれだけで避けるのもよくないなって思い直したんだ。

思い直してたら]

   はっぱ、たい

[音楽まで。
小鳥遊先輩がお腹を痛めるほど笑ってる。かわいい。]*



   なんでしょう、真理を突いてきますよね
   それ系の歌

[矢島美容室を思い出しながら、のりさん、美しかったなぁと。] *

─ 初めての映画

  私が、映画館で初めて観たのは、
  たぶん、『学校の怪談』ですね

  てけてけが、出てきた時とか、叫んでた覚えがあります

[ 用務員さんが、カボチャだったかのお化けの襲われる。
 かなり冒頭の部分でも、叫んでた。

 旧校舎に閉じ込められた生徒と、
 助けに入った教師たちも巻き込まれたお化け騒動

 口裂け女に『ブス――――!!!』って行っちゃうシーンは、
 爆笑してしまったな。

 最後の方は、結構しんみりする、良い映画だったんだよね。]

─初めて『映画』を意識させられた、なら─


俺と名前がおんなじ俳優さん……えっとライアン……
……『ラ・ラ・ランド』の人!
あの人の映画で『Drive』っての、良かったス。
ザラついてる感触が好き。バイオレンスなのも良いっすね。観念的なトコも。意味がわかんねぇ映画が好きかも、って初めて「映画」ってのを意識した映画だったかも。


意味わかんねぇ〜ってかオチの意味わかんねぇ〜ってずっと離れなかったのは『ドニー・ダーコ』だなぁ……埒あかなくて、ネットで解説見たんスけど『タイムトラベルの哲学』って本、実際にあるんすね〜


[と、これらは学校の図書館で観たものなのだが。映研に入るまで、ホントだらっと見てたんだなぁ〜って感じましたまる。]*
 

[ わかる。
 のりさん、美しかった。*]

── 初めて見た映画 ──

[実はもう記憶が曖昧で。]


確か『ドラえもん』だったと思います。
『プリキュア』だったかな?
『仮面ライダー』だったかも。

『名探偵コナン』はもう少し大きくなってからだから。
上の3本のどれかです。
『アンパンマン』でも無かったはず。

うち、兄と姉も居るから。
物心ついた時には、映画館で映画見てました。


[多分赤ちゃんの時も、連れていかれてたんじゃないかな。
だって今小学生の弟が赤ちゃんの時、赤ちゃんOKの映画館に家族で行ったもん。*]

― ショートムービー ―

[ YouTubeで思い出したんです。]

  そういえば、皆さん、
  動画配信サイトとかに上がっている
  ショートムービーとか、観ます?

  私、結構好きで、おもにホラーなんですけど

[ ショートムービー ホラーとかで探すと
 色々出てくる。
 ちょっと空いた時間に暇つぶしで観てる事が多い。]

  『Lights Out』は、電気を消すと、人影が見えて
  電気をつけると、でも姿が見えない

  怖くなった、女性が電気が消えないようにして……
  みたいな。感じで、ぞわーっと怖いの

[ 他にも、『Pictured - Short horror』
 『TUCK ME IN』がお気に入り。

 たまに、見返したくなる。*]

2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a18) 2020/11/14(Sat) 7:30:59

― ニッチ映画って? ―

 ニッチな映画、なあ。
 そうだな、マイナーってわけじゃないけど……

『イントゥ・ザ・ワイルド』とかかな。

[映研には犬の字がいるので、俺にメジャーな映画を訪ねてくる部員は少ない。
そりゃそうだ誰だってそうする俺だってそうする。
だから、俺のところに聞きに来る奴はたいていマイナーかニッチなほうを聞いてくるのだが、その日は後者だった。]


 劇的な展開があるわけでもないし、派手なアクションがあるわけでもないし。
 はっきり言って画面は地味な映画だけど、うん。
 一度観ても、損はしないよ。

[ジョン・クラカワーのべストセラーノンフィクションを元にしたロードムービーだ。
ハーバートのロースクールという超の付くエリート街道を歩む青年は、突然すべてを投げ捨ててオンボロ車で旅に出る。

北へ。アラスカへ。
そんな衝動的で無謀な旅と、その結末。
それを繊細に、訥々と綴る、そんな映画だ。

地味だとは思う。だからこそ、こういう映画は惹き込まれるのだ。*]

── ショートムービー? ──

うーん、ごめん見ないなあ。
でも、ピクサーのショートフィルムなら結構好き。
そもそもピクサー作品が結構好きかな、モンスターズユニバーシティとか。


[敢えてモンスターズインクじゃないのが好み。]


ワン・マン・バンドとか良いよね。
最初は女の子を楽しませるためだったはずなのに〜とか。
ブルー・アンブレラとか南の島のラブソングも落ち着いてみれて好き。

あと紙兎ロペも映画館に行く度に密かに楽しみ。


[あのシュールさが堪らない。]*

── ショートムービー ──

  ほう、ピクサーのショートムービー

[ スマホで、さっちゃんが口にしたタイトルを検索する。]

  おお、『モンスターズ・インク』の
  マイクとサリーの出会いの話なんだ

[ 今度、観てみよう〜とウォッチリストに追加した。
 他のタイトルも同じように検索しつつ、
 短編アニメーションという説明文で、また一つ思い出して]

  ショートフィルムといえば、
  ジブリの森美術館でやってた短編アニメ
  『めいとこねこバス』がめっちゃ可愛かった!!

  あのふわっふわな、毛並と愛くるしい動きの表現がたまらん

[ めいちゃんも、こねこバスも。
 ころころと動きまわす姿は、可愛くて癒し。*]


─ニッチとB級はまた違うんだよね?─


 !『イントゥ・ザ・ワイルド』、俺も見ました!

(殆どの映画を覚えてないから、たまにわかるの出てくると嬉しくなって飛びついちゃうな)


旅って、いいスよね。っても俺まだチャリでしか一人旅した事無いんスけど。
空が呼んでる感じ、したんすよ。どっちに行こうか迷ったときに、景色を見渡して、呼んでる方に行く。

そういうこと繰り返してて、日本海側まで行って、魚食って帰りました。

そうやって俺は帰れたけど。あの映画の主人公みたいなのも、なんか悪くないなって思いますね。
ラストのシーンが、凄く綺麗だった……尊い感じした。


[忘れない映画だな。音楽みたいに、景色に触れて滲み出てくる感じの映画。ニッチな映画ってそういうの多い気がする。]

あっごめん流れで話したけどユニバーシティはショートムービーじゃないや!


[ちょっとそこだけ訂正しておいた。]**

 
  うん、1時間44分って書いてあった!!

[ そうだよね。と頷き返した*]

── 古い映画は好きですか? ──

私、古い映画も結構好きなんですけど。
皆さん、お勧めの古い映画とかありますか?

私は一本挙げるなら『スティング』です。
詐欺師の映画!!
ドラマ、コンフィデンスマンJPでもオマージュされてましたよね。


─古い映画・オススメの用途としては─


寝れない時にオススメとか言っちゃっていいなら、『エル・トポ』1択かも。
何度見ても途中で寝ちゃうんだよな。もう5回挑戦して撃沈してる。

すっごい焼き付いた映画なら『カッコーの巣の上で』かな。楽しくてオススメ!じゃないけど、オススメだと思う。結構多角的に残酷な感じ。そもそも精神病院が舞台だしね。
スゲェいい映画だなって、思うよ。

 
 昔の映画ですか。
 それであればやはり喜劇王は避けられません。


[戦前、戦後の映画界で喜劇王と呼ばれた男。
チャールズ“チャーリー“・チャップリン。
権力や金持ちを茶化し、ドタバタとした笑いの中にも哀愁や、社会に対して鋭い風刺を混ぜて込んでくる。]


 『キッド』や『モダンタイムス』、
 バスター・キートンと共演した『ライムライト』、
 ヒトラーを強烈に皮肉った『独裁者』、
 名作は枚挙に暇がありませんが。

 一作品を挙げるなら『街の灯』が好きです。
 とくに高藤にはぜひ観てもらいたいですね。


[コミカルな笑いと、ままならぬ悲哀。
それでいて悲劇とはならない優しい話。
それらを“喜劇”にまとめてしまうのだから、やはり彼は喜劇王の名に相応しい。]*

頼安のお勧め、絶対寝ちゃう映画ってのもすごいね。

『カッコーの巣の上で』は、……うん。
見るね。
ありがとう。

チャップリンは、王道ですよね。
全部見た事あるはずだけど、記憶も曖昧だから。
また『街の灯』見てみます。

古い映画でおすすめといえば「マイ・フェア・レディ」かな!
オードリーヘップバーンがかわいい!
ローマの休日も王道だけど、私はこっちの方が好き。
わかりやすいシンデレラストーリーだから、みてて気持ちが良いかな。

訛りを矯正して下層階級の娘をレディにできるか?って話に、ロマンスも加わってヘップバーンの可愛らしさが際立ってるよ。


[田舎娘がチョコを毎日食べられるからと誘いになってしまうのも、可愛い。]**

─感度を高める系の映画が好き─


ストーリーが把握できない、ただ人間って現象がそこにあるって映画か好きッス。瞑想した気分になれる。

黒澤明の『夢』や、タルコフスキーの『ストーカー』はまさに現象って感じ。全然知らねぇしフィクションなのに、懐かしさがあるんスよね。
集合体無意識だったり、同じ情報を遺伝子に持つ人間同士ならわかり合うんじゃねぇのかなって思える、ただ生きた……監督らが「映画監督」として生きた結果の現象がそこに映ってて……好きッスね。

リンチの『ツイン・ピークス』もそう思う。

ロードムービー系のヒューマンドラマも良いな。
印象深いのは『バグダッド・カフェ』スね。
色が、残ってる。


[記憶を頼りに、スマホで色々調べました!
うまく検索にハマってくれるの超快感〜。**]



や、俺の持久力不足かもしんない。
おかしーな、部活では長距離選手だったんだが?

『七人の侍』も寝るわ、そういや。

うん……観てみて。主人公のキャラがアレだしちょいちょいエグみあるけど。菊さんとか好きじゃねぇかな?

『マイ・フェア・レディ』も素敵ですよね。

映画だとハッピーエンドですけど、原作だと出て行った娘は戻って来ないんですよね。
どちらも好きだな……。

私ヘプバーンは『シャレード』とか『暗くなるまで待って』が好きなんです。年を重ねても美しい人でした。

菊波先輩って、結構頭空っぽで見られる映画が好きじゃありませんでしたっけ?


[素朴な疑問]

── 感度を高める系ってどんなだろう? ──

[頼安が挙げる映画は、『バクダット・カフェ』しか見て無くて。
頭の中で曲が流れ始めた。]


『フォレストガンプ 一期一会』とかは?


[もしかしたら見当違いだったかもしれない。
今度黒澤映画にも手を伸ばしてみようかな。*]

― 古い映画 ―

 古い映画のオススメとかいっぱいあるからなあ。
 高藤さんに、って条件になっちまうけどな。

[ニッチやらマニアックやらな映画の見過ぎ、って話はある。
有名作品はみんながわいわいやってくれてれば大体わかるから、あんまり観てないせいもあるけど]


 そうだな、ウディ・アレンの『カメレオンマン』とかかな。

[周辺の環境に完璧に擬態してしまう男。
中国人の中にいれば中国人に、デブの中にいればデブに。
そんな大ボラをドキュメンタリー仕立てにしたうえ、徹底的に皮肉とおちょくりで装飾して完璧なコメディに仕立て上げる。

コメディとして笑えるだけでなく、いろいろと考えさせられるウディの作品の中でも怪作だと思ってる。]

― 感度を高める映画 ―

[そのラインナップなら、といくつか棚を漁って。
だいたいみんな触れないあたりにあったりもする。]

 『巴里ホテルの人々』。これなんかたぶんぴったりじゃないか。

[パリにあるありふれたホテル。
その場所にやってくる人々の出会いとすれ違いとパリを描いた、日常のようで日常ではない日々。
ジョセフの味わう希望と空虚と失意は、人の業にあふれている。
つい繰り返し見てしまうくらいに。]

 あとはジャームッシュ監督の映画もいいぞ。
 『ストレンジャー・ザン・パラダイス』が有名だけどお勧めは『コーヒー&シガレッツ』な。

[登場人物がコーヒーを飲み、煙草をふかし、とりとめもなく話をする。するだけ。
そんな奇妙な11本のオムニバス。
本当にそれだけの映画なのに、奇妙な魅力にあふれている。*]

『カメレオンマン』ですね。

ありがとうございます。
見たい映画が増え過ぎてどうしよう。
嬉しい悲鳴です。

『コーヒー&シガレッツ』も面白そうですね。



カッコー、シンプルはシンプルだよ。誰でも観れるっつーか。辿る結末や途中の出来事にエグミがあるだけで……山菜の天ぷらみたいな感じ?

つか菊さんのあの人を喰ったような笑みが何かカッコーと被ったのはある。ごめん菊さん。

[イメージ優先で話しすぎたかも?すんません。]*



『フォレスト・ガンプ』って聞いたことある!
観てみるわ!サンキューな!




『巴里ホテルの人々』と……

[アンネと井田が口にした映画をスマホにメモっていく。]

ジム・ジャームッシュってよく聞くけど一本も見た事なかったっスわ。『コーヒー&シガレッツ』って洒落た響きで良いっすね……。メモメモ


そういや、瞑想には適さない刺激を貰えるのがホドロフスキーとヤン・シュヴァンクマイエルの映画な気がする。
頭使わされちゃう感じなんだよね。テンポの切り替わりが速いっつか。リンチの映画もそうだなぁ……ケレン味ってやつスかね?

ホドロフスキーの『エンドレスポエトリー』は楽しかった!夢の中で誰かの人生を見てる感じ。


[まさか、寝ちゃって観られない代表『エル・トポ』と同じ監督と思ってない&気づいてない俺でした。]*


唐突にクロサワ繋がりですけど、黒沢清の『回路』がマジで怖い。人影とか壁のシミとか本気で怖かった。だけどまた観たいんスよね……なんつか吸引力ある。

胡桃塚先輩は観れないやつかな……?
[ちなみに俺はでーじ先輩呼びは本人にしかしないもん。
まぁ、ホラ、方言間違えてるのもあってゴニョ。]

俺はアレで幽霊ってヤツを理解したッスよ……。

― 感度の上がる映画

 シュヴァンクマイエルはシュールレアリズムに振り切れてるし、ストップモーション大好きだから瞑想には向かないよな。
 うたたねさせようとしていきなり後頭部はっ倒してくるよ。

[『ファウスト』はいい作品だったけれど、ぼーっと見るのにはあれほど向かない映画も珍しいとも思う。]

 
 でもホドロフスキーは時期によるんじゃないか。
 シュールさより神秘主義とか宗教観にかぶれてる時期のホドロフスキーは瞑想向けだと思うぞ。
 『ホーリー・マウンテン』とか、それこそ『エル・トポ』とかな。

[『エンドレス・ポエトリー』と『エル・トポ』じゃ作った時代が違いすぎるからな。
その間のデューン事件もあって、最初に見たときは「本当に同じ監督か?」って疑ったし。*]

 ほほぅ、『カッコーの巣の上で』が頼安君のお勧めか。精神病棟が舞台ならそりゃエグみはしっかりありそうだな。

[ご指名に上がりました。
カッコー。スラング。他の鳥の巣に卵をおいていく。なんとなく調べるためにスマホでみていきつつ]

 正解だな。高藤さん

[知ってたのかばれてたのかは別だが高藤さんへとパチパチと乾いた拍手。スカッとしたいから。だとかそういうのも
特にな、研修終わりで家に帰ってぐったりしながら頭を使うものを見ないときもあるし]

 といっても、色んな視点からきく感想ってのは面白いけどな。

[そして人のを聞く以上、自分のもいうはいうのである。まぁ、どこが琴線に触れるかなんてわからないしな*]

── 古い映画は好きですか? ──

  古い映画か、そう多くは観てないけど
  『カサブランカ』は、ちょっと好きかな?

[ 最初は、サスペンス?と思うような始まり方をするけど
 劇中で出てくるレストランがお洒落で好きだ。

 ジャズの生演奏があったり、裏カジノには、
 色んな人たちがいて、ごった煮のようなシーンも嫌いじゃない]

  
Here is looking at you.


  『君の瞳に乾杯』っていう台詞も有名だよね
  直訳だと「君を見ていることに対して乾杯しよう」
  って、いう意味なんだけど

  月並みな言葉だけど、印象に残る翻訳だなって思ったな

[ イルザが、ピアニストに思い出の曲をリクエストするシーンも
 気に入ってたな。と懐かしむように、語っていた。*]

【人】 2年 山田 舞

― 昼も過ぎて ―

[本日何度目かの意識の浮上に、焦点の定まらない瞳で天井を見つめる。頭の痛みはまだ少し残るものの、気持ち悪さはだいぶ収まったように思う。
枕元に置いたままのミネラルウォーターのペットボトルをぐい、と呷って、ふう、と長い溜め息を吐いた。

講義は午後からだから、今から準備すれば間に合うだろう。
そういえば。
高藤ちゃんは商店街に行ったんだろうか?

もそもそとベッドから起き出してオーバーサイズのグレーのパーカーに紺のミモレスカートに着替える。
髪をときながら、今日はなんの映画を見ようか、考えていた。

まさか自分が死んでいる間に、3組ものカップルが誕生しているなんて。露にも思っていなかった。]
(259) 2020/11/14(Sat) 23:50:06
2年 山田 舞は、メモを貼った。
(a33) 2020/11/14(Sat) 23:57:37