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人狼物語 三日月国


70 【第36回TRPG村】百鬼夜行綺譚

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【人】 京職 一葉

「だ、から!態とじゃない!百継様だと思っただけで────」

何も見てない、そもそも徽子は湯に浸かっていたではないかと告げるも、怒ったおなごというのは怖いもの。
怒れる大妖怪ともなれば、更に怖い。輪を掛けて怖い。本当に怖い。

あいにくとこの一葉、おなごの下着が男のものと大差無いということを、人間界に20年近く生きてきて知る機会は無かった。

自慢では無いが、見た事も触れた事も皆無。

「おなごの下着が、股ぐらが繋がってるものとは思わぬだろうが!?」


声を張り上げて主張すれば、それがまた火に油を注いだようだった。

  ────すみませぬ百継様、継置様。

  徽子の怒りでこの館、粉砕するかもしれませぬ。**
(17) Valkyrie 2021/04/26(Mon) 23:07:56


辞世の句はそれで良いのね?


だから不可抗力だと言っておろうが……。
(負け犬人生のスタート、このへん)

【人】 封じ手 鬼一 百継

■エピソードA 令和にて

千と八年の後。
元号はついに、令和へと変わった。


一葉はスマホを持ち、LINE連絡で徽子に「スカイツリーに何時」と連絡をいれる……そんな時代が来た。

かつてあやかしの災難に幾度となく見舞われたこの東の田舎の都が、「東京」と呼ばれるようになるとは、まったく想像もしていなかった。


一葉は、細身のパンツとゆったりした麻のニットで待ち合わせ場所にいた。
「お兄さん、ひとりですか?」と、若い女性に声をけられる。
長身で、大きな黒目に肌もなめらかな、しかしどこか浮世離れした一葉は、よく目立った。
一葉が声をかけてきた女性に戸惑いながら首を振ると、去り際に、「何よ、わかめ頭」と憎まれ口をたたかれる。
10世紀経っても、わかめ。

そう考えていたら、物陰からこちらを見て、くすくす笑っている徽子が目に入った。
千年たってもその、少女らしくもどこかいたずらであやうげな雰囲気は変わらない。
白いカットソーと若葉色の膝丈スカートが、初夏らしく、髪色にも合っている。


スカイツリーのエレベーターに乗る。
ヒールを履く徽子のために、一葉は、必ず手で道をあける。
徽子は気づいているが、何も言わない。
一葉も、何も言わない。

展望台からふたり、愛しい都を見下ろす。
色のある話題にはならない。
ここに百鬼夜行を起こすのか否か。いつもそんな話題だ。
そして、いつもあやふやに終わる。
(18) TSO 2021/04/26(Mon) 23:29:11

【人】 封じ手 鬼一 百継

――兄や、兄やぁ!!


後ろから、子どもの泣き声がした。
一葉と徽子、2人で振り返ると、そこには、齢14ほどの少年を追いかける、5歳ほどの幼児がいた。

「父さま、母さまも、姉さまもいないぃ……」
「見つけてやるから、泣くな!」
「本当に?」
「本当だ!」

少年が、幼児をあやしているらしい。

一葉と徽子は、しばし、その光景に魅入っていた。
一千年前のとある日が、思い起こされた。

「だから泣き止め……」
「じゃあ、ちゅうして」

幼児が、ひっくひっくと泣きながら、少年に向かって腕を広げる。
全幅の信頼、甘えた態度。

少年が周囲の目を気にして「だめだ」と返すと、幼児はまた瞳いっぱいに涙をためた。
少年は、すぐに折れた。

「わかったよ……もも」
「わ。おき、大好き」

少年が幼児を抱きかかえてあやす姿を見て、一葉と徽子は顔を見合わせた。

[〆]
(19) TSO 2021/04/26(Mon) 23:30:04
儂の直系の子孫も残っておろうが、一千年も経てばどこかで血を分けた者を追うことが困難になり、そして巡り合ったら可愛いと思った次第だ。


またほっこりを書いてしまった
ひどいのを書かせろ



……。………[言葉を失っている]

そういえば、延長はあるのだろうか?

それによって明日の夜の身の振り方が変わるのだ。

希望者がいれば延長するわ。

でもきっと……宴は少し足りないくらいが丁度良いものでしょう。ふふ。

【人】 封じ手 鬼一 百継

>>#1
■3 PLとして、自分のPCへのメッセージ

昔の人は婚期が早かったとはいえ、だから精神年齢が高かったとは思っていません。
つまり5歳で両親を失い、齢14にして当主として立つ百継は、すごい(すごい)。
あまえんぼなのにがんばったね〜〜〜おつかれさま〜〜〜!!!!!

多分だけど死ぬまで気を張ったり進んで苦労する、不器用を自覚した不器用な性格だと思う。
それでもそれがきみが選ぶ幸せだから仕方ない。
せめて周囲には少しはかっこよくみられるといいね。


■4 PCとして、最後にひとこと

儂の仕事は終わっておらん、むしろここからが本番じゃ。
鬼一の術を書や口伝に残し、後継ぎを鍛え、かなめ石をよく監視し続けるのだ。

ただ……
もう、どんな困難も怖くないと、心から思える。
一千と八年の後にも儂の魂は継がれていくだろう。
なんと素晴らしいことではないか!

[深く礼をして、舞台から降りた]
(20) TSO 2021/04/27(Tue) 0:00:16

【人】 宮廷音楽家 誘蛾




  ──…………

 
(21) plmi 2021/04/27(Tue) 1:50:19

【人】 宮廷音楽家 誘蛾

[門跡地の瓦礫に腰掛け、謡う。
 絢爛な場など必要なく、奏でる手と声があれば
 其処に、おとは紡がれる。

 姿は流れの楽士見えること、でしょう。
 元は、そのようなもの、で。
 戻ったに、過ぎず。

 我の生まれなど、そうめづらしいものでは無く。
 ただほんの少しだけ、小さく。
 ただほんの少しだけ、才覚が有り
 ただほんの少しだけ、運が良かったに過ぎない。
 あくる日拾われたのは、見目幼きおなごの姿をした──…]


 
「此方の奏では、まるで引寄せる灯火のようだ」



[師に告げられた言葉を思い起こす。

 誘蛾の灯は、宵闇にこそ発揮される。
 孤独と言ふ闇に、恐怖と言ふ闇に、混乱と言ふ闇に。
 だからこそ、我は呼ばれ。
 だからこそ、ひとは我の唄に、奏でに、絵図に

 ───昏さを、狂気を、美しさをうつしたのでしょう。]
(22) plmi 2021/04/27(Tue) 1:50:24

【人】 宮廷音楽家 誘蛾

[奏で、うたい、彩り、描く。
 宮廷に華といろを齎した、ちひさき音楽家は、
 不意に、面を上げ ]


  ……あや、 蝶々


[ひらりと、舞い寄ったのは薄の揚羽。
 春の終りを教える其れに、指を寄せれば 留る]


  …………、
  今、置手紙 見つかりし、頃。


[留まって欲しいと、懇切丁寧な演説をされていた。
 其れに諾とも否とも、言わぬまま。

 気付けば、京のはづれまで
 琵琶と紙と、絵具のみ持ちて。

 ………はて、如何して、か。]
(23) plmi 2021/04/27(Tue) 1:50:34

【人】 宮廷音楽家 誘蛾


[特に理由が在ったとも、無いとも。

 ───いづれでもあり、いづれでもない。]
 
(24) plmi 2021/04/27(Tue) 1:50:39

【人】 宮廷音楽家 誘蛾



  今に 今に その日を遠く
  面影零して 綴りゆく
  一雫、 ただ それだけに
  
  彷徨い いつか
  とこしえに 捧ぐよう

  遥か遠く まほろばに
  幾千 幾万の 御霊は向かう

  想いの果ては

  まだ、遠くて …‥……

(25) plmi 2021/04/27(Tue) 1:50:55

【人】 宮廷音楽家 誘蛾



[ ───…ふらり、
  脚向きは、宛も無き、まま。]**

(26) plmi 2021/04/27(Tue) 1:51:41
おはよう。

ふふ…誘蛾らしいこと。

うつくしが会いたい時に会いに行くわ。
きっと、あなたの おと が恋しくなるもの。

[くすくす、楽しげに笑いました]

【人】 御相談役 徽子

>>#1
■3 PLとして、自分のPCへのメッセージ

人の世に混じり、人と生き、それでもあやかしである子でした。

正直、かなり解釈に苦しみました。
あやかし的判断基準で物事を語るからだいぶ異次元なだけで、中身は結構愛に溢れているし善意でやっていることも多かったのかなと思います。
憶測だけれど、強いあやかしであるにも関わらず百鬼夜行以外の目立ったおいたをしていないのは、それなりに根が平和主義(ことなかれ主義ともいう)だったからではないでしょうか。
もっとも、売られた喧嘩は倍額で買うようですが!

これから小妖怪にまとわりつかれる大変な日々が始まりそうですが、これもまた一興と捉えて頑張ってください。

あなたの行く道に幸多からんことを!


■4 PCとして、最後にひとこと

百鬼夜行がならず、とても残念ですこと。
まあ、起きたことは仕方なし。
随分暇になってしまうから……しばらくは鬼一の行く末でも眺めていましょうか。

そして、千と八の巡りを待ち。
次こそは至高の宴をご覧にいれましょう。

[優雅に一礼し、微笑んだ]
(27) rein-joir 2021/04/27(Tue) 8:12:52
ふらっと午後の散歩なのじゃ。

誘蛾がまこと誘蛾らしい決断をしたのを見た。
儂はずっとあの屋敷におるでな、またいつか顔が見られると信じておるよ。

それでは、夜にまた来るのだ。

ファンドンは、ひとまず放出は仕舞いよ。
(t0) てば(tevasaki) 2021/04/27(Tue) 18:41:12

【人】 宮廷音楽家 誘蛾

>>#1
【PC用エピ議題】


■1 自分の作ったお気に入りのシーン、台詞など

秘密暴露と、CFシーン辺りは自分でも好きです
このチップに決めた時点で赤差分はここぞというときに使おうとしてたのもあり
いいシーンだったと思います(自賛)

メカクレチップの露出はウィークポイントですね
だからよく描くのです


■2 他の方の作ったシーンで最も印象に残った場面、印象的な台詞など

各人の秘密暴露シーンはどれもすきです
露出していく中で移り変わる人間(妖含む)模様も楽しい。
百継と一葉の絆周りは面白いねえって眺めてました。
百継の”こども”らしさがよく出てたと思います。
(28) plmi 2021/04/27(Tue) 19:41:37

【人】 宮廷音楽家 誘蛾

>>#1
■3 PLとして、自分のPCへのメッセージ

らすぼすむーぶだいすき(二度目)
欲に対して忠実な人間というものは大好きです。
役目や守るものを大事にする人間もそれはそれで得意なのですが

悪でも善でもなく、ただ求める価値観が違うもの。
その”あか”は誰しも同じものではない。
ゆえに平行線、交わらない。
よくやりますね。大好きです。

此の平行線に対して一定の答えはじつは得ているのですが
あえて宿敵を取り平衡を崩さなかったのはまあぼくのPCだなあと思うわけでした。


これからどうなるかは、語らぬが花というものです。

■4 PCとして、最後にひとこと


………あや、
花は、いつ 咲きましょう。

[──ぴん、と 弦ひと弾き]*
(29) plmi 2021/04/27(Tue) 19:44:35
鬼一 百継は、わかめ(名詞)が一葉(動詞)
(a17) TSO 2021/04/27(Tue) 21:10:59

【人】 武官 継置

>>#1
【PC用エピ議題】

■1 自分の作ったお気に入りのシーン、台詞など

>>4:7>>4:10かな……。ただ、台詞が冗長になってしまったのが百継を大人扱いしすぎていたのか厳しすぎるのかどっちだろうと悩むところ。なお、お気に入りの和歌は>>2:20にしといてほしい。(がんばった)

■2 他の方の作ったシーンで最も印象に残った場面、印象的な台詞など

一葉

サービスシーン2連。
>>1:34>>1:35
団子を別のあやかしにやってるのはかつて自分も貰ったからなんだなあ、と見ている側は後でわかるやつ。
>>3:23>>3:24
あのタイミングでこれはずるい。

誘蛾

一葉の秘密抜きシーン、ラスボス、エピローグ後、と
色々上げたいシーンはありますが
シーンを脳内で想像した時に見える世界
そのものが好きというか。そんな感じでした。
(30) 青磁 2021/04/27(Tue) 21:41:57

【人】 武官 継置

氐宿

シーンがもっと見たかったというのが本音。
でも必要な所は抑えてるんだなあと……。
占いのシーンがすごかったです(こなみかん)

百継

>>1:5>>1:6>>1:7
一番最初のシーンからもう百継という人間がきっちり描かれているのは
すごいな、としか。
人と人の世が好きで、まだまだ甘え盛りで、好奇心旺盛で。
人好きがするというかね、嫌いになれるわけがない。

徽子

秘密抜き早すぎてごめんちゃい。
実質2dには出てた方がいいんじゃないかと思ったんだ……
>>3:53>>3:54>>3:55
このシーンは本当に「強いあやかし」感があって好きでした。とても。
(31) 青磁 2021/04/27(Tue) 21:43:06

【人】 武官 継置

■3 PLとして、自分のPCへのメッセージ

平安の世に平安を取り戻したぞー
……は、ともかくとして、クライマックスが華だったなあ。

いまいち上手く動かせなかったなあ、というのが感想で、
でも心残りではない。当人はやることをやったので……。

なお、あまりにも百継の嫁が見つからない場合は茶を飲む事も……する……かもしれない。

■4 PCとして、最後にひとこと

千年の世の平和の礎を作るという役割を、
無事に果たせたことを誇らしく思う。

これからは、百継が笑って暮らせればいい。
一葉や徽子も共に。
(32) 青磁 2021/04/27(Tue) 21:44:35

中段、愛が深いのでございますよ・・・!(ごくり)


凄い爆弾が落ちておって病が治った。

うつくしから、一足先に。

願いは叶わずとも・・・総じて悪くはなかったわ。
また、一夜の夢にて相見えましょう。

それでは1000と8年後に。またいずれ。

ぽきゃからは一言。

ほんとうにほんとうに、ありがとうございました!!!

【人】 封じ手 鬼一 百継

たったひと月前の自分を思い出す。

総て思い描いていた通りにはいかなかった。
総てが予想外で、保ちたかったものは全て保てなかった。

それでも、今がこの上なく力強く幸せだ。
そしてこの先、どんなことがあろうとも。
得た幸せは、変化しながらも心に宿り続けると確信している。

[完]
(33) TSO 2021/04/27(Tue) 21:59:56