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【人】 星川 緋彩 *** [良かったんですか、とか言うべきなのかしら。 いや、いいからやったのよね。うん。 気を取り直しましょう。] 外に出るのですね。 [魔法って言うからにはこう、催眠術みたいな事するとか そういうのも想定していたのよ。] あ、そうだ。手土産持ってきていて。 良ければどうぞ。うちのバイト先ので美味しいんですよ。 [間を持たせるように手土産のクッキーを差し出すの。 パン屋だけど本当に美味しいのよ。 チョコチップが入っててサクサクなの。 遠慮されたとしても宣伝と思ってとさあさあ、と するつもりよ。] (27) 2023/07/30(Sun) 10:09:31 |
【人】 星川 緋彩[歩いていけば、その道が 事故の現場の方に向かっているのに気付くの。 知ってると知らないから感心するのよ。] もうこれ……ええと、すみません どうお呼びすれば 私は 星川緋彩 っていいます。お好きに呼んでください。[店員さんでもいいけど呼びにくかったのよ。] ええと、もうこれ魔法を使って進んでいるのです? [気になって仕方ないの。 あの時はふわふわしていて しっかり見るどころじゃなかったのも忘れている。 その分 仕事っぷりをやっぱりしっかり見たいじゃない。同じ魔法使いならなおさら。] (28) 2023/07/30(Sun) 10:10:09 |
【人】 星川 緋彩[現場に近づいていくにつれて やはり私は緊張気味になっていくの。 まだ手は繋がったままだったかしら。 それならその手をぎゅう、と握るし そうでないなら袖口を掴んで握りしめるのよ。 我ながら危険な事すると思うわ。 事故の時の記憶を戻すなんて。] (29) 2023/07/30(Sun) 10:10:21 |
【人】 星川 緋彩[何かを問われるなら大丈夫、と告げるつもりなの 覚悟は決めてきたわ。 怖いのに、求める 痛いのに、大事だと思っている。 探すことを諦めてしまったら 大事な感情をきっと失くしてしまう。 覚えていなくても、 失くしたくないって そう願い続けていたの。]** (30) 2023/07/30(Sun) 10:11:17 |
【人】 月影 帳[ 君が疑問に思うのも無理はない。 不自然な態度な態度だろうと思う。 聞かれてしまったら ちょっと困った顔になったかな。 ] ……いえ、少し眩しかっただけですから。 [ 自身で輝くことのできる 星 の光は他の光に頼って輝くふりをする 月 には眩しい。君にはどんな意味で聞こえただろう。 照明が眩しかったとか、 そんな風にとらえていてくれると 有難いなって思う。 ] (32) 2023/07/31(Mon) 21:20:41 |
【人】 月影 帳信じていないのにいらっしゃる方もいますよ。 だから……そう考えられるあなたは 素敵だと、僕は思いますよ。 [ つられたように笑いながら返した。 どこか遠い場所には 自分が会いたいと思う人に会える、なんて 噂の町だってあるくらいだから。 現実的には有り得ないことはあるものだ。 ] (33) 2023/07/31(Mon) 21:21:02 |
【人】 月影 帳[ 今の君には分からない、は 余計な言葉だったなって 君の言葉を聞いて気付く。 一瞬、僕が君の知り合いなんだって 気づいたのかと思ったけど そうは解釈しなかったみたいだ。 ] (34) 2023/07/31(Mon) 21:24:07 |
【人】 月影 帳あとは……押し葉や押し花の栞もありますよ。 これもそうですね。 [ 手近にあった本に挟んである栞を 君へと見せる。 緋色のリボンに紅葉の押し葉の栞。 紙の色は白で、結構シンプルなものだけど ここに来てくれるお客さんに結構人気なんだ。 ] (36) 2023/07/31(Mon) 21:25:37 |
【人】 月影 帳赤が好きなんですよね。 似合わない、ってわかってるのに。 [ 男でこういう栞使ってる人は 珍しいって目を向けられることもあったから 言い訳みたいなことを口走ったのは ちょっと余計だったかもしれないな。 ]* (37) 2023/07/31(Mon) 21:26:02 |