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【人】 “小雪” 篠花それにやっと折り合いがついたのが最近で、 その時の蛍候補が貴方だった。 貴方なら、私の何かを。 遠くへ攫ってくれるのではないかと期待したのよ。 とても勝手な話だけどね。 でも、貴方に会って考えが変わったわ。 初めてあった時の貴方の質問、よく覚えているわ>>4:*41。 灯守りの仕事が好きかどうかなんて、考えたことなかった。 “やらなければならない”そう思っていたから。 だって、後継も蛍も誰もいない。 灯守りの変わりは誰もいないのだもの。 そういう状況を作り上げたのは私だけど、 放り出すことはできなかった。 その状況に、疑問を持っていなかったの。 好きか嫌いかで決める考えなんて、なかったのよ。 [兄がいなくなってしまったら、私がやらなければならないと。 それが普通なのだと、思っていた。] (265) 2022/01/30(Sun) 19:40:45 |
【人】 “小雪” 篠花だから、貴方の自分と決めるという考え方は、 とても目新しく見えてね。 だからこそ、止めてはいけないと、どこかで思ったの。 でも、貴方の去り方が兄と同じだったから。 私の方で覚悟を決めていなかったから、手紙を見た時は少し堪えたわ。 それからそう経たないうちに再会して、 “退屈だった”と言われたから。 かなりキツかったわ。 (266) 2022/01/30(Sun) 19:41:26 |
【人】 “小雪” 篠花でもそれが本心ではなかったのなら、安心した。 話が聞けて、よかったわ。 [ふわり、と慈しむような目で微笑む。] 小雪域は貴方の故郷。 帰ってきたければ、いつでも帰っていらっしゃい。 貴方のお土産話、待ってるわ。 [許されるなら、頭を撫でようか。] (267) 2022/01/30(Sun) 19:41:49 |
【人】 “小雪” 篠花ーー領域内ーー [さくり、さくりと枯葉を踏む。 コテージの周りにある山茶花の木々に近付き、 落ちて薄っすらと雪化粧を纏う山茶花を拾い上げた。] おかえりなさい。……お疲れ様。 [雪を祓い落とし、両手でそっと捧げ持った後、 ふぅ、と息を吹きかける。 山茶花は花弁となり、北風と共に天高く舞い上がると、 同じ方向<灯宮>へと流れていく。] (276) 2022/01/30(Sun) 20:50:29 |
【人】 “小雪” 篠花“大寒” [海の波の花咲く季節は過ぎ] “立春” [東風が通り過ぎ] “雨水” [雪消の水が流れれば] “啓蟄” [菜虫は蝶となり] “春分” [雀は初めて巣を作る] (277) 2022/01/30(Sun) 20:50:54 |
【人】 “小雪” 篠花“清明” [山吹が咲き] “穀雨” [藤浪は風に揺れ] “立夏” [蝌蚪が泳ぎ] “小満” [麦秋は至れば] “芒種” [紫陽花は雨に濡れ] “夏至” [短夜へと移る] (278) 2022/01/30(Sun) 20:51:27 |
【人】 “小雪” 篠花“小暑” [蓮の花が初めて開けば] “大暑” [入道雲が空を飾り] “立秋” [送り火を焚けば] “処暑” [黄昏時に空を眺め] “白露” [軈て燕が去って] “秋分” [月影は濃くなり] “寒露” [夜長へと移る] (279) 2022/01/30(Sun) 20:52:18 |
【人】 “小雪” 篠花“霜降” [紅葉狩る季節となりて] “立冬” [山は眠る] “小雪” [雪虫舞いて] “大雪” [熊は穴に籠もり] “冬至” [短日を迎えれば] “小寒” [芹栄い] [款冬の花咲き、また春へーー] (280) 2022/01/30(Sun) 20:52:39 |
【人】 “小雪” 篠花またいらっしゃい。 いつでも私達は歓迎するわ。 [去り逝くものには餞を。向い来るものには祝を。 すべての魂に幸あれと願うは。 *二十四節気の灯守り*] (281) 2022/01/30(Sun) 20:52:54 |
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