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【人】 Another Story セレスティア[言葉っていうのは案外難しくって、 伝えたい意味で相手に届かせることすら難解なのに 行動だけでどうにかしようだなんておこがましい。 暴力に暴力で応戦することがどれだけ無意味なことか あの頃は幼すぎてなんにもわかっちゃいなかった。 『 愚かな存在を学ぶってのは どれだけ滑稽なことなんだろうな 』 悲劇が始まる直前の回廊で 初めてグラウンド以外で鉢合わせた場所で、 向けられた鋭利に研がれた言の葉の刃で嫌でも理解できた。 結局自分の行為は何の意味も果たせていなかったことに。] (54) 2019/04/16(Tue) 14:14:46 |
【人】 Another Story セレスティア( オハレは代々純血の家系だ。 だけれど、自分の父親はマグルを好んで 学者にまでその分野の知識を極めあげたものだから 一部の人々に誤解されていてもおかしくない。>>1:271 少女自身、父に貰ったマグルの玩具を 首にぶらさげるなんてややこしいことをしているし! ) 「 ア……セレス何ニモしてないので、アノ! 失礼、しましたッ! 」 ( スタンドの声援は混ざりすぎているせいで 誤解交じりの評価なんて知らずじまいだったものだから 訂正することだってできるわけなかったけれど 代わりに自身があのゲームの英雄になったって ちっともうれしくなんてなかった。 感情に振り回されて遊戯の本分を忘れちゃ本末転倒。 貰える座なんてこちらから願い下げってやつだ! ) (55) 2019/04/16(Tue) 14:14:50 |
【人】 Another Story セレスティア[正しいと思った道を進んでも それは「そう思っただけ」で本当のそれじゃない時もある。 真っ向から歯向かって立ち向かうばかりの己に対して 彼は真逆といってもいい忘却の手段を選んで終とした。 どの立場にも属さずに間を彷徨う彼らしい 誰も傷つかない終わりに違いないじゃあないか。 世界はエゴだらけでできているんだから たったひとりのそれが未来を変えたくらいで変わらない。] (56) 2019/04/16(Tue) 14:14:53 |
【人】 Another Story セレスティア[お気楽な思考回路で上向きに考えていたのだから まともな反応ができたいたかどうか。 殺害現場に等しい悲惨な現場に場違いな目撃者一匹、 転がり込んでは無理やり彼の視線を前に向かせたけれど、] ( 今更そんな愚問を聞くんデスカ、なんて。 聞かれていたなら笑っていたに決まってる! 勿論隠れん坊────……もあるけれど、 それは後から生まれた優先事項に過ぎない。 この場に居続ける理由なんて、そりゃあ 、 ) (57) 2019/04/16(Tue) 14:14:58 |
【人】 Another Story セレスティア[オハレ家にはマグルのテレビも完備している。 あれは誰だ、誰だ、誰だ、の前振りから流れる 謎のアニメをみていたってきっとおかしくない。 ああいえばこういう精神の生意気さで その癖悪いところは直しもしないもんだから 少女の存在はホグワーツの先生の頭痛の根源になりかねない。 寮得点を表す巨大な砂時計の黄色の表示を擦り減らし、 周りから責められても依然として変化は見当たらない。 むしろここまで見てくれる彼が 珍しい部類に入るんじゃなかろうか。 寮友はもう彼女の家庭教師をするのにも匙を投げたのだし。] (58) 2019/04/16(Tue) 14:15:08 |
【人】 Another Story セレスティア( 彼は忘却を自分の感傷だというけれど、 自分が生み出した再生はただの自分の欲張りだ。 ひとりじゃ死んでしまううさぎが拒否しただけだった。 蘇りの石は、本当に蘇生を促すものじゃあない。 そんなこと当然わかっているし、 結局死んだ自分の父が生き返ることはなかったけれど、 ……それでもやっぱり、奇跡を否定されるのは ほんの少し、悲しくなるのかもしれない。 けれど。 ) ……………………………… 。 蘇りの石 [なんでそこでセレスの石が出てくるの、だとか、 そういう野暮な質問は口からこぼれなかった。 代わりの言葉も出ることはなく、黙りこくること96秒。] (59) 2019/04/16(Tue) 14:15:18 |
【人】 Another Story セレスティア( この長さには訳がある。 KYだが、たぶん途中で便所に行った。 )…………ウン、 いいデスヨ、それでも。 話してくれるっていうんなら! [彼にひとりで背負いこむな、なんて大口たたいたのは まぎれもなく己で、 完璧ではない彼も それに応えようとしてくれているのかも、なんて そんな変な期待と使命感だけは一丁前に持っている。 座る姿勢をほんの少し綺麗に直したのなら 表情を真剣に、唇は真一文字。 授業を受けるにもこんな顔はしないだろう、という形相で 聞き取り調査の準備はばっちりおっけー、だ!]** (60) 2019/04/16(Tue) 14:20:05 |
Another Story セレスティアは、メモを貼った。 (a6) 2019/04/16(Tue) 14:26:47 |
Another Story セレスティアは、メモを貼った。 (a18) 2019/04/17(Wed) 9:18:38 |
【人】 Another Story セレスティア[獅子寮の彼は兎も角…… 狼のあれは、世話を焼くというよりは、なんだろう? 此方がまとわりついている、といった方がいいかもしれない。 多分穴熊のモテない監督生の方がお節介さは大きい。 ……なんて、そんなことは置いといて、] うおぉぉぉおおぉぉお ッ !!?? なんデスカコレ! ナニしたんデスカ! やっぱり悪魔!人間の所業じゃナイ! [色気の欠片もないような悲鳴を上げて、 花を摘んだ後に襲い来るのは羽ペンの無機質な責めである。 犯人はこの場にいる人間だと仮定すると、>>112 もう目の前にいる人物だとしか思えなくって。 自分の非を顧みようともせずに奇妙な格闘を繰り返した後 座りなおす頃にはもう髪が乱れに乱れて妙な絵面に。] (171) 2019/04/17(Wed) 20:56:35 |
【人】 Another Story セレスティア[自然と首にぶらさがったルービックキューブを 力いっぱい握りしめるようなことを 無意識に行っていたらしい。指先が痺れる。 もう熱を発することがない唯の玩具のそれは 揺らすとかすかにからり、と存在証明をするけれど 少女の掌の中のそれは物語通りの効力を発しない。 まるで彼の忘却に力を貸すように、 時計の針を逆向きにまわすように、 その場の命を元通りに冥界から引き戻す。 この世に馴染めぬ、なんて悩みも持たず、>>117 いつものような日常に無理くり飛び込ませ、 少しの違和がありはすれど、それでおしまい。 悪役も英雄もない「普通」の再来と共に 嘗ての平和と今がここにある、のだけれど。] ( 物語は、現実より酷いみたい。 ) (172) 2019/04/17(Wed) 20:57:51 |
【人】 Another Story セレスティア( まるで時効だとでも言うように、 早すぎる死を迎えた父親はそれでもここにいない。 過去の泣き虫うさぎのまんまであったならば、 童話の中の二番目の兄と同じ末路を辿ったか? ……たらればの話をするのは難解だ。 そもそも冥界に船はあるのだろうか。 死の世界に愛も、永遠も幸福もあるのか。 ) ──────────………… 。 [普通なら考えられないことなのだ。 死者が蘇る魔法なんてないし、 死の秘宝にさえ完璧なものなんかない。 己が成し遂げた奇跡の方が眉唾物だけれど だからこそ付き纏うのは、 後味の悪いイフルートそのものである。] (173) 2019/04/17(Wed) 20:58:11 |
【人】 Another Story セレスティア( 曖昧な言葉だったのだとしても、 彼の言いたいことは伝わってる。 “ 蘇りの石が本来の効果 しか 発揮しない”それが普通のことなのに、酷く悲しくて仕方ない。 ジンリだとかヨクセーリョクとか、 難しいことは己にはよくわからないけれど、 違う未来はきっと、バッドエンドでしかないんだろう。 ……だけれど。 ) 以外デスネ。 アレクサンがそんなコト言うなんて。 ファンタジーやメルヘンの類はビビるか信じないか そういう処理をするモンだと思ってました。 [率直に言って、少女は飾らずに物事を言うものだから 感想は聞く人によってはいい気持ちはしないかもしれない。 傾けられた首を目を逸らさずに見つめたならば 澄んだ青に黒い姿がきれいに映った。 すぅ 、と息を吸い込む細い音が部屋に響いたならば、] (179) 2019/04/17(Wed) 21:53:04 |
【人】 Another Story セレスティア確かに信じられない世界かもしれまセン。 セレスだって想像することもできないし。 ……だけれど、デモ、 アレクサンはそうなってしまったとしても 何かを守ろうって、そう思っているんデスヨネ? 歪んでない生き方をしたんデス。 貴方は後ろ向きに生きてナイ。 それでいいんじゃないデスカ。 (181) 2019/04/17(Wed) 21:53:16 |
【人】 Another Story セレスティア[無責任に聞こえるかもしれない。 無知が何を言っているのかと噛まれるかもしれない。 それでも少女はきっぱりと言い切って、 大きな口の角をに と上向けて笑った。 かのハリー・ポッターの戦いだって、 犠牲無しで終わってしまったわけじゃない。 彼の身内も学友もその命を儚く散らし、 幾度となく涙を飲んだ日もあったろう。 それでも諦めなかった。挫けなかった。 前の様に、絶望に頽れることなく歩き続けられた。 夢はその証明なんじゃないのか、なんて、 一番に浮かんだのは、安堵のような感情だけで。]** (182) 2019/04/17(Wed) 21:53:29 |
(a24) 2019/04/17(Wed) 22:08:16 |
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