170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭
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| ………するだろ、そりゃ。 お前、あんな消え方しといて、 思いつきで会おうって、なって。 五年ぶりに顔、合わせてるんだぞ…。 [動かなかったものにほんの少し触れただけ。 そうしたらお前は、堰き止めて居たものを 雪崩れこませるような話し方をする。 俺があの時以上に無口になったんじゃなくて、 お前が饒舌になったんじゃないかと思うくらいだ。 (後半は早すぎて何言ってんのかわかんなかった) でも、話すテンションも、楽しそうに笑うお前も。 思い出の中のお前のままで。 ] (1) 2022/08/18(Thu) 5:31:53 |
| 海に、って、なんだ、それ。 >>0:129 夏なんだし、地元帰ってきた、とかでいいだろ。 [25、ということは。 大学を出てれば社会人一年目だし 高卒就職だったら揉まれてる期間が長い気はするが。 アイツの進路ってなんだったっけとか、 頭の隅で考えていれば。] うぁっ、 な 、に [ぐ、と顔が謎の力に引き寄せられる。 その原因といえば、間違いなくお前で。 寄せられるままに背をかがめて、されるがまま。 ああ、そんな間近で見るな触れるな。 昨日はマジでシャワー浴びただけで顔にもなにもしてないのに。] (2) 2022/08/18(Thu) 5:32:41 |
| 白髪、じゃない って >>0:130 色、抜いたんだよ、…少しだけ メッシュ、たまにするから… [前髪のほうがほったらかしで、 後ろ髪のほうがどちらかと言えば洒落っ気だ。 逆だ逆だと訴えながら。 それでもしつこいようなら、スマホを取り出して。 ヘアカラーいれたときの自撮り写真を見せてやる。 写真の俺はもう少し隈は薄くメイクで隠してるし、 前髪も整ってるし耳に髪もかかってるし、 ワックスもつかって毛先も整ってる。 よく入れる差し色は、青色だった。 今みたいに、じっと見られたときに、 お前の瞳の奥に見える蒼のような、色。 ] (3) 2022/08/18(Thu) 5:33:55 |
| [お前が、俺のこと暫く好き放題している間。 俺も、お前を凝視していることに気づいてる? "今まで通り"を取り繕って、 こんなにも喋り倒しているのに、 五年の間、何をしてたのか結局わかりやしなくって。 多少の『変化』すら、俺には教えてくれないのか? ……あの時と変わらないまま。 それは、結局こいつの好意の方向が、 友愛なのか、恋愛感情なのか…或いはどちらも? 揺蕩う声は耳に良く通り、掴みどころが無い。 ………でも、でも。 全部ひっくるめて、そこにいるのは 鳴海海音、その人だった。] (4) 2022/08/18(Thu) 5:35:12 |
| (5) 2022/08/18(Thu) 5:35:30 |
| [永らく動いて居なかった表情筋から力が抜ける。 ……なんだか、思い詰めてたことが、 どうでもよくなりはじめていて。 お前が「変わらないもの」を望んでいるのか、 それとも「変わりたい」と望んでおきながら、 それをひた隠しにしているのか、わからない事に、 無償に腹が立つというか。 お前がそのつもりなら、というか。 少しばかりの意趣返しをしたいという欲が湧いた。 >>0:131 髪とか触れてくるお前を、 おもむろに、グ、と此方に引き寄せる。] (6) 2022/08/18(Thu) 5:36:01 |
|
……海音、 おかえり。
(7) 2022/08/18(Thu) 5:36:22 |
| [互いの帰省の筈だったのだけど。 ふと、口から漏れたのはそれだけだった。 あの時どうして、なんて理由すらどうでもよくて。 消えたと思っていたものが、目の前にあって。 手から溢れ落ちたとおもったものが、手の中にある。 俺は、俺も。俺が思った以上に、 >>0:125 手放したくないと、思っていたらしい。 そのまま、俺のデカいだけの図体の中に寄せて。 言葉を捲し立てるのをどうどうと抑えるように、 背中をポンポン叩いて、お前と同じ様に、 後ろ髪に指を差し込んで、ゆるりと撫ぜた。] (8) 2022/08/18(Thu) 5:36:57 |
| 倒れねえって。 倒れそうなら、無理して会わないし、 せっかく、海音に会ったのに、 寝る訳ないだろ。 [簡易なハグから解放すれば、 楽しそうな笑みから漏れる冗句に、 軽口を返せる程度には、気分が落ち着いてきた。 それから、『飲もうぜ』という誘いに、 漸くああ、俺たち成人してたなと思い出した。 だってお前、 …マジで体の成長が無いから、 とは。 口が裂けても言わないことにした。 ] (9) 2022/08/18(Thu) 5:37:58 |
| だから、寝ないって。 でも、個室は賛成。…あるのかな、この村。 [古い田舎の飲み屋ならともかく、 駅前になら、そういう所もあるのだろうか。] …悪いけど、マジで五年ぶりなんだ。 知ってるとこがあるなら、教えてくれよ。 [この五年の間にも海音は数度帰ってたのだろうか。 俺が上京していないことはわかっていた筈だ。 帰るたびに、誰かと祭りにでも行ったりしたのかな。 そうでなくて、お互い同じ境遇なら、 ゆるい歩調で村を散策しながら、探すのだろう。 ――歩くときは、前でも後でも無く。 お前の隣に、できるだけ並ぶようにした。 ] (10) 2022/08/18(Thu) 5:38:23 |
| [そうして見つけた居酒屋は、 都会のチェーンとは違うけれど、地元県内に いくつか店がある中堅の飲み屋だったか。 なんでも港直送の海産が美味しいと話題らしい。 (…地元すぎる場所は時価が怖かった) 着く頃には夕暮れも近く、 開店したばかりで予約無しでも個室が取れた。] で。 " ボクはお父さんの代わりに注文するのか?" [早すぎて聞こえなかったと見せかけて、 >>1じつはしっかり聞いていたお前の自虐。 >>0:127それをイジるように、クツ、と笑って。 俺が注文するのは『とりあえずビール』って奴。] (11) 2022/08/18(Thu) 5:39:36 |
| [互いのお酒が来たのならば。 そっとグラスを海音の前に。]
乾杯。
[それだけいってグラスを合わせて。 再会の喜びを、静かに分かちあえれば良い。
お通しの鰯入りのポテサラは地味に美味い。] (12) 2022/08/18(Thu) 5:40:03 |
| [二口、三口、酒を口に運んでから。] ……。 続けてる、んだ、音楽。 コンポーザー…。作曲の仕事。 契約上何の曲作ってるかってのは、言えないけど。 …海音は? [何から切り出そうか、迷ったあげく。 先程問い詰められまくって、 >>129言い出せなかった現状をぽつりと零し、] (13) 2022/08/18(Thu) 5:40:32 |
| [社会の波とか、海に呼ばれたとかで誤魔化した、 お前の話だって聞きたいと、ジ、と眺める。 それでも言葉を濁すようなら、 『やだ』『教えねー』といって、酒を煽るだろう。 自覚がないなら、 理解らせてやりたい。 >>0:131お前が俺以上に、 自分を蔑ろにするということを。]** (14) 2022/08/18(Thu) 5:40:57 |
| ああ、 ……ほんとにいるんだな、海音。 [暫くぽっかり空いた虚ろの形は、 海音がいるだけで埋まったようだった。 腕の中にあるものが水泡なんかではなくて、 身に感じる体温であるのを何度も確かめたくて、 >>31気がつけば思ったより時間は経っていたらしいけど 人の目なんか気にしている余裕すら無かったようだ。 ……本当に、俺は、俺も思った以上だった。 (匂い嗅がれるの、思えば学生の頃からしてないか?) 周り。そもそも観光客が増えるとは言え、 寂れた田舎の人口比率そのものが、 たかが知れてるとは思うのだけれど。 ] (44) 2022/08/19(Fri) 5:33:50 |
| >>27なんだよ、海音。 お前こそ、 俺相手に緊張してるのか? [さも旧友の再会をいくら取り繕ったって、 むしろ、「あの日」を話題に出さない事こそが、 誤魔化していることの証左とは気づかずに、 笑顔を絶やさないままのお前の姿は、 呆れを通り越して、いっそいじらしいとさえ思う。 本当にただ友達に会っただけで。 喜びに満ち溢れているだけならば、平気だろ?って、 >>15 先程言われた言葉と全く同じモノを返す。 >>0:127そこまでわざとらしく振る舞えば、 俺がからかっているのは流石に悟られただろうか] (45) 2022/08/19(Fri) 5:34:24 |
| * 初手一気飲みって… お前、随分悪い飲み方覚えたな [ >>36 暑い日のビールは美味しいとは 科学的にだって証明されているのだけれど、 酒の味を覚えてから、誰かと『楽しく飲む』 なんてこと、殆ど無かったように思う。 今まで一番美味しいのは、曲が一つ完成した時、 たった一杯だけ飲む良いウィスキーだった。 最初はともかく、ラシャンテ、カルーアソーダって。 甘い炭酸好きってそれも昔から変わらないのでは? (コーラとか絶対好きだろ、お前)] (46) 2022/08/19(Fri) 5:36:04 |
| 飲んで、ってお前…… むぐ、 [こいつに合わせていたら、 多分俺のほうが悪酔いしてしまいそうだから、 チェイサーを交えつつチビチビとやっていると、 当てられたカルーアソーダのグラスは、 すでに口元に突っ込まれていて。] ッ、……っ、ぷぁ、 いや、美味いなら自分で頼むって… ちょっとピッチ早すぎるぞ。 いつもそんなんなのか…? [不安になる飲み方をしているが、 こいつが五年の間、どんな奴と飲んで来たのかなんて、俺には知るよしもないし。 口から溢れかけた酒を手拭きで拭う。] (47) 2022/08/19(Fri) 5:36:15 |
| やりたいこと……。 うん、そうだな。 [ >>37 海音が嬉しそうに聞く最中。 俺は素直に、お前の言葉全てに喜べずにいた。 お前と話している間、 ほんの少し忘れていた…都会での出来事。 チラ、と頭をよぎって、苦笑いする。] (48) 2022/08/19(Fri) 5:36:53 |
| ……ただ、ちょっとスランプでさ。 曲作り自体がそうなっちまうと俺…、 他に趣味があんまりないから。 だから、つい、車走らせて…。 こっち…村に来てた。 ……里帰りとか、祭りとか、 そういうのは考えて無かったんだ。 [最初は弱音を見せるのが情けなくて、 >>40わざとらしく…或いは海音の話を聞くために。 していなかった身の上話は、 酒が体に染みる事で、漸く少しずつ、 ぽつぽつと語る事は出来ただろうか。] (49) 2022/08/19(Fri) 5:38:00 |
| ……お前もうまくいってないの? [ >>18 声優を目指しているということ。 それは、学生の間に聞けた事なのだろうか。 そうでなかったとしたら、 お前に後 (4)1d6杯飲ませたとしても 強引に聞き出した。 ――曲を提供する『だけ』の仕事で、 その後どういう番組に使われているかとかには、 殆ど関わらなかったし。 もし俺が昔から知っていたとしても、 この時代、数多の声優劇の中から、 お前の声を見つけるのは、難しかった。] (50) 2022/08/19(Fri) 5:38:16 |
| …俺の話だって、面白くねえよ。 でも、酒の席の話なんて、そんなもんだろ。 相手に面白いって思われる為じゃなくてさ。 どうしようもない愚痴とか、 誰にも言えない事を零して、スッキリするって。 そのチョココロネ、 さっきのパン屋のだろ バッグにしまっとけ ……俺は、海音のそういう、 周りに話せない事を聞ける相手にはなれないか? 返せなくても、聞く相手にはさ。 そういう奴って認めてくれるなら、 俺も、お前にくだらない話、聞いてほしいから。 俺の話ももっとしてやるよ。 (51) 2022/08/19(Fri) 5:38:54 |
| [フ、と薄く笑って。 出方を伺うというか、ここは譲れないというか。
「俺」の立場を交換条件に使うのが 一番手っ取り早いのだろうと思いながら。
なにか零してくれやしないか。 出なくとも、そんなどうしようもない問答の ひとつひとつが懐かしくて、楽しくて。
時間はあっという間に過ぎていってしまう。]
* (52) 2022/08/19(Fri) 5:39:14 |
| [ >>41 ここから20杯は、 誰が聞いても完全に酔っ払いの戯言だ。 俺は酒への耐性は 強いが、潰れる事飲んだことがまずそもそもない。 ……酒を趣味にも出来ていないのだ。 だから、タイミングをみて殆ど自制をかけていて。 自称酔ってないベロベロのお前に肩位は貸す。] ……ホテル、て。 うん、まあ、あのホテルだけど。 […諸々、俺はともかく。 お前は、実家はどうなったんだ?と、 今聞いた所でまともに答えが出るとは思えない。 海鳴の家、村の名前に近くって、 そこそこ伝統がありそう、位までしか。 俺の印象にはなかったのだけど、 (彼の就職にも肯定的だった気がするし >>18) 思えば、それもあまり詮索はしてこなかった。 家の事こそ、俺たちの友情には関係なかった。] (53) 2022/08/19(Fri) 5:40:36 |
| ……。 ……、……。起きたら、さ。 祭り、行こう、か。 今から寝れば、昼下がりからゆっくり行けるだろ [飲み屋に入る前、 >>43ふと提灯を見ていたら、誘われたお前の言葉。 まだ気分があがりきらなくて、 曖昧に濁していた返事。 それに答えたのは、飲み屋を出た後だった。 その言葉に反応してくれる程、 お前にまだ気力は残っていただろうか。 俺は 責任感は特に無かったが、もう店閉めるから連れてってやってくんなと店員に言われたので、仕方なくひきずっていった。 …、車、路駐させたままだけど、 まあ、1日くらいなら大丈夫だろう。] (54) 2022/08/19(Fri) 5:41:38 |
| ……おい、海音、 流石に酔い過ぎ……っ
[──どことの誰の願いは叶わず。 俺は「何」に見放されたのだろう。
すっかり悪質化した旧友の 「何」につきあわされるのか、いざしらず。]**
(55) 2022/08/19(Fri) 5:44:13 |
| >>58[俺の好きなものなんか、 多分、お前が一番知っていると思う。 小中熟した運動部のおかげで、 カロリーをしこたま消費してたから。 肉も魚も麺もパンもうどんも味の濃いのが好きだ。 (身長は、牛乳じゃなくてにぼし派だった 小腹が空いたときにナッツとよく食べてたんだ) コロッケとか、パン屋の買い食いも好きだった。 ――でも、そういう嗜好品の好物は、 高校生になってから成りを潜めていった。 作曲の片手間にコーヒーを抱える事も多かった。 糖分は欲するようで、砂糖がちょっと多いやつ。 …でも、今はブラック派であることはしらないかもしれないな。どっちも飲むけど) ] (72) 2022/08/20(Sat) 19:45:56 |
| …なんつーか、 初めて飲んだ気がしないよな。 お前といるとさ。 [一緒に飲む酒が美味しい、とか。 >>59嗜好の話をしていた気がするのに、 結局そこに行き着くのは、無意識なのだろうか。] ……じゃ、次 フローズンストロベリーマルガリータsake。 [その酒が好きかどうかはさておき。 共有されたのなら、こっちの共有させておくかと。 頼んだものをわざとらしく半分飲んで。 「ほらよ」と眼の前に置いておいた。 さて、それをコイツは飲んだのだろうか。 どんな事実だったとしても酔いの記憶の中、 すっとんじまったかもしれないけれども] (73) 2022/08/20(Sat) 19:46:35 |
| [お前の話、俺が知らない間の話。 >>63] 諦めてねえだけで、 すげーんじゃねえの。そういうのって。 [声優業ってのは、詳しくないけど。 海音の粘り強さだけは、俺が保証したい位だ。 (それが、負けず嫌いだからなのか、 『俺』が絡んでいたからこその執着心かは、 よくわからないんだけれども) ] でもなんつーか、意外だ。 たしかにお前、喜怒哀楽の差があるけど まっすぐっつーか… ストレートだから、表現力って言葉が出るの、 ちょっと意外だ。…すごいな。 [特撮ですごい悪者とかしてたらどうしようか。 (これも、ただコイツが素直なだけだからか、 『俺』が絡んでいたからこその素直さなのか、 今となっては曖昧なものだ) ] (74) 2022/08/20(Sat) 19:48:05 |
| [俺がいたのに、知らなかった話。 >>64] ……怖い、のか? 初めて聞いた。なんだ、 それこそ言ってくれりゃよかったのに。 [それこそ──俺は、俺自身は、 海の音を聞くと、お前を思い出すから。 >>0:5度々聞きに行ってたし、 それに突き合わせていたなら、申し訳ないなと。 けれど、思い返せば記憶の中に、 「海」が強く残っているものは少ない。 海辺に言っても砂浜でギター弾いてたし、 海の家でバイトする俺の手伝いとかしてくれたし] (75) 2022/08/20(Sat) 19:48:48 |
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