【人】 大木慎之介─ 放課後・未國と ─ [驚いて目を丸くする未國を見て、>>408 衝撃を受ける姿に少しほっとした。 同じ気持ちを感じているかのようで。 詳細は言う気がなかった。 大木自身、受け止めきれてないことでもあるから。 『わかる気がする』と言われた言葉には>>409 しばし考え込んで、未國の言葉が終わるまで黙り] ……オレが思ったのは少し違って……、 つまんない人生送ってる気がするというか。>>233 真剣に悩んで思い詰めてる人もいるのに、 オレは知らずに生きてたんだなぁって。 それでちょっと虚しくなった。 ……オレは幸せなんだろうと、思うけどさ。 [言葉にしてみると、馬鹿馬鹿しい考えのように思えてくる。 そんな悩みを抱えてどうする、と自嘲したくなるほどだ] (415) 2022/10/16(Sun) 11:14:58 |
【人】 大木慎之介助けになれることがあるなら、なりたいけどな。 たぶんオレの役目じゃないんだろうって思っちまう。 同じ学校に通ってた友達が、 実は異世界の住人でしたって言われてるような感じ。 初めて会った人のこと、 よく知らないのは仕方ないけどさ。 ……友達だと思ってた相手でも、 全然知らないような気がしてくるのはキツいわ。 [『寂しいね』>>411 その言葉に同意するように頷いて] オレも未國がいてくれて助かった。 独りでこれ考えてたら、絶対気が滅入ってる。 [仲間がいたことの安心感を分かち合った。>>410 ここで立ち止まってはいけないかもしれないけれど、 何をするか考えるのに必要な時間なのは間違いない]** (416) 2022/10/16(Sun) 11:15:24 |
【人】 大木慎之介[みんなが異世界に行っちゃうかもしれない。 絶対気が滅入ってる。 同じ感覚を共有してくれる人が目の前にいることが、 本当に心強かった。>>421 だから意を決したような言葉もすんなりと心に響く。>>422 それもまた同じことを考えていたからだった>>406] そう……だな、オレもそう思う。 だから一人には聞いてみたんだよ。 もう一人、話聞いてみたい人はいるんだよな……、 そっちこそオレには絶対話してくれないんだろうって 思うんだけどさ。 [相手が誰とは言わぬまま、既に起こした行動の話と、 まだ行動にも起こしていない話をした。 もし問われれば、どちらのことも名前ぐらいは答えるだろう] 知ってる奴の知らない顔見るかもしれないって、 ……怖いんだな。 [18年生きてきて、やっと初めて気付いたことを呟く。 それだけ平和な人生を送ってきたということなのだろう] (424) 2022/10/16(Sun) 12:12:10 |
【人】 大木慎之介後悔しないようにしたいよな。 みんなどんな願い事抱えてるかわかんないし……。 死にたいとか殺したいとか、 そういうのの可能性だってあるわけだし。 そいつが選ぶ願い事を、 事前に納得できたらいいと思う……。 [お節介なのかもしれない、邪魔なだけかもしれない。 けれどもし知らないままにして見過ごして、 後で結果を知ることになったなら。 願いの内容によっては、 きっと深く苦しむことになるのだろうから。 誰が何を願っても、それを納得して送り出せれば、 いくらか傷は浅くなるだろう。 ……重い願いを抱く人を自分に引き留められるとは、 大木はあまり考えていなかった]** (425) 2022/10/16(Sun) 12:12:34 |
【人】 大木慎之介[普段あまり人との身長差を意識はしないが、 伸びをする未國を見たときに、ふと思った。>>450 小さいな、と。 あと二日。 とても、とても短い時間だ。 聞きたいことを尋ねきれるのかもわからないぐらい。 けれど未國の申し出は願ってもないことで>>451] おう、ありがとな未國。 気軽に連絡くれよ、オレからも送るかも。 じゃあ、また明日。 [実際に何か話すことがあるかどうかは重要でない。 同じような気持ちを抱えて、 それぞれ向き合いたい相手がいる仲間同士と思うと、 実に心強かった。 去っていく未國を見送った後、空を見上げた。 もうすぐ夕焼けになって、 あっと言う間に一日目が終わってしまう。 ……あと、二日。]* (453) 2022/10/16(Sun) 14:00:33 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a53) 2022/10/16(Sun) 14:07:35 |
【人】 大木慎之介[夏実のことなら多少知っている。 生徒会のほかに部活と委員会の活動もしていたこと、 出弦高校は本来の志望校ではなかったこと、>>0:621 ピアノを習っていたらしいが辞めたらしいこと。 全部本人があっけらかんと話していたことだからだ。 そして、よくもそんなに様々な活動をして 全てをきっちりこなせるものだと、格の違いを感じたのだ。 裏方仕事の後輩たちの名前をいつの間にか把握していて、 丁寧に声をかけているのを見たことも何度もあった。>>191 大木も同じように声をかけるタイプだからこそ、 逆に恐ろしくすらあったのだ。 いつの間に他の部活の面々の名前を覚えてくるのだろうと] (464) 2022/10/16(Sun) 14:45:24 |
【人】 大木慎之介[そんなこんなで共に生徒会の活動をする間に、 大木は白瀬夏実を“会長の器”だと思った。>>403 入ってきたのは二年の途中だったのに、である。>>0:621 夏実とは絶対に比べられたくないとも思った。 負けがはっきりしていると感じていたからである。 実際の評価は、生徒会の活動だけに限れば 評価者の好みの問題でしかないぐらい差が無かったのだが。 その他の活動も総合すれば、 ほとんど誰から見ても夏実が上だったであろう。 そのことを、大木はあまり気にしなかった。 大木にとっては、自分より上に誰か他人がいるのは 当たり前のことだったからだ>>84] (465) 2022/10/16(Sun) 14:45:43 |
【人】 大木慎之介[けれどもし、夏実がもっと身近な存在であって、 比べ続けられていたら、疎ましくもなるのだろうか。 それは想像できることではある。 けれど、白瀬秋緒本人から思いを聞いてみたかった。 そして秋緒が本当に姉がいなくなることを願うのなら、 それが仕方のないことで、それ以外に方法が無かったと 納得できればいいと思っていた。 自分にやめさせられるとは思っていないし、 やめさせることが正しいのかもわからなかったから。 自分の幸せのために誰かを消すのが罪だとしたら、 罪を犯さないために誰かに苦しめられ続けるのは その誰かの罪にはならないのだろうか? そんな疑問が浮かんでしまうのだ] (466) 2022/10/16(Sun) 14:45:59 |
【人】 大木慎之介[だから、秋緒に呼びかけて問いかけたくて。 けれど彼女から感じた拒絶の気配を思い出して、 指が止まる。 メッセージグループのメンバーリストを眺めては、 何もできなくて閉じ、また開いて、また閉じ。 校庭の隅っこの木陰、内緒話にうってつけの場所。 放課後にそこを訪れてから、 しばらくの間そうやって佇んでいた]** (467) 2022/10/16(Sun) 14:46:12 |
大木慎之介は、メモを貼った。 (a55) 2022/10/16(Sun) 14:49:21 |
【人】 大木慎之介[その白瀬にメッセージを送ってみようか、と しばし悩んでいたのだが。 白瀬が呼び出しに応じてくれるビジョンが見えなかった。 実際にどうなるかはやってみないとわからないことだが、 応じてくれる気がせず、試す気になれなかったのだ。 直接教室に行ったほうが早いのではないか。 そう考えたが、白瀬のクラスを知らない。 さてどうしたものか。 あと二日しかない、だがまだあと二日ある。 今日のところは家に帰って一休みして、 それから改めて考えたほうがいいのかもしれない]** (595) 2022/10/16(Sun) 22:11:22 |
(a66) 2022/10/16(Sun) 22:13:24 |
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