02:26:14

人狼物語 三日月国


86 【R15RP】君と僕の、夏祭り

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

[メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ

視点:


二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a3) 2021/07/25(Sun) 0:18:32

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 篠田さんと ―

[浴衣は暑い、という感覚は、
七五三くらいしか着物に縁のなかった私には、さっぱりで。

でも、篠田さんの実感がこもった声に、
お洒落って大変なんだなあ……と思い。
今までだったらそれを、
他人事のように聞いていられたのだけれど……

自分の服装を見下ろすと。
篠田屋さんによる良い感じの服飾技術により、
何かこう良い感じのラインが出て
良い感じに見えてはいる、ような、気もするけれど
(褒めてくれてありがとうね>>20

……組み合わせ自体は、ほぼほぼ、
小学生の時から変わっていなかった事に気付いて、私は……]
 
(32) 2021/07/25(Sun) 12:04:43

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんな私の、遠くに飛びかけた意識を
篠田さんの声が引き留める。>>21]


 え? でも。
 篠田さん、せっかく綺麗にしてきたのに……


[目の前で外されるリボンに対し、
そう言っている間にも、彼女の髪は解かれて。]


 ………… ええと、それじゃあ……。


[しばし逡巡。ためらいながらも、
ありがとうと言って、私はそのリボンを借りた。]
 
(33) 2021/07/25(Sun) 12:05:27

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[少しためらったのは。
勿論、さっき言った理由が一番大きいけれど。

少し思ってしまったのは。
きっと彼にも『可愛い』と思われたのだろう、
彼女の身を飾ったそれを、私が付けるのは、こう、何だか ]

 
(34) 2021/07/25(Sun) 12:06:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……そういう事を篠田さんの前で考えるのは嫌だったので、
私は頭を振って。

私が『可愛い』と思う女の子が選んで、
私のために差し出してくれた。それが嬉しいから。
それで自分を飾ってみたい、という気持ちが、
ちゃんとあるからこそ、受け取ったのだ。

だから、そのリボンを腰に飾って。
……飾る位置、どこがいいのかわからなくて
篠田さんに聞いたけれど。
…………これはちゃんと、可愛いのだろうか。
と、篠田さんの前で考えるのも失礼なので]


 ……ありがとう。
 か、可愛くできたかな?


[謎の羞恥心に襲われながらも、そう尋ねたのだった。]
 
(35) 2021/07/25(Sun) 12:07:41

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[そんなこともありつつ、私は篠田さんと別れたのだった。

でも、私は篠田さんの事、
余所者だなんて考えたりしないよ。
まだ今は、交わされる事のない話かもしれないけれど。
]*
 
(36) 2021/07/25(Sun) 12:09:39
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a17) 2021/07/25(Sun) 12:15:29

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[その後、花巻庵の屋台を出たあとの話。
多分私は、呆けた顔をしていたと思う。

今日はなんというか、おかしな一日だな……。
と、自分の勘違いからの行いやら、
甘いお菓子の匂いと共に訪れた再会やら、
あれやこれやで、頭がパンクしそうだった。
あとでお野菜も取りに行かないと……



時刻は、見上げた空から夕日の色も消える頃。
……一人になると急に、心許ない気分になって。

私が飾り付けた提灯の光に照らされる、
お祭りを楽しむ人々の顔の中。
浮かない顔の私の方が、ただ一人浮いていて。

知らず知らず賑わいから離れようとする足が、
無意識に辿るのは、あの日にも通った道。>>1:206]
 
(46) 2021/07/25(Sun) 13:19:50

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[二人で通った道を一人で歩いていると、
やっぱり思い出してしまうのは、彼の事。

何で心が沈むのかって。

……だって、よく考えたら。
「ばったり」って言ったのは篠田さんであって、
結果的に稲出くんと二人になったみたいだけれど
最初、どういうつもりだったかなんて、私は知らないし、


私は。
何で、そんな事をいちいち気にしているのか。
何で、急に浴衣を着たくなったのか。
何で、こんなにずっと、むきになっているのか。

うまく飲み込めない。こんな感情は。]

 
(47) 2021/07/25(Sun) 13:21:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 屋台→拝殿 ―

[情けなく溜息を吐いたら、
いつの間にか私の足は、階段にさしかかっていて。

ドン、と花火の打ち上がる音を聞いて、
俯かせていた顔を上げれば、
視線の先に空を見上げる姿を認めた。>>27


……どうせ振り向かないんだろうな。
振り向いても、どうせ目を逸らされるから。



そう思うと、私はもう
怒るより悲しくなってしまって、顔を歪め。

花火の音に紛れて、無言のまま、
できるだけ静かに朱鷺の描かれた背中を追い越すと。

私はそのまま振り向かないで、
拝殿の方に走り出した。]*
 
(48) 2021/07/25(Sun) 13:25:50
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a21) 2021/07/25(Sun) 13:32:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[どうして。
今日に限って、呼ぶのかな。>>65
もうこの頃は、そんな機会さえなかったのに。>>1:238

その声が耳に届いたら、
私はどうしても反応してしまって。
階段の数段上から、肩越しに視線を投げた。


……彼が、私の方を見ている。

どうして、私に色々見せつけた今日に限って。]
 
(77) 2021/07/25(Sun) 14:59:44

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[例え、誤解があったとしても。
一年生の、最近知り合ったばかりのはずの子の、
下の名前を簡単に呼ぶくせに。>>1:224
小さい頃から付き合いのある、
幼馴染の子とは仲良くしているくせに。>>1:318

女子と話すのがどうとかこうとか、>>0:352
そんな時期はもう、通り過ぎていたんだね。
もしかしたらそんなの、
とっくに見かけた光景だったかもしれないけれど。



だったら、どうして私だけ?

みじめな気分になって、私は目を逸らした。]
 
(78) 2021/07/25(Sun) 15:02:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[だから私は、何も言わないで
そのまま立ち去ろうとしたのだけれど。

なんで? って。>>66

私がずっと言いたくて言えなかった事、
君の方が、簡単に言うから]


 ……君には関係ないでしょ?
 自分だって、逃げるくせに。


[いつもとは反対に、
「蓮見くん」って、私の方が呼ばなかった。

何でもない風に言おうとしたのに、
思ったよりも恨みがましい、冷たい声が出て。

目を逸らされる事、ずっと腹を立てていたのに。
せっかく、こちらを向いたその視線の方を、
私は見る事が出来なくて、その場に立ち尽くした。]*
 
(81) 2021/07/25(Sun) 15:03:33
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a28) 2021/07/25(Sun) 15:08:50

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 
[どうしてかって、考えると。
やっぱり私のせいで。

私、こんなに大きくなったって、
気の方は全然。
全然、自信が無い。

――そう呼んでいいのかわからなかったし、
呼んで、もし、やめてとか言われたら……

突き詰めて考えると、結局、そんな理由なんだと思う。

意気地なし。嫌になる。
自分が。

――でも君に同じ事して欲しくなかったなんて、我儘だよね。
でも私は誰だって、公平に呼んでいたんだから(過去形)


…………そうか、私、甘えていたのかな。
君がまた、我儘を叶えてくれて、それから……]
 
(94) 2021/07/25(Sun) 17:20:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私の言葉は否定されて。>>86
一段一段近付いてくる、君の気配に戸惑った。

顔を背けたまま、ちらりと見た君の顔が、
まっすぐこちらを向いていて。
どうしてだろう、今は少し怖い。

弾ける花火の音。
火の粉の花弁が、ぱらぱら散って行くように。

今、零れてしまいそうなのは、私の方だった。]
 
(95) 2021/07/25(Sun) 17:22:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[今はほとんど変わらない、私達の背丈。
1cmなんて、踵の高さで簡単に覆される誤差で、
私は君が、いつ私を追い抜いたのかもわからない。
新学期の身体測定?私は誰かに聞かれたら答えていたけれど、
お互いにそういう事でもなければ、
よほど近付かない限り、測る事の出来ない差だと思うのに。


……それはともかく。

君が私を追い越したなら、
下に、立つのは、ずるいと思う。>>87


個人的な意見なのだけれど。
上から目線より、下から目線の方が、強い。

だって、下から覗き見られると、
俯いて隠す事もできないじゃない。

でもそういうの、
……背の低い方の特権だと思っていたのに!]
 
(96) 2021/07/25(Sun) 17:24:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[君の言葉と。視線と。
それから、一際大きい花火が弾け。

降り注ぐ光の色が、次々と移り変わって、
私の意地とか不安とか、
一瞬、何もかも奪い去って行ったから。

ぱらぱら散る火の粉と一緒に、
私は――零れてしまった。]


 ……した。

 こっち見ないし。
 冷たいし。


 それに、全然、


[笑ってくれないじゃない。

少しも全くって事は、もしかしたら無かったかもしれないけれど

他のみんなに向けてるように、
私には向けてくれなかったと、
私は感じていて、


せめてそれが同じだったら、
名前なんて呼べたし、呼ばれなくても、私は――]
 
(97) 2021/07/25(Sun) 17:27:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[>>88

唐突ですが、
乙女心は召されてしまうんだそうで >>1:57 >>1:251]


 
(98) 2021/07/25(Sun) 17:28:26

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[ぱらぱら散った花弁が消える。

次の花火が上がる前に、私は今度こそ、
全力疾走でこの場を逃げ出した。]*

 
(99) 2021/07/25(Sun) 17:33:26
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a32) 2021/07/25(Sun) 17:38:20

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[気付かないでって、もう遅いよ。>>118
君が目を逸らした分、私が見たんだって、
どうして気付かないの。


あの教室の中で、>>1:240
たった一人、君だけを見たのに。>>1:209]
 
(148) 2021/07/25(Sun) 22:38:00

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[待てと言われても、今度は待たなかった。>>121
ひらりと揺れるリボンに、後ろめたさを覚える。
ごめんね、篠田さん。私やっぱり、全然可愛くない。


走って走って、
――子供の頃いつも一緒に走ってた事、思い出して。
ああ、もう、変わっちゃったなって。
今すごく、思った。

私、女になってしまった。
>>122]
 
(149) 2021/07/25(Sun) 22:39:40

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[君に捕まって、足が止まって、息は上がって。
ほどけない手から、自分の手首を引き抜こうとしたけれど、
離してくれなくて、逆によろめいてしまった。
――力、強い。男の人の手だった。

……そんなの思い知らせて、どうするのかな。



ぎゅっと唇を噛みしめる私に届いた、
歯切れの悪い声。>>123
理由と言われて、少し顔を上げる。
理由があるなら、そんなのもっと早く聞きたかったけど。

それでも一応、ずっと聞きたかった事だから、
最後まで聞こうと思って、君に向き直り。

離された手首に、逆の手で何となく触れた、その時。]
 
(150) 2021/07/25(Sun) 22:42:04

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……私は目を見開いて、君の顔を見たけれど。
全然目が合わなくて。

でもいつもと違うのは、
ちゃんと、
私の耳に届いたその声。
>>124

その声に、
私は口を開きかけたのに、


何それ?>>125]
 
(151) 2021/07/25(Sun) 22:44:35

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……わけわかんなくたって。いや、
わけわかんないからこそ、言いたい事があるんですけど?


じゃーな、と向けられた背に。
それなら私は、
花火の音でかき消されないくらいの大声を、

思いっきり君に投げつける。
]
 
(152) 2021/07/25(Sun) 22:46:21

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

朱鷺也!!!


 
(153) 2021/07/25(Sun) 22:48:14

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[――その声で、君の背中を引き留められたかな。
歩みが止まらないなら、駆けて行って、
今度は私がその手を掴んでやる。

離さないから。
離さないでよ。

自分から追いかけて、掴まえておいて、
すぐに離すなんて、あんまりじゃない?


……せめて最後まで聞いてくれないと、
私は逃がすつもりない。
君を睨みつけて、私は口を開いた。]
 
(154) 2021/07/25(Sun) 22:49:25

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 ……っ、
 ふつーーにしていられないんなら、
 そんなの、もう、
 意識してるのと同じじゃない!

 意味ないでしょ!!


[この言葉全部、自分に返って来ているなって、
さすがに理解してる。]


 何でも言えばいい。
 困らないよ。


 そんな、
 そんな理由で、
 避けられる方が傷つくに決まってる。嫌だよ……


[言いながら、最初の勢いはどんどん萎んでいったけれど。
俯きかけた私の視界に、ひらりとリボンが飛び込んだ。]
 
(155) 2021/07/25(Sun) 22:50:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[私は。>>47
――君の隣は、誰にも渡したくなかった。
――君の隣に、私が並びたいと思った。
――誰よりも、君の特別でありたかった。

いつから? 多分、君を見つめ始めた時から。>>0:354


もう全部、わかっているから。
顔を上げて、まっすぐに君を見た。]
 
(156) 2021/07/25(Sun) 22:52:12

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[色々、自業自得だったのも、わかっているんだ。
我儘を言って、甘えて、八つ当たりして。
いつも君に、手を引いてもらってばかりで。

ごめんなさい。
だから今度は、私から言うね。


君の背後に咲いた、大輪の花火が消えるまでの一呼吸。
それで、覚悟を決めて。]
 
(157) 2021/07/25(Sun) 22:52:51

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

 そばにいてほしい。いかないで。

 行っちゃ、嫌だ。

 
(158) 2021/07/25(Sun) 22:55:03

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[――震える声で、君を呼んだら。
それ以上逃げないし、追わないから、好きにして。]*

 
(159) 2021/07/25(Sun) 22:56:30

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 

[私も、突然修羅場の引き合いに出して、ごめんね>>115]*


 
(160) 2021/07/25(Sun) 22:59:22
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a40) 2021/07/25(Sun) 23:00:37

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a56) 2021/07/26(Mon) 7:33:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
― 花火の前:花巻庵の屋台 ―


「ゆづちゃん、でしょ?」
>>58


[そう呼ばれて、私も同じ事を考えた。>>53
その声の響きが懐かしくて、
私も、うん、って頷いてから]


 楓ちゃん。


[と、意味もなくまた名前を呼んだ。

ごめんね、ずっと気付けなくて。
きっと、その機会はたくさんあったはずなのに。>>56

あの頃の事も。
男の子だって思われる事、慣れてしまっていて
私は楓ちゃんの反応に違和感を抱けなかったから。
誤解について訂正しなかったせいで、
こんな近くにいたのにすれ違ってしまった。

……でも、こうしてお互い気付けた今は、
いつかそれも、笑い話になるんじゃないかと思うんだ。
]
 
(242) 2021/07/26(Mon) 19:20:37

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[楓ちゃんの笑顔の中心で輝く、
その眼差しが、一瞬潤んだように見え。>>58
私も胸が詰まって。だから、胸いっぱいに詰めた思いを、
私もちゃんと伝えようと、口を開いた。

……楓ちゃんの言葉を聞いて、嬉しくて、
少しだけ、鼻の奥がツンとしているから。
紡いだ言葉の端が、少し揺れてしまったのは見逃してほしい。]


 私も、ずっと覚えてた。
 私も、すぐに言えなくてごめんね。

 その髪型も素敵だよ。
 それに今日の浴衣、楓ちゃんにすごく似合ってる。

 すっごく可愛いよ。
 特に、楓ちゃんの笑顔は。
 ずっと前から、私、大好き。


[その言葉に、目いっぱいの笑顔を添えて。]
 
(243) 2021/07/26(Mon) 19:22:15

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……あの時、楓ちゃんに何があったのか、私は知らない。
知ろうとする前に、逃げてしまった。
だから、今更それに触れる資格なんて、
私には無いのかもしれないけれど。

今日の楓ちゃんの恰好。浴衣の絵柄や帯の色、>>1:161
誰をイメージしたものか、すぐにわかる一揃いで。
他の誰のためでもない、あなただけの浴衣。
それと同じように、私の「大好き」も、
楓ちゃんを輝かせる想いの、一つになったらいいなと思う。

……眼帯姿が、少しだけ勿体ないって?
でも、そういうの大好きな人もいるから油断しちゃ駄目(?)

私は会話の合間に、昨日気にかかった事を尋ねてみて。>>0:54
傷の程度がひどくないと知れたなら、
安心して、よかった。と呟いただろう。]
 
(244) 2021/07/26(Mon) 19:23:47

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[それから、私も話したい事はたくさんあったけれど。>>67
お祭りで忙しい屋台の中では、
そんなに長くも話していられなくて。

だから、楓ちゃんのお願いは、私からのお願いでもあり。]


 勿論、行くよ。行きたい。
 今度は夏だけじゃなくて、
 違う季節のお勧めも聞きたいし。
 一年中行っちゃうかもしれないけど。いいかな?


[と。冗談めかした声で笑ったけれど、
それは本当の、本気のお話。]
 
(245) 2021/07/26(Mon) 19:24:36

【人】 二年生 田邊 夕鶴

[そして、私からのお願いもう一つ、
「お勧め」の注文も叶えて貰い。>>68
私はお勧めの通りに、
粒あんのたい焼きを一つ、楓ちゃんから受け取って。
お会計の方は、食券でお願いしたのだけれど。

渡された包みに、添えられた飴。
……それに触れない楓ちゃんの顔を見て。
いいのかなと思う気持ちと、
野暮な事は言いたくない気持ちで、揺れる事しばし。]


 ……ね、楓ちゃんも、あとで休憩するよね?
 もうすぐ花火も始まるし。

 実は食券が余っているんだけど、
 もし良かったら、楓ちゃんもこれで、好きなの食べて。
 私からの奢り。なんて。


[そう言って、私の食券をもう一枚差し出した。
勿論、楓ちゃんにも自分の食券があったかもしれない。
けれど、それとこれとはまた、別という事で。
貰うばかりじゃなくて、
楓ちゃんにもお祭り楽しいんで欲しいから。

さて、受け取って貰えたなら、
先輩として面目躍如、にっこりと笑い。
遠慮されるようなら、食券は引っ込めて、
私は屋台を後にしよう。]*
(246) 2021/07/26(Mon) 19:27:41

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[その後の事。
出来立てのたい焼きは、冷めてしまっては勿体ないから、
すぐに包みを開いて。楓ちゃんに言われた通り、
火傷しないように気を付けながら、
私はぺろりとたい焼きを平らげた。

そうして歩きながら、
手元に残ったべっこう飴を、提灯の光に透かして見れば。]


 ……鳥の形かな?可愛い。


[その形はきっと、私が楓ちゃんの浴衣を見て思ったのと
同じものなんじゃないかって。

だから私は飴をしまい込まずに、
手元でくるくる回しながら歩く。>>174
よ!


気分が沈んでしまったなら、時折それを眺めた。>>46]*
 
(247) 2021/07/26(Mon) 19:29:20
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a64) 2021/07/26(Mon) 19:35:54

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[解かれなかった手に、内心ほっとして。>>174
少し力を緩めたけれど、そのまま掴んで離さなかった。>>176

君がどこにも行かないとわかれば、
私の表情も少し緩んで。

君の冗談には、……少し思う事もあり。>>178
私も一緒に、ちょっとだけ笑った。

口を挟まなかったのは、
冗談と言った君の表情が、
反対に真剣な色を帯びたから。
あの時の事、私、ちゃんと覚えているよ。
]
 
(279) 2021/07/26(Mon) 22:04:56

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[だからそれが、君の心からの言葉なんだって。>>181
ちゃんと、私の心の奥まで響いて。>>179

君の“冗談”の意味も、>>180
きっと今は、理解してる、つもり。>>173

だから。

私の頬が、花火の光ではなく、
私の熱で色付いた。]
 
(280) 2021/07/26(Mon) 22:07:01

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
 うん。 ううん、迷惑じゃない。
 すごく嬉しい。

 私も好きだから。


 私も、朱鷺也が好き。
 好きって気持ちが……今すごく嬉しい。


[私はそう言って、]
 
(281) 2021/07/26(Mon) 22:07:59

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[ほころぶような笑顔を向けた。>>182


そして。

一度離した手を、もう一度近付けたら、君の指先に触れる。
さっきよりもずっと、近い距離で。]
 
(282) 2021/07/26(Mon) 22:10:28

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[……ちょっとね、悪戯心が湧いて。
そう、少し思う事。
君はまた、冗談と言ったけど……>>178

ヒーローの仮面を被ったくせに、>>1:104
私を攫って行った君。
それじゃ、悪の組織でも追いかけてくるのかな?
なんて冗談には、ピンと来ていなかったみたいだし。>>1:235

そういえば、何でうちの住所わかったの。
って聞いたら、ねえ、なんて答えたんだっけ。>>0:207

友達に悪い笑みを向けてみたりとか。
楽しそうに、悪い事考えているような顔。
横目で何回も見たし、私も仲間に入れて欲しかった。

いつも悪ぶるんだから。
できるものなら、やってみれば?なんてお返しを。
私だって、一度くらいは言ってもいいでしょ?



――だから君の耳元に、唇を寄せ]
 
(283) 2021/07/26(Mon) 22:11:32

【人】 二年生 田邊 夕鶴

 
[…………我ながら、大胆な台詞を吐いて。
何様かな?どちら様かな??と少し冷静になると。
私は急に恥ずかしくなり、急いで君の耳元から離れて。

よし、私も言い逃げしちゃおうかな!

と思考放棄。絶対、顔は真っ赤だし。


でも今度は君の事、置いて行ったりしないから。
とりあえず顔の熱を冷まそうと、
背を向ける事が許されたなら


「二人で花火、見よう!」


と言って、君の手を引っ張るつもり。]*
 
(284) 2021/07/26(Mon) 22:14:21
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a71) 2021/07/26(Mon) 22:24:43

二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。
(a73) 2021/07/26(Mon) 22:25:28