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人狼物語 三日月国


29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】

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視点:


【人】 赤の騎士 アロイス

[問いを投げかけたと思ったら本を渡されていた。
……な、何を言っているのか分からないだろうが、俺にも何を言われたのか分からなかった……

何でもないようなちっぽけな疑問だったはずのそれは、その"返答"によって、本格的に分からなくなってしまった。その上、口を挟む暇さえ与えぬと言わんばかりに淡々と語られる言葉の数々。俺の首と脳みそはぐらぐらと揺れて捥げそうだ。]

機嫌が良ければ……?
本に機嫌なんてあるのか?

……つーかこれ、なんだ?

[押し付けられるように渡された"それ"は、俺によく似た真っ赤な装丁の本だった。押すな、と言われれば押したくなるのが人の性である。表紙を捲ろうと反射的に伸ばした手は彼女の鋭い視線によって遮られてしまった。]
(0) 2020/05/21(Thu) 8:52:25

【人】 赤の騎士 アロイス

[メルキオールと別れ、宿屋に着くと真っ先に表紙を捲っていた。
彼女の意図は分からないが、謎に包まれたこの本に好奇心が抑えきれなかったのである。

表紙を捲ると、飛び込んできたその頁には……と書かれていた。
当然のように読みものかと思ったそれは、この1頁を除いてすべて白紙であった。どうやらこの本は読みものではなく"書くもの"らしい。

不思議に思いながらも、誰かの手によって書かれたその文言に、気づけば俺は筆を取っていたのだった。]
(1) 2020/05/21(Thu) 8:54:32

【人】 赤の騎士 アロイス

[翌朝、目が覚めるといつものように空き地へ……ではなく、その足はギルド内の小さな商店へと向かっていた。
目的は研磨用布の調達。昨日の大量討伐で愛用する剣の切れ味が落ちてしまっていたのだ。]

おじちゃん。ケンピカひとつ。

[昨日の報酬で銭袋はぱんぱんだった。対照に、昨晩夕飯を食べ損ねたせいでカラダは空腹を訴えている。これを研いたら何を食べようかと思考を巡らせながら広場へと向かった。]*
(2) 2020/05/21(Thu) 8:59:54
赤の騎士 アロイスは、メモを貼った。
(a2) 2020/05/21(Thu) 9:03:40



 『日本語で使われる「可愛い」って
  褒め言葉と違う場合がある

  パンダへの可愛いは英語でいう
  cute、lovelyと同じで褒め言葉
  ユージンもそれで使ったと思う

  だから、俺とユージンは
  パンダには同じ可愛いを感じてる
  俺はそう思ったから、納得してる』

 



 『で、違う場合っていうのは
  相手を自分より格下と思ってる
  相手を馬鹿にしてる侮ってる軽んじてる
  そう思ってるって意味で使う場合だな

  いってる側にそのつもりはなかったとしても
  いわれてる側にそう思われることはある
  でも、分かってて悪口で使うことの方が多い

  俺の話になるけど、故郷に帰れば未だに
  そういう使い方でいってくるヤツもいる

  こども扱いする意味での可愛いで
  実際、面倒見てもらってるこどもとはいえ
  いわれて…とても、悔しい言葉なんだ』

 



 『ユージンは俺の何を見てどう思って
  可愛いっていったのかが分からない

  俺からすると、いきなり知らない相手
  しかも、格上と思える相手から
  いきなり可愛いっていわれた状態で

  ぶっちゃけ、馬鹿にされたと思ったから
  いわれて嫌だってなった

  けど、ユージンと話してて…もしかして
  馬鹿にしてるとも違う可愛いか?
  そうだったらいいなって思って

  ユージンのいう可愛いを知りたくなった』