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人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

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忌部

「あっ、いえいえ。
 そういう意味じゃないですから、大丈夫です」

ぶんぶんと首を横に振る。
違う、そうじゃない。
プールで媚薬のことがあっただけに、あまりにも気まずいと思っただけの話だった。

「俺はどうにも社会不適合なとこがあるので、誰かと深く付き合うのは……ちょっと難しいですね」

【人】 広報さん 牧野瀬 幸


「楽しいけど憂鬱な朝……不思議な感じっす」

果たして何が晒されてしまうのか。
朝食の時間になるたびにそんなことを思う必要があるなんて。

のったりした足取りでテラスの席に着きます……
(0) 2022/09/25(Sun) 21:13:50
牧野瀬 幸は、スパにも向かうつもりだ。
(a1) 2022/09/25(Sun) 21:14:06

「おはようございます。
 昨日は大変な目に遭いました……」

あの後カフェに行ったりで埋め合わせはできたものの、
ここに来ると嫌でも思い出してしまう。
おまけに夜は同室で、気まずいったらなかった。
今もまともに顔が合わせられない状態だ。

そういう意味では、この場で誰かの性癖が暴かれて
話題がそれで持ち切りになるなら……と、
発表を心待ちにしていた側面もあった。
社員用のグループチャットに時間通り社長が投降した、
隠し撮り写真を見るまでは。

【秘密開示】

そこに写っている場所は社内ではないどこか。
今より幾分か若く──学生くらいに見える由希子を、
背後から秘密裏に撮影したと思しきアングルで。

見れば、すぐに特異な点に気付けるだろう。
彼女は首輪と猫耳カチューシャを着け、
さらにはスカートの『下』から猫尻尾を垂らしている。

首輪にはリードが繋がれ、写真の外に見切れた何者かに
リードを引かれて歩いているようだ。
その表情は恍惚として、その行為に陶酔している。


彼女はただ猫が好きなだけではない。
実は、自らペットのように扱われたい性癖の持ち主なのだ。

「ちょっ……!?
 待っ、これは違……っ!」

目を見開き、口を金魚のようにぱくつかせながら
居合わせた他の社員たちに弁明をしようとするが、
証拠となる写真を前には言い訳も意味を為さない。

何より、あの日スパの更衣室を覗いた者は知っている。
彼女が今もそういった願望を秘めていることを。

【人】 広報さん 牧野瀬 幸


「っ……」

思わず写真をまじまじと見つめた後に、
弁明する声が耳に届いて咄嗟に目を逸らしてしまう。

これが、同年代の同部署の女性の性癖を知る背徳感!
もう見てないはずなのに脳に焼き付いて離れない!

こんな気分で飯食ってられるかよ社長!(文句)
(3) 2022/09/25(Sun) 22:29:38
「…………」

榑林さん?
そうだったのか……、と。
流れてきた写真を見て、飲んでいた珈琲を吹きかけた。

昨日あんなことがあったから、気まずさだけは半端ない。

だが。
しかし。

このゲームの悲劇はこれで終わりはしないのだ。

さて、今日暴露されるのは榑林くんだけではない。

富武 瑛、28歳。
新卒で入社し、現在係長。
この若さでの昇進は本人に能力があることが認められてのことであるが、本人は自分のことを
『社会不適合者』
と呼ぶ。

そつなく仕事をこなし、覚えも早いのだが。
他者へ説明したり、他者から説明を受けることを苦手としていることは一部の人間の間で知られている。
そのため、説明という行為が重要になる部署には行きたがらず、もっぱら総務部一筋で生きてきたことは人事課の人間も承知しているところだ。

「だが、こちらを見て欲しい」

――と、社長は一つの動画を流した。


そこは社長室。
おそらくは経理の資料だろう書類を持ち、ぼそ……ぼそ……と何かを説明する富武の姿が映っている。

「よく聞こえないな。
 君はそうじゃないだろう。もっと、オープンにして話しても構わないんだよ、富武くん」

「……しかし、」

「わかっているさ。
 私は君のことを面接の時から知っているよ。ソレを内に秘めておくのはナンセンスというものだろう?」

「私は全てを許容する。
 君の欲を吐き出してしまいなさい」


そこから先は、人が変わったかのように資料の解説を始めた富武がいた。
テレビのスポーツ解説者のように、いきいきと、ハキハキと、力強く話している様は最早別人だ。

あぁ、幸せだ。
ゾクゾクする。
もっと解説したい、もっと、もっとだ!!!


身体が高揚する。
興奮を隠せない。
スーツの上からもわかるほど張り詰めた下半身に、社長がニンマリと嘲笑った。


【性癖開示】

元気になったね
。ここからが本番だよ、富武くん」

近寄って。
それに触れる。

社長に連れられ隣の部屋に入っていく―――


動画はそこで、打ち切られた。


富武瑛は
【実は、状況や行動を常に解説したり、ナレーションしたりされたりする事に対して性的に興奮するナレートフィリアという異常性癖の持ち主である。】


ナレーションされることに関しても興奮するあたりは、マゾの気質も兼ね備えているのかもしれない。

【人】 広報さん 牧野瀬 幸


「んぶっふ!」


気を取り直して水を口に含んだところ、
続け様の性癖を見てそのまま吹き出してしまった!


二日ほど前、酒の席での記憶が思い切りフラッシュバックして、畳み掛けてくる恥ずかしさやらなんやらで顔を覆い隠す。
ああ、そういう!そんな納得もちょっとばかしはあったが。

「……あンの社長も社長っすね……」

辺りを拭きつつ、かなり複雑な声色を絞り出した。
まさか大体の社員にああいう真似してるんじゃないだろうな。
(4) 2022/09/25(Sun) 22:41:08
「……………………(絶句)」

テーブルに突っ伏して動けなくなった。

牧野瀬 幸は、猫、解説、猫、解説……(魅了・混乱・狼狽)
(a3) 2022/09/25(Sun) 22:43:29

「…………だからなんだ……」

【人】 広報さん 牧野瀬 幸


「本音と建前が曖昧になってるっすよ」

僕もさっきから下半身が臨戦態勢を訴えてて大変っす。
とはいえ開発部の先達の方々は助けてくれるわけもなく。

「あ〜〜〜想像以上にヤバい。
 めちゃくちゃ…………グッとくる…………」

人として恥ずべき、隠すべき体や心の部分を、
見たり聞いたりするのが好きすぎる。
これでも人狼だから本能的な部分が刺激されるんです。

隠せてない方の性癖をゴリゴリと刺激されています。
(8) 2022/09/25(Sun) 22:54:08
「うにゃ〜〜〜〜〜」

顔を押さえて蹲っている。

【人】 広報さん 牧野瀬 幸


エ!?
もしかして明日からもこの調子のがバンバンバラされていくんすか!?自分のまで!?」

僕そんなの耐え切れる自信がないんすけど!
(10) 2022/09/25(Sun) 22:58:31
 忌部

「よくないです、全然良くないです。
 そんなの褒めないでください――――」

泣きたい。
両手で顔を覆った。

「だから昨日言ったじゃないですか。
 俺は社会不適合者だって……」

知的生物が社会で生活するにおいて、”説明”だとか”解説”は避けて通れない。
そのたびに興奮するような男が世に放たれていたら、誰だって避けたいに違いないのだ

周りの様々な反応に途方に暮れた。

牧野瀬 幸は、ぼ、僕は全然気にしないっすよ!(なけなしのフォロー)
(a7) 2022/09/25(Sun) 23:05:34

 忌部

「他人に下半身を見られなきゃいいって問題じゃないですよ……」

性癖を旅行者全員に知られてしまった。
噂が広まって大半の人に知られてしまうのは時間の問題だろう。

ふと。
とある誰かの言葉を思い出して、俯く。

「俺もあの人に倣うべきなんですよね……」

他人に迷惑がかからないようにとその誰かがとった行動を自分に充てれば、それは一つしかないのだけども。

叩かれた肩に、自分の手を乗せた。

 忌部

「俺、酒はあんまり強くないんですよ……」

むしろ弱い。
そんな男があなたと朝から酒を飲んで無事でいられるはずがないから、やんわりと首を横に振った。
リモートの良さは確かに伝え聞いているが、部下に指示ができない上司はただの役立たずだ。
本来なら自分が部下たちを気にかけなければならない立場なのに、もっと忙しいはずの課長に押し付けてしまうことになりかねないではないか。
あのもう一人の課長には色々思うところはあれど、仕事において今以上の迷惑はかけたくないと、男はそう考えていた。

「課長は皆とスパに行く予定じゃなかったんですか?
 まぁ……確かにこの会社じゃなければもっと前に社会的に死んでた気がするんですけど……。
 だいぶ遅かったですね、
死にましたよ。社会的に


遠い目をしながら乾いた笑いを漏らし、席を立つ。
提案はありがたいが皆との時間を奪う気にはなれない。
かといって人の多い場所に今向かう気にもなれなくて、ありがとうございます、と頭を下げるのだった。

忌部

「はは……酔いつぶれると自制が効かなくなるんですよ」

ファミレスくらいならまだいい。
バーだったりちょっといい食事を出す店となると料理の説明をしてくる店員がいる。
そんな所で我慢できなくなるような事になるわけにいかない。
それでなくとも既に失敗してる男なのだ、この男は。

「でも、感謝してます。
 俺やることがあるんで、今日はスパには行かないと思いますが……
 後で愚痴でも聞いてください」

そう言って、あなたが予想した通り
人気のない場所に向かっていく。
今はまだ、自分で考えなければならない段階なのだと、そう思った。

部屋で”   ”を書いた。

 望月

一度部屋に帰って、しばらくして。
ようやく独りになって、やるべきことをやって外を見ると、泳ぐだけの普通のプールで泳ぐ男性の人影が見えた。

「……あれは……」

遠く彼でもわかる大きな体躯に纏めた長い髪は、いつも顔を合わせている課長のものだ。
少し考えて部屋を出ると、いつかのようにその姿を追いかけプールに向かう。
富武がいつでも水着にはなれるような姿でそこに現れたのは、あなたもそろそろプールから上がろうとか、休憩しようとか思うくらいは泳ぎ始めから時間が過ぎていたことだろう。

「何、してるんですか」

皆とスパにも行かずに。とまでは言わず。
そう声をかけた男の顔は、やはりあまり表情はなかった。

牧野瀬 幸は、気を取り直してスパに行こう。
(a9) 2022/09/26(Mon) 14:40:11

【人】 広報さん 牧野瀬 幸


「なんだかんだ色々遊んだと思ってたけど、
 まだ見てない所があるっすね〜」

わ〜もうすでに健康になりそう。なんて思いながら、
湯気の立ち昇るスパエリアへとやってきた。
プールや温泉しかいってなかったもんなそういえば。

「マッサージにサウナに……
 あージャグジーもある。いいな〜
 あっちのとろみがついてるのは何だろう?」

既に色んなとこに興味津々な様子!
(23) 2022/09/26(Mon) 16:28:23

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#3日目スパの部

>>24 千堂

「誘われたからにはさっさと来ないと思って!

 まーいろいろあるっすよ。そもそもの温泉はそうだし、
 スチームサウナとか、ロミロミ?マッサージとか。
 見慣れないものも結構あるっすね……」

多分今見ている所は氷山の一角にしか過ぎないのだろう。
プールとはまた違った楽しみが詰まっているものだ。
(25) 2022/09/26(Mon) 17:01:45
どこかの時間帯。
張り出された部屋割りを見た。

「……………えぇ…………」

常に落ち着いてたはずの男も、困惑を隠せない。

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#3日目スパの部

「え?ロミロミ……なんだっけ、
 何かのゲームで聞いたことはあるんすよ。

 まあ多分……そういう、マッサージの一種じゃ?」

まさか変なことはされないだろう……(そうかな?)
行って確かめてみるのもいいかもしれない。

「どこから行こうっすかねえ。時間あるから、
 行けるとこまで行ってみたさはあるんだけど……
 サウナは汗かくから最後にするかな」

悩みに悩んで結局、択の中でトロみがある湯舟に行くことに決めた。
(27) 2022/09/26(Mon) 18:09:33

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#3日目スパの部

「あ、忌部さん。
 まあ何するというかスパでくつろいでるんすけど。
 今からそこのトロっとしたやつ入ろうとしてるとこっす」

とろとろしたお湯といえば石鹸じみた効能があって、
なんだかとても肌によさそうなもの。

「昨日はプールで遊び回って疲れたし、
 今日は休むのもいっかな〜って思ってたとこに誘われたんで……まあ願ったり叶ったりっすねえ」

世間話も程々に湯舟へつま先をつける。
また何か変な効果がないといいんだけど。
(33) 2022/09/26(Mon) 22:11:37
牧野瀬 幸は、苦笑しながらも後を追って入浴。
(a11) 2022/09/26(Mon) 22:51:33

牧野瀬 幸は、案の定スライム風呂だ!
好き勝手触ってくる!!
(a12) 2022/09/26(Mon) 22:59:38

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#3日目スパの部

「……?」

あっ
 まさか……!」

顔を顰めつつも遅れて事の容体に気づいた、
まだこの会社に入って月日浅めの社員、着々と会社のアレコレに適応しているようである。
風呂の中でまでマッサージはしなくていいんだっつの!

「ちょちょ、いや確かに人選が少し寂しい気はしなくもないけど問題はそこではなくってですね!
 くそ……貸し切りだからって何でもかんでもするっすねこの会社は!」

腿くらいまで浸かってるお湯(?)から凄く引力を感じる。
というか水着のウエスト部分を押さえられていて力任せに上がろうとしたらなんだかとても良くないことになる気がしてならない。
中年男性のあられもない姿は目の前にあるし、色々な意味で絶体絶命だ。
(36) 2022/09/26(Mon) 23:38:56

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#3日目スパの部

「あっ千堂さん!ひっ……ぐ、
 そのネコチャンの如き跳躍力は多分ちょっと危ない!」

忌部さんがズッブズブになられてしまった!
てか二人してこっち助け求めてこないでくれ!
僕も……僕一人でいろんなものが手一杯なんで!!

気分は蜘蛛の糸を登るカンダタの如く。
どうにかしようと一歩ほど近づけば、スライムどものその場に留めようとする力で水着がずり下がりかなり危険域。

よりルーズになった空間に粘液が入り込んでくる始末だ。
(42) 2022/09/27(Tue) 0:12:01
牧野瀬 幸は、望月さん頼んだっす"〜!!
(a15) 2022/09/27(Tue) 0:12:27

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#3日目スパの部

反対に真っ赤な顔で目が合って、すぐさま視線を逸らした。
できればなんとかしてやりたい。押し退けてやってもいい。

「ん゛ッ……ちょっ、と……ヤバいかも」

股が水面についてしまって、液体であるはずなのに何故か柔らかいものに跨ってるような感覚がする。不規則に揺れて、水着の中から前も後ろもずりゅずりゅと擦り上げる。

抜け出すことよりも、これ以上水着を降ろされないように抵抗するので精一杯だ。まとわりつくどころか、埋め込まれているような感覚さえしている。
(45) 2022/09/27(Tue) 0:40:15
牧野瀬 幸は、あっ、別に助けは期待してないけど本当に置いてかれてる!
(a16) 2022/09/27(Tue) 9:46:38

【人】 広報さん 牧野瀬 幸


#3日目スパの部

「んん゛〜〜〜〜〜」

いやいいよ!大丈夫!
急いでどうにかするほうが危険だから!
気にせずそっちで脱出して!という目。

もう立っていられなくて、本当に背中を反り上げた格好で湯ではない何かに跨っている始末。せめて全身いかないように抵抗するので精一杯だ。

「あでも浮き輪は欲しいかも!
 放り投げといてくださいっす!」
(52) 2022/09/27(Tue) 13:47:24

【人】 広報さん 牧野瀬 幸

#3日目スパの部

「本音が出゛、てるっすよ!」


誰にもどうしようもない文句。
僕だってシチュによっちゃそっち側だったろうし。

「も……藁にも縋るとはこのことっすね……
 湯舟で、浮き輪を使うことになるなんて、
ェうッ!?


投げ込まれた浮き輪を掴んだとたん、
何故か素っ頓狂な悲鳴じみた声をあげる。

スライムくんは犠牲者の救出の目途が立ったのを察したのか、本格的に逃がすまいと抵抗を始めたようである!
執拗に内股から股間までを蠢いている様子が湯の外からでも分かるだろう。

「あ、ァ、ちょっと、待って、ヤバいイキそう……!」

忌部さんという獲物を逃したから、
今度のは逃がすまいという意思をひしひしと感じる。
(54) 2022/09/27(Tue) 15:06:08