151 【身内】狂花監獄BarreNwort3【R18G】
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| コツン、コツン。 コツン、コツン。 背筋を真っ直ぐに伸ばし、規則正しく甲高いヒールの音を響かせ定刻の時間丁度にロビーへと戻ってくる。 杖の先、飾られた水晶を柔く撫で。 「――さて、時間だ」 拘束が外れ落ちる音。爆ぜる音。 それらが聞こえても表情ひとつ変えず 居るだけだ。 (6) 2022/06/03(Fri) 21:18:06 |
| サルガスは、音がした方向へ目線を向けたりはしなかっただろう。 サルガスはいつも通り監視台の上だ。 杖を膝上に乗せ、タブレット端末を片手に 書類作業を始めた。 (14) 2022/06/03(Fri) 21:38:00 |
| (a3) 2022/06/03(Fri) 21:38:47 |
| 「……今回の宴の食料を管理しているのは一体誰だ? イタズラならば指導の必要があるな 」 あ! クレームの予感! 一先ず作業のお供に ブラッドオレンジシャーベットvilと フィナンシェvilを頼んでみるとしようか。 (38) 2022/06/03(Fri) 22:28:32 |
| >>41 バラニ きっと宇宙のす〜ぱ〜技術で監視台の上まで届いたであろうシャーベットをスプーンでサク、サクサク……していたが。 「此処では食べづら過ぎる」 それは、そう。 タブレットを椅子に寝かせればカン! と音を立て、シャーベットとフィナンシェを手に君の近くへと降りるだろう。 「休憩も何も、作業を始めたばかりなのだが……まあ、許そう。 一緒に食べるかい? バラニ」 言いながら、空いてるテーブルまで歩いていく。 (43) 2022/06/03(Fri) 22:42:39 |
| (a22) 2022/06/03(Fri) 22:47:17 |
| >>a21 シアン 「L-519、フェリシアン。 酢は飲まなくていい 」 厨房には後で文句を付けるつもりでいるが……一先ずはテーブルに向かう途中で君に声をかけておこう。 飲まなくていいぞ。 (47) 2022/06/03(Fri) 22:50:59 |
| >>44 バラニ 「元気だな」 自分を追い抜いていく姿を目で追いつつ。 困惑顔でセンブリ茶と酢を飲む彼にも声をかけつつ…… そんなこんなで、テーブル上にシャーベットとフィナンシェを並べ、椅子を引いてくれた君へ「ありがとう」と礼を告げてから座るだろう。 「それにしても偏りがすごいな、菓子も飲み物も……」 (48) 2022/06/03(Fri) 23:00:05 |
| >>49 シアン 「もう全部飲んだのか???」 手遅れだったらしい。なんてこった。 「茶はいい、だが酢はそのまま飲むと健康に悪いだろう。 適量を摂るならよいとされているが、それも薄めることが前提の話だ。 嫌悪感が目的でも普通に飲むべきではないぞ 」 「水を用意しておくから、後で飲んでおきなさい」 そう伝えた後は用意された席に座りに行く。 コップ一杯分のミネラルウォーターを申請し、シャーベットが並ぶテーブルの上に置いておくだろう。もちろん、飲むも飲まないも君の自由だ。 (54) 2022/06/03(Fri) 23:15:06 |
| >>51 バラニ 「やはり偏ってるな」 囚人の形をしたクッキーを見て一言。 君さっきも持ってたよね? でもかわいくて美味しい偏りだからセーフかも。 「うーん……どうなんだろうか……?」 シャーベットを食べながら端末に触れる。自分も追加で頼んでみることにした。 ブールド・ネージュvilが届くだろうか。 (55) 2022/06/03(Fri) 23:20:33 |
| サルガスは、偏ってないしかわいくて美味しいのでよしとした。テーブル上に置く。 (a27) 2022/06/03(Fri) 23:22:21 |
| >>56 シアン 「今すぐにという意味ではなかったのだが?」 一気に飲み干す姿を見て、変化に乏しい筈のサルガスの顔が歪む。飲み物ばかりだと辛いだろうから“後でいい”と言ったつもりだったのだ。 タプタプになっちゃわない? 大丈夫? 「君は素直すぎるな……いや、言葉が足りなかったのは私の責任か。 無理して飲食しなくていい、強制する者はいないよ」 (62) 2022/06/03(Fri) 23:38:00 |
| >>58 バラニ 「美味しければ何でもいいんだろう、君は」 はいはい、かわいいね、と。軽くあしらうのはいつもの友人としての距離感だろうか。齧られる囚人クッキーとそれを食べる姿はちゃんと見届けつつ。 「ああ……一つとは言わず好きに食べるといい。 私はこんなにたくさんは食べられない」 す、とバラニの方へブールド・ネージュの皿を寄せる。元から押し付けるつもりだったことは言わないでおこうか。 (64) 2022/06/03(Fri) 23:43:33 |
| >>65 シアン 「……フェリシアン・ソニエール。私は怒っていないよ」 その言葉は咎めるものではなく、小さな獣へと向けた時と同じような、子供を諭すような口調と声色で君へと送られる。 「食をあまり摂れないならば、尚更水分の摂り方には気を使った方がいいだろう。 ……まあ、なんだ。健康面でもそうだが、 君はトリカブト茶や毒物が出てもそのまま飲みそうで怖い 」 (73) 2022/06/04(Sat) 0:10:34 |
| >>68 バラニ 「その理論だと美味しければ輸血パックもいけることにならないか?」 自分で言い出しておいてなんだが、いけることにならないで欲しいと思った。ならないよね? 一瞬だけ不安そうな顔が君を見た。 「……それにしても、本当に美味しそうに食べるな、君は。見ていて気持ちがいいくらいだ」 あまりにも美味しそうに食べるものだから、同じように一つだけそれを口に運ぶ。 ……が、サルガス、食べるのがめっちゃ遅い。 頬張る君とは対照的、ブールド・ネージュを咀嚼し飲み込めば未だ食べ終わっていないシャーベットを再びちまちまと食べていくのだろう。ほぼほぼ溶けてるかも。 (76) 2022/06/04(Sat) 0:30:08 |
| >>74 シアン 「いい子だ」 ただそれだけを言って小さく頷いた。 ……頷いた、筈だったのだが。後に続く君の言葉を聞いたサルガスは、頭を、抑えた。 「……L-519、フェリシアン。 毒物及び飲料でないものの摂取を禁止する。 良くないものでも飲みたいと言うのならば私は止めない。が、そういう話でもなさそうだと私は判断した。……君の考えはどうだ?」 もう禁止した方が早いと思った。 本人が飲みたい可能性を考慮して一応は問いかける形にしているが。 (79) 2022/06/04(Sat) 0:50:24 |
| >>81 シアン 「そうか」 その返答はサルガスにとって概ね予想通りのものだった。ああいう言い方をすれば、君は聞き届けてしまうのだろうと踏んでいたからだ。 「フェリシアン・ソニエール。……誤解のないようにこれだけは伝えておこう。“私”は“君”が心配だ」 そして、懸念が確信に変わったことも確かだ。君は危うい。 看守、囚人など関係なく、サルガスはその従順さを危惧した。 (84) 2022/06/04(Sat) 3:18:10 |
| >>83 バラニ 「今ものすごく間が空いたな???」 君のデコにイエローカードを貼りたい気分になった。 まあ、万が一飲みそうになってもサルガスの監視の範囲内であれば止めにいくだろう。たぶん。きっと。 「私は食べるのが得意ではないからな……一気に詰め込むと戻しそうになる。 バラニはちゃんと噛んでいるのか? 噛む時間を長くするだけで済む話だと思ったのだが……違うのだろうか?」 言いながら、溶けて最早ジュースと称しても過言ではないシャーベットを啜り始めた。ズズッ…… 食べ(飲み)終われば台拭きとおしぼり二つを申請し、おしぼりの片方を君の方へ寄せる。 (86) 2022/06/04(Sat) 3:39:04 |
| >>85 シアン 「……ああ」 これ以上の言及はない。 短く返答をした後は、君がカツサンドを注文し食べる姿をただ見守るのだろう。 ちゃんとしたのが出てきて良かった。 (87) 2022/06/04(Sat) 3:44:31 |
| >>88 バラニ 「美味しくても飲むな、検討するな。輸血パックは輸血に使うものだ。少なくとも我々はそうだろう」 脳内ではもう既にイエローカードを貼りにいっている。きっとキョンシースタイルの君が再生されているのだろう。 「なるほど? その感覚を私が理解することはないだろうが……そうか。まあ、急いで食べて喉に詰まらせなければ、なんだって良いが」 おしぼりは最初に申請しておくべきだったな……と思いつつ自分も手を拭き、君が食べ終えたのを確認すればテーブルを拭いて食器と共に下げさせるのだろう。後片付けはバッチリだ。 (89) 2022/06/04(Sat) 4:45:16 |
| >>90 バラニ 「素直でよろしい」 よしとした。脳内の君のデコに貼られたイエローカードも無事に剥がされただろう。 「滅多にということはたまにならあるんだな? ……まあ、いいか。その調子で私の分も食べてくれたら助かる」 そんなこんなで、片付けも終えたし書類作業に戻ろうと席を立ち。 「あ。…… ……バラニ」 何かに気付いた様子で、監視台に戻る前に君の方へと歩み寄る。 (120) 2022/06/04(Sat) 16:51:34 |
| >>123 バラニ どうかした? と首を傾げ見つめてくる君を見る。正確に言うと君の口元を“見る”。 「ならば丁度いい、早速頼んだ」 言うと同時……よりも、ちょっとだけ早い段階で片手を君の顔へと伸ばし 食べ忘れていたフィナンシェを君の口に直接ねじ込もうとする! 狙いにブレはない、正確に君の口へとプレゼントされる筈だ。 (124) 2022/06/04(Sat) 17:21:22 |
| >>126 バラニ 「…… ……助かった。君ならばそう言ってくれると信じていたよ。また次があればよろしく」 概ね予想通りの反応を見届ければそんなことを口にして、書類作業に戻っていくだろう。 (127) 2022/06/04(Sat) 18:16:15 |
| >>a86 キエ 「…… 風邪、 引きそう」 ロビーの監視台の上、作業の合間にうたた寝している君を認識すれば端末でブランケットを申請し、起こさないようゆっくりとそれを掛けにいった。 (129) 2022/06/04(Sat) 18:34:52 |
| >>131 キエ 用がある訳でもない、すやすやと眠り続ける君をそのままに、サルガスは作業を再開しようとすぐこの場を離れるだろう。 ただ、すれ違うであろう悪戯っ子( >>a87)には 見ているからな。 ……の圧を静かに掛けてから監視台へと戻る筈だ。 (132) 2022/06/04(Sat) 19:39:41 |
| (a90) 2022/06/04(Sat) 19:46:56 |
| >>138 キエ 「最早ある種のテロ行為だな……」 悪戯っ子の悪戯を、ロビーの監視台の上で見ながら頭を抑えていたサルガスは、次に、鼻を、抑えた。 「D-109、キエ。落ち着きなさい。 その悪臭は君の髪に絡まっている花からだ」 対処が必要だと判断すればサルガスは動くが……一先ずは監視台の上からの声掛けだ。 (140) 2022/06/04(Sat) 22:46:39 |
| >>141 キエ はあ、と溜息を吐くと共に監視台から降りる。 コツ、コツ、コツ、とヒールの音を鳴らしながら君の元まで歩いていけば、君の頭に伸びていた手首を掴む。力は強くない、掴むだけだ。 「ほら、そんなことをしたら髪が痛むだろう。 私がやるから、じっとしていなさい」 君が大人しくしていてくれるならば、空いている方の手で花を取り除いていくだろう。とてつもなく臭いが文句も言ってられない。 どう根付いているか見えるから 痛くはない筈。 (143) 2022/06/04(Sat) 23:06:08 |
| >>144 キエ 「君が謝る必要はない」 一部始終を見ていたから誰が犯人かなど分かりきっているが、特に伝えることはせず「何故だろうな」なんて言う。 「……よし、もういいだろう」 取り除き終えた後、もう片手で整えるように君の髪を梳かせば終わりだ。サルガスの手は離れていく。 その後は近くにいるルヘナ( >>146)に、手のひらにある花を見せるだろうか。 「私のものでもないぞ。持っていくかい?」 (149) 2022/06/04(Sat) 23:46:57 |
| >>150 キエ 「どういたしまして」 礼を言われたら簡潔にそう返す。それだけだ。 そしてブランケットについて問われたら視線を移し、ああ、と。 ……特に自分のものだと言うつもりも無かったのだが、聞かれてしまえば答えるしかないか。ほんの少しの間の後に再び口を開いた。 「それは私が申請し勝手に君に掛けたものだ。もう必要ないならばこちらで回収しよう」 (153) 2022/06/05(Sun) 0:12:25 |
| >>152 ルヘナ 「取り除いたはいいがどうしたものかと悩んでいたのだ、欲しいならば譲ろう」 自分には必要ないものだと、君へと渡すのだろう。 その思想を見ていても見ていなくても、サルガスは態度を変えることはしない。 花を持ち、香と共にこの場を去る君を見送った。 (154) 2022/06/05(Sun) 0:16:49 |
| >>157 キエ 礼に対しては再び「どういたしまして」と返して。 君の考える様子を見、言葉を聞けば小さく頷いた。 「……ああ、それならば持っていて構わない。申請したばかりの新品だ、危険物でもないし問題はないだろう」 「好きに使うといい」 (159) 2022/06/05(Sun) 0:35:50 |
| >>161 キエ 「ああ」 短い返答、これ以上の言及はない。 そのまま離れていく君を見送るだろう。 「……臭いがついたな」 尚、サルガスの手袋には ガッツリ臭いが移っている。 顔を少しだけ顰めた後は、サルガスもロビーを出ていくだろう。 (162) 2022/06/05(Sun) 0:58:47 |
| (a102) 2022/06/05(Sun) 0:59:42 |
| サルガスは、メンテナンスに出していた を自室で受け取る。 (a130) 2022/06/05(Sun) 17:29:14 |
| (a131) 2022/06/05(Sun) 17:30:20 |
| ウエディングケーキ騒ぎが起きている間に、サルガスは一人トレーニングルームへと向かった。 扉を閉め、操作盤で室内を 射撃場 へと変更。 「弾道のブレを修正しなくてはな」 言いながら操作を続ける。 的の動く速度は上がり続ける。上がる。上がる。上がる。 やがて ……ピピピ. と響く音、上限に達したようで、これ以上速度は上がらないとそれが告げた。 常人が目で追えるスピードを超えてしまっている。 (209) 2022/06/05(Sun) 17:58:18 |
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