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人狼物語 三日月国


174 完全RP村【crush apple〜誰の林檎が砕けたの?】

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【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ………………。

 もう、そういうとこ、本当、武藤……。

[少し恥ずかしそうに、でも言い淀むこともなく。
常より少しだけ小声で告げられる声に、頷きはできなかったけれど、静かに聞いた。

知ってたよ。
"恥ずかしくない"って言うだろうなと、言ってくれるだろうなと、思ってた。

でも、"萌え萌えきゅん"が言えなかった武藤だもの。

いつ私が"そちら側"の枠に放り込まれてしまうかもわからない……という不安は、これはどうしても消えて無くならないのだろうなと思う。

この怖さはきっと、簡単には消えないのだろうけど。

パフェを食べに行く勇気なんかよりも、もっともっと、ハードル、高いけど。

────でも。]
(185) 2022/09/09(Fri) 5:35:49

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 本当、かっこいいよ、武藤。

 大好き。

[そう告げた直後、武藤が見ただろうものは、右手で自分の右頬を躊躇なく叩いた私の姿。
武藤の腕がまだ肩に置かれてたから、全力でというわけにはいかなかったけど。

今日の分、使い切っちゃったなと、小さく笑う。]

 頑張って……みようかな。
 かっこいい武藤の隣に、かっこよく立って居られるように。

 ……"帰ったら"、服買いに行くの、付き合ってくれる?

[きっと帰るよ。帰りたいよ。待っててね。*]
(186) 2022/09/09(Fri) 5:37:46

【人】 3年生 黒崎 柚樹

―― 天使降臨、その前後のレストランで ――


[救急箱を手に戻っていく朝霞さん >>63 を見送る。

雰囲気、変わった……?

と、思った。

館内の廊下で"レストランには行きません"と頑迷に繰り返したあの空気では無くなっていたから、記憶が戻ったのかな……?と内心首を傾げつつ、心の隅、"でも、何かが違う"という思いも止まらなくて。

だから、松本さんと会話しながらも、天使の姿を認めた後も、朝霞さんと津崎の気配はなんとなく追い続けてしまっていた。]

 ………………?

[ちらりと聞こえてしまった、"場所を聞いて、行った方がいいよ"の声。>>15

ああいう話し方をする人だったかな、朝霞さん。

2人の会話はバス車内でのものくらいしか記憶にないけれど、津崎との関係性が変わったということなんだろうか。

でも、それにしても、武藤あたりと違って、年長者に砕けた口調を向ける人ではない印象だったのだけど。]
(187) 2022/09/09(Fri) 6:30:19

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[彼らの事は気にしつつも、近付いてはいけない空気をも感じつつ。

松本さんに背を押された >>50 私は、でもこの時はまだ武藤の元には近づけずにいて、自分が剥いていた林檎の皮だとか、他テーブルのお菓子の残骸だとかを片付けようと動いていた……んだと思う。]

 ────ッ?……!!

[そこに漂ってきたのは、濃密な甘い、花のような香りの……。
つい、先刻、私が嗅いだばかりの、あの甘く熟れた赤い果実の。

顔色を失って見つめたその視線の先には、横たわる津崎と、津崎に寄り添う朝霞さんと、赤に濡れる幾枚ものガーゼ >>112

私の指から零れたあれはやっぱり幻覚ではなかったのだと、現実だったのだと、くらりと視界が揺れる気がして、私はよろけるようにテーブルに手をついたのだった。*]
(188) 2022/09/09(Fri) 6:31:32

【人】 3年生 黒崎 柚樹

―― 現在・レストラン ――


[どうやら津崎の具合(?)は良くなったようで、視界の端、津崎が立ち上がろうとしているのが見えた。
どうやら一人でどこかへ向かうつもりのようだった >>150 から、近付いて。]

 …………怪我したの?

[端的に問えば、更に端的な、情報の足りない言葉が返ってくる。

怪我とは言わず、"血が出た"と。
それは彼にとっては正しく真実だったわけだけど、どういうことだと私が不審気に眉を寄せたのは仕方のないことだろうと思う。

まあ、問うたところでこういう返事をする時の津崎は甚だしく口が重いということを、私はもう知っている。

だからこちらが聞きたい事を問うた。]

 ……もしかして。
 出てきた血が"林檎"だっりした?

[私もこの傷から、林檎の果汁が出てきたんだよねと、血の滲む絆創膏つきの左手を掲げて見せた。*]
(189) 2022/09/09(Fri) 6:56:14
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a63) 2022/09/09(Fri) 6:57:22

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a64) 2022/09/09(Fri) 7:04:34

黒崎 柚樹は、私!くろさき!!(人の事は全く言えないが)(名前間違えるマブダチとかほんとにまじで
(a69) 2022/09/09(Fri) 9:23:33

黒崎 柚樹は、……ま、いいよ……[津崎の肩ぽむ]
(a70) 2022/09/09(Fri) 9:23:56

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 現在・レストラン ――


[会話を終えた津崎がレストランを出て行き >>149 、目線と手の動きだけで会話した風な武藤がそれを追って行き >>152

武藤と話したいことは私もあれど、なら当然、津崎も武藤と話したいことはあるだろうしと2人の後ろ姿を見送った。

まさか"ミステリアスなオレのトップシークレット" >>163 などというものが話題に上ることになるなんて想像もつかなかったし、聞いていたなら地を這う低音で「はぁ?」と津崎を睨め付けていただろう、失敬な事を津崎が口走ることになる >>171 と知るはずもなく。

まだレストランの空気にはうっすら林檎の香が残っているような気がして、左手の絆創膏に視線を落としていたところ、控えめな気配が近づいて来た。 >>190 ]
(207) 2022/09/09(Fri) 9:37:06

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 朝霞、さん…………。

[なんとなく気不味いのは、痛いことを言われた >>2:240 というのも否定できないけれど、津崎絡みでの後ろめたさもあったから。

あの廊下での一件、血の気を失った津崎の表情 >>2:221 から、ああそうかとうっすら悟った。

津崎にとって朝霞さんは特別な人になっていて──バス車内ではそれは感じなかったから、その後に何かがあったんだろうな、と──、朝霞さんの思いは知らねど、つい先刻まで、献身的に手当て?看病?をしていた様は、津崎を厭うている風にはとても思えなかったから。

表情を取り繕い、どうしたのと小首を傾けた私の前、開いた彼女の口は謝罪から始まった。……というか、徹頭徹尾、謝罪だった。 >>200 ]
(208) 2022/09/09(Fri) 9:37:31

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 や、うん……大丈夫。

 気にしないで?

[投げられた言葉に心が抉られなかったとは言わないけれど。

でもそれは真実を突かれたゆえのことだし、そこは彼女の悪気の有無は関係なく、そもそもこんな、尋常ならざる状況下。

"謝る"という行為は本当に勇気が要ることで、臆病な私はと言えば、武藤に頬を打って貰って、漸く踏み出せたくらいだったのだから。]

 そもそも"許せない"なんて思ってた事でもないし、ほんとに。

 でも言ってくれてありがとう。
 勇気、必要だったよね。

[笑えた、と思う。王子様然の作り笑顔じゃなくて、本気の笑みを。]

 ああ……。
 でも、その"ごめんなさい"に甘えて、
 1つ聞いてもいいかな。

[彼女の胸の裡は知らない。

"支える側になりたかった"、"重荷になるのをやめたかった"という、意外にも強い芯を。

私にとっては、やっぱり彼女は"守られるべきもの"の位置に居る人には違いはなくて。]
(209) 2022/09/09(Fri) 9:39:24

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 朝霞さんに、好きな男子ひとが出来たとして、ね。

 その人に、親友の女の子が居たら、どう思う?

 正直に言って欲しい。

 例えば、2人で御飯に行ったり……、
 その人の家にも行き来してしまうような、親友。

["普通の女の子"にはきっと耐えられないだろう、そんな存在。

我ながら意地悪い問いかけだよねと自覚しながら、今度は笑顔を浮かべずに。*]
(210) 2022/09/09(Fri) 9:40:32

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 やっぱり……ね。

["血が林檎"、知らぬ人が聞けば何なんだというだろうそれを、津崎はあっさり肯定してきた。>>203

視線が噛み合った、津崎の青い眼の奥にどんな思いが過ったのかはわからなかったけれど。 ]

 松本さんも、林檎に纏わる幻覚を見たって。

 仮説だけど……
 "心が揺らいでる時に起こってる気がする"って言ってた。

 私もそう思う。

 見たいと思うもの、見たくないと思っているものが
 見えているのかも……って、ね。

[────だから、気をつけて。

そう告げて見送ろうとすれば、津崎の元に武藤が駆けていったから、少なからず安心したかな。*]
(211) 2022/09/09(Fri) 9:50:39

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 少し未来の屋上で ――


[褒めてる。褒めてるよ。
武藤のその武藤節、誇っていい武藤の利点なのにな。

"褒め言葉と受け取っておこう" >>201 なんて。

口ぶりだけは偉そうに言えるくせ、口から出す言葉にいつも微かな怯えを纏っている、人を傷つけまいと気を張っている優しい人に、せめて届いて欲しいと、私も意図して真っ直ぐな言葉を投げかける。]

 ……ふ、頑張られて、それ以上いい男になられたら、
 私、大変……。

[だってきっと、ますます女子が放っておかないもの、なんて。

そんな軽口を言いかけたのだけど。]
(212) 2022/09/09(Fri) 10:10:19

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[ああ、背が近いって、顔の距離が近いってこと、なんだなあ…………。

見上げる必要も見下ろす必要もないんだな。

そんな愚にも付かないことを思い浮かべながら、私のより余程に優しげな、私のより幾分色素の薄い瞳が近づいて来るのを半ば、ぽかんとした心持ちで受け止めていた。

何しろ慣れてないもので?
というか、初めてだったもので?

記念すべき"初めてのキス"は唇が離れる寸前に瞼を漸く閉じたという、体たらく、だった。

あれだけチョコ好きなんだもの、武藤の唇はチョコの味がするんじゃないかなんて、おかしな事をも考えてしまったけれど、チョコの味ではなかったな。

なんだか、ただただ幸せで。

心の底にはいつだって冷たい石がいくつも詰まっていた風だったのに、それが1つ1つ、無くなっていっているような感じがした。]
(213) 2022/09/09(Fri) 10:11:20

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ────大丈夫。

 私が武藤を幸せにする。

["出来たら"じゃないんだよ。するんだよ。

そう笑いながら見つめ返した先が、なんだかぼやけて見えたから。

浮かびかけた涙を誤魔化すように、今度はこちらから口付けた。*]
(214) 2022/09/09(Fri) 10:11:56
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a72) 2022/09/09(Fri) 10:14:04

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― レストラン ――


[朝霞さんの長く続く沈黙 >>215 に、"ごめん、今の質問、無し"と言うこともできたのだけど。

私の瞳を見つめ返した後、伏し目がちに思案し続ける朝霞さんの次の言葉を待つことにした。

朝霞さんが記憶を失に至った経緯の詳細を、津崎に抱く複雑な思いを知っていたなら、今も、そして時間が経った後でも、聞く事はできなかっただろう問いかけ。]

 ……………………。

 ────そっか。

 うん、ありがとう。
(231) 2022/09/09(Fri) 11:53:54

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[朝霞さんは、"恋愛面での好きな人がいた思い出がない"と言った。 >>216

語る内容はとても綺麗なもの。
"普通は"、"優先するべき"が頭につく、理想の形。

逆説的に、恋情関係なしに異性武藤と須崎と友情を維持していきたいと思っている私の方こそが、疑いようもなく異端であり、慎むべき存在なのだと思い知らされるよう。

正解なんておそらくどこにも存在しない。

けれど、欲しいと。手放したくないのだと自覚してしまったこの繋がりを自分から断ち切るのは、きっととても苦しい事のように思われて。

だから、"普通の女の子"に聞いてみたいと。
思ってしまった。]
(233) 2022/09/09(Fri) 11:54:22

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 答えてくれてありがとう。

 またいつか、聞かせてくれると嬉しいな。

 ────朝霞さんに本当に好きな人が出来て、
 そしてその人に好かれた時に。

[つい先刻までのあの空気。

献身的な所作で津崎の傍らに侍っていた朝霞さんのあの姿は、"あくまで憶測"で語らねばならないものとは違う風に感じられたけれど、本人の心は本人にしかわからないことなのだし。

変なこと聞いてごめんねと、小さな謝罪の言葉を重ねた私は、そっと朝霞さんの元から離れたのだった。*]
(234) 2022/09/09(Fri) 11:54:45
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a75) 2022/09/09(Fri) 11:56:21

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 少し未来の屋上で ――


 "王子様"、だからね。

[そこそこ年期の入った男前だもの、なんて続ける軽口の"王子様"には、もう自嘲的な色は無い。

気紛れで"王子様"に戻ってみようが、きっぱりと辞めてみようが、この人が向けてくれる眼の色は変わらないのだろうから。

艶然と眼を細めて笑ったものの、でもそんな格好つけも結局は崩れてしまって、泣きそうになってしまったわけだけど。

背に回された腕がさっきよりも強く抱き締めてきて、こちらも負けじと武藤の背にしがみつくように力を込めた。]
(254) 2022/09/09(Fri) 13:14:30

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 ────私で良いなら、もちろん。

 子守歌、歌ってようか?

 違うか。
 むしろ目覚めるんだから……ラジオ体操……?

[ラジオ体操に歌なんてあったっけ……と、心の端の痛みは押し殺しながら快諾する。

私が今逆の立場だったなら、やっぱり最後のぎりぎりまで、武藤に居て欲しいと思うから。

でも、そう頼んでくる武藤は、きっと苦しそうな顔になっているんだろうなと察して、わかってるよという風に、彼の肩口に額を押しつけていた。

願わくば、このぬくもりを忘れないうちに再び武藤に会えますように、と思いながら。]
(255) 2022/09/09(Fri) 13:15:27

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………そろそろ、戻る?

[律儀な彼の事、きっとここにいる全員と言葉を交わしておかねばと思っているのだろうし。

まさか自分が最後の1人に近い──あるいは最後の1人そのもの──だったとは知らず、こてりと首を傾けた。*]
(256) 2022/09/09(Fri) 13:15:53

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 少し前・レストラン ――


[こちらが思う以上に真剣に考えて言葉を紡いでくれた朝霞さんをこれ以上悩ませたり追い詰めたりする言葉は投げたくなくて、じゃあねと歩き出した私の背に朝霞さんの声がかかった。 >>242]

 え…………。

[驚きのまま瞬いてしまったのは、彼女らしいと言えば彼女らしい、でも少し、予想していなかったものだったから。

そうか、と笑んで、私もね、と白状したかな。*]
(259) 2022/09/09(Fri) 13:28:59
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a81) 2022/09/09(Fri) 13:32:12

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― 天使が訪れる、少し前のどこか ――


[屋上で武藤と話し終えた、その後。
体感、もう時間はそれほどには残されていないと心の隅で感じていた。

レストランに戻るべく歩く帰り道、辿り着いたレストランか、それとも他のどこかで香坂さんと会うことが出来たなら、これ幸いと話しかけたと思う。]

 おめでとう……と言うのもおかしいかな。

 でも、現実に戻っていく皆をよろしくね。

 一緒に目覚める、"誰かと話していないと死んじゃうマン"も。

["タイガーセンパイ"のことだよ、とくすくす笑う。

起こったのは事故?それとも災害?

ともかく、現実世界はきっとこんなには静かな世界ではないだろうから。
もう既に集まっているだろう、皆の家族や大学関係者、その対応も色々あるのだろうと思うし。]
(260) 2022/09/09(Fri) 13:38:27

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 …………あの、ね。
 次、会えたら。

 ………………メイクの仕方、教えてくれると嬉しい……。

[体育会にも派手目な女子はいるけれど、あいにく仲が良いとは言えないし。

音楽好きで華やかな後輩に、最後、ぽそもそと願い事を申し出た。

なんでと言われたら、理由をちゃんと答える覚悟もしているよ。*]
(261) 2022/09/09(Fri) 13:39:03
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a82) 2022/09/09(Fri) 13:40:17

【人】 3年生 黒崎 柚樹


―― レストラン ――


[朝霞さんと会話を終えた後。
そして、武藤と屋上へ訪れる前。

どこに行くあてもないしと、私はなんとなくレストランの片付けを再開していた。

そこに小泉さんと工藤さん、そして武藤が帰ってきて。 >>264 >>258]

 あ、お茶やコーヒーも"出て"ますよ、小泉さん。

[オムライスやおにぎりが置かれたテーブルに進む小泉さんに、持ってきましょうかと、声をかけたと思う。

と同時、工藤さんのペットボトルの水が少なくなっていたのを見たら、彼女のテーブルに同じ水を差し出しておいただろう。]

 料理作れた事からお察しかと思いますが、
 このレストラン、どうやら"何でも"出てきます。

[お茶やコーヒーも、"水やジュース以外のも欲しいなあ"と思ったら沸いて出ました、と告げながら、首を竦める。*]
(277) 2022/09/09(Fri) 16:35:24

【人】 3年生 黒崎 柚樹


[動き回っていたから、武藤が口にした「くっきー」の単語 >>258 にも気付いてしまった。

武藤の声は良く通る。"作ってもらえよ"あたりも微かに聞こえていて。]

 ……何か作ろうか?

 ああ、えっと、……"ほうれん草ときのこのソテー"。

[すごく具体的なメニューだなと思ったから覚えていた、朝霞さんの好物料理 >>151

松本さんの口から、既に朝霞さんが肉アレルギーということは聞いていた。

アレルギー持ちだと人の手料理とかは不安かな……?と様子を伺うと、嫌がるそぶりでは無さそうだった >>274 ので、なら作る、と動き出す。]

 私が食べたいの。
 お腹空いちゃった。

[遠慮されるようなら、さらっとそう言う。
だって本当のことだし。]

 朝霞さん、バターは大丈夫?
 避けたほうが良い?

[大丈夫だったらバター醤油かな、バターじゃなかったらオリーブ油とにんにくと塩?なんて思いながら。]
(278) 2022/09/09(Fri) 16:46:15
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a92) 2022/09/09(Fri) 16:47:38

【人】 3年生 黒崎 柚樹


 じゃあ、一緒に作ろうか。

 私も、私が食べるの作りたいし、
 他の人もお腹空き始めてるかも。

[朝霞さん >>279 を誘ってキッチンへ。

不謹慎だけれど、キッチンのこの冷蔵庫、自宅にも欲しい、なんて思ってしまう。望むものが何でも出てくるなんて、反則すぎでしょ。

しかも野菜、お昼に食べたレストラン自慢の地野菜そのままみたいで、どれも艶々と美味しそうなものばかりが出てくるし。]

 私、きのこ色々入ってるのが好きだけど……、
 好きなの使ってどうぞ。

[いくらでも沸いて出てくるしねと言いつつ、椎茸、エリンギ、しめじ、えのき、マッシュルーム、ついでに舞茸。
ずらりと並べて刻みつつ、舞茸は料理の色を悪くするから、ごく軽く湯通し、かな。

ほうれん草は……アク少なそうだから茹でずにこのまま炒めればいいか、なんて、生の葉を囓って確かめて。]

 朝霞さんがフライパン使い終わったら、
 その後、肉入りのほうれん草きのこ炒め作るね。

[お肉と言ってもソーセージとベーコンのつもりだけど、それなら出して炒めるくらいなら目の前でやっても大丈夫かな、と首を傾げた。]
(285) 2022/09/09(Fri) 17:16:34

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>288

 朝霞さんもそういう方が好き?

 じゃあきのこ盛り盛りね。

[野菜切るところは共同作業で問題ないよねと手を動かす。]

 わかった。

 じゃあ朝霞さんの作業が一通り終わってから
 こっち作るから、気にしないでいいよ。

 弟が、ね。
 海老アレルギー持ちだから、慣れてる。

[弟は目で見て駄目まではないけど、包丁とかに気を配らなきゃいけないのはいつもの事だし……と、だから、肉を出す調理は時間差ですることにして。]

 豆カレーならお米炊いておいても良い?
 インド米とかサフランライスとかのが良いのかな……。

[料理は、無心で手を動かせるから、好き。

まだこの時は武藤と話が出来ていなくって。
今日で武藤と永遠の別れかもしれないということは、あまり考えたくないことだった。*]
(291) 2022/09/09(Fri) 17:38:37

【人】 3年生 黒崎 柚樹


>>293

[お礼とか、だから必要ないよ、日常慣れてることだから……と、とりあえず材料準備は一段落。]

 ……うん、確かにインド米の用意くらいでいいのかな。

 普通のお米はさっき炊いたのがいくらかは残ってるから、
 一応は選べるしね。

[香坂さんのLINE >>2:318 を改めて見返すと、バターチキンとキーマが筆頭に出てくるあたり、スパイス系カレーが好きな印象。

そもそも工藤さんは手料理は食べられない人みたいだし、残りの男性陣はあれが嫌これが嫌ということは無いんじゃないかなと思いを巡らせて。

そして、私も私で料理慣れしている風な朝霞さんの手際には気付いていた。]

 ……朝霞さんって、一人暮らししているの?
 私は実家だけど、家族の料理作ってるから、こんな感じでね。

[なんとなくだけれど、"箱入りお嬢様"といった雰囲気に感じていた朝霞さん。

一人暮らしとしても、大学1年生の彼女が入学後に始めた風にも見えなくて、こちらが勝手に抱く第一印象というものはあてにならないものだなと思いつつあった。*]
(295) 2022/09/09(Fri) 18:21:17

【人】 3年生 黒崎 柚樹

>>298

 一人立ちか……良いね。

 最終的な目標がそこにあっても、その前に出来ること
 1つ1つ増えていくと 嬉しいものだよね。

[料理はわかりやすく家族が喜んでくれる。

走るのも、成果が出せれば達成感があるし、それはいずれ将来生きて行く糧になるものだし。

  ────でも、じゃあ、走れなくなった私は?


ふわりと浮かんだ思いには気付かない振りを。

そのうちに米が炊ける匂いや、玉ねぎを炒める音などが周囲に漂い始め、先に完成したのが朝霞さんの料理。]

 カレーは鍋ごと出しちゃって、
 "好きにかけてどうぞ"って形で良いと思うよ?

[ここに居ない人もいるしねと鍋運び皿運びは手伝って、そして私は、ベーコンソーセージ大量入りの、ほうれん草&きのこ炒めを手早く仕上げて。]
(315) 2022/09/09(Fri) 19:54:23

【人】 3年生 黒崎 柚樹


  『朝霞さんが豆カレーとほうれん草きのこ炒めを作ってくれました』

  『黒崎は肉入りのほうれん草きのこ炒めを』

[そう手早くLINEに送信したら、小泉さん >>299 にも声を掛ける。]

 アイスコーヒーとアイスティーのペットボトルも
 "出した"ので、良ければどうぞ。

[この献立なら温かいのでもないかなと思いました、と付け加えつつ、再びスマホに指を滑らせて。]

 『松本さん?黒崎です。

 朝霞さんがカレーとか作ってくれて、あと炒め物も。

 お腹空いてないですか?』

[無事通話が繋がったなら、そう伝えておこうかな。*]
(317) 2022/09/09(Fri) 19:55:41
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a109) 2022/09/09(Fri) 19:57:22

3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。
(a110) 2022/09/09(Fri) 20:02:55

【人】 3年生 黒崎 柚樹


>>323

 え…………?

[スマホを耳に当てたまま、目を見開く。
もうすっかり耳に馴染んだ、いつもの気怠気な松本さんの声。

"窓の方を見て"と。

松本さんが、屋上から飛び降りたのは知っている。
そして松本さんが、死にたいと思い続けている人だってことも。

けど、私は、「天使に残されねぇ限り死なねぇよ」と言ってくれたあの言葉を全く疑ってもいなかった。

だから、素直に、]

 あ、あの、松本さんが"窓の方を見て"と、

[す、と指先を森を見下ろす大きな窓に向けて、]
(328) 2022/09/09(Fri) 20:29:50
 




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