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62 【ペアRP】ラブリーナイト【R18】
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視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
[ そんな他愛もないやり取りをするのも心地よくて
たまに悪戯をしかけたりしていれば、
無事に、食事は終えただろうか
一緒に持ってきてもらったデザートは、
冷凍庫に入れておいたので、食事が終わるのを待ってから
取り出して、コトリと目の前に置いた
スプーンで、シャクリと、シャーベットを掬って
口に運べば、甘酸っぱいレモンの味が
冷たく心地良く広がった]
…… 食事が終わったら、少し休みましょうか
[ 少しだけ、この穏やかな時間を楽しみたくて
そんな提案をして、受け入れてもらえるのなら
食事の片づけを終えた後、ベッドで一緒に横になろうか]
[ 隣の温もりを感じていれば、
少しだけ、恋しい気持ちが湧いてくる
この感覚は、よく分からない
人肌恋しいだけなのか
それとも、彼が特別なのか
理解したくて、確認したくて、
抱き寄せて、すりと、動物が甘えるように
頬を寄せれば―― ほっと、小さく息吐く
こうしている私は、今、ミヤビなのか、世永なのか
温もりが、心地良くて安心して]
…… 人を、愛してみたいとは、思いますよ
だけど、人を好きになろうとして、上手くいかなくて
正直、愛し方と言うのがよく分からないんですが
[ ぽやぽや、と眠気に襲われながら、
思ったことをそのまま口にして、
先程の問いの答えを、蒸し返せば、寝言半分に、]
愛せるのなら、
あなた
のような人を
愛
してみたいですね……
[ 子どものように、 へにゃりとした
蕩けた微笑みを 浮かべたまま、
気付けは、寝息をたてていた――]
―――この、いたずらっ子。
[息を切らして全ての個室を見て回り、ようやく見つけた彼に微笑んで。
汗をハンカチで拭ってから、半ば半裸になっている彼に手を差し出す]
いらっしゃい………薫。
[彼のために格好よく次のデートのプランを考えようとしていたのだけれど、もうダメだ。
本当にこの人は、この人だけは自分を自然に翻弄する。
そしてそれに抗えない。
誰かに見られたらどうするの。
お仕置きしますから、と彼を抱きしめて耳元で囁いて。
笑みを浮かべたその唇を、ペロリと舐めた*]
やあ、見つかってもうた。
[汗をハンカチで拭う彼の微笑みに返す笑みは
ご満悦といった処だった。脱ぎ掛けの身にと差し出された手は、騎士の手というには強く、彼の言葉は恋人へ向けたものだった。後輩と先輩の響きではないそれに満足し、身をゆだねるように寄りかかり。
耳元で囁く声に、わぁとわざとらしく返して]
…どんな事されるんやろか。
[どんなお仕置きやろ。やなんて
期待と欲望を目に宿し、唇を舐める舌を追いかけるようにちゅっとキスをして、そうして此方からトイレの扉を閉じ、鍵をかけよう。デートプランを彼が考えてくれていると知れば喜ぶのだが。
今は、睦み合い、お仕置きを受けながら
秘め事のように声を落とし]
でも、これって
お姫様を救出するみたいやったやろ?
[囚われのお姫様が、
つかまって、助けを求める。そんな遊びだと笑いかけ、舌で唇を啄みながら、なあと肩に指を滑らせた。最も、彼以外に肌を晒す気はないのだから自作自演になるのだが。自らの唇で彼に何度も触れ。
愉しげに、滑らせた手で抱きしめる手を導き
自らの臀部へと誘う。
ズボンの中、――下着を纏わぬ其処へ]
なあ、ちゃんと縛っとかな
どこか行ってしまうかもなあ
[自分やったら見つけてくれるやろけど。
何処にも行けないぐらい惚れぬいている癖に、そんな事を口にして緩やかに彼の指先を臀部の奥、蕾の部分にと導く。流石に彼にSMSを送る前に脱いだのであってずっと中に下着を着てなかった訳ではないが。
そんな事など露も知らぬ彼はどう思うだろう。]
はしたない姫様はお仕置きやっけ
―――なら、恋人に も?
[はしたない恋人は嫌いやろか。と首傾げ。
近距離で囁くように問い。それから、好きやろう。と勝手に結論づけて、蠱惑の笑みを浮かべれば、またキスを繰返そう。何度だってキスをしたい。其れは彼とのキスが特別な証。
ぎゅっと片手で背中に皺を作り]
[やからいっぱいいちゃいちゃしよな。と
頭を撫でて膝枕をして、それにエッチなこともして、遊びにいく。そんな普通の恋人関係を話しながら、性的な事に旺盛なのは、恰好いい恋人のせい。愛しい彼にだけ。
――腕で縛られたいとはにかみ]
……な、好きって言ってや
俺はすごい好きやで、やから
[いっぱい言って。と内緒話のように耳打ちを。
自分に甘えたな顔を晒して、頬を染めよう。
幼い騎士さまと向かい合わせだった頃の如く、
純情を赤くのせて**]
[ 色気のないキス、だなんて言ってたくせに
いいもんですね、なんて笑われて仕舞えば、
なんだかくすぐったくなってしまう。
一口食べます?と差し出したどんぶりから
顔を上げたそのとき、唇が重なった。]
ん っ……
[ 先程の戯れのようなキスとは違って、
口内を味わうように差し込まれた熱に、
ぞく、と背が、腹奥が疼くのがわかった。
一度だけなぞった舌が引き抜かれれば、
薄く開いたままになった唇から
短く息が漏れて、なんだか、顔があつくなった。
食事を終えて、休みましょう、と
誘われれば頷いて。流石に片付けは
やります、と申し出てワゴンに乗せた。]
[ 静かな部屋に、胸に、吸わせるように
落とされた小さな声。
「愛し方なんて、なんでもいいんですよ」と
返そうと開きかけた唇は、
続いた言葉に詰まって、喉奥が震えて。
とろけた笑みに心臓が掴まれる気がして。
そのまま大きく鳴り始めてしまう。
右側を下にしてまた、横になったのは
きっと、癖、だから。
そのまま閉じた瞼。
長いまつ毛が伏せられて
静かにその胸が上下するのがみえた。]
───眠らないって、
いったくせに、
[ ふたつとも、約束をなしにしておいて
だけど、それが、嫌な気がしなくて。]
[ 恨言の形をした、甘い声が、
その髪に落ちて、閉じ込めるように
唇を落とした。 ]
[ そんな願いを抱きながら。]
………お休みなさい、雅さん
[ 名前を呼んだその人は、
一体どちらだったのか、それは
己にもわからないまま。
彼の頭を優しく抱いたまま、微睡に
身を委ねて、静かに眠りについた。]
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