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【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ−花火大会− [奇しくも彼女と俺は同じことを考えていたと思う。>>582 花火がみたかった訳では無く、ただせっかくなので思い出作りというか、お互いに行かない理由が無いというのが近い。] いいものを悪くいう程の器量は俺は持ち合わせて ませんしね。 ......褒めて欲しい.........か。 [なんだろう、この可愛い人は。 弱い所がある方が可愛げがあると言ったのは俺だが、ここまでとは思わなくて、思わず彼女を見て笑ってしまった。 黒い浴衣は着れば可愛いというより美しく見えるし、普段の彼女の雰囲気によく似合うものだが。髪飾りと帯の赤色はアクセントとして程よいし、なにより今の可愛らしい立ち振る舞いのギャップというのもとても良い。100点だ。 これ以上言っていると限界オタクになりそうだから自重しよう。] (593) 2020/08/05(Wed) 23:05:23 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[なんて格好つけて言っては見たがどうにもしっくり来ない。まだ意識しないと長年癖になった敬語は抜けなさそうだ。] 俺は.........あなたの笑顔が見たくて来ました。 いや...浴衣が見たくないとかでは無いんですけど。 花火に対するこだわりなんかも無いですし、 強いて言うならもっとあなたのことを聞きたい。 ということで、奢るのでよければ付き合ってください。 [花火まではまだ時間があるから、と屋台の方に指さす。思い出であってもあくまで通過点だから、この先彼女と何処に行くとか、彼女はどんな場所やイベントが好きなのかとか。 未来に繋がる話がしたいと思う。 お供が屋台の食べ物なのは仕方ないとして、俺はわたあめが食べたくて。 でもさすがに良い歳こいた成人男性が恋人を前にして真顔で「わたあめ、ください」とか言ってるのは我ながら恥ずかしい事だった。] (594) 2020/08/05(Wed) 23:07:11 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[花火大会が終わった際の話。 彼女は俺に何を話してくれたのか、少なくとも確信したのは俺の態度は思ったよりも彼女を不安にさせていることだ。 彼女が転ばないように手を引いて歩く中、人が掃けた通りで彼女に向き直る。 もうすっかりその気になっていたけど、まだ俺は彼女に告げてないし宣言もしてなければ確認もとっていない。 自分で言ったことが中途半端に流れるのは、やっぱり嫌なものだから。 夏の夕べには遅いが、俺はまたひとつ彼女に歩み寄る。] (595) 2020/08/05(Wed) 23:07:54 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ−後日の話− [最初に会いたいとSOSを出したのは俺だった。 発端は仕事に行く途中に見かけたカフェ。 とても美味しそうなフェアをやっていた。 別に一人で行ってもいいんだが、どうやらカップルの多いお店のようで、一人で行くのもまた憚られる。 それに、せっかくだから......と、共有したい人が今は一人頭の中で思い浮かぶ。] (596) 2020/08/05(Wed) 23:17:42 |
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