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【人】 模範囚 メサ「───」 号令の直後。瞳が、獣のそれに変わった。同時、脚を一歩踏み鳴らす。 ゴゥン、と鈍い音がトレーニングルーム全体に響く。 震脚──と呼べるほど出来のいい物ではなく、またその目的とも異なる。 そのまま跳ねるように前へ。駆ける…否、跳ねた脚は、未だ宙に浮いている。仮想敵は、地の揺れに上体を一瞬沈めている。 手始めに選んだのは、前方の1体。ダミーの中でも、最もニュートラルな重心、態勢。恐らくはオーソドックスな格闘型。 近づけばそれは、脇を固め防御の姿勢をとる。予想通りだ。その虚弱な一般性も。 「 1つ、 」息を吐きつつ腕を払えば、前に出していた腕はミシ、と音をたててありえない方向に曲がる。 ──勢いに任せて体を捻り、ゴムのように膝下をしならせる。 直後に迫るそれを守る手段はない。 「 3つ、 」脚が人形の頭部に衝突する音と、吹き飛ばされた"ソレ"が壁に衝突する音は、ほぼ同時に起こった。 蹴り飛ばされた頭部は、その軌道上にあった2体の人形の胴体を貫く。戦闘スタイルはわからずじまいだ。 「 次、」 ようやく崩れ落ちる"1つ目"の身体をひっつかんで、続く4つ目、剣術モデルの抜いた刃に刺さる様に放る。 機能を止めた剣士の懐に潜り込み、食用のカニの足を捥ぐように腕を外す。 「いつ、つ──」 視線を向けようとしたところで、その端に獣。 剣士の頭部を支えに、地を蹴り上げて攻撃から逃れれば、下の肉塊は細切れになる。 降りるわけにもいかず、手を突き放し、浮遊。 上空10m強、残りの敵を俯瞰する。 厄介だ、と次の挙動を思案するところ。ここまでが10秒弱。 (63) 2021/10/18(Mon) 2:02:57 |
メサは、結構熱心に育てていた。裏でトレーニングルームとか行ってた。 (a39) 2021/10/18(Mon) 11:58:16 |
(a42) 2021/10/18(Mon) 13:30:35 |
メサは、死と生の挟間の分際でよく食べている。 (a43) 2021/10/18(Mon) 13:30:57 |
メサは、蘇生ポッドの中。 (a45) 2021/10/18(Mon) 17:12:18 |
【人】 模範囚 メサ体組織は、常人よりも筋密度・骨密度が非常に高く、 それ故にその復旧には、人より多くの時間を要した。 蘇生ポッドの中。肉体はそのバイタルの全てを取り戻す。 心臓が鼓動を鳴らし、電気信号が脳に送られる。 ───────何かを、掴もうとしていた気がする。 (104) 2021/10/19(Tue) 16:57:01 |
【人】 模範囚 メサ瞼を開け、翡翠色の視界。 液体に沈んだ身体、張り付けられた医療器具。状況を把握。 深呼吸、吸って、吐く。 計測器が彼の復活を知らせ、死に由来した拘束を解く。 ここまで、意識を取り戻してから6秒。 けほ、と咽せ返りつつ、足早にロビーへと向かう。 (105) 2021/10/19(Tue) 17:03:48 |
メサは、元気! (a49) 2021/10/19(Tue) 17:06:27 |
メサは、手をふり返した。相変わらずの剛力だ。 (a51) 2021/10/19(Tue) 18:48:14 |
【人】 模範囚 メサ「拙とした事が、死んでしまいましたね… 死ぬのも生き返るのも初めてで手こずりました、戻るのが遅くなりましたね」 初めての死、そして、生。 ここであった出来事は…確かに残っている。 死の淵で伸ばした掌を開け閉めしつつ。 「時間がありません、終わるまで…遊びましょう!」 (111) 2021/10/19(Tue) 19:54:03 |
メサは、再びマウンドに立つ。その背に1甲おろしを響かせながら─── (a52) 2021/10/19(Tue) 20:59:05 |
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