125 【身内】実波シークレットパラダイス【R18】
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宗崎
「う〜ん……
撫でてもいいけど、俺は人として生きているから。
あんまり狐扱いされるのも複雑だ」
らしい。ちょっとは距離を気にしてくれ!
それはそれとしてちょっと頭を下げた。撫でてもいい。
#男子会「うははは、
累覚悟!!!
」
枕を片手に臨戦態勢だ。
悪ガキ二人である、誰か止めたほうが良い。
#男子会「あ〜?覚悟するのは棗ちゃんの方じゃんね?
ちょっと運動神経良いくらいで俺が負けるわけないじゃん
」
別にそんな事はない。
中身が中身でも身体能力自体は一般的な男子高校生相応だ。
もっと言えば運動部でもないし。
手近な枕をひょいと手にとった。いつでも応戦できるぜ…
#男子会「なにおぅー? 神様ったって今は普通の高校生だろーがってばよ!
うおりゃ! 雪合戦で鍛えた投球だー!
」
累に向かって枕を――――投げた!
命中力:
51
#男子会「あっ、鷗助もう寝るのかよー、早くねぇー?」
つか、壁でかっ!!
#男子会「おっそうだな〜棗ちゃんも今はお嬢様じゃないもんなあ?
なら俺くらいどうってことないよなあ!」
ほどよい感じに投げられた枕を……
回避:
50
#男子会「
ぬるいね……
」
紙一重で当たった。よかった。
「まあこれは一発くらい当たってやろうって俺の温情だし?
どっちかって言うとやり返すのが性に合うしさあ?
おら!報復!」
命中:
94
#男子会「当たったくせに何いってんだ!」
「はぁー? 俺に隙なんてありませんけどぉー!!」
なんていってると豪速球が飛んできた。
何処からどう見ても隙だらけだ。
回避:
50
| #女子会「時間が合わないのは仕方ないと思うわ」 一人で過ごそうと思えばいくらでも過ごせるタイプなので、あまり気にしていない。 (59) 2022/02/01(Tue) 21:44:58 |
#男子会「クソッ……こいつ魔球を投げやがる……」
雪玉と同じく顔面で受けた。
枕で良かった。
#男子会「枕が上下左右に飛び交っている」
上と下は多分飛び交ってはいない。
#男子会「や〜い当たってやんの〜」
枕を顔面に受けし者を指差して笑っている。
自分も当たったくせに。
「あ、観戦席の鷗助ちゃん見てる〜?
ナイスアシストだったぜ〜」
いえーいピース。
#男子会「くそがよ」
顔面で受けた枕を拾いながら、累をジト目で見て、それから布団にダイブした。
まだ寝ないがゴロゴロしながら話すのもいいだろうしと思っている様子。
「そういえばさぁ、結局誰か混浴入った奴とかいるの?」
#男子会「
クソがよ。
冷たいな鷗助ちゃん…俺とは遊びだったって言うわけ…」
防波堤の向こうからにしては良い軌道の球(枕)だ。
これは……
回避:
16
#男子会「あーダメだこれ」
当然ぼすんと顔に当たった。ダメだこれ。
「くっそ〜立て篭もられちゃ反撃できないじゃん。
いや諦めるのはまだ早い。
俺ならできる……そんな気がする」
防波堤が単に敷布団や毛布を積み上げただけのものなら、
枕を上から投げ込めばなんとかなるはず。
そんな希望的観測もとい願望のもとに枕を夜川兄の方へ投げた。
これは確定で適当に防いでも大丈夫。
命中:
73
| #女子会「私は…………無いわね。ええ、無いわ」 THE・陰。 「戸森さんは堂本さんとは何もないの? 連日二人で汗をかいてるのに? 」 (69) 2022/02/01(Tue) 22:17:30 |
#男子会「全員命中じゃん。
全然避けらんねぇのな」
鷗助もまた顔面キャッチするのをみて笑い。
「行ったんだ。あんまりって事は誰か居はしたの?
すーげ、度胸あるよな」
#男子会「っしゃおら。はい全員相打ち〜」
全員一勝一敗に持ち込んだので総合的に見て引き分けだ。
プロレス?
「混浴ねえ。
別に行く理由も無かったから行かなかったな〜俺は」
第一次枕投げは一度終戦したようなので、おわり。
枕拾って適当な布団のとこに座った。
#男子会「累の場合は、性欲だの恋だのよりまず人の心勉強中だもんな……」
学ぼう、人の心。
「鷗助は結局どーなの。
血のつながらない妹とひとつ屋根の下になるとか、改めて話して緊張しそうとかねーの?」
#男子会「お、新人が来たぞ、新人」
投げてやれ投げてやれ!
さっき当てられた枕を持つ。
「ん、つーか、見ない顔だな? 名前なんてーの?」
#男子会「いらっしゃい♡
枕が欲しけりゃくれてやるよ……
」
新たな挑戦者を見てス……と手近な枕に手を伸ばした。
勿論投げるべく。お断りするなら今のうち。
「累10才児だから難しい事わかんな〜い。
だから難しい話は二人に丸投げするとするぜ」
#男子会今日は省電力なのか、のそのそと自分の布団にたどり着いたらそこに転がった。
「軟弱」
「俺は何だか男も女もみんな距離が近いから、
この頃は意識することも少ないな。」
狐的に人間はアリなんだろうか。
そもそも人間一人を想い続けて妖狐になったから、種族の差は些細なものなんだろうか。
#男子会「よし受け取ったな〜?バッチリやる気と取るぜ?
そんじゃ先手必勝で行かせてもらう
」
宣言ののち、宗崎の方へと今度はそれなりの速度で枕をそい!
さっき投げたものと違って受け取りやすさは考慮しない。
なぜならこれは……枕投げだから。
命中:
24
| #女子会「私に告白するような物好きがいたら、 まずは正気を疑うわ」 自分を客観視した結果。 (78) 2022/02/01(Tue) 23:00:49 |
#男子会「ふ〜ん、これについて来れるなんておもしれー新入り……」
案の定だった。
そして返す刃で元気に投げられた枕を……
回避:
40
#男子会「あ"」
顔面で…………
受ける!!!!!!!!!!!!!!
「やるじゃん……」
華麗な投球にしっかり称賛を送った。
それも枕投げニストの礼儀だ。
#男子会「避けるし当てるしもしやこの中で一番手強い感じ?
あ〜平気平気、
なぜなら俺は強いから
自慢じゃないが顔で受けるのはこれで三回目だぜ…」
男子高校生たち、もしやノーガード戦法気味?
#男子会「あーなるほど?
さっきの偉智センパイのよくわからんLIMEはお前の事だったのか」
納得したように頷く。
「俺、堂本棗!気軽に棗って呼んでくれていーぜ、よろしくな!」
#男子会「いいね。ゆくゆくは枕投げで世界取れるかもしれないぜ」
枕程度ではへこたれない強靭な顔をしており、偉くなった。
それはそれとして適当な事を抜かしながら
ありがたく飴ちゃんを一つ摘んだ。やった〜。
| #女子会「わくわくさせてくれるような相手ならね。 私の学校にはそんな相手、見当たらないけれど」 彗からの問いかけには肩を竦めて。 恋愛なんて本の中でしか知らないような事で、 大抵の本では胸躍る出逢いが待っているため、 無意識に相手へ求めるハードルがぶち上がっている。 (87) 2022/02/01(Tue) 23:31:11 |
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