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人狼物語 三日月国


170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭

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 怖いならさ。俺も行くから。
 ……俺もちゃんとご両親に挨拶とか、
 したほうが良い、気がするし…。


[壊れたとしても、真実だったとしても。
それを知った時、俺が受け止めてやれる今なら。

どうか向き合ってみてほしいと
細やかな我儘を告げて……。

それがどうなったか、は、また別の話。]



[ 俺の気持ちが筒抜けだった?
  ははっ、いいよ!
  だってこれから伝えるつもりだったんだから!

  フライングしただけ
  受け止めきれなくたって良いんだ。
  多すぎると溢れてしまうのは分かってるから。

  俺を知ってくれて嬉しいよ。 ]

 



[ つらいこと、痛いこと
  俺どうしても君の前では良く見せたくて
  隠してしまうから


  だから  
  君の歌で埋めて欲しい。

  胸を貫かれるなら
  君の歌がいいな


  
だって痛くはないでしょ?


  君がいろんな表情を見せてくれるのなら
  俺もこれから君に見せる顔に変化が
  出てくるのかもね。 ]


 



[ 海の中で歌えるなんて
  普通じゃないこと。
  貴重な体験したと思わない?

  もしかして溺れて混濁した意識でみた
  まやかしかもしれないけど
  二人で見たのならそれは真実。


  見えなくなった小指を繋ぐ糸も。
  ひっぱったら君の指が引かれたり、しないかな? ]

 




[ 部屋に戻って、一人静かに
  長く、息を出す。
  肩の力を抜いて。 ]


  
♩〜
〜♫
〜ー
 
♬ーー……



[ 何の歌でもなく
  どこかで聞いたフレーズ
  好きな旋律を組み合わせて口遊む。


  久しく歌っていなかった。
  宵稚に会うと歌が身近になる。

  
俺の音の世界は君だから。 ]


  

 ………。

[脱衣所に立ち尽くす。

聞こえてくるのは、自身の呼気と、
アイツの小さな歌声。

目を閉じて、左手を耳に添える。
ずっとだって聞いていたい。俺が取り戻した「音」。
身体は触れていない。でも、

俺はいまソレに「
触れている
」んだ。

海音に触れられるだけで、安心する。
落ち着く。緊張が抜けていく。

俺の世界にお前おとが満ちる。]


 [ 緊張の抜けた身体に、残るのは熱だけ。 ]



 [
陶然として、上瞼を緩く開いた。


  ―――
その目で、お前を捉えるんだ。
]*
 
 
 


 ─ 回想:海岸で ─


 ………どうなんだろう
 
わからない


 真実本当のことを知ることが怖くて
 今まで逃げていたんだ

 引き止められなかったから
 俺を追いかけてくることはなかったから
 そうなのかなって勝手に思ってしまって

 でももしかしたら向こうも俺と同じだったのかな
 だって俺たちは親子なのだから
 思考ももしかしたら似ていたのかも


 
[ 今まで避けてきた。
  1人ではこれからも向き合えなかったかもしれない。
  でも、君が一緒なら……。 ]

 



  うん、1人は怖いんだ
  もし、想像通りだったら

  おれ、ほんとうに……すてられてたら

            みはなされていたら



  
泣いてもいいかな



[ 君の指を一つ掴んで。
  だって勇気なんて俺にはないから
  自分のことになると全然ダメ。 ]

 



  向き合う時が来たのかも
  一緒に……俺さ
  隣に宵稚が居てくれたら
  なんでもできそうな気がするんだ。だから……お願い

  
俺に勇気をちょうだい 



[ それは海でも星でもなく
       君に願ったこと。 ]**


     ( 君の隣に居たい。いつまでも。 )


 



  
─ 歌を届けよう ─



[ 祭りが終わって
  所謂恋人同士になった俺達。

  今でも夢のようで
  まだほわほわしている。

  朝、君が横で寝ていると嬉しくて
  朝、君がいないと
  挨拶したくなって

  いつもの日常が
  全然いつもとは違うんだ。 ]






  宵稚は、
  曲をこれからも作りたいって思う?






  俺は作って欲しいし
  それに夢ができたんだ!

  君の作った曲で
  2人で歌ってさ

  
君の曲を世界に広めたいんだ!

  
……世界は大きく出過ぎたかな


  誰の為の曲でもない
  君と俺の為の曲

  伝えたいこと、たくさん込めてさ!

  1人でも多くの人の耳に
  入って欲しいって思うよ

  それくらいの意気込みってこと!





[ 君がまだ、曲を作りたいって
  思ってくれているのなら  
  この夢を語ろうか。

  2人の歌が
  君の歌が
  誰かの耳にとまる

  2人でデビューとか
  会社を作ったりとか
  そんな夢を語りたいけれど
  冒険するには少し現実を知りすぎてしまった。


  だからどれがいい?どうしたい?って
  君に聞くんだ。

  2人の未来だから
  やりたいことをやるには
  まだまだ俺達は進めると思ってる。 ]

 




  一つ、これだけはやりたいんだ
  2人で曲を作ること

  
君の両親に宛てた曲

  出来たら2人で歌いに来よう


 



  毎年お祭りの日には必ず

  でも君が両親に会いたくなったら
  いつでも行くよ、俺も一緒に居てもいい?
  朝でも夜でも夜中でも

  俺はいつでも付き合うよ

  君の両親は君をいつでも見守ってくれてる
  それに、この村に帰ってきたら
  出迎えてくれてそうだよね

  より近くなれるっていうか
  君が、君の家族が少しでも多く会えるようにって
  俺は思っちゃうんだ

 



[ これからのことを考えて
  まず真っ先に思ったこと
  でもこれは俺の思いだから
  君の考えも聞いてそれで決めたいんだ。

  未来の約束
  頼りにしたいし俺も頼られたい
  繋がった糸は俺らを結んで
  
  でも糸よりも前から俺たちは繋がっていたんだ。 ]**




              あと、もしよかったら
              宵稚と一緒に住みたいです
              
離れたくなくて……


             (どこまでも欲は尽きなくて
              その一つを君に小さく囁いた。)

 

 っ〜〜…!!


[『理性』おれが、お前に、縋る。
水が溢れて、とめどなく落ちる。

俺にはもう救いきれない水の中に、
俺がどこかに流されてしまいそうだと、

縋って、求めて。………お前ごと引きずり込む。]


 俺にも、聞かせて。
 俺しか知らない『音』

 大好きだぜ、海音。


[屈んで、もう一度耳元で囁く。
 
 愛されてばっかりじゃ、嫌なんだ。

  お前も、沈んでくれよ、少しくらい。]

―回想:浜辺にて―

[思えば──。
俺達が小さい頃からお前の親の顔を
殆ど見たことがなかった。覚えてなかった。

鳴海家というのが、如何にこの村の伝承に囚われ、
何か役割を持っていたとして、
それが「理由」で忙しかったのだろうか。

とかく、送り迎えは、俺の両親が
「ついで」で、見てくれていた。

海音に対して嫌な顔なんて少しも向けていなかった。
親父やおふくろからすれば、その頃から、
二人目の息子、位に思っていたのかもしれない。
]


 …そりゃ、あり得る。

[伝承云々に関しては、改めて考えると、
海音自身どこか諦観しているように伺えた。

 『鳴海の家だから、しょうがない』

親子共々そう思っていたのなら。
いずれ訪れる『別れ』が見えていれば。

必要以上の愛情を向けるのは、
自分自身も、相手も、苦しいのだろうか。
……それは、当人達にしかわからないのだろう。
俺が直接口を出すものでは、無い。

……無い、けど。
当人たちになら、溝があったとして、
埋める事は、出来るかもしれないから。]

 お前と同じ様にさ、
 いつか来る『終わり』のせいで、
 お互い、避けてたんなら。

 それこそ、全部終わったんだ。
 もう、お前が伝承に縛られる事はない。

 縛られていたって、俺が何度でも連れ戻す。


 
 だからさ。
 ちゃんと生きてて、元気してるよって。
 顔、見せてやりなよ。

 見捨てていたならともかく、
 そうじゃない・・・・・・なら、きっと、
 子供に対して『愛してる』って言えるなら…
 親なら、言いたい、と、思うんだ。


[空想、妄想、身勝手な、理想。
それでも、可能性がゼロではないのだから。

それが海音の新しい『幸せ』の種となって、
いつか花開く事が出来たらと願い。]

 ……。
 寧ろ。泣いちゃいけない、なんてさ、
 誰が決めたんだよ。

[弱々しい手の平の力に、ただ、動かさない。
あんなに『頼れる海音』だけど、一人の人間だ。

人が、嬉しい時に笑うのは普通で。
悲しい時に泣くのは普通で。
怒る時に怒るのは、普通で。

海音は、俺にとって特別な存在だ。
でも『特別な存在』であるだけの、普通の人間。]

 幾らでも。
 ワーッ、って泣いて、
 ワーッって、酒を浴びるのも悪くないな。

[そのひととき、ひとときに、俺が側にいてやって。
悲しみが、笑顔に変わる瞬間に立ち会いたい。

俺がお前の悲しみを埋めて、
笑顔
にさせてやりたいんだ。]

 今も、いくらだって怖がれよ。
 『それでも俺に会いに来てくれた』みたいに。

 お前なら、それが出来る。
 一番頼りになる保証人だろ?

[俺がお前に声をかけるのも、相当勇気がいったのだけど。
きっと、お前だって、同じようなこと、思ってただろ?

俺のことばかりじゃあ、なくて。
お前の全てに、
どうか後悔の無いように。]**

 
 
 [その問に、俺は迷わず、躊躇いなく。
 当たり前のように答えていた。]

  当たり前だろ。
  *海音が聞いてくれる限り、ずっと作るさ。*
 
 



[ 君の瞳に映る俺。
  その瞳に俺は弱いんだ


  だって、ずっと求めて欲しかったものだから。 ]


 




  ね、宵稚
  俺も、俺も
大好きだよ


  蕩けるくらいに君を愛して
  俺を刻み込みたい


  息、止めないでね
  君の『音』
  誰も知らない音を俺にも聞かせて

  俺の音はもう君に漏れてしまったから

  もっと、もっと聞かせて


 


  ─ これからのいつか ─ 


 

[ 俺の夢、まだまだあるよ。
  もし俺が声優として売れ出す、
  なんてことがあったら
  俺は君の歌を歌わせてもらうんだ。

  むしろ君の曲以外はお断り!
  それくらいのこだわりが持てるくらいに
  有名になってみせるんだ! ]


 



[ 俺は君が君自身の曲として
  世間に伝わって欲しいから。

  君がそれを望まなくても
  君は認められるべきだって俺は思うよ。

  だって世間って結構見てるんだ。
  俺が気がついたように
  いつか聞き手は気付くよ。

  君の曲の癖
  隠しきれない曲への想い

  君の音楽への愛

  俺が何かする前に
  きっと君は世間に見つかる。

  
世界が君を見つけてくれる。
 ]


 

 




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