170 【身内RP村】海鳴神社の淡糸祭
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……。
寧ろ。泣いちゃいけない、なんてさ、
誰が決めたんだよ。
[弱々しい手の平の力に、ただ、動かさない。
あんなに『頼れる海音』だけど、一人の人間だ。
人が、嬉しい時に笑うのは普通で。
悲しい時に泣くのは普通で。
怒る時に怒るのは、普通で。
海音は、俺にとって特別な存在だ。
でも『特別な存在』であるだけの、普通の人間。]
幾らでも。
ワーッ、って泣いて、
ワーッって、酒を浴びるのも悪くないな。
[そのひととき、ひとときに、俺が側にいてやって。
悲しみが、笑顔に変わる瞬間に立ち会いたい。
俺がお前の悲しみを埋めて、
笑顔
にさせてやりたいんだ。]
今も、いくらだって怖がれよ。
『それでも俺に会いに来てくれた』みたいに。
お前なら、それが出来る。
一番頼りになる保証人だろ?
[俺がお前に声をかけるのも、相当勇気がいったのだけど。
きっと、お前だって、同じようなこと、思ってただろ?
俺のことばかりじゃあ、なくて。
お前の全てに、
どうか後悔の無いように。]**
[その問に、俺は迷わず、躊躇いなく。
当たり前のように答えていた。]
当たり前だろ。
*海音が聞いてくれる限り、ずっと作るさ。*
[ 君の瞳に映る俺。
その瞳に俺は弱いんだ
だって、ずっと求めて欲しかったものだから。 ]
ね、宵稚
俺も、俺も
大好きだよ
蕩けるくらいに君を愛して
俺を刻み込みたい
息、止めないでね
君の『音』
誰も知らない音を俺にも聞かせて
俺の音はもう君に漏れてしまったから
もっと、もっと聞かせて
[ 俺の夢、まだまだあるよ。
もし俺が声優として売れ出す、
なんてことがあったら
俺は君の歌を歌わせてもらうんだ。
むしろ君の曲以外はお断り!
それくらいのこだわりが持てるくらいに
有名になってみせるんだ! ]
[ 俺は君が君自身の曲として
世間に伝わって欲しいから。
君がそれを望まなくても
君は認められるべきだって俺は思うよ。
だって世間って結構見てるんだ。
俺が気がついたように
いつか聞き手は気付くよ。
君の曲の癖
隠しきれない曲への想い
君の音楽への愛
俺が何かする前に
きっと君は世間に見つかる。
世界が君を見つけてくれる。
]
[ 俺の家族のことはどうなったかって?
海鳴村に来ることが
俺も宵稚も増えた。
これが答えになるんじゃないかな。
できた溝はすぐ埋まらないだろうけど
言葉があるのなら
伝わるし
伝えられるから。 ]
[ 宵稚の家に住むことになって。
君の実家にも
一緒に掃除に行ったりね。
俺だってお世話になってたんだから
なんて言いながら
宵稚の部屋のベッドで寝たりして。 ]
[ 俺の耳に当たり前のように響いて
血のように身体を巡って
心臓を揺さぶって
煮えたぎるんだ血潮が
綺麗な音、自然の音
寂しい音………全部全部君の音
……好きだよ全部
今は聞こえるから。
]
[ これからも後悔すること
上手くいかないこと
沢山あると思う。
そういう時は歌を歌おう
君と一緒に
君と繋がる音を響かせよう。 ]
[ 何より君が作り続けてくれるのなら。
その答えを聞けたら俺は
]
歌って
聞かせて
俺の好
きな音
君
の奏でる音
海が綺麗だね
[ いつかの月の綺麗な夜
曇っていても
海が見えなくても
俺はこの言葉を君に言うよ ]
(俺は君に溺れています)
宵稚、俺は君が好きだ
好きだよ
(ずっと、君だけを愛している
これまでも、これからも)
伝え続けよう
言葉で、歌で
俺達には声があるから
君の願いのその先を、俺は叶えたい
2人でならいつか叶えられる
[ それでも
貴方の姿を見ることが出来るのでしたら
淡となって良かったのかもしれませんね。
わたくしの見えている姿が
見たい姿を映し出した形だとしても……。
個の集合体のあなた達
誰かの願いの中にもしかするならば─────。 ]
海鳴神社の鳴く音よ
波の音と混ざりあえば
ここではない世界へと誘う
提灯の色に気をつけて
赤はこの世、黒は隠り世
そこは禁じられた宴の席
素顔を見られてはいけないよ
名前を知られてはいけないよ
願ってはいけないよ
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