23:12:52

人狼物語 三日月国


176 【R18】実波シークレットパラダイス外伝【身内】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


「牧野瀬さん、ですね」

引いた紙をホワイトボードに貼り付けに行く。
昨日同室だった彼が選ばれたようで。

「……問題なさそうなら、彼で」

と、2人に小首を傾げて視線を送った。

忌部

「はは……酔いつぶれると自制が効かなくなるんですよ」

ファミレスくらいならまだいい。
バーだったりちょっといい食事を出す店となると料理の説明をしてくる店員がいる。
そんな所で我慢できなくなるような事になるわけにいかない。
それでなくとも既に失敗してる男なのだ、この男は。

「でも、感謝してます。
 俺やることがあるんで、今日はスパには行かないと思いますが……
 後で愚痴でも聞いてください」

そう言って、あなたが予想した通り
人気のない場所に向かっていく。
今はまだ、自分で考えなければならない段階なのだと、そう思った。

部屋で”   ”を書いた。

 望月

一度部屋に帰って、しばらくして。
ようやく独りになって、やるべきことをやって外を見ると、泳ぐだけの普通のプールで泳ぐ男性の人影が見えた。

「……あれは……」

遠く彼でもわかる大きな体躯に纏めた長い髪は、いつも顔を合わせている課長のものだ。
少し考えて部屋を出ると、いつかのようにその姿を追いかけプールに向かう。
富武がいつでも水着にはなれるような姿でそこに現れたのは、あなたもそろそろプールから上がろうとか、休憩しようとか思うくらいは泳ぎ始めから時間が過ぎていたことだろう。

「何、してるんですか」

皆とスパにも行かずに。とまでは言わず。
そう声をかけた男の顔は、やはりあまり表情はなかった。

「…………んぁ。
 すみません持ってきて頂いた実波チキンが美味しくて」

「話等気を使ってくださり有難う御座います。
 そうですね……あの、この、旅行が終わっても少しでも忘れないでいただければ……仕事をやめるのが濃厚になっていますので、ええ。連絡先消さないでください」

切実な声と共にご馳走さまでした、と唇と指をウェットティッシュで拭い。
なんの話だったか。

「次は確か広報の彼ですか、問題ないですよ。
 気が利いていて優しい人ですよね。
 ほとんど触れあえていない部署の方なんで気になってはいたんです」

どこかの時間帯。
張り出された部屋割りを見た。

「……………えぇ…………」

常に落ち着いてたはずの男も、困惑を隠せない。

少し離席をしてからまた戻ってくる。
誰がいるかわからないが、せっかくなのでデザートでも冷蔵庫に入れておいた。実波アイス。

「……今日ここで寝たらダメですか……。
 猫耳猫尻尾つけてる営業さんと、……………係長ですよ?
 何をしてもエロい目で見るに決まってるじゃないですか」

「このままじゃ猫になってくれませんかって口走ったことによるセクシャルハラスメントで捕まる――――富武さんは何で興奮するんですかって聞きそうになってしまう。ロボ太、僕を助けてください……」

今日はがりごり氷を噛めるオレンジフィズを持ち込んでいる。

【人】 経理課 望月 ロビン

>>+14 富武
「や。富武クンの方こそどうしたんだい。
 僕はスパに集合するまで、手が空いたから身体を動かしていただけだよ」

ポニーテールを動かないようにしっかり留めた金髪は今は水に濡れて落ち着いている。
普段は緩くカーブしている前髪を掻き上げ、声を掛けて来た人物のほうを見た。

「……なんてね、偶然見かけたなんて顔じゃないな、それは。
 大方僕に話があるんだろう? 僕もキミと話をすべきだろうと思っていた。
 上がるよ、仕事の話はもうちょっと落ち着いた場所でした方がいいだろう」

白々しく吐かれた言葉はすぐに訂正され、はっきりとした声に取って代わられる。
何が言いたいかなんてのは、振る舞いや顔つきでわかっている。
それならば自分も、それにふさわしい対応というのをするのが良い。
タオルを取って軽く身体を拭くと、折りたたみ式のアウトドア用の机を広げた。
座る椅子こそその辺りからとってきたアルミの椅子だが、視点高度さえ確保できれば十分だ。
(29) 2022/09/26(Mon) 20:06:32
どうやらかなり取り乱していた鹿籠も落ち着いたらしい。
実波チキンを食べる様子に静かに息を吐き出した。

「いえ、美味しいなら良かったです。
……それから、うちは2人を忘れることは無いです」

そこは問題無し。連絡先は……元々知らない?
とはいえ何も言わずに頷いておくことにした。

「ん、ありがとうございます。
あとは緑郷が問題なければ彼にします」

気になっていた、というのはなんというか。
この企画においていい事なのか悪いことなのか。

優しい人だからこそ性癖、そっとしておく方が。
とは思うけど、そんなことも言っていられないのが現状。

鹿籠が離席している間も、雲野はここに居た。
アイスを冷蔵庫に入れる様子を見てお礼をひとつ。

「………うちは緑郷と同室なんで、問題はないんですけど。
えっと、そうですね。……寝てもええんやないかと、思います」

それが社長的に許されるのなら。存分にここを使って欲しい。
あまりにもあまりな部屋割なのでいいと思う。本当に。

……緑郷と同じ部屋で良かった


あまりにも素直に話すことを辞められなくなった鹿籠に胸中で何かを思いながら、もういっそうちらの部屋に来て
うっかり
眠ってしまえばいいのでは?という気持ちになったとか。


「緑郷も鹿籠さんの事も雲野先輩の事も忘れませんよ!
 まだそうと決まったわけじゃないですけど……
 もしお仕事を辞める事になっても、ならなくても
 皆さんがよろしければまた遊びに行きましょう!」

性癖暴露大会の本会場はもはや送別会のような雰囲気に。
これが本当に送別会になったとしてもそうでなくとも、
この旅行の後もまた三人で集まるというのも楽しいだろうな。

「それから、はい!
 本日は牧野瀬さんですね!緑郷も少し気になっていたので、
 またまたちょうどいい感じです!くじも空気読みますねえ」

それはそれとして、次の標的には二つ返事で了承を返した。
身も蓋もない話、この狼は全員気になると言えばそうだけれども
敢えて彼にも言う辺り榑林とはまた違う理由らしい。

「? はい、緑郷も雲野先輩と同じ部屋で嬉しいです!
 鹿籠さんとも同じ部屋だったらよかったんですが……
 三人でここにお泊りしたら流石に怪しいですよね〜」

人事課の事務員は地獄耳。
ぽつりと零した雲野の呟きに笑顔で賛同しつつ、
既に部屋割りが男女混合である事の違和感はログアウト済み。

望月 ロビンは、三日目の部屋割りもきちんと男女で真二つに分けて、皆のために取り計らいはした。
(a13) 2022/09/26(Mon) 23:32:41

【人】 経理課 望月 ロビン

#3日目スパの部

朝の遊泳を終え、頭も身体も適度に疲れさせた後。
存分にスパの効用を味わおうと、改めて施設に入り更衣室に立ち寄る。

先見隊よりかは遅れていったのだから、当然すぐにはたどり着けないし、
そもそも何処から回るか、なんてのは聞いちゃいないのだから間に合いもしない。
先にちょっと別の施設にでも浸ってからにしておこう。
例えば高濃度炭酸泉とか。
(37) 2022/09/26(Mon) 23:49:24
望月 ロビンは、ワ〜〜〜〜〜。(ぱちぱちぽこぽこ)
(a14) 2022/09/26(Mon) 23:50:27

【人】 経理課 望月 ロビン

#3日目スパの部

一方その頃、十分にスパの施設を楽しんだところでようやく見知った顔を見つけた。
遠目に見てるぶんには、なにやら騒いで楽しそうなふうに見えただろう。
溺れている子供が一見すると遊んでるようにしか見えない、そういうやつだ。

「ああ、みんなそっちのほうにいたのか。先に回ってたみたいだね。
 あっちの方は行ったかな、結構いろんな種類の……」

気付いてすぐの頃は呑気に、長い足がのんびりと近付いてきた。
集合時間ははっきり決めてなかったなとか、どれくらい集まるかわからないものねとか。
たぶんそんなことを考えていて、はぐれたことにもさして責めるようなコメントもなし。
ここはどんな設備だか、尋ねようとしたところで。

(40) 2022/09/27(Tue) 0:10:50

【人】 経理課 望月 ロビン

#3日目スパの部

「――――ッ、信!


ようやく異変に気づいたのは、多分それぞれのあげた声が尋常でなさそうだったからだろう。
肩に掛けたタオルを引っ張っていた手を離し、危うい駆け足で浴槽のふちまで駆け寄った。
身を乗り出し、一人に腕を伸ばす。どれくらい身体を突っ込むと危ないのかもわからない。
手探りで探すにも手出ししづらそうに、声を掛けながら白い腕をひっつかむ。

「こっちにおいで、大丈夫だから。僕に掴まれる?」
(41) 2022/09/27(Tue) 0:11:18

【人】 経理課 望月 ロビン

#3日目スパの部

>>44
「交代するより何より、キミを引っ張り上げるほうが先だよ」

多少呆れ混じりな声を吐きつつ、掴んだ腕を思い切り握る。ちょっと力の掛けすぎだ。
スライムまみれになっているのだからこれくらいは勘弁してもらいたい。
あふれる粘体がまだ少ないところに足を掛けて力を入れて、やっとのことで全身引っ張り出した。
痩せっぽちの体は軽かったからなんとかなったけれど、これが本当に交代したら。
多分、2,3人がかりで引っ張り上げることになるんだろうと思うとちょっと恐ろしくなった。

「これ量が少なくなったらちゃんと自我を失うのかな。
 製品の機序についてはわからないんだけど、どうなんだい。
 ……ちょっと飲んだ? 吐き出したほうがいいのかな」

助け出したはいいものの、スライムについてはさっぱりわからない。当たり前だ。
今はそもそも責任者代理がいるのだから、当人に聞いたほうが早そうだ、なんて。
すっかり満身創痍になっていそうな体を腕の中でひっくり返して、膝の後ろに腕を入れる。
上腕に背中を預けさせれば、多少は両手も使えるだろう。
黒い髪にまで張り付いたスライムを、どうしたものかと見下ろして頭を捻った。
(46) 2022/09/27(Tue) 0:48:26
お互いに忘れずにいよう。折角出来た縁だから。
派遣はいずれこの会社を去るだろうけど、その事は口にせずに「また遊びに行きましょう」に頷いて微笑む。

ここで終わってしまうよりも、ここから始めるのもいいだろう。
この3人が集まったきっかけはともかくとして。

ところで、3人で集まる場合は何をするのだろうか。
無難に食事?そんなものでも楽しいだろうなと想像して笑みを深めた。

「緑郷も大丈夫そうなら、牧野瀬さんで決定ですね。
……正直、気にならなくもないです」

乗り気ではなかったこのゲームだが、気になるものは気になる。
素直に口にして、すっかり溶けてしまった飴の味を消すようにお茶を口に運んだ。

それから、「聞こえてたんや……」と口にして。
こちらも男女混合の違和感なんて無かったものになりながら。

「…まぁ、3人でここでは怪しすぎるんでうちらは部屋で寝ましょう。
短い間やけど、同室よろしくお願いしますね。緑郷」

と、今度は普通の声量で緑郷に告げて部屋移動の荷物整理のことを頭の隅で考えていた。


「牧野瀬さんには社長を恨んで頂くとして……
 明日の朝が楽しみですね!」

事実諸悪の根源はと言えば全面的に、
唐突にあんな事を言い出した社長ではあるけども。
最早隠す気ゼロでワクワクしてる皇狼の人間性は社長寄りだし。
後でアイリスアウトするはめになっても文句は言えないですよ。

「はい!よろしくお願いします、雲野先輩!
 部屋の移動はちょっと大変ですけど……そうだ!
 移動する時、もし大変だったらお手伝いしましょうか?
 緑郷、こう見えて結構力持ちなんです!」

そのうち鹿籠さんとも同じ部屋になれるといいなあ、と
続けて零しつつ、またお茶のおかわりを注いだ。
いつかプライベートでも今と同じように集まれたら、
その時もきっと、同じように楽しいだろうな。

【人】 経理課 望月 ロビン

#3日目スパの部

>>47
「人のことを勝手に数字にするんじゃない。
 それに僕みたいな大男がそんな目に遭ったって面白くはないよ。
 ……案外元気そうでよかったのやらどうやら」

抱きかかえた腕の中で急に呑気しだす様子に、たしなめるような言葉が出た。
助けないという選択肢も無かったものの、少し考えないでもなかった。

「馬鹿……」

今回ばかりは完全に呆れ返った声が出た。手が空いてたら顔を覆っていただろう。
残念ながら手一杯なので、渋い顔であさっての方向に目を向けるだけだ。
肩にまだかろうじて掛かっていた、青いタオルを手先で引っ張って下半身に乗せてやる。
見た目ばかりは誤魔化せている、だけでしかないのでなんとも滑稽だ。

「まあでもそしたら、じゃあ水で落ちるのか。
 ほらちゃんと掴まって。この高さから落ちたら腰痛めるよ」

しっかりした体つきの人間ならまだしも、如何にも不健康そうな彼一人くらいなら軽いもの。
ひょい、と抱え直すと、シャワーブースの方まで持ち運んでいく。
部下二人置いていく課長二人。
(49) 2022/09/27(Tue) 9:26:54
望月 ロビンは、「だから危なっかしいんだ」とだけ独りごちた。
(a19) 2022/09/27(Tue) 10:37:26

#3日目スパの部

課長二人が居なくなってからようやく現れた男。
いい加減皆居ないんじゃないかと思ったのになんだか賑わってるなぁ。
男しか居ないけど。


「…………ふむ…………」

「一体何のAVですか?」

なんで風呂を埋め尽くすほどの謎の生物がここに。
いやスライムですけど。

明日の朝、個人的には憂鬱である。
緑郷はともかくとして、雲野と鹿籠はどうなるか。

社長を恨む準備だけはしておこうと心に決めて。
にこにこ楽しげな緑郷に曖昧に笑ってみせたとか。

「…いいんですか?助かります。
多分、望月さんがうちらと2人を分けてくれそうなんで」

大変過ぎる程荷物があるかと言えば、まだ少し抑え気味。
とはいえ一度でいけるかは別だ。頼む方がいいだろう。

「後で手伝ってください。……ありがとうございます、緑郷」

同じく鹿籠と……は流石に思わなかった。
男女混合を望むのは何か違うなと感じたので。

勿論男女混合に今更ツッコミはしないが。

#3日目スパの部

「……………………ふむ」

鹿籠くんを見た。

風呂の中の二人を見た、なんか言ってる。

蠢くスライムを見た。

つながった、ロープと、浮き輪…………。

……そのまま引きずり込まれてみてはどうでしょうか?俺は寧ろ君の痴態の方が見たいです

#3日目スパの部

「ふむ…………」

#3日目スパの部

昨日なにがあったというのか。


「どうですかね。
 自分が凌辱されてピンチの時に、助けが来る展開なんて良いでしょう?」

―――同人誌として。

その後展開がどっちに転んでも物語として面白いものになりますよ、といい笑顔を浮かべ。
浮き輪に捕まったのを見れば、流石にこんな冗談ばかり言ってる場合ではないかと、ロープを共に掴んで引っ張るのを手伝った。

「……と、雲野さん。
 AV披露に巻き込まれたくなければあれに近づいてはだめですよ」

そういえばプライベートの連絡先は渡していなかったかもしれない、もう社員でも会議にたまに使われるメッセージアプリのIDを名刺に書き入れて二人に渡しておいた。
開発部の引きこもりである彼の名刺は、ほんの少しだけ珍しい。
相対すればもらえるので価値は安いものなのだが、ポップ時間が限られているのだ。

「……お二人に対して同室であることを羨ましいと言うのは如何せんおかしな意味合いを持つのでしょうが……、しばらく友人同士の縁を訳あってたっているので懐かしくなりました。
 
もとから少ないんですけど。

 さらに大学で減りましたから、もう、もう。

 派遣もそういった点では友人ができたりなれてきた頃に離れるのは寂しそうです。
 
が、
ここに就職するよりはたまに来る程度が絶対マシですからいつでも気軽に声をかけてください」

「……女性社員だらけのパジャマパーティーもいいですよね」


いつのまにか始まっている趣味の暴露大会は唐突であるし、その辺りは遠慮は一切消えていた鹿籠がそこにいた。


「はい、任されました!
 部屋が同じならついでですし、これも旅行の思い出です!」

お気になさらず、と頼りにしてくれた雲野に笑顔を返しつつ。
連絡先の書かれた鹿籠の名刺をお礼を言いつつ受け取った。
ややレア物だ。仮にここを辞めたら名刺も新しくなるだろうし。

「うーん、確かに人によっては
 時々来るくらいの方がちょうどいいのかも……?
 何にしても、雲野先輩も鹿籠さんも緑郷のお友達ですから!
 緑郷、お友達とはたくさん遊んだり話せた方が嬉しいです!」

確かに、個性的な社長や社員達に振り回される日々は
人によっては時々来る程度がちょうどいいのかもしれない。
全面的に鹿籠の言葉を肯定しつつ一部途中式はややズレている。

「ランダムで日替わりっていうのも楽しいですけど……
 そういえば、確かに初日の部屋割りも楽しかったですねえ」

ここはもはやルール無用、従って(?)遠慮も無用という事。

思い返せばそう、初日は女性陣は一部屋に纏められていた。
つまりそういった任意の定番イベントが……
あったかもしれない、と想像する事は個々人の自由ですよね。

/*
すごい気が抜けててたった今思い出したんですけど
万が一今夜雲野さんが吊られてしまうと襲撃が空振るため、
保険で緑郷も襲撃を牧野瀬さんにセットしておきますね……

「初日や二日目は……いつもの面子で、
 
とても落ち着かずに夜に起きて
プールに入ったりしながら寝ましたね」


同じ部署の男女とお泊まりで落ち着く人なんて。
逆に落ち着かないらしい。

「浴衣もいいですが、寝間着姿を見ることなんて早々ありませんから正直気になりますよ。男性にはそのあたりは聞いてもいいんですが……女性に聞いて
穿いてない
ってかえってきたら僕はどうすればいいんでしょうね」

どうしようもありませんね。

「今日だって正直楽しみではあるんです。
 ただ本当に馬鹿げた妄想をしている僕と一緒に寝させたくないだけで」

#3日目スパの部

「……ロボ太くん、う、ええぁ!?」


ロープを引っ張るのを手伝ったのが運の尽き。
そのロープを滑った拍子に引っ張られたかと思いきや、手を離すのが遅れてそのままスライムプールに落下する。
そういう状態だったから、きっと鹿籠くんやロボ太くんの直ぐ側に落下したのだろう、けれども。

泳ぐのは苦手だから、頭まで浸かってしまってしまいもがく。
立てばちゃんと足がつくはずなのに、水でなくスライムが入って身体に絡んでくるせいで立つことも叶わない。

「ん”ぅ……!」


なんとか這い上がり?いや、這い上げられて顔だけは外に出せたものの、サーフパンツやラッシュガードの中まで入ってくるスライムたちがとにかく気持ち悪い。

「そもそもこいつは飼われてるんですか!?」

というかスライムに意思とか言うものは存在するのだろうか?
自分開発の人間じゃないからわかりません。

#墓下アンケート

「なんですかこれは」


なぜかおいてあったアンケート。
真剣に書いたあと誰にも見せられなくてしまわれることになる。

【富武 瑛】

Q1. あなたは、性癖を何から見聞きして知りましたか。
「朝食の時に…………ですよ?」

Q2. 今回、性癖をどこで購入しましたか。
「買ってないんですよ」


Q3. 性癖を購入した理由をすべてお知らせください。
「買えませんよ、失礼でしょうか……買えませんよ」

Q4. 性癖に対して、総合的にどのくらい満足していますか。
「そうですね、未知に溢れてて楽しみな部分が多いです」

Q5. 性癖に対して前問のように回答した理由をお書きください。
「特殊条件下で興奮するということはきっと相応に普段と違う姿が見られると言うことに他なりません、そういうのは気になります」

Q6. 性癖に対してご意見・ご要望がございましたら、ご自由にお書きください。
意見と要望を出してなんになるんですか?

 ……あ、あまり悩まず向き合って。治したりするんでしょうか、治らなくても人は生きていけますから応援しています」

#3日目スパの部

「ん、ぅ……っ、は」

沈むか沈まないかのギリギリのところに浮かされて、息をするので精一杯である口から漏れる喘ぎは大きくはないものの、止めることは出来ない。
その状態でもしばらくもがいていると、新しい浮き輪が飛んできて、必死にそれに掴まった。

「…………うぇ……」

引き上げられれば見るも無惨な全身である。
折角のスパ、楽しめる風呂のはずがこれでは入った意味はない。
これはちゃんと身体を洗い直さねばならないと、頭がクラクラしてきてしまった。

「……ぁ、雲野さんは……」

流石に女性を置いていくことができなくて、あたりを見回す。
まだ上がれていないようなら、緑郷からの浮き輪だけでなく己の手も貸して救出するだろう。

#墓下アンケート

「やらないといけないと思って……」

なぜかおいてあったアンケート。
真剣に書いたあと誰にも見せられなくてしまわれることになる。

【榑林 由希子】

Q1. あなたは、性癖を何から見聞きして知りましたか。
「朝食の時に」

Q2. 今回、性癖をどこで購入しましたか。
「買ってないんですよ」


Q3. 性癖を購入した理由をすべてお知らせください。
「買えませんよ、か、」
「か、ええ、
売れ残りって最悪な響きじゃないですか?」


Q4. 性癖に対して、総合的にどのくらい満足していますか。
「100点です。見た目と、素直な成績で何をとっても妄想の余地があり大満足しています」

Q5. 性癖に対して前問のように回答した理由をお書きください。
「動物に対する性的嗜好があるわけではありませんし、どんな服装でも彼女は似合ってくださると思うのですが、あのツンとした態度の中に秘められた欲や感情が達成されたときの表情、
めちゃくちゃ見たいですよ


Q6. 性癖に対してご意見・ご要望がございましたら、ご自由にお書きください。
だから意見と要望を出してなんになるんですか?

 ええと、黒豹など派生の動物の興味はあるのでしょうか、似合うと思います。露出が激しくないと想像の余地が増えてより(文字はここで途切れている)」