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人狼物語 三日月国


79 【身内】初めてを溟渤の片隅に【R18】

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【雲】 雨宮 健斗


[ がつがつと余裕なく貪り口付ければ、
鼻から抜ける吐息混じりの。
声は低く、甘く。
鼓膜から脳髄を溶かすように響く。

呼吸ごと奪うように弄っていた舌が吸われ、食まれ、
ぞくりと欲が迫り上がる。
混ざり合った唾液を飲み込む彼の喉の動きにさえ
どくんと心臓が激しく鳴いた。
噛みつきたい衝動を、レンジの電子音のせいにして
どうにか押さえて。 ]
 
(D0) 2021/06/20(Sun) 0:33:45

【雲】 雨宮 健斗


[ 余裕なんてあるわけない。
余裕あるフリすら出来ない。
二日すらモたない、お前の空気を吸わないと
息ができない、なんて。

見透かされているように撓む目元に負けた気がして
眉間に皺を寄せてちょっと睨む。
熱と欲を携えた瞳では、きっと迫力など
ないだろうけれど。 ]
 
(D1) 2021/06/20(Sun) 0:34:49

【雲】 雨宮 健斗


[ 腰に触れていた手がするりと滑らかに動いて
後頭部を包む。
傾げられた首、浮かぶ笑み。
余裕の無い自分を嗤うような表情で囁く熱っぽい声、
おいそれはずるいだろ─── ]


   ─── ん、 ッ……


[ 忘れる筈のない、あの日と同じような
頸動脈にじんと重い圧迫感。
引き寄せる力の強さ。
荒い吐息と、あられのない水音。
飲み込むタイミングを失った唾液は唇から顎へ
伝うだろうか。
それでも離してもらえそうにないなら、
こちらからも整った綺麗な歯列、
裏側から口蓋をも丹念に探る。 ]
 
(D2) 2021/06/20(Sun) 0:39:19

【雲】 雨宮 健斗


[ あの日と違うのは、自由を得た己の右手が、
同じように彼の頸に触れること。
柔らかな髪が、指の間を擽ること、
名前を呼ばれると甘い痺れが脊髄から
脳へ駆け上がって、
自分のものじゃないような声が漏れること。


押し付けられ布地越しに感じるお互いの兆し。

酸欠でくらくらしそうなほど繰り返し贈られる
口付けが、ようやく少しずつ落ち着きを取り戻し、
後頭部の掌の力が緩んだ。 ]
 
(D3) 2021/06/20(Sun) 0:40:13

【雲】 雨宮 健斗


   ……ッ、は、───


[ 肩で息をしながら唾液を飲み込む。
ゆっくり瞼を開いて見つめればその瞳は
興奮の灯を灯したまま、潤んで、微笑んで。

力の入らない手を彼の頸からそっと動かして、
その唇を親指で拭う。
そのまま自分の唇も拭った。 ]
 
(D4) 2021/06/20(Sun) 0:40:58

【雲】 雨宮 健斗


   っ、 なっ……


[ ごちそうさま、とどこか楽しそうに
語尾の上がる言葉に思わず絶句して。
それでも、わずかに離れた身体が惜しくて。]


   ─── わかってるくせに
   Two winsのベーシストは意地が悪りぃ。


[憎まれ口をひとつ。
己の口はぎこちなく動く。]
 
(D5) 2021/06/20(Sun) 0:42:01

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱




   ─── いら、ねぇ。
   飯より、お前に触れてェ、し……


 
 
(-0) 2021/06/20(Sun) 0:42:40

【雲】 雨宮 健斗


[ 意地っ張りで素直になれないはずの自分が、
珍しく曝け出す本心。
寝不足のまま空きっ腹に煽った鎮痛剤のせいか
下半身で主張する欲望のせいか、

どうにも溢れて止められない想いのせいだろうか。]



   ずっと、先に進みたくて、
   ……前から聞こうと思ってた。

   けど、お前、どうしたい?
   ……その、あー……


[ 言葉に詰まって彼の髪をぐしゃ、と掴んだ。
大事なタイミングでまたピーピーレンジが鳴って、
うるせぇな!と八つ当たりを投げた。]**
 
(D6) 2021/06/20(Sun) 0:43:50

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗



   ───抱きたい?


[口端をゆっくり上げて、細め]
 
(-2) 2021/06/20(Sun) 14:30:38

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗




   それとも、 抱かれたい?


[低く、小さく、問いかけた。]*

 
(-4) 2021/06/20(Sun) 14:31:01

【独】 雨宮 健斗

/*
うわぁぁぁぁぁん
ずるい!!!!
うわぁぁぁぁぁぁ(叫び)
(-5) 2021/06/20(Sun) 14:53:08

【独】 雨宮 健斗

/*
読んで噛み締めてドキドキしてを繰り返して進みません(定期)

や、ぼくはすごくすごく楽しいし嬉しいんだけど、ななとさんがつまんなかったりやりづらかったりしないかは、とても心配してます
(-7) 2021/06/20(Sun) 16:15:38

【雲】 雨宮 健斗


[ 細く、柔く、撓む目元。
太い四弦と共にある指が、毛足のぱさついた
己の髪を梳く。
楽器を奏でるような優しい手つきが妙に心地良くて
目を伏せて凭れかかり、そっと頭の重みを預けた。

茶化されるかな、と内心思っていたけれど。
そんなことはなくて、伏せた瞼を持ち上げれば
静かに頷いてこちらを見つめる瞳が、
ほんのすぐ近くで、
やっぱり、綺麗で。 ]
 
(D10) 2021/06/20(Sun) 17:07:25

【雲】 雨宮 健斗


[ やり場のない感情を八つ当たりで電子音に
ぶつければ、また穏やかな笑みが降る。


好きにしていい、
なんて。

懸命に紡いだ言葉に、あっさりとそう返されて、
顔が熱くなるのが自分でもわかる。]


   ……優しくは、ねぇな。


[ むぅ、と唇をへの字に結んでそう言えば
またひとつ、距離が近くなった。
背に回された両手が組まれて
己とてさほど小さくはないはずだけれど、
不思議にすっぽりと収まってしまう。

包まれた腕の中、心臓が跳ね回って、痛い。]
 
(D11) 2021/06/20(Sun) 17:09:23

【雲】 雨宮 健斗


[ 長い身体を折るように曲げて
下から見上げてくるのは、
広い海のように穏やかな双眸。

瞬きもせずに見下ろし見つめ返せば
出会ったころから変わらない、煌めき。

ガキ臭い己のアップダウンを受け止めてくれる、
いつだって荒んだ心が凪いでいく。

そしてそのたびに、甘えているなぁと思う。


己は彼に、なにを返せているのだろうか、と。
 ]
 
(D12) 2021/06/20(Sun) 17:10:42

【雲】 雨宮 健斗



   ……っ、───!


[ 小さく、低く、
色と艶と、甘さと毒と。
いろんなものを含んだ声が、脳を直接嬲る。

ぞく、と背中を震えと汗が伝った。


彼のニーズや欲求を、何より優先したいと思う。
他の人には感じたことのないそんな気持ちが
彼にだけは湧いて溢れて、ブレーキが効かない。

なのにあっさり選択権が手渡されて、息が止まった。]
 
(D13) 2021/06/20(Sun) 17:11:56

【雲】 雨宮 健斗



   ……ず、っりぃな、ぁ───


[ 絞り出した言葉に呼応するように身体中が熱い。
きっと赤に染まってしまった顔も耳も、
隠すように彼の胸に押し付けて、伏せた。

窓から、明るい陽が差し込んでいる。
きちんと整えられたベッドを、ちらりと目で追った。]
 
(D14) 2021/06/20(Sun) 17:12:43

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱



   ……脱ぎたくねぇ。


[小さく付け足せば笑うだろうか。

萎えたりしねぇの、と。
 ]
 
(-8) 2021/06/20(Sun) 17:13:55

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱


[ 伏せたまま縋るように。
もうひとつ、重ねて、呟いた。 ]



   ……抱けんの、俺のこと。
 *
 
(-9) 2021/06/20(Sun) 17:15:47

【秘】 矢川 誠壱 → 雨宮 健斗



    俺は雨宮に抱かれたいし、

    ───雨宮を抱きたいって思ってるよ。


[雨宮は?と問いかけて。
 腰に回していた腕で、とんとん、と
 その背をかるく叩いた。]*

 
(-11) 2021/06/20(Sun) 22:58:40

【雲】 雨宮 健斗


[ ずるい、と、駄々っ子のように責めても、
変わらず穏やかに細められる瞳。
焦れて焼けつくほどに、愛しい。

ライブできゃーきゃー言われていることにも
嫉妬してしまうほどに、とっくに堕ちて、
求めているのに。


本当にずるいのは、きっと自分のほう。 ]
 
(D20) 2021/06/21(Mon) 0:23:46

【雲】 雨宮 健斗


[ わかった、と言う声と、ほんの少し緩んだ手の隙間。
身体を捩る。
右腕を動かして、己の左肩を掴んだ。
自身を抱いて、まるで肌を隠すように。


極力人目に晒さないようにして過ごしてきた。
傷も、心も。
そういや林間学校で風呂に入ったなと思い出すけれど、
今あの頃より彼はずっと近くて、

だからこそ、怖い。
 ]
 
(D21) 2021/06/21(Mon) 0:25:47

【雲】 雨宮 健斗


[ 乙女かよ、頭の中で嘲る声に、
わがままかな、と優しく問いかける声が重なった。
目を見開いて小さく、首を振る。 ]


   ……目が、覚めたら、
   大事なもんが、急になくなってんだ。
   俺は、それが怖い、

   お前もいつか、
   居なくなるんじゃないか、って


   求めて、萎えられたら、ってびびってる。


   ……ずるいのは、俺だな。
 
(D22) 2021/06/21(Mon) 0:27:12

【雲】 雨宮 健斗


[ 俯いたまま、訥々と口を動かして紡ぐ本心。
応えるようにとん、とん、と背中に軽い振動。
あくまで優しい声は、形が見えるほど
凄艶でさえあった。 ]


   ─── 俺も、おんなじ。
   けど、いまは、


[ すう、と息を吸い込んだ。
首元のシャツのボタンを、ひとつ、外して
ゆっくり、顔を上げる。 ]
 
(D23) 2021/06/21(Mon) 0:28:05

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱




   (いなくならないで。)



 
(-12) 2021/06/21(Mon) 0:28:37

【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱



   欲しい、ぜんぶ、
   萎えねぇって、示して、
   見せて、俺に刻んで、


   とっととお前だけのものにしてくれって

   ───…… そう、思ってる

 
(-13) 2021/06/21(Mon) 0:29:40

【雲】 雨宮 健斗


[
だ、い、て、く、れ、
 と、

唇だけを動かした。

笑ったつもりだったけど、
きっととても情けなく崩れた表情で。]**
 
(D24) 2021/06/21(Mon) 0:31:24

【独】 雨宮 健斗

/*
実はええとこのぼんである彼に根付いて消えていない育ちの良さとかが
本人無意識に出ちゃうようなのを書きたいなと思う(出来るとは言っていない)
(-14) 2021/06/21(Mon) 10:12:47

【独】 雨宮 健斗

/*
そいやTLでななとさん、体調良くないみたいにお見かけしたのに素敵なろるを返して頂いてすごく嬉しいし心臓ぶち抜かれてるんだけど、お身体大丈夫かなと心配してます
どうかご無理なさらず(ここで言う)
(-15) 2021/06/21(Mon) 10:24:39

【独】 雨宮 健斗

/*
すごい
えまじすごい
ぞく、ってなる
狂気
(-17) 2021/06/21(Mon) 13:50:48